海彦・山彦の白秋日記

4月の鳥海山 七高山と新山

10月5日
今日は、山に入って初めての休養日です。
高度順応を兼ねて、近くの サバイ氷河湖 に・・・
サバイ氷河から流れた水が溜まってますが、
昔はもっと水深が有ったそうです。
温暖化で南向きの氷河が、湖面に一気にナダレ落ちて、
水位が上昇しモレーンが崩壊、下流に有った村が土石流で消えたそうです。
今は、上の方に少し氷河が残ってます・・・湖水の色が綺麗です。
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モレーンが崩壊して土石流となった跡。
 
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このタナン村は、左の平地に有ったが土石流に流され、傾斜地に移転したそうです。
左の石がゴロゴロある処が元の村。
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村に来た、ヤク肉売り。
空気が乾燥してるので、冷蔵保存の必要なし、
このまま置いてると干し肉になるそうです。
 
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太陽光調理器です。光を鍋の底に集ると水が湯に・・・
太陽が移動すると、人力で向きを変えます。
グラグラ煮れませんが、芋や豆を煮るにはいいそうです。
このロッジには2基ありました。
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クスムカングル東峰に朝日が・・・テント場は賑わってます。

正面には、祭壇、ダライラマの写真も有りました。
 
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左壁には、仏画。
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右壁には、大きな鷲の剥製、ミイラ ?  
チベット仏教では、昔 鳥葬が有ったと聞いてます。
鷲は神様の使いなのでしょうか・・・・・
 
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コテ村に到着しました・・・体調は悪く無し・・・
 
 

10月4日
今日は、コテ村(3550m)からタナン村(4230m)へ、約7時間の行程。
また、長い一日です・・・・
 
村を出ると広い川原を進みます・・・正面に  Kyashar峰6770m。
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更に進むと、谷が開け 
クスムカングル峰6369m↓     ↓東峰6355m      ↓Kyashar峰6770m
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10月3日
ドゥリカルカ(4200m)からコテ(3550m)まで、ほとんど下り道です。
約7時間の行程です・・・・
昨日の、峠越えは大変なものでしたが、越えれてなんとか・・・
今朝は、それほど苦しくないです~ でも、また7時間も歩くのは・・・
 
出発して暫くは、斜面の左を巻いて歩きます。 
まもなく、石楠花林に入ると、一気に降り道・・・・
雲の間から、メラ峰が見えました~~まだ、かなり遠い・・・・
 
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どんどん降ると、一軒の小屋、そこで昼飯です。
沢水が流れて、良いところ。
空気が濃くなって来たのか、下りということもあって、
あまり苦しさは感じません。
 
ヒンク谷に降り立つと轟々と川が流れてます。
上流に氷河が少ないのが白濁してません~ 岩魚が居そうな感じ・・・
川沿いに右岸(川の左側)を進むと、コテの村が見えて来ます。
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以外に大きな村、国立公園の管理事務所もあります。
谷の奥には、メラ峰が見えます。
川沿いに左から大きく巻き、裏側から登ります。

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谷の中にロッジが2軒、チュタンガ同様建物は、エベレスト街道に比べれば劣ります。
このルートは、メラ峰かバルンッエ峰に行く隊より通らないし、
トレッキングコースからも外れてるから・・・各隊がテント張ってます。
テント場料の収入より望めないかも、登頂目的の隊は食料持参だし、
ロッジ泊や食事提供も少ないだろう・・・
ガイドやコック長はテントで寝ますが、
ポーターやキッチンボーイは岩陰で、
ビニールシートをフライの様に張りその下で寝るとか・・・
 
疲労が大だが、ここ(4200m)で休憩日を取るよりは、
コテ(3550m)まで降りた方が、体への負担が少ないだろう・・
と言うことで明日はコテまで。

10月2日
今日は、チュタンガ(3500m)からドゥリカルカ(4200m)まで。
7時間位掛かる強行軍です。
途中に、ザルワラ峠(4543m)とチュトラ峠(4615m)が・・・・
1000m以上の標高差があります・・・
メラ峰登頂は、この峠を上手く越えれるかが、鍵だと言われています。
チュタンガでもう一泊し、翌日高度順応を兼ねて、
途中まで登り体を高度に慣らすという隊もあります。
早朝、出発、時間を掛けてゆっくり登ります・・・・
このルートは急斜面が多く、ゾッキョやヤクは通れません。
全て人力で運びます・・・・・
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Gonglha峰5813m。
これに向かって谷を登り、右に見えて来る峠を直登します。
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登って行くとこんな感じ・・・
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圧巻です・・・ヘロヘロ・バグバグですが・・・頑張ります・・・
ストックが欲しい・・・
下から登って来る隊が丸見え、
ザック降ろして休んでも写真撮る余裕無し・・・
6時間でやっと最初の峠に到着・・・バグバグです・・・
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ここから、左のガレた斜面をトラバースして、次の峠に向かいます・・・・
ガレ場に、綿毛トウヒレン と言う珍種の高山植物が有りましたが、
写真撮る余裕無し!!
帰りに撮りました~~
歩きながら、一瞬気が遠くなるのが判ります、ふわぁ~~っとした感じで、
すぐ我に帰りますが・・・・
やっとの思いで二つ目の峠も越えました・・・・
ふらふら降りていくと、今夜のキャンプ地が見えました・・・
安堵感からか、一度転倒 怪我はありません・・・
大きく息を吸い・2回吐く、これの繰り返し・・・
少しでも肺を空にし、新鮮な空気を・・・
 
なんとか、ドゥリカルカに着きました・・・・ 

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