海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

3月21日

’17年春季エベレスト北壁の〝無酸素・単独〟を目指し、チベット側に入るも、
初期高度順応に失敗し、北稜の7300m地点で敗退。
目標の北壁では、蒼氷に為す術もなく・・・苦肉の策で、ネパール側に転進。
クンブー氷河から西稜に上がり、北壁を目指したが・・・
西稜上にさえ上がれずに、7200m地点で敗退すると言う有り様でした。

敗退後、〝来年もやる〟との宣言が有り、この一年間にどの様な訓練をし、
次に繫げるのかを注視してましたが・・・・

この間の栗城の山行は、(栗城FBより)
7/2  富士吉田・浅間神社から五合目まで、1時間57分で走ったと。  
7/21  小樽・赤岩ゲレンデで2日間、岩登り訓練。
4/1  フランス・シャモニーで約1週間、江本ガイドと岩登り訓練。
10/1  富士山 スバルラインから友人と。
12/15  八ヶ岳・南沢大滝で江本ガイドとアイスクライム訓練。
    (ここは同時期に登山用品店・カモシカが新入社員研修を実施した場所)
1/4  富士山 富士吉田・馬返しより。
1/19  甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根より。
2/18  八ヶ岳・赤岳で、花谷ガイドとラッセル訓練。
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訓練中の栗城 意味の無いデカスノーシュー・ピッケルは背負ったまま。
ラッセル経験者は、何が言いたいか?判るでしょう~
同行の花谷って、そこそこのガイドと思ってたが・・・
3/4   八ヶ岳・美濃戸から赤岳周辺で、花谷ガイドと岩稜訓練。


この一年を見て、エベレスト北壁を目指す者らしい山行は、甲斐駒のみ。
栗城の弱点である氷登攀の訓練は、カモシカ新入社員の研修と同レベルです。
また弱点のラッセル訓練も、積雪の少ない八ヶ岳・・・何故越後の山に行かない!!!
これ位の山行で、エベレスト北壁が登れるなら楽勝である・・・
これ以上の厳しい山行を、日々繰り返してる登山愛好家はゴマンと居る。
栗城 かなり考えが甘いのでは・・・・

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頭がデカイのか? メットが小さいのか? これでは何の役にも立たない。
手袋も指が無いのに切り詰めもせず・・・ビロビロして邪魔だろうに。

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流登山家のメット姿、山野井泰史氏。
栗城 こう冠らないと意味が無いのよ・・・


さて、栗城が始動しました・・・・

21日付けの栗城FBより(黒字全文)
「高所順応訓練で6000mの山に向かいます」
皆さんこんばんは!
今日からヒマラヤの高所順応訓練に向かいます。
今ままで8000m以上の山に向かう前に低酸素室でのトレーニングをしていましたが、8000mの世界は低酸素だけではなく気圧も低くなるため高所に順応しやすい身体を作るには、やはり現地が一番だと考えました。
この時期は講演や研修のお仕事が重なることが多いですが、ヒマラヤに集中します。
今、エベレストに向けて着々と準備してます
行ってきます

これを見て、?????が2点ほど・・・・
①高所順応の為に、6000mの山に往くと言う。

 そして一度帰り、エベレストに向かうと・・・・順応の為の旅費が無駄。
 どうせ信者から集めた、お布施だからか・・・
 何故、今からヒマラヤに入り順応しないのか???? 
 仮に順応出来ても、海抜0mの東京に戻り、ダラダラしてたら順応の意味無し。
 6000mに登り、その足で5000mのBCに入ってこそ意味が有るのに・・・・

②今まで低酸素室だけで訓練してた??? 余りにもお粗末過ぎる・・・

 高所は酸素濃度が減るのは当然、5000mでは約1/2・8000mでは約1/3に減。
 更に高所ほど、気圧が低下する。
 平地で1000hpa(ヘクトパスカル)だと、5千mは約500hpa・8千mは約350hpa。
 徐々に高度に身体を慣らして往かないと、当然浮腫みが出ます。それがこの画。
 高山病の症状の一つです。(体内の無駄な水分を、排出出来ないのだ。)
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’16年春季・アンナブルナ南壁BCに、ヘリで降りた時の姿。
標高1200mのカトマンズから一気に5000mに往くと、
低気圧に慣れて無い為の浮腫み、まるで別人だ・・・
水を鱈腹飲み、利尿剤を飲む事で改善される。

これで、栗城が過去に初期高所順応に失敗した、原因が判りました。
低酸素だけが頭に有り、低気圧への対応を考えて無かった〝自称 登山家〟だ。

低酸素&減圧室で、山の高度に併せて 低酸素への対応と、
低気圧への対応を、同時にしないと意味がないのだ・・・・今頃気付いたか・・・・

しかし、何処の・どの山で訓練し、いつ帰るかを公表しないのは栗城らしい。
帰国後に、どんな発表をするか、楽しみである。

3月17日

昨夜の予報では、曇りのちに晴れの予報でした・・・
入手したロッカー板と、自作シールの効き具合を試して見たいと思ってたが、
腰の違和感も有り、延び延びになってました。
(板の事はロッカー板を入手  自作シールの事はロッカー板用のシール加工)

