の続き
8月6日
11月末から始まる南極行に備え、
10日に出国して、グリーンランド徒歩横断ツァーに参加すると言う。費用総額は約260万円だとか・・・21年南極行で集めた残金から支出。
プロが、商業ツァーに加わる違和感は有るが、自己流で
単独行動して来た彼には、
団体行動をする事により、新しい発見・気付きが有るかも知れない。 

出国間際の今に為って、肝心要のスキーの組みをする彼に、オィオィ感が有るのだが・・・
取付を業者に頼らず、自身で組む点は評価するが、もっと早くに仕上げて、
乗鞍辺りの雪渓で、試して見る気持ちが無いのか?

自身の冒険スタイルを本流ではなく、傍流の“サブ・カルチャー”だと言う辺りからして、
これが妥当なのだろう・・・
彼の語録に「必要なスキルは後から身につければ良い。踏み出し続ける覚悟と勇気。
夢を叶えたいと願う純粋な心があれば。
と有るが・・・
違うだろ!!!それを冒険とは呼ばない。無謀と言う。裏付けの無い前進は、いずれ玉砕する。
古くは、八甲田死の行軍・南極スコット隊、直近ではエベレストの栗城。

其れに、南極行の資金1200万円のクラファンを、8月1日から立ち上げと言ってたのが、
グリーンランド到着後、遠征出発までの間にすると言う、バタバタ感・・・

先日まで、“子連れの三陸ウォーク”のPerformanceで、時間が取れなかったのか・・・

何か? 末期の栗城と極似する。出国まで資金稼ぎの講演三昧で、出国延期・行程発表も、
BC到着後で再三変更を思い出す。この時、北壁諦め西稜諦め南西稜にすら到達せず敗退。

こんな事で、大丈夫なのか?

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作業中の画像がFBに載ったので、画像を見ながら、少し振り返る事にする・・・

徒歩に因るグリーンランド横断は、スキーで橇を曳く事に為るが、これは南極と同様だ。
なので、スキーの仕様が重要に為る。
今回使うスキー板は、南極で使ったアトミック製ウロコ細板の再利用。
外した3PIN金具が写ってるし、板に3PINの穴が3つ残ってる。
片板には金具が付けられ、ゲーター長目の靴がセットされて居る。深い雪を想定してか?
3PINから、NNN金具に変更する様だ。金具が変われば、当然靴も別仕様の靴と為る。

NNNNew Nordic Norm)金具とは、下の画像の様な金具で、靴先を挟む仕様。
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靴も爪先の形状が変わる。
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今回何故、3PINからNNNに金具の変更をしたのか? 私見だが・・・
先の南極では、画像の3PINを使ってた。⇩

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極点行25日目に、3PIN靴が曲げ伸ばしに耐えられずに、亀裂が入った。
柔軟性が有る筈のゴム質のコバが、低温下で疲労劣化したのだ・・・
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少しは改善の余地が有る、補強提案をしてたのだが・・・これを嫌っての変更か?
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3PINとNNNのどちらが、極地に向くのだろうか?  長短を考える・・・
3PINは、金属製で壊れる事が殆んど無いが、靴のコバに全負荷が掛かる。
NNNは、樹脂製なので低温下どうなのか? 但し歩行時の踵の上がりが、3PINを圧倒する。
縦方向への耐力が同等としても、スキーは横にズレる事が有る。重い荷を曳いては尚の事。
爪先一点で靴を支えるNNNより、足先の左右を金具のコバで支える3PINの方が、
断然有利な様な気がするのだが・・・クロカン仕様の経験が無いので、何とも言えない。

今迄のFinetrackから、BRYNJEに支援先を変えたのか?
新ジャケットに、新しい毛皮(Coyote
)を取付たとか・・・

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グリーンランド遠征では、次回の南極点に継る“何かを”得て来て欲しい!!!

