海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

仏塔の丘からの景色
東を見ると 、雪を冠らない      マカルー峰8463mが見えます。
イメージ 1

 
イムジャ谷の奥に見える山々
    バルンツェ峰7152m↓                                    ↓マカルー8463m   

イメージ 2

 
 
 
 
 

ディンボチェ村 全景
イメージ 1

 
村を見下ろす、アマダブラム峰 村からの標高差2400m
イメージ 2

 
登って来た、イムジャ谷を振り返ると・・・
イメージ 3



画像容量がアウトでアップ出来ないので、雑談。
 
コック長(キッチンボーイの親分)の話・・・
彼は、日本の8000m登山隊のコックを何回もやり、日本語を話します。
料理の味付けも口に合います~
 
標高4000mを超えるこの辺に来ると、シェルパ族でも子供が出来ないそうです。
高度障害でしょうか~~
なので、ロッジ経営者は冬期間の登山客が少ない時期には、
3000m以下の里(自宅が在るそうです)に下りて春までの間、
子づくりをするそうです・・・・

3月29日
起床、キッチンボーイが回って来ます、紅茶かコーヒーが選択出来ます。
今日は、砂糖多めのコーヒーを・・
テントの入り口から山々を眺めながら・・・

高度順応兼、休養日です。
ナムチェから2日掛けて約1000m登って来ました。

パルスメーターで計測・・・酸素量79%・心拍89です・・・
ナムチェ以降、2日間で酸素摂取量が最悪・・・でも、
心拍数が改善して来てます。
頭が・・ボーッとする感じ 心臓のバクバクは減った感じです。
 
横になって居ないで、腹式呼吸しなから散歩した方が良いと言うことで、
朝飯後 水筒・カメラを持って近くの丘まで散歩・・・
100mほどの丘の上に仏塔が見えて、それを目標にユックリ行きます。
 
仏塔の南東には、アマダブラムが聳えてます。
イメージ 1

 
仏塔の背後には、ローッエ峰・イムジャツエ峰も・・・
イメージ 2


 
仏塔には、お釈迦様の遺骨が納められているそうです。
ディンボチェ村の、お婆さんがお参りに来てました・・・
四方に顔が描かれてますが、丘の上から村に来る悪霊を祓っているのだそうです
丘の上からの光景です・・・

 
西側に、ダボチェ峰6367m 右奥がチョラツエ峰5440m  
この2座は、右に傾いて見える独特の形をしてます。
イメージ 3


 
ディンボチェ村の全景、段々畑が綺麗です。
石塀で区画されてて、主にジャガイモ畑。
荒れ土ですが、人糞を肥料にして卵大のジャガイモが収穫出来るそう。
トウモロコシの粉と共に貴重な食料・・・
この辺りまで来ると、森林限界を超えててマキが手に入らないので、
暖房や煮炊きにはゾッキョやヤクの糞を乾燥させたものを、
炉やストーブで燃やしてます。
植物を喰ってるので、繊維が残り、トロトロ燃えます・・・・
火力が弱いので時間が掛かるが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 

ポカルデ峰5806mのアップ             ↓このピークが山頂
イメージ 1
山塊の右裾野を巻いて、裏の東面からアタックの予定。

 
やっとの思いで、ディンボチェ村4410mに到着、既に富士山より高い!!!!!
人生 最高の到達点てす~~


           ローッエ峰8051m ↓     イムジャツエ峰6189m  ↓
イメージ 2

 
このイムジャツエ峰が、今回の目的の山です。
ローッエ峰と並ぶと、巨人と子供です。ローッエ南壁の落差2000mが凄い!!!!!