朝 ライブカメラで八甲田を見ると、山頂部は雲の中でしたが・・・
登ってる内に晴れるだろうと、楽観視して向かいました。

田茂萢岳(1324m)の高層湿原はこの様、先行者が微かに見えますが・・・
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3月1日から北八甲田の西側斜面に有る、宮様・中央・城ヶ倉のツァールートが、
開放になってます。そのルート標識の竹竿が確認出来ます・・・
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ガスの濃い処は・・・次の竹竿がボンヤリと・・・
珍しく風が強くないので、気持ち的には楽。
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そろそろ赤倉岳の基部のはず・・・
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赤倉岳基部に有る、宮様ルートの分岐が見えて・・・
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ここでシールを外します。
167cm板のセンターに、86cmの自作シールを貼って、ここまで来ました。
登りでの不具合は無し・・・板のTopまでシールが無いので、
スライド歩行で引っ掛かるかと思ったが、以外に違和感無しです。
シールの剥がしもスンナリ出来ました・・・
酸ヶ湯温泉まで、約5キロの滑走です。
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晴れて見通しが良ければ、赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳と主稜線通しに歩いて、
酸ヶ湯温泉に滑り降りるつもりでしたが、この天候では・・・

赤倉岳の裾を巻いて滑り出す・・・
雨後のハードバーンの上に、新雪が20~30cm載ってます・・・
ターンをすると・・・ガリガリ面が現われて、ガッガッ~~~と嫌な音・・・
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井戸岳の基部が見えて来ました・・・幅広板は沈まず良く滑ります・・・
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途中に何ヶ所か登り返しの処が有り・・・階段登行をするが・・・
下地の堅いバーンが現われで、3mほどズリ落ちる。
センター幅が10.5cmの板は、普段の6~6.5cm幅の板とはまるで別物だ・・・
エッジを効かせて登ろうとするが・・・エッジが効かないのだ・・・
登り方が下手なのか??? 幅広板の弱点かも・・・多分そうに違いない・・・
エッジを立てる様に蹴り込むと・・・その衝撃で金具が解放してしまう・・・
最後は板を外し、小脇に抱えストック支えに、キックステップで乗り越える。


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八甲田大岳の基部を回り込み・・・
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後は酸ヶ湯温泉に滑り込む・・・下は視界が効く、板も沈まず回しも楽。
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下に降りると日差しも・・・
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この林を抜けると、湯坂→酸ヶ湯温泉。雪が腐り始めるが、細板よりは断然楽。
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酸ヶ湯に着くと、いい具合に30分後にバスが有るとか・・・
待ち時間にサンド&テルモス珈琲で、遅めの昼飯・・・車を回収して帰宅。


今日のテスト結果
幅広ロッカー板  滑りは沈ます良い・回しも楽。下地が堅雪では階段登りは苦。
自作シール    充分に効果有り。

来シーズンの深雪が楽しみ!!!!


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おまけ◆八甲田への長い登り坂で・・車に違和感が・・ガクガクするのだ、いつものギァで登れ無い。
    帰宅前にディラーに寄ると・・・プラグが駄目でノックしたのだと。
    9万キロ・・全部交換して貰って復活です、これで安心して山に往けるぞ!!!    

   ◆ロッカー板の派手な模様が気になる・・ロゴを残して塗装をする事に・・・
    ホームセンターでクリーム色のシリコンスプレーを調達、
    山吹色が無く残念だが・・・板が軽そうに見えるかもね(^^ゞ。

   ◆孫が21日から短い春休み、何回スキーが教えれるか???

長かった冬も、そろそろ終わりそうです~
今朝は、昨夕から降った雪が20cmほど・・
春の泡雪にしては、量が多かったが、グラニュー糖の様なサラサラ雪・・・
風はまだ冷たいものの、青空が爽やか・・・
鉛色の空を見慣れてたので、新鮮です。

腰の調子が良くない(田代岳や八幡平で遊び過ぎ?)ので、
休憩を挟んで2回に分けて除雪しました・・・


暖気が続き、イグルーも無残な姿に・・・

1月31日に、庭先に積んだイグルー
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2月20日、その後の積雪で入り口が塞がれましたが・・・
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今日(3月6日) 日差しの当たる面が融けて・・こんな姿に、でもまだ自立してます。
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今日(6日)は、県内公立高校の入試です。
半世紀以上昔の事を思い出してます・・・あの日も朝起きると薄っすら新雪が・・・
同じく晴れの日で、自転車に乗り受験校に向う途中、
やたら外の景色が眩しかった記憶が有ります・・・


