10月12日
11日は秋の風雨の様相、晴れてるが雲が流れて来ると、バチバチと大粒の雨。
夕方には雨が止む予報。午後から出かけた・・・

10月1日に解禁に為る事を、娘は知ってるが・・・
で、1日解禁の釣行を中止にしていた。

下の子が姫鱒の塩焼きが