海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

3月8日
4.5日前から、“GPV天気予報”を見て、今日の3時頃までは、確実に晴れると予想。
八甲田行きを予定していた。

昨夜は、山行なので早目に就寝・・・目が覚める、時計を見ると・・・まだ12時だ。
何となく寝付かれなくて起き出し、PCの電源を入れて・・・
Blueberry苗生産者のYouTubeを見る。ここ数年Blueberry栽培に嵌ってるのだ・・・

動画を見てると・・・ミゾオチの左側の奥が、“ズッキーン”となる。
明らかに心筋が痙攣してるのだ!!!  2秒位で治まるが・・・10分位経つと再び・・・
医者に言われてた、“心筋梗塞”の前触れかも・・・
前から処方され、ロケットに入れて首飾りにしてる、ニトロを何時でも飲める体制に。
そうしてる内に、寝込んでしまった・・・

「山に行くんでしょ! 6時半だョ」の声に目覚めた、死んで無かったのだ!!!

朝飯をカッ込む、山用の昼飯とThermos珈琲が出来てた、有難い・・・7時出発。
途中一回“ズッキーン”と来たが、その後は平常に・・・
青森に入る峠は-9℃だったが、道は乾いている。
高速に乗ると、融雪剤で真っ白に・・・事故防止と言っも、遣り過ぎでは?

黒石インターで降りると・・・津軽富士が、デーンと。
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予想以上の晴れだ~

8時半に八甲田ロープウェイ駅に着く。9時が始発だ、20分間隔の始発便に乗りたい。
100人乗りだが、天気のいい日は直ぐに満員に為る。
板とザックを持ち駅舎に入り、列の後尾に置き、即 車に戻り靴を履き列に戻る。
酸ヶ湯泊のツァー客が大型バスで着く、奴らは2便に・・・

80番目位でロープに乗ったが・・・カメラと携帯を、車に忘れて来たのを思い出す・・・
“ガーン”、今からでは何とも為らぬ・・・

ロープ上駅に着き、外に出ると・・・無風・ド晴れです。
前回2月6日の今季初・北八甲田スキー縦走の時と、ほぼ同じ状況。

暖気で一度落ちた樹氷が、50%位復活してます~
田茂萢湿原に滑り込んで、シール装着。

赤倉岳北峰(1521m)の登りに入る、森林限界辺りまでは、シールが良く効く。
風が無く・強い日差しで、額からの汗が目に入る・・・タオルで鉢巻をして防ぐ。
ハイマツ帯に入り、エビフライを纏った上をバリバリ登る・・・
その上は、ガリガリに凍結した雪面、シール登行に苦戦・苦戦・・・
平な処で板を背負い、ストックを1mに縮め、支えにしキックステップで登る。
既に春山なのに、冬山気分を味わえて、最高でーーす。
北峰着が11時、思いの外時間が掛かった。普段は休むのだが、即 板を履き井戸岳を目指す。

赤倉岳本峰(1548m)の西側を巻いて、井戸岳との鞍部(1520m)に出る。
板を外して、一服大休止。

次に井戸岳・八甲田大岳の鞍部(1400m)に向かうのだが、ルートは2つ有る。
井戸岳の噴火口の縁を歩いて鞍部へと、井戸岳の東斜面を滑って出るルートだ。
凍結した稜線は歩き難いし、時間も掛かる。(2月6日は板を背負って歩いた)
標高差120m分を滑り降りる事に・・・雪が良く快適だった。

大岳の鞍部(1400m)から小岳の鞍部(1350m)に向かう。
50mの下りたが、コース取りを間違うと、登り返しが有る。これが疲れの元なのだ・・・
上手く鞍部に乗った、12時だ。板を外して2度目の大休止。
珈琲を飲み・サンドイッチを喰う・・・
一服してると、大岳から単独ボーダーが、綺麗な左右対象の弧を描いて降りて来た・・・
上手い! 目の前を通ったら“拍手”してやろうと思ってたら、最後にオオコケ。