当時は、全9科目(英・数・国・理・社・音楽・技術・体育・美術)の筆記試験。
2日間に亘ってでした・・・
中学は東北でも珍しいマンモス校で、1学年17組・900人も居ました・・・
団塊の世代 真っ盛りの頃、全てが競争・・・墓場も等と、言われてました。

当時の結果発表は、地方紙に各高校毎に実名報道、個人情報など関係ない時代。
受験校にも掲示されてた様ですが・・・見には往かなかった様な記憶が・・・
今は、受験番号が公表されるようですが・・・
ニュースで、今年の最高倍率校は1.33倍だと。当時の1.6倍から見たらねぇ・・・

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3月に入り、八甲田で山スキーツァー用の、3ルートがオープン。
山越えのない、中央・宮様・城ヶ倉ルートです。山越えルートは中旬頃か???
長い竹竿が等間隔で立てられ、余程の事が無い限り迷いません・・・
迷っても、下に下にと滑れば道路に当ります。

日曜日に、八幡平でズブ濡れに為った装備も乾き、車載完了・いつでも走れる体制。
ロッカー板と半シールの威力がどれ程なのか? 試して見たいもの・・・

3月4日

この冬初の八幡平へ
先日の雨と暖気で、樹氷は落ちてしまったろうが・・・往って見る事に。
予報では、昼までは天気が持つ様な話だった・・・昼からは雨の予報・・・

秋田八幡平スキー場(標高980m)に、8時過ぎに到着。
準備をして8時半に出発。

この日は、大団体と小団体がリフト乗り場前に集合してた・・・
ここのリフトには乗らないのが、俺流? 200円が勿体無い・・40分も登れば上だ。

スキー場の端を、只管直登する・・・シールの効きもいい・・・雪質は湿り雪。
急斜面はヒール2段にして・・・斜度により1段に切替えたりして・・・


振り返ると・・・秋田・焼山山塊、活火山で監視対象の山。
この裏が有名な玉川温泉だ。
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スキー場トップ(標高1200m)に着くと、大集団が体操をしてた・・・30人位・・・
ここから、蒸ノ湯の展望駐車場に一度降りる。


トイレが埋まってます・・・道路標識もこの高まで雪が・・・
ここ十年位で最大の積雪です・・・今日は標識旗を100本位背負って来ました・・・
吹雪けば役立つはず、今の時期は滅多に晴れないのが八幡平。
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夏の登山コースに沿う様に登ります・・・
スキー場トップが、山スキーツァー標識100番、125番まで登って来ました・・・
300番が八幡平山頂です。何故か山頂から滑って来ると見える向きに付いてます。
八甲田では、登って往くと見える向きに付いてますが・・・(こっちが正解では?)
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150番標識通過・・・後方は、焼山山塊、最高峰は栂森(1369m)。
小集団がスキー場トップから先行してて・・・スキー跡とシュー跡が前後してます。
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10時半だったので・・・板を外して一服してると、大集団の先発隊が通過・・・
中に元職場の鳥〇君が居てビックリ!!!  ツァーの募集に参加したとか・・・
テレマーク装備でした・・・当時はスキー場で遊ぶ程度と思ってたが中々です。


例年、この辺りから樹氷が観られるのだが・・・裸です・・・
この辺までは曇りで、天気は落ち着いてたが・・・
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籐助森(1604m)が見える頃になると・・・南西から強風が吹き出す・・・
風と共に飛んで来るトド松に付いた氷片が、顔に当り痛い・・・
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籐助森ピークの直前で、先行してたスキー&シュー男女混成小集団が降りて来る。
吹いてるので、山頂は諦めて帰ると・・・(見通しが悪く、正解ですね)
一人がスキー場登ってた方ですよね、旗で判りましたと。(リフトから見られてたか・)


籐助森(1604m)に着きました・・・樹氷の崩れた姿・・・12時です。
後15分程 雪原を歩けば、八幡平山頂(1614m)なのですが・・・
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しかし、帰路は風をまともに受けるし・見通しも悪く、一番危ない場所。
撤退する決断、刺して来た標識旗を探し・回収しながら・・・
雪面の凸凹も見え辛く、シールのまま滑る。


途中で登って来た奴らが、片手に持った標識旗を見て、回収してるのか? と聞く。
帰るから回収してると言うと、えぇ~~ と・・・(他人の褌で、相撲を取るな!!!)
次に大集団の後発が居た・・・無線で先発と交信してる。(進もうか?悩んでる様子)


ドンドン滑って、標識100番代の混合林の中に入ると、風も気に慣らず・・・
板を外して、一服・・・・ここまで来れば、一安心です。


蒸ノ湯温泉が見える処まで降りて来ましたが・・・小雨が降り出しました。
画像の中央が蒸ノ湯温泉の建物ですが、屋根まで雪に埋まってます・・・
沢を流れる源泉の湯気がモウモウと・・・此れほどの湯気は初めて見ました・・・
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スキー場のトップに上がる頃から、本降りの雨!!! ザァーザァー降りに・・・
トップでシールを外し、スキー場をイザ滑走・・・と。
処が、スキーのコースは一面の濃霧が立ち込め、幅も見えず・居場所も判らない。
ボーゲンで慎重に降り・・・やっとスキーハウスが見えて一安心。
車着が1時半、とっとと帰って来ました・・・