明日、日曜日のヨット講習が、先日の豪雨に因る水質悪化と雨模様で、中止の連絡が来る。
ガッカリである・・・次回11日は、出来るかなッ・・・

※森吉山ゴンドラ(往復)、太平湖遊覧船等が無料に為る。期間 8月11日~8月31日まで。
 高山植物の開花は末期だが、1450mに涼みに行くのも良いかも・・・


8月8日
今回の遠征の装備が公開された。
衛星経由で、行動記録をHPにupされる様だ。その為の機器⇩。Batteryはどの位の量か?
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衣類・ギアが中心・・・所謂、個人装備と言うやつだ。
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装備について・・・
①面白い装備(黄印)発見。何と言うのか? 「中綿入り底付きオーバーシューズ」
テントから出る時に、都度靴を履くのは面倒だ。ゴム底付きを初めて見た。
ゴム底無しは持ってるが、長期なら有れば便利な一品。
②P・bottle(小用瓶)が入って無い、一々外に出るのか・・・以外に“まめ”だナッ。
③橇曳きベルト。幅広でないと食い込んで痛い、納得の品。
④温かい飲み物を入れる、テルモスが無い。主催者が準備か?

橇・テント・炊飯具・食料が、入って無い・・・ツァー主催者が用意するのだろう。
これに嗜好品が+に為るかも・・・100Lザックにダッフルバッグで間に合いそうだ。

ツァーが始まってから、個人が曳く橇に、此等の重量が含まれるのは当然だが、
共同装備(テント・炊飯具・食料・燃料)の分担の有無がどうなのか? 興味が有る処。
分担無しだと、主催者がサポート隊を組まなければ為らぬ。


8月11日
10日に出国して、
Germany経由で11日にIslandに到着。
11月末からの、南極行費用1200万円調達の、クラファン⇩を発表した。
https://motion-gallery.net/projects/the_new_beginning

総費用を見て、驚く・・・前回の南極行で集めた金が、415万円残ってるはず。
  • スタート地点までの飛行機チャーター費 5,000万円 
  • 装備費 150万円 
  • 日本から南米への荷物運送費 50万円
  • 衛星携帯電話通信費(SNS発信料含む) 50万円
  • 食費(南極での食糧が主) 50万円
  • 南米での滞在費 30万円
  • 冒険用生命保険 10万円

合計 5,340万円
5340万円の内の、1200万円分をクラファンで調達するのだと言う・・・
1200万円有れば、少なくともプンタアレーナス⇔南極点の費用が賄えると思っていた。
その訳は、以前にも述べてるが、同時期同ルートで開催される商業ツァーの費用が1332万円だ。⇨https://www.cruiselife.co.jp/cruise/detail_2467.html
彼が今回発表した極点行の行程と、商業ツァーの行程が極似してるからだ。

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このツァーに参加して、運んで貰えば、少なくとも飛行機代3700万円が節約に為る。
装備費の150万円。前回、衣類・橇・スキー・寝袋他で130万円使ってる。
持って帰ったはず、使い廻しが出来ないのか・・・金具・靴は新規としても。
他人事ながら、金の使い方に納得いかぬ点が多々有り。

商業ツァーと前後して歩くのでは、単独に為らないと言うかも知れないが、
例え5340万円掛けて、極点に到達しても、“一筆書き単独行”からは遠く懸離れ、
2年後しの到達と言う事に為り、冒険的価値よりは、自己満足の世界かも・・・
登山の様な垂直移動では、途中から等と言う“二筆書き”は、絶対に有り得ない事だ。
水平移動だから、途中からでも継続可能と為る・・・一寸厳しい見方かなッ?
(例)太平洋を無補給単独横断すると言って・・・ハワイで時間切れと為り中断、後年にハワイ発で米国に着いて、俺は太平洋を無補給単独横断した・・・

今日はヨット講習日だったが・・・連日の豪雨で、中止。今年の天候は異常だ・・・


に続く