両側山の鞍部、日差しの熱が集まるし、風も無し。気持ちいい処だ・・・
しかし、落とし穴が有った・・・板を雪面に置いてテールに座っていたのだ。
結果、板の上の雪が解けて、エッジから滑走面に流れ込んでたのだ・・・

仙人岱避難小屋(1330m)に向かうと・・・板に雪団子、鉄下駄を引き摺る感じ。
板でバタバタ足場を踏んで、外してビックリ・テールの滑走面が2本共に凍ってる・・・
Bass Plate Compassで、ゴリゴリ落とし・常備品のWAXをゴシゴシ塗る。
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Compassの第2の使い方だ・・・方角見るだけの物で無し。その後は、快調に・・・

小屋前に板が2台立ってる・・・素通り。
2月6日は、地獄湯の沢を滑ったが、今日は硫黄岳ルート(ツァールート)を滑り、
地獄湯の沢の夏道に合流する事に・・・標高差430mを滑り、酸ヶ湯温泉着1時半。
今日も、いい山登りが出来た~

酸ヶ湯からのJRバスは3時15分。2時間近くも有る・・・
酸ヶ湯の食堂で、“酸ヶ湯蕎麦”なるものを喰って時間を潰す。
モロ醤油味、何か昔の駅の立ち食い蕎麦より不味い。
暖かい処で休ませて貰ったので、文句は言えないが・・・

バス待ちの間に・・・
温泉横の“湯坂”、ほぼ無木立の急斜面に、暖気で緩んた“捲れ雪”が転がり落ちた跡多数。
坂の上で人影6.7人が、左右にウロウロ。下り口を探している様に見えた・・・
雪崩を心配してる様子、意を決したのか? 
20m位の間隔で慎重に降りて来た。シューのお嬢さん達だった。
他方、3人連れのオヤジ共、何の躊躇も無く・横並びでケツ滑り。
雪崩なかったが、山を見る目に、これだけ差が有るのだ・・・

3時15分。何時もはガラ空きなのに・・・ほぼ満員。運転手が43名と無線で連絡してる。
車内に、ランラン・カンカンが、飛び交う・・・
倭人は5.6人、忍び難きを忍び・耐え難きを耐えだ!!!
俺の隣に、堂々と座った支那のアンチャン、勇気有るナ~ァと見たら、
Canada GooseのJacket。足元は、布製のズック靴、オィオィである。

JRバスの車内案内が、2月6日の時と変わってた・・・(
Englishは昔から
English・ランランカンカン・ピェンビェン・ホンダラモンダラの4ヵ国語。

買ったばかりのカメを忘れて、画像は無いが・・・やっぱり八甲田は、いい~~
GWの鳥海山が始まる迄は、次の晴れも八甲田だ!!!(因みに、その後は“
ズッキーン”無し)

3月5日
2日に大山北面で、表層雪崩が発生し、3名が巻き込まれ、1名が自力脱出・2名埋没・・・
この日は、北アの風吹岳でもBCの10名が雪崩に流され、全員生還と言う事故が有った。

昔から、社会人の土日の山岳事故が多いのが、今でも続いている・・・
休暇と、天候が合わないのに、無理して山行した結果である。

大山の遭難だが、ザイルワークとアイゼンワークの訓練で、福岡から来たと言う。

概念図で見ると・・・

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①2日8時半、元谷避難小屋から登り、3時間で八合尾根に到着。
②雪の状態が悪く、下山する事に・・・
八合沢から七合沢に横断中、1350m付近から雪崩発生、1030m辺りで止まったらしい。

地理院の1/2万5千地形図を、概念図に合わせる為に、南北を逆にして見ると・・・
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3方 山に囲まれた馬蹄形の右奥が、その現場に為る。

似た地形で、岳沢を思い出す・・・岳沢小屋の上で、訓練を予定してたのと略同じ・・・
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遥々 九州から大山まで来て、八合尾根で訓練とは・・・それ為りの山歴と思うが・・・
大山は登った事が無いが、この時期に岳沢の奥での訓練等は、考えもしない事だ。

仮に、八合尾根の登攀を目論んでて、今回 訓練
偵察に来たとしても、天気を読めよ!!!
一般道(夏道)を通らず、谷筋から支稜を目指すには、当然雪崩を予測しなければ為らぬ。
雪の積もらない九州に居たので、雪崩を知らない訳でも無いだろうに・・・
北アまでは遠いから、近場の大山を選んだのか? 