ザァーザァー降りの雨の中でスキーをしたのは、初体験(>_<)。

今日は、〝実にショッパイ登山〟でした~~

今日は、春を感じさせる晴れた一日。
朝起きて、新板でのスキー往きを考えたが、シールが無くては面白くない。

幅広シールを買う余裕は無し(買えば2万以上)・・・
それに滑走面が全面シールでは重さも増す・・・
有る物で賄う事に・・・
年代物のMONTANA 170cmのシール。トップの折り返しも有る・・・・
糊は昔に取り除いてるので、細工は楽だろう。

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トップを外し・テールを切る、更にハサミで半切・・・
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シールトップの止めは、これも年代物のアイゼンバンドを再利用する事に・・・
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シールのトップとテールの金具を外し、半切すると86cmになる。
167cm板の体加重が掛かる部分には、丁度の長さだ・・・
イメージでアイゼンバンドをセットして見ると、良い感じではないか~
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ただ、誤算が・・・シール幅が5cmと思ってた・・・Wにして10cmだと。
センター幅10.5cmの板に、そのまま装着出来ると・・・
しかし現実には6cm有り、12cmになる・・・後でカットすればいいだけだが、手間が!!!!!


午前の作業終了

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今日は、春らしい本当にいい天気だ・・・
隣りの小学校には、ロータリー除雪車が来て・・・
校舎廻りの除排雪と、グランドに積もった雪を飛ばしてた・・・
これで、4月から新野球部の練習が出来るかもね・・・・
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我が家の小屋(1階車庫・2階物置)の雪が、暖気で迫り出してこの様である・・・
下面が凍ってるので簡単には割れて落ちないのだ・・・
この下でウロウロしてたら、下敷きに為り圧死である。
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昼飯を喰い・・・裁縫の時間である・・・
シールを貼り流しにするので、末端をアイゼンバンドを切って縫い止める。
合わせ目も、離れない様に只管縫う・・・シールの裏が帆布より堅く多少手古摺る。
裁縫は山嶽部時代の合宿で、自分の衣類やテントの裂けを縫ったので苦には為らぬ。
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お茶タイムを何回も取り、縫い上げる・・・背骨が痛い・・・
次にシール糊の転写、幸い12.5cm幅のシール糊シートの使い残りが有る・・・
ディナフィット・テストセンターで3.8m巻きと言って、売って貰った物の残り物。
86cm(一本分)取れるか不安だった・・・
足らなければ弘前モンベルで買い足す積もりで居たが・・・何と2本分取れた。
160cmシール2本に使った残りから、172cm取ってもまだ余った、オマケ過ぎ!!!!

シール裏に糊シートを慎重に重ね・・・化繊2の温度でユックリ熱を加える・・・
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熱が冷めてから・・・シートを剥ぎ、板に貼って見ると・・・当然余りが・・・
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センター幅10.5cmの板に12cmのシール。
エッジに沿って余分をカッターでカット・・・カッターの刃が古く難儀した。
エッジ分5mm細く仕上げたいが、面倒なので取り合えず此れで終わり・・・
後から暇な時に、新しいカッターの刃で仕上げればいい事・・・
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シールシートも、幅広の余りが有ったので、ベンジンで表裏綺麗にして再利用・・・
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一応 板に貼って見ました・・・アイゼンバンドの止め具はこんな感じ・・・
雑に貼ったので、ビンディングのセンターからズレテるが、
ソール面に印を付けて置けば、いい位置にセット出来るかも・・・
167cmの板に、86cmのシールなら効くだろう・・・全面シールだと重くなる・・
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今回のシール制作の出費は0円、全て余り物の再利用。
板の塗装は、暖かく為ってからの、お楽しみ~~

明日から天気が崩れるとか・・・下界は雨でも山には新雪が欲しい・・・
荒天が治まったら、八甲田か!!!!!


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今後の改善点
①シール幅 エッジが出る様に5mmカットする。
②糊面積  センター10.5cm幅では、粘着が強すぎて剥がすのが大変かも・・・
      中央に3cm程の布テープを入れて、BDシール方式を考えるか?