 
イムジャツエのアップ画像
三角の露岩峰が、南峰で 左奥の白い峰が本峰6189mです。 
イメージ 3

 
ローッエ峰の夕焼け
イメージ 4



バテバテでしたが、今回登る山の2座を近くで見たら、闘志が湧く感じです。
明日の高度順応日を利用して、体調回復させねば・・・・

3月28日
今朝はモヤで視界がはっきりしない・・・
夜は熟睡出来た体調は昨日よりも良いのだが・・・・

洗顔、お茶後に
パルスオキシメーター(動脈血酸素飽和度と心拍数を計る機器)を指に挟んで計測。
・・・酸素83%の心拍100、前日の夕方は84%の99だった・・・・
やはり、酸素不足が不調の原因で心拍も早いのだろう~
朝飯後、ダイアモクスを半分飲む。
今日は3760mからディンボチェ4410mまでの長丁場。
約7時間掛けて歩く・・・体力持つだろうか・・・
 

出発前に、ナムチェから体調不良を訴えていた1人が、
隊を離れ帰国するとのこと・・・・
ガイドの1人とポーター1人が彼の荷物を背負い、
来た道を戻って行った・・・・
下痢が激しく、食事も取れず、この先無理と判断したらしい・・・・
過酷だ・・・

 
腹式呼吸を繰り返しながら、ビスタリーで出発。
この頃になるとモヤは晴れてた。

 
イメージ 1
アマダブラムの裾を巻いて行く・・・
 
イメージ 2
ゾッキョが荷物を届けた帰りと会う、
写ってる人がゾッキョ・ドライバー(ゾッキョの持ち主)


イメージ 3
行く手に、ポカルデ峰5806mが見えて来た。

これが高度順応の為に登る山だ・・・
この体調で登れるか心配・・・・
明日は、高度順応日でディンボチェ村で停滞、早く治さなければ・・・・
 
キャラバンの目安は、一日標高差で約500m登り、
二日行動して千m前後標高を稼いだら、三日目は高度順応日で停滞する。
体への負担を考えての行動の仕方だ・・・・
 
 

3月27日
ナムチェでの休養、兼高度順応日も終わり、ディボチェを目指す。
右側の、正面奥に カンディガ峰6685m、
右奥にタムセルク峰(ピーク43)6608mが見える。
 
イメージ 1


ナムチェから北東に、クンビラ峰5761mの裾野を巻き、
250mほど下り吊橋を渡と、プンキテンガ村3250m。
ここからタンボチェ寺院まで、
一気に600mほど林の中の急登です。
 
進行方向には、ヌプッエ峰7861mの稜線、
奥にエベレストも頭を出してます。
イメージ 2

 
振り返れば、クスムカングル峰西尾根が・・・
イメージ 3

 
この辺から、体調に異変が・・・・
力が入らない、バランスが取れない、
真っ直ぐ歩いてるつもりが蛇行してると言われる。
えぇ~まだ4千メートルにも行ってないのに・・・・
早くも高山病の症状です・・・

あと100mも登れば、タンボチェ寺院でもう登りは無し・・・
もう フラフラで、夢遊病者のごとし・・・・
壮大な寺院ですが、写真撮る余裕なし。
寺院から100mほど下った、気持ちの良い草地が今日のテント場です。
 
既に、テントが張られ横になりたいのだが、
深呼吸をしながらユックリ歩き廻った方が、
高山病に良いとのことで、草地を散策。
荷物運びから解放されたゾッキョが美味そうに、草を食ってる・・・・
 
持参の、ダイアモックス錠剤(利尿剤)を半分、
湯冷ましを500ccほど飲む。
晩飯も、そこそこに早めの就寝・・・・
 
 
 

高度順応で、シャンボチェの丘を目指す。
往復で3時間ほど・・・
振り返ると、ナムチェの家並み・・
南東に、クスムカングル峰6369mの西尾根が・・・
前穂高岳北尾根に似ている・・・・
イメージ 1
 
シャンボチェの丘 3720mに到着、
エベレスト・ローッエ・アマダブラム峰が圧巻です。
イメージ 2
 ↑左奥の雪煙をあげてるのが、エベレスト峰8850m。 
中央が ローッエ峰8501m。
奥の白い山が ピーク38峰7591m   右の奇怪な山が アマダブラム6856m
 
イメージ 3


ただ 息を飲む光景・・・・

 
イメージ 4

 
 昼前に、テントに戻り昼飯です。
午後は自由時間で、町の下にある洗濯場に降りて行き、靴下やパンツの洗濯。
誰も居ないので、頭も上半身もゴシゴシ・・・
帰りは150mの急登に、ゼェゼェハァハァ、急ぐと駄目です・・・
途中の土産物屋や登山用品屋を見ながら、ビスタリーで歩きます。
 