これからは、全層(底)雪崩の時期に入る。十分に気を付けなければ・・・

3月3日
東京マラソンの中継だ!!!  パリ五輪代表の、男子残り1枠が決まるレースだ。
駅伝・ラグビー・スキージャンプが好きなので、見逃せない番組。

日テレの放映だが、箱根駅伝の中継でキャンキャン煩い、上重聡アナの声が無くて一安堵。
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箱根の頃から服部勇馬を応援してたが、23kmから遅れ始めて、結果2時間14分3秒で36位。
20km地点での、給水に失敗したのが影響したのか・・・
レース後「引退はしたくない」と言ったそうだが、30歳だがまだ駅伝は走れる、ガンバレ。

前半、世界新を20秒以上上回るペース(日本人は関係無いが)だったが、
五輪3連覇を狙うケニアの?(19戦16勝)も、中盤で崩れて凡タイムで終わる。
結果、パリ五輪代表男子が、大迫含めMGC(マラソン クランド チャンピオンシップ)の
3名が内定。4位の川内優輝は補欠に決まった。
大迫は、高校駅伝の頃から好きに為れない選手。本番では是非 川内優輝に走って欲しい。
あの泥臭く・結果に拘らず、必死に走る姿が好きなのだ・・・

女子の期待された? 新谷は、凡タイムで終わった。
女子は、3月10日の名古屋で、前田穂南の日本新を1秒上回る記録が出れば別だが・・・

ま~ パリ五輪は、男子が小山・赤崎・大迫・川内(補欠)
         女子が前田・鈴木・一山・細田(補欠)に決まるだろう。

レース後の、男子西山(途中転倒)・女子新谷のコメントに驚いた!!!
2人共に、ペースメーカーの速度が一定せず、記録を出せなかった様な口振りだ。
練習なら、それも言い訳に為るだろうが・・・
五輪代表選考の本番だ。五輪でペーメーカーが付くか?  甘いよ!!! 

19年振りに日本新を出した前田穂南は、ペースが遅いので自分で飛び出したと言ってる。

コースには、5km毎に標識が設置されている。腕には、ラップが出る時計もしてる。
42.195kmのペース配分・走行位置・コース取りが、自力で出来ぬとは? 
“他人のふんどしで相撲を取る”のか?と言われても、致し方なしだ・・・
こんな事を言ってる限りは、日本代表には為れないし、世界で勝てない・・・

3月2日
八甲田の山スキーツァールートの第1段の3ルートが、1日から開放に為った。
ロープウェイで田茂萢岳(1310m)に登り、城ヶ倉温泉・酸ヶ湯温泉に滑り込むルート。
城ヶ倉ルートは約4km、酸ヶ湯ルートは約5kmの滑走が楽しめる。
ただのスキーと靴では、登り返しが有り駄目。山スキーの装備が必須で有る。
ロープ起点で城ヶ倉・酸ヶ湯に滑り込んでも、帰路1時間半掛けて歩いて戻るか、
酸ヶ湯発3時15分のJR路線バスで戻るより方法は無い。

その他に、酸ヶ湯を起点として、八甲田大岳(1584m)を周回する、
環状ルート約7~8kmも開放に為った。但しこれは、約半分がシール登行で有る。
3ルートの中では、最も山スキーに相応しいルートだ・・・周回の仕方は、
酸ヶ湯⇒仙人岱⇒大岳避難小屋⇒酸ヶ湯がお勧め。
体力と時間が有れば、八甲田大岳山頂越えが楽しめる。
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4月に為れば、 銅像ルート3.6km・八甲田温泉5.3km・箒場岱6.3km・睡蓮沼2.5kmに、
滑り込むルートが開放される。いづれも前半は、シール登行が課せられる。
帰路だが土日は、シャトルが走るが、ロープ駅で事前に申し込みが必要。
睡蓮沼ルートは、取り付きに車を置くか、中旬に開通する十和田湖からのJRバスを利用。