先の22日に、直登尾根(黄色)の踏破を目指したものの、
カンジキを忘れて・・・板で登れる限界の赤点で敗退・・・

今日は、カンジキ持参で再挑戦です。


積雪期の田代岳は、黄色の夏道からか紺色の大広手左尾根からの登下降が殆んど。
赤線色の尾根やオレンジ色の尾根からの登下降の記録は有りません・・・
’16年の厳冬期内に、延べ4日掛けて赤線色尾根から山頂に立ちました。
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杉の造林帯に入ると、22日に通った跡が微かに判ります・・・
その後の降雪が20~30cmほど。
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杉の造林帯を抜けると、直登尾根が見えて来ます・・・
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スキーで登れる限界の一本ブナまでの事は、前出の敗退記に・・・

一本ブナでスキーからカンジキに交換、板を背負って急登です。
ストックを1m に縮め、膝までぬかりながら・・・
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左手に五色尾根の960mピークが見えて来ました・・直登尾根の斜度はこんな感じ。
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途中 尾根に平らな処が有ります・・・
ここは、隣りの大広手左尾根からの偵察山行で、確認済みの場所。
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尾根上の小さな凸部。
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また、急登が続きます・・・
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振り返ると・・・大広手左尾根越しに、三菱重工のロケット実験場が・・・
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一本ブナで板からカンジキに履き替えて以来の一息・・・テルモス珈琲を・・・
膝までぬかっての急登は堪える・・・腰が痛い・・・
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右手に見える大広手左尾根。
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前方は木立が邪魔で、見通しが悪い・・・
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左手の沢から、新しいカモシカの足跡が・・・上に向かってます・・・
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カモシカに導かれて・・・本能的に雪庇の上は歩かないので、安全の目安。
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彼は途中、ブナの幼木の芽を喰ってました・・・
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ブナの梢に折れた枝が・・・・熊がブナの実を喰う為に、秋に折った跡です。
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左手の五色尾根960mピークの斜面に、面発生の表層雪崩跡が・・・
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カモシカ跡を登ってたら・・・穴に落ちました・・・腰までの深さ・・・
熊の冬眠穴なら、喰われたかも・・・なかなか出られず、背中で一回転して脱出。
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先の見通しは無し・・・雲が掛かって来ました・・・
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雲が流れると・・・見えて来ました・・・
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9合目の高層湿原のピーク、左側は五色尾根と1030mピーク。
右に伸びてるのは、大広手左尾根。
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五色尾根上の1000mピークに出ました~~ 林道の出合いから4時間。
深雪ラッセル+板の重さで、腰が痛い!!!! 
尾根上の木の枝下の通過では、板が引っ掛からない様に腰を曲げて歩いた事も原因。

予定では、ここから高層湿原に登り、大広手左尾根を滑走して、
車に戻るつもりでしたが・・・
雲が降り雪も舞う・しかも汗で寒い・・・直登尾根を登る目標は達成されたので、
ここから戻る事にしました・・・(板を一本ブナにデポして来れば楽勝だったが・・)


1000mピークから上の、高層湿原方向の景色。
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1000mピークの全景・・・台形です・・・
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1000mピークから下の、五色尾根の景色。
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五色尾根の雪庇
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只管 登って来た跡を・・・降る
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きのこ雪とは言えないが・・・積り方が変・・・
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一本ブナまで戻りました・・・
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この一本ブナの枝先に、実の鞘が・・・丸いのがそれです。
今は鞘が開いて実は落ちてますが、熊の好物です・・・
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この一本ブナの処で、カンジキからスキーに履き替え。
ここまで来れば、帰りは車まで約30分・・・遅い昼飯を喰い・・・
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後は滑走のみ・・・右は登りの跡・・・
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帰路の景色・・・フロントガラス越しなので、色付き画像。
春を感ずる穏やかな日差しです・・・・
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2年越しの、厳冬期直登尾根踏破を達成しました。
取るに足らない低山の尾根だが、記録が無い処を偵察山行・試登して、
自己満足に浸ってる70の爺・・・それにしても腰が痛い・・・
これを2枚貼って、我慢である・・・・
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さて、3月からは〝春山〟です~
雪も絞まり、山スキー遊びのシーズン到来・・・

中古板をポチしました・・・

八甲田辺りでは粉雪・深雪に、山スキー用のセンター幅のない板は、
登りも滑りも沈みに沈む!!!!!

登りでも沈まず・滑りでも、其れなりの浮遊感を得られる板を探してました・・・
板・ビン共に新品を買う余裕が無く・・探したら長さもそこそこ・ビン付きの出物。
ディナフィットTLTスピード・ターン 370g付きで29800円、
今やスピード・ターンもユーロ高で? 値上がりして本体価格4万です。
ビンディングだけ買ったと思えば、安い物・・・


Liberty Envy 167 cm ’12年womanモデル
カタログ値 1680g 167cm (135-105-122) R19.5m(板には19mと記載)
米国コロラド産のロッカー/キャンバー  芯材は竹・桐・ポプラの合板とか・・・
womanモデルだが、適合ウェィト内なので良しとしました。