ノースマークの、ダウンやウェアが多数売られてて、値札はどれも格安(@_@;)
値切れば、更に安くなるそうですが、全て偽物・・・
ネパール製もあるが、特に中国製がチベットを越えて、持ち込まれるらしいのです。
 
ルクラ村でも、そうでしたがポーター希望者や、住民の子供まで、ノース着用・・・
世界ブランドなのかも・・・ノース着てる小生、若干恥ずかしい・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コンデリ山群のパノラマ画像
イメージ 1
 
ナムチェ・バザールは谷の斜面に馬蹄型に造られた町で観光客用の町です。
土産物屋が並び山の中とは思えません・・・何と電気が有り・銀行・郵便局も・・・
石造りの立派なロッジが並んでます、
中には外壁石組み床が板張りで三階建ても・・・
 
今夜はロッジの庭で幕営。
明日は、高度順応のため停滞して、近くの丘に散策予定。
 
3月26日
少し遅めに起床、洗面後にモーニングティー。
朝日が当たる、コンデリ峰6187m
イメージ 2
午前中にシャンボチェの丘まで、
高度順応を兼ねビスタリーでエベレストを見に・・・
途中のお寺の外壁に マニ車 歩きながら回してゆくと、
お経読んだと同じご利益があるそうな~~
 
イメージ 3
高度の影響か、なんかダルイが頭痛も無く、大小も正常・・・
小まめに湯冷ましを飲み、脱水に注意。
大陸性気候で、空気は乾燥してて日差しが強くても汗が出ない・・・
すぐに蒸発するのだろうか?
日中は、半袖シャツでOK、風が出るとゴア合羽を羽織って丁度よし。
 
 
 
 
 
 

吊橋の図
イメージ 1

 
この吊橋を渡り、右の尾根を標高差600m登ると、
今夜のテント場 ナムチェです。

針葉樹の林の中、ジグザグ道の急登です・・・息が切れる・・・・
傾斜が落ち、ナムチェの家並みが見え、大きな門を潜ってやっと到着・・・
疲労感・・・
 
南西に、コンデリ峰6187m   太陽は山の陰に・・・
イメージ 2
沸き立つ雲が神秘的・・・
 
イメージ 3
 
 

3月25日
6時起床。
キッチンボーイが、湯の入った洗面器を持って来ます。
顔・手を洗い、前夜水筒に入れて貰った湯冷ましで歯磨き。

洗面器回収を兼ねて、紅茶が入ったやかんを提げて、
モーニング・ティー配達。

紅茶を飲みながら荷をまとめ、テントの前へ出して置きます。
トイレは、広場の隅に掘った穴の中へ・・・出発時に埋め戻すらしい・・・
 
東には、 クスムカングル西峰5979mの西尾根が見えます。
画像の動物は、ゾッキョ 隊荷を運びます。
一頭で40~50キロ運ぶとか・・・


イメージ 1

 
西には、ヌプラ峰5885m、山頂に朝日が当たってます。

イメージ 2




朝飯は、ロッジの食堂で・・・正露丸を飲む。
 
8時 ナムチェ・バザールへ出発。
標高差約800m、10キロ位の距離を、6時間掛けてユックリ歩きます。
日本並みの速さで歩くと、
ガイドにビスタリー~ビスタリー(ゆっくり~ゆっくりの意味)
と言われます。
高山病を避ける為、体を序々に高度に慣らすのです。

谷沿いの巻き道を進んでると、
東にタムセルク峰(ピーク43)6608mが見えます。
4千mも切り立った西壁は圧巻。
イメージ 3

 
歩いてる途中に、
ポーター・キッチンボーイ・ゾッキョの一団が追い越して行きます。
隊が出発した後に、テントを畳み食器を洗い、
ポーター達は今日の宿泊地へテント設営に・・・
キッチンボーイ達は、昼飯の場所へ先回りして飯の準備・・・・


イメージ 4
これが、昼飯。
 
小さなアップ・ダウンの巻き道を進むと、大きな谷(イムジャ谷)に架かる吊橋出現。
一応ワイヤーで吊ってるが、板敷きで隙間から真下に川が・・・それに揺れる・・・
 
容量オーバーで、吊橋画像は次ページへ・・・・
 

↑このページのトップヘ