各ツァールートには、長竹竿標識がセットされてるので、迷う事は無い。

このコースを基本に、各コースを繋いだり、自分の技量で楽しめるのが八甲田の良さだ。
仮にルートを失っても、沢筋に入らなければ、360°道路が通ってるので、心配無しだ。

※この冬、バックカントリーと称し山に入り、怪我もしてないのに救助を求める奴が多い。
 動け無い・ルートロスが言い分だが、其れなりの装備・喰い物・知識が有れば、
 一晩や二晩は耐えられるはず・・・恥ずかしいとは、思わ無いのか???

3月2日
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画像は2021年春、ローツェ フェイスを登り、C4のサウス コルに向かう様子。
1本のFIXザイルを頼りに、数珠繋ぎだ・・・約1/3位は、高所シェルパ。手前のテントは、C3の一部だ。
C4に入り・元気な奴は、仮眠後12時~2時頃に山頂に向かう。
これを見て、昔 山野井氏がエベレストには、興味が無いと言った事を思い出す・・・

(CNN 3月1日付より抜粋)
2024
年のエベレスト登山シーズンを前に、
ネパールが入山を許可する際の新たな条件を発表した。
全ての登山者に追跡チップのレンタルと登山中の使用を義務づける内容だ。
ネパール観光省の責任者によると、既にチップを使用している登山グループもいるが、
これからは全登山者にチップ装着が義務づけられる。
「今後は事故が起きた場合、捜索・救助に要する時間を短縮できるだろう」(同責任者)
説明によればチップの料金は各10~15ドルで、登山者の上着に縫い込まれる。
下山後は外されて政府に戻され、次の登山者のために使用される。
追跡チップは全地球測位システム(GPS)を活用し、衛星と情報を共有する。

C3~C4迄の間なら、ネパール側なので落ちても、直ぐに発見・収容は出来る。
C4~山頂の間で、裏側(中国)に落ちると・・・発見が出来ても、収容は可也難しい・・・
ネパール側と比べて急峻だし、ルート工作をしないと降りれない・・・仮に生きてても、時間切れと為る。
観光省の役人は、現実を知ってるのか? 捜索・救助と言うが、ヘリが飛べない高度だ・・・
捜索・救助に必要な酸素ボンベを、常時C4に備蓄でもするのか? 
仮に備蓄しても誰が管理するのか? 登山隊の間でも酸素が盗難に遭う世界なのに・・・
登山客は、山頂往復に必要な、最低限の酸素3本より持たぬのが現状だ。
未使用の2本を、シェルパに背負わせる奴も居る。空ボンベは、下界に下ろせば1万で売れる。

※栗城が存命なら、面白かったろうに・・・何処まで登れたか一目瞭然だ。
  否 チップが重いと言って、取り外してたかもネェ・・・

3月1日
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栃木県那須町の茶臼岳で2017年3月、登山講習中だった県立大田原高の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた3被告に対し、検察側は29日、宇都宮地裁(滝岡俊文裁判長)で開かれた公判で、それぞれ禁錮4年を求刑した。弁護側は「雪崩を原因とする死傷事故と(3被告の)行為の因果関係はない」と無罪を主張し、結審した。判決は5月30日。(毎日新聞より抜粋)

事故以来7年目を迎える今、ようやく結審した。
しかし・・・被告側3人共に、相変わらず“無罪”を主張している。

先の民事調停(2020年)では、3人が出廷せず不成立。
それで2022年には、県・高体連・3人に損害賠償を求め、提訴された。
結果、宇都宮地裁は、過失を認め県・高体連に損害賠償を命じた。
県・高体連は、それを認めて従う事と為った。これで民事は決着した。

それでも、3人は過失致死を認めずに、事故以来遺族に弔問も謝罪も無しだと言う。
あまりにもフザケタた話だ。5月30日の判決は如何に・・・執行猶予等付けずに!!!