米国の若者好みか? 表も裏もド派手ですが・・・
暖かく為ったらロゴを残して、黄色系山吹色のシリコン塗装を考えてる・・・
(ラッカー塗装は、板が撓るとひび割れが入る。その点シリコンには弾性が有り割れない)
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ビン調整です。
兼用靴をトゥーピースにセットし、ヒールピースを噛ませて見ると・・・
1cm程の間隔が・・・、ポジ・ドライバーで規定の4mmに合わせます。
ネジを左廻しで、ヒールが前進する・・・左右のサイズ調整を完了。
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次にヒールピースの縦解放値は、小型のマイナス・ドライバーで・・・
これも左廻し、4.5にセットしました。
今度はヒールピースの横解放値、幅広の平ドライバーが無いので、
ペンチに五円玉を鋏んで4.5にセットです。
板に取り付けられたビンの8本のネジは、
トルクス・ドライバーを使って絞め具合の確認・・・
一つのビン調整に4種類のドライバーが必要と言う、困ったチャンです。

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さて・・・幅広板で滑れるか???  晴れ間が有れば試乗です・・・

次には、シールを考えないと・・・新規に幅広シールは高価だし・重過ぎる・・・
幸い使わなく為った5cm幅の長物シールが有る、此れを再利用しよう。
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これを参考に、板全面ではなくて、センターから1~1.3m辺りまで、
W幅で貼れる様に細工したら良いのでは~~と、思ったり・・・
Black Diamond Glide Mohair mix kicker
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富山に送って、滑走面にウロコを彫って貰う手も有る。
普通幅サイズで1組が6千円、7列は彫れるので1万円分も彫って貰えば充分かも。
(富山の方の仕事、趣味とは思えぬ出来栄え)
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シール加工するか? ウロコを彫るか? 悩む処だが・・・
遊ぶには、ウロコが手間も掛からず良い様な気もするが・・・


追記①
一段落して、板を並べて眺めてたら・・・何か変・・・
左のヒールピースが、縦センターから3mmほどズレてるではないか!!!
即 主治医に電話し付け直して貰った、片方なので只だと・・・ありがたい。

追記②
今日(日曜日)に、隣りの小学校のスキー場へ、板の具合を試しに往く・・・
2本滑ったが以外に小回りも利く様だ。登りの片板2㎏(金具込み)は少々辛い。

2月22日

連日の降雪で、雪寄せを終えてからでは山に往く気力も無し・・・

今朝は、降雪も無く・天気も穏やか。
ライブカメラで八甲田を見たが、山頂部は雲の中・・・
近場の低山なら・・と、田代岳に向いました。

目的は、地図のオレンジ色表示の尾根を完登すること・・・おそらく冬期未踏。
’16年2月に赤線尾根を完登した時(田代岳 冬期新ルート開拓達成)に見えてた、
オレンジ支稜が直線に伸びてて魅力的だった事(立ち木が無ければ最高だが)。

図解 黄色夏道なんちゃってルート 緑色滑れば面白いルート 紺色大広手左尾根ルート
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その為、’17年2月に試登しました。その時の様子は田代岳・(仮)直登尾根試登
試登後に体調不良で、厳冬期のシーズンを逃しました・・・

今年に入り再度挑戦と思い、大広手左尾根(紺色)から偵察しました。
その様子は、今季初 スキーで田代岳 。 



目標は達成しないと、次に繋がらない・・・と思い、出掛けました・・・




山瀬ダム(五色湖)から見えた田代岳は、薄雲の中・・・
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林道を進むと・・・地下水の滲み出しが凍結してます・・・
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大広手登山口の一本手前の沢に到着。ここから支稜末端を目指します・・・
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今日の仕様は、フルーモリス鱗 150cm 1050gに、ジルブレッタ500 800g、
ゴロー冬靴 1500g。
登山靴を選択したのは、板を外した後に兼用靴では登り難いから。
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林の中と狭い尾根なので、板を回し易い短板+シールで・・・
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ここ数年 沢が割れてて渡渉地点を探すのだが、今年は沢が埋まってます・・・
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楽に沢を渡れました・・・ここでカンジキを忘れた事に気付く(>_<)
先日 小屋の雪下ろしで車から出して使って、そのままでした・・・
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暫く沢沿いに進み、尾根筋に上がります。
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秋田杉の造林帯、日が差して綺麗・・・
幹には雪がベットリ、吹雪いた方向が判ります。
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植林の際の道跡らしき処を・・・
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支稜に取り付く為に沢を横断・・・去年のピンクテープが・・・位置ドンピシャ。
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この沢を渡り、右の支稜へ・・・
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この穴から兎が飛び出して逃げて往きました・・・驚かせたか・・・
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杉造林帯を抜けました・・・
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去年の試登では、この一本ブナまで登ってます。
ここからは、カンジキでないと無理(尾根が狭い・急登)と判断して下山。
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一本ブナの先は、尾根幅が狭く・急登が続く・・・
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往ける処までと・・・ジグ切って登るが・・・・
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(仮)五色尾根が見えて来ました・・・支稜の傾斜は、こんな感じ・・・
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(仮)五色尾根の960mピークが望めます・・・
この支稜は、1000mピークにほぼ直線で伸びてます。
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ジグの切り替えも無理な処まで登り、板を外して一休み・・・・
板をここにデポして、壷足で往ける処まで・・・と思ったが、
板を外すと・・・ズブズブと股(チンポ)まで抜かる(凍傷に為っては大変)、
此れでは登れない・・・カンジキを忘れた事が悔やまれる!!!!
沢の入り口から此処まで2時間、30分休み・シールを外して帰路へ。
後 2時間登れば、高層湿原に抜けれると思われます・・・
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怒涛の降りだが、雪深で板進まず・・・・
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降りは30分で車に到着・・・
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いつもの小滝・・・前回より氷が解けてますねぇ~
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五色湖まで来ると・・・山全体が見えました。
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2月中に(厳冬期)次の晴れ間は、カンジキ持参で再挑戦です。
低山のどーでもいい尾根ですが、記録の無い処を登るのは楽しい!!!