風化しつつ有る雪崩事故だが、
那須 高校生雪崩遭難事故顛末記 (18)に詳細を記載している。

2月27日
17日に田代岳スキー登山をした。その時に、登山口で登山ガイドの0嬢と遭遇。
登頂ルートも同じなので、同行する事にし、前後して登った。
実は、何時も単独なので、ガイド登山為るものに興味が有ったのだ・・・
どんなコース取りをするのか? ペース配分は? 途中のannounceは? ・・
etc.である。
その時の画像が、今日送られて来た。

山毛欅をシール登行中。霧氷や雨氷が日差しに輝き、綺麗だった・・・
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急登では、時々立ち止まり撮影、一息入れさせるのだ・・・
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9合目の高層湿原で、これから登る山頂ドームをバックに・・・
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ドーム登行中
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山頂小屋到着時
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シールを外して帰路
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ドームを背に集合写真
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皆さん、0嬢の知人なので、和気藹々。
因みに0嬢は、女性ガイドとして、県内の山々の4季を紹介する報道番組に、度々登場。
ミキティの愛称でファンも多い。確か、旅行業務取扱管理者の資格も有るはず。

画像の礼を言ったら、このメンバーが来県時に、また一緒に登ろうと・・・
それと、俺の山スキーに同行したいと・・・相手はガイドだ、とても・とてもデアル。

※画像見て・・・
余りの鮮明さに・・・俺が長年使ってるFUJIFILM・FinePixだが、
レンズの内側に、湿気に因るガビ原因か? 画像にボケが出る。
それでも使ってるのには、訳が有る・・・単3乾電池2本仕様なのだ。
今はリチュームイオン充電池式が主流だが、寒さに間違い無く弱いのだ・・・
それに充電の煩わしさも有る。買い換えるにも乾電池式のデジカメが売られて無い。
使用してる乾電池は、これだ!! 米国製。
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兎に角長持ちする。そして低温にも強い。欠点は少し値が高いが・・・
BD社のヘッ電にも、これの単4を使ってる。

最近、乾電池式のデジカメを発見、又米国製だ。早速 ポチするとしよう~

2月25日
2週続けて、八幡平に登る事に為った。18日の
八幡平へ・山スキー登山【Ⅰ】
この時は、雨・強風・暖気で、樹氷は既に崩れてて、山頂部に辛うじて残ってた程度。
その後の1週間も、雨・暖気が続いて、ここ2日は寒気が入り、少しの降雪が有った。

候補日は、23か25日の天候が落ち着いてる日。GPVを見る限り、25日が良さそう~
1600mの八幡平、雲は広がるが、雪雲無し・1500mで南風6m・-8℃位。この日に決定。

24日朝の、秋八スキー場(秋田八幡平)のカメラを見ると・・・
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9時のリフトに並んでるのは、全員登山客。黒雲が流れてる・・・明日はどうか?

さて今日・・・天気は高曇りで、視界良好です。南から崩れ始め、夜には雪か雨に為ると。
9時のリフトに乗る。コロナに為ってから、2人乗りに1人限定だ・・・

100番標識からスタート。蒸ノ湯展望所に滑り込み、夏道から急登に取り付く。
シールが良く効き、ジグ切って山毛欅林を登る。

18日と同様に標識144番を過ぎて、1時間半が経過、板を外して大休止。
男1女2が登って来て・・・熊の尻皮を発見! 18日同様、ケツを触られたり・写されたり。

背後(西)に焼山山塊と森吉山。
北から西に、八甲田連峰・岩木山・田代岳・藤駒・白神山地が白く望める。
2024_02250001 パノラマ写真

少し登ると・・・右手奥に鳥海山も・・・この天気で、見えるとは思わなかったが・・・
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1400mの田代沼付近、手前に焼山山塊・重なる様に森吉山が・・・
低く疎らな青森トド松帯を、冷たい風が吹く・・・フードを被る。秋田駒ヶ岳は見えず。
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ニセ藤助森を過ぎ、藤助森まで登れば、八幡平山頂は目前。