明日は、ポチしたビン付き板が届く・・・楽しみだ!!!! 

連日の五輪報道、燃えてます!!!!!

北朝鮮の〝乞食軍団〟の報道には辟易したが、砲弾撃ち込まれた相手に、
顎足付きで3億も拠出とは・・・元同胞とは言え、変な民族もいるものですねぇ~

ピョンヤン五輪? ヒラマサ(平昌)五輪? 等と、言われる始末・・・
小生は、チャンチャン五輪と揶揄してます。(その筋の方、気を悪くしないでねッ)


日本選手の各種競技の活躍が、見逃せませんね。(個別言及は省略)


処で・・・誰の為の〝五輪〟なのか?考えてしまいます・・・
雪が降らないソチ・ヒラマサでの開催、人工雪でいい滑りが出来るはずも無く・・ 
屋外競技は、強風による中止や延期が相次ぎ・・・深夜に及ぶ競技も有ったり。
フィギァ等の午前中の競技開始は、米国の夜に合わせたもの。
ジャンプ等の夜に開始の競技は、欧州の夕方に合わせたものとか・・・
IOCは、〝アスリートファースト〟では無く、〝視聴者ファースト〟の様です。
競技開始時間は、巨額の放映権料他を払う、欧米企業の為に設定とか・・・
’14年ソチ・’16年リオでの、IOC収益(公表済み)は5676億円だったとか!!!!!

辞められませんねぇ~ バッハ君

次は、猛暑の東京・・・春・秋は、各競技団体のシーズン中で、暇な夏に開催だと。
開会式も少しは涼しくなる、夜の8時からに決ったとか? 
テレビ見て、憧れる子供は既に寝る時間ですよ~
喜んでるのは、アフリカ熱帯雨林地帯の選手達でしょうねぇ~


五輪に付いては、以上の感想・・・


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2月も中旬を過ぎましたが・・・連日の雪・雪・雪・・・
この冬の天候は少し変です。
雪寄せ後には、〝山〟に向う気にもなれずに・・・



隣家の雪。屋根からの落雪が軒に接しそう・・・
他人事ながら、窓が割れないか?心配・・中は昼でも照明を点けないと真っ暗・・・
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久々に晴れ間が出たので、一度はしなければ為らぬ〝菜園〟作業小屋の雪下ろし。
山用カンジキを逆に履いて・・・ひと頑張りしました。
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〝菜園〟小屋の屋根。過去の降雪跡が、何層にも重なってる。
この層が山でズレれば、表層雪崩です・・・2坪ほどの農作業用品の収納スペース、
屋根を塗装してれば暖気の日に滑り落ちるのだが・・・ほったらかしである。
これで雨など降られたら、重みで倒壊するだろう・・・
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〝菜園〟に積もった雪も1mを超えたが、
カンジキで歩くと20cm程より沈まない、雪が締まって来た・・春が近い・・・
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1月31日に造ったイグルーの3週間後、設計施工が良かったのか今だに健在だが・・
その後の降雪で入り口が塞がれてしまった。
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制作過程の様子→  3年振りにイグルーを造った


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過去の雄姿


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さて、スキー板の話し

ヤフオクに、いい出物が・・・ Liberty Envy 167 cm 1680g
ロッカー/キャンパー 167cm (135-105-122) R19.5m
芯材は竹・桐・ポプラの合板とか・・・

この話をしたら、欲しいなら落札したらとの有り難いお言葉、しかも資金を戴く。
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この板に、この金具付きなのです・・・
ディナフィットTLT スピードターン370g(本体価格4万+税)
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価格は29800円也・・・’13年モデルの板だが、見て判るように女物の柄だ・・・
好きな色に再塗装をして、深雪用に使ったらと・・・
板・金具共に新品で買えば10万はすると思うが、中古ゆえの価格です。
人生初の幅広板で、登るよりは滑るのに重きを置くが、どうなる事やら・・・
ロッカー板なので、両端が浮き回転がし易いとか・・・
興味半分・心配半分だが、試して見よう~ この歳になっても物欲は絶えないのだ。
この先、5年使うとしても年に6千の負担、貸しスキーを借りたと思えば安い物。

問題はシールだが、この幅広板に合うシールは超高価だし、重く為る。
手元に有る、使わなく為った長物シールのどちらかを、
半切し並列に縫って加工したら使えそう・・・幸い糊もまだ効いてるし。
板長の過半部分にシールが付けば充分に登れる。長物のままでは、重くて登れぬ・・
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このシール加工の詳細は、後日にでも・・・


昼に少し晴れ間が覗いただけで、また降雪中・・・明日朝も除雪です・・・・

2月11日付けの毎日新聞の記事です。

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ヘリに因る遭難救助が、埼玉県で有料化されました。
県の防災ヘリを使用たらと有り、県警・消防ヘリも含まれるのかは不明ですが・・
安易に山に入っての、事故防止の為だそうです。

小生が山登りを習った頃は、救助要請は恥だと教えられ・・・
其れなりの対処対応を、叩き込まれたものです。
実際 死に至らない程度の怪我で有れば、本隊を停滞させ・自力搬送後に合流して、
山行を継続した事は何度もある・・・予備日は悪天だけでなく、こんな時にも有効なのだ。


携帯電話の性能UPと基地局の増加で、町が見える処なら電波が通ずる今は、
簡単に救助要請する輩が増えた為でしょう・・・

ひと頃、北アでは松本から民間ヘリを呼べは、
30分飛行で50万円何て言う話が有ったのを思えば、5分5千円は格安ですが・・・

単独であれ・パーティであれ、自力更生・自己完結が本来の山登りの姿のはず、
安易な風潮が主流の今、こんな有り様です・・・(ちょっと酷な言い方ですか?)


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岐阜県では、16年12月山岳遭難防止条例を改定、
登山届けの無届・虚偽記載で遭難した場合の科料が5万円以下に決定。
実際に17年3月に西穂で遭難し、5万円を科料された者が居ます。

群馬県では、谷川岳で冬季に一ノ倉沢やマチガ沢への入山を規制してます。
富山県でも、12月からGW迄の間は、剣岳周辺への入山を規制してます。
この規制で、谷川も剣も遭難事故が激減しました・・・


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長野県の一部の山域では、メットの着用が義務付けられました。
但し、未装着の罰則は有りませんから、ご安心を・・・

山岳ヘルメット着用奨励山域について

長野県山岳遭難防止対策協会では、平成25年に「山岳ヘルメット着用奨励山域」を指定しました。

1 趣旨

 県内の山岳遭難は、遭難件数が平成25年まで4年連続過去最高を記録するなど、
極めて憂慮すべき事態となっている。
 平成24年の夏山シーズンでは、遭難者の4人に1人は頭部を負傷しているが、
一方、滑落した登山者がヘルメットを着用していたため、
命を取り留めた事例もある。
 そこで、滑落、転落、転倒の多い山域を「山岳ヘルメット着用奨励山域」に指定し、登山時のヘルメット着用を呼びかけるとともに、所有していない登山者のためのレンタル環境を整備し、ヘルメットの着用を推進することで「自分の命は自分で守る」という意識の普及を図る。

2 着用奨励山域について

 ◇過去の遭難事故例及び山岳の形状を考慮し、安全への配慮が特に必要となる次の山域とする。
山 域 名
指 定 す る 山 域
北アルプス南部
槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレット)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域
北アルプス北部
不帰の嶮周辺、八峰キレット周辺
南アルプス
甲斐駒ケ岳、鋸岳
中央アルプス
宝剣岳
戸隠連峰
戸隠山、西岳
 ※ただし、他の山域においてヘルメットが不要という主旨ではない。


お上から、この様な規制を受ける事は、登山者の意識やレベルが問題なのでは?
此処から落ちるかも知れない・・・と、思うレベルの者、
足を置く石や掴む石が浮石かどうかの判断が出来ない者、
浮石を落としても〝落ァーク!!!〟と叫ばない・叫ぶ意味が判らない者は、
このような山域には足を踏み入れるべきではない・・・

これ等のお陰で、落石の被害に遭う事を思えば、メット装着は必須かも知れない。
自爆事故は当人の勝手としても、貰い事故は困ったものである。

処で、スキー用のメット(耳覆い)と、山用メット(耳出し)の形状の違いは何???
仲間のコール・風の音・落石の音・雪崩の音等々、五感を駆使する為なのです。


いづれにしても、本来自由で有るはずの〝山登り〟が、
色々規制されるのは迷惑至極。


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2月も中旬・・・・立春を過ぎても、当地はまだ冬・・・
気象庁の観測所が無い当地では、消防署が積雪の観測をしています。
発表では、1月末での累積積雪深は3m8cmとか・・・・
2月に入っても降雪が続いてるので、4mは超えてるものと思われます。
勿論、雪嵩は暖気や降雪加重に因って沈下するので、
今3mも積もってる訳では有りませんが、冬らしい冬です・・・

予報では22日頃が落ち着きそうなので、懸案の山行を予定しています。

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