12時、標識300番の山頂着。18日と同様に計った様な行程。
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岩手山は見えず・・・山頂周囲に辛うじて残ってた樹氷も朽ちて無し・・・
18日は穏やかで、山頂に1時間居たが、冷たい風と南の黒雲に、30分で昼飯を喰い退散。

帰路、日差しが無いので、雪が腐らすに、板の滑りは良し。夏道路に1時間で着く。
スキー場に登り返し、場内をドーッと滑って終了。
疲れたが・・・雪遊びが出来る事に感謝。

これで八幡平は終わる。5月のDragon eyeだが・・・少雪の影響が出なければ良いが・・・
これからは、降雪量が望めず・・・日差しと雨で、山の雪はガチガチに凍る。
登山には向くが・・・山スキーは???だ・・・雪が腐る頃まで、少し休むか・・・

2月18日
昨夜は田代岳の疲れも有り、早くに床に就いたが、明日の八幡平の光景が頭に蘇って、
12時過ぎまで眠れなかった、まるで子供の遠足前夜状態・・・朝6時過ぎに目覚める。
今日は予報通りの、ド晴れ。
7時に出発・・・道は乾いてるので、2駆で走れる。
八幡平に登るヘアピンカーブで、4駆に切り替える。ここも、漏れなく少雪・・・

秋田八幡平スキー場着が8時半前で、9時のリフト運転まで時間はタップリ。
リフト運転を待ち切れずに、斜面端を登っているのが見える。一日晴れ、慌てる事は無い。
兼用靴を履く前に、リフト券(400円)を買い・トイレを拝借。家で済ませて来たが・・・
便座は、ケツが焼けるかと思う程に、熱かった・・・ぞ!!! 社長。

車に戻り準備万端で、リフト乗り場へ。
向かいの焼山山塊が、こっちにも来てよ!とでも言いたげな。待ってろ、其内行くから!
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リフト乗り場のオヤジに朝の挨拶。
オヤジ談「昨日も今日も、1回券の登山客だけ、スキー客無しダ」「その内、来るべ」
リフトに乗り、ゲレンデTopに・・・既にシールは装着済。
山頂までのツァー標識100番が・・・山頂は300番。これから約3時間のシール登行苦行。
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蒸ノ湯温泉の取付道に滑り込むと、遠くに八甲田連峰が見える。
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登山口からの急登に、ヒールをTopにして、息を切らし登る。
144番。ここまで来れば、後はダラ斜面が延々と山頂まで続く・・・
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群馬から来たお嬢が、熊の尻皮を見て、狸かと聞く。壺足でシューを背負ってる。
昨日八甲田に登ったと・・・中々の健脚。直ぐに見えなく為った・・・

熊の尻皮に「触っても良いですか?」「写真を撮らせて下さい」等と言う、お嬢さんが何人も居た。ケツを撫でられたり・アップでケツを写されたり、変な気に・・・(汗)

150番通過・・・
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10時半に為る・・・少し暑いが心地よい風、板を外して大休止、珈琲と一服。
彼方此方眺めてると・・・オッ、元職場のT君が登って来た。
彼とは過去2.3回、ここで会ってるのだ・・・暫く、山談義して、並んで語りながら登る。
昨日田代岳で嵌ったと言ったら、八甲田で樹氷穴に落ちたと。皆 同じ様な体験をしてる。

奥に、鳥海山まで見える。
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焼山の高さを越えた・・・田代沼付近(1493m)焼山山塊の奥に森吉山が見える。
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T君と話ながら登ってると、ダラダラ登りも、苦に為らない不思議・・・
そう言えば、昨日の田代岳でも、長野や山形のお嬢さん達と登ってる時と同じ感じだ。
「山頂着が12時か?12時半だべナッ」等と・・・

藤助森手前のニセPeek。樹氷は、暖気と雨で崩れてる・・・
2024_02180008 パノラマ写真

ニセPeekを越えて、藤助森(1604m)に立つ。八幡平山頂は目前。
2024_02180010 パノラマ写真
いつもは、ここで板を外して休み・・・体制を整えてから山頂に向かうのだが、進む。

山頂着。T君「12時だスョ」。その気に為れば、歩けるものだ・・・と、再認識。
リフト乗場から山頂まで、休憩含みで3時間とは、何年振りか??? 

岩手山がドーンと。その左端奥に、滅多に見えない早池峰山まで見える。
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300番の山頂標識、1613m。
山頂からの展望、八甲田連峰・岩木山・白神山地・田代岳・森吉山・鳥海山等々。
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山頂展望台の北裏の風が当たらない処で、小1時間昼飯・雑談。

山頂付近の樹氷。崩れ掛けてるが、まだ何とか形を保ってる・・・
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藤助森に、シールを着けたまま向かう。少し登り返しが有るのだ・・・
藤助森でT君がシールを外す・・・俺は・・・吹き曝しの処がガリガリパーンだ・・・
少し自信無し、このまま少し下って、外すからと言って先行する。
登りは気に為らなかったが、ガリガリバーンで板が暴れ、
uncontrollable状態

田代沼まで来ると・・・左にアスピーテラインが白く魅力的に見える。
最後急斜面の林間を四苦八苦して滑るより、道路を滑って降りようと、決定。
そっちを目指して滑り込むと・・・当然、幅広・無木立だ。
何曲がりもカーブしてるので、short cut して滑る・・・凄く快適だ・・・
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何故、今迄 気が付かなかったのか・・・来年から帰路は此処だ!!
カーブ近くに来ると、春の除雪用の長竹竿が立っているのだ。天気が悪くても迷い無しだ。
後生掛温泉のドロ火山が左に見えて来ると・・・朝に登り始めた急斜面の取り付きに合流。

2時半、蒸ノ湯展望所で大休止。次々に登山客が帰って来る。
再びシールを貼り、スキー場への最後の登り返し・・・スキー場Topでシールを外す。
一休みして場内を滑り降りるが・・・日差しに腐り始めてシャリシャリ雪。
昨日の田代岳では、凹に嵌った後、脱出の疲労で転びマクリだったが、今日は無転倒

昨日も今日も、大満足な一日。明日から当分天気が崩れる様だ、次の晴れ間は何処に!

2月17日
17.18日が、珍しく晴れ予想です。近場なので8時出発。
田代岳登山口に続く林道は、最奥に三菱重工のロケットエンジン燃焼実験嬢が有るので、
常に除雪されてます。お陰でアプローチは楽。

岩瀬ダムの橋上に来ると、トボケタ車が停まってて、雪景色を撮影中・・・
その脇を通り過ぎる、赤い車と長野ナンバーが居た。
この車後ろに着いて走ってると・・・道を譲られる・・・
この冬は少雪で、林道は剥き出しのガッタガタ・・・ソロバンロード。

大広手の登山口に着く。先行車が4.5台居て、登山準備中・・・
Uターンして、何とか停めれる処へ・・・道を譲ってくれた車が来た・・・
運転席から顔を出して、名を呼ばれる。登山ガイドの0嬢ではないか!!!

少し車を寄せ、2台入れる様にする。乗ってたのは、山形(女1)と長野(男1・女2)で、
0嬢の友人らしい。何でマイナーな、こんな処へ?

1人が途中、荷の積替えで、シューを忘れて来たと言う・・・車載のカンジキを貸す。
固定式は判るが、一本締めを知らないらしい・・・レクして装着。
カンジキの礼に、大量の高級そうな煎餅を貰う・・・山で喰う積りで持って来たのか?
長野の男性から、安曇野Brandの缶Bを貰う。
更に0嬢から、彼女Brandの手拭い全4色を貰う。申し訳無い、何か物貰いに来た様だ・・・
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0嬢の地元の田代岳9合目の、高層湿原の池塘と木道を描いている。
写真を基に版を起こした様だ、歩いてるのは0嬢か? 現物の足も日本人離れの長さで有る。

先行の8人位(スキー・シュー半々)は、既に左尾根に出発済。
0嬢から、とっちを登るか?聞かれるが、とっちでも良いのだ・・・明日の足慣らしだ。
0嬢が、ポイントを書き込んだ地形図のコピーを渡し、説明。
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左尾根に向かう。スキー3(長野)・シュー0嬢・カンジキ(山形)に、着いて登る。
連日の暖気と雨で、早くも根開きが始まってる・・・締まった雪に新雪が載ってる。
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ガイド着き登山等は、長い登山歴で初体験・・・
枝だけのブッシュを見て、何の木かを説明。杉・山毛欅・岳樺より判らない俺・・・
雪上の足跡の説明。これは判ったが・・・ウゥ~ンと言った感じで有る。
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山毛欅林を登ってて・・・
熊棚が1箇所も無い!!! 秋に山毛欅の実が、不作と言われてたが・・・
毎冬熊棚が多く見られる処にも、全く無いのだ。皆、里に降りて駆除されたのか?
確か市内で、230頭位駆除したと、発表されてたが・・・

1000mの森林限界を抜けると、山の間に三菱の実験場が良く見える。
ここでJAXAのH2・H3等の、ロケットエンジンの燃焼実験実験をしてるのだ。
失敗して大爆発しても影響が無いと、ここが選ばれた様だ・・・居るのは、熊と猿。
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晴れ予報だったが、低い雲が多い・・・湿原手前で、山頂ドームが頭を出す。
岳樺の霧氷に歓声が上がる・・・長野では2000mでないと岳樺は見れないと言う。
んだっけか?と・・・山嶽部時代は、景色等見ながら登る余裕は無かった・・・
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ドーンと見えて来た、登り100m。既にクラックが入ってた・・・ひと月早い気が・・・
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先行シュー組・スキー組の帰りと交差。遠くに、八甲田連峰が・・・
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例年、山頂の鳥居は膝の辺りだが、今季は1.2m位出てる・・・

山頂神社兼山小屋に着く。0嬢は床掃除・山形と俺は吹き込んだ雪寄せ・・・
昼飯のパンを1個、テルモス珈琲で流し込む。
雲が上がり、岩木山が見えた。
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近場の森吉山・八幡平は、雲で見えなかったが、何と・・・鳥海山が見えた。
山形の女性曰く、山形県人は“鳥海ザン”と呼び、秋田県人は“鳥海サン”と言うと・・・
当然“鳥海サン”派だが、山形県に来て言うと、白い目で見られると知らせてくれた。
フーテンの寅流に「結構、毛だらけ。猫、蠅だらけ」である。この先の台詞は、後に続く。

0嬢の話
長野の男性は、“山渓”に山の写真と紀行を載せてる人。
山形の女性は、鳥ウォッチで喰ってると。皆さん“その道”の方らしい・・・
私は、ガイド業の傍らロッジの手伝いで・・・と。何でも飯の足しに為ればOKだ!!!

シールを外し、来たルートを滑る・・・雪が少なく、ブッシュが邪魔で滑り難い。
凹部でブッシュを避けようとして、大転倒・・・凹部に背中から嵌ってしまう・・・
板を外すのが至難の業・何とか立つとズブズフ・抜けるのに必死・・・死ぬ程疲れた。

杉林に入り・間もなく車と言う処に来ると・・・遅いので心配してか?コールが聞こえる。
答えて・・・林間から見える皆の処に戻る。

いつもは単独で歩いてるが、今日は0嬢のお陰で、楽しい一日だった。
長野隊と0嬢は明日森吉山だと、山形は田沢湖高原で仕事だと。
俺は、八幡平にスキー登山。

林道の下りは、雪解けでドロ道と化してた・・・伐木運搬車が通るのが原因かも知れぬが、
林道の維持管理が成って無い。台詞の続き、「(改)車の周りは、ドロだらけ」だった。
田代町の頃は、三菱が払う固定資産税収入で、町が整備してた。
平成の大合併で大館市は、その金を他に転用してる様だ・・・女嫌いの市長よ、億の金掛けてダム周りの整備等しなくて良し。熊の出る処だ、人は行かない・・・
整備業者と管理業者から、次期国選に出る為の、御コボレでも有るのか???
指定管理業者は、噂の“Snow Peek社”だ。直近の業績は1/100に転落。
こんな業者を管理者にして、大丈夫か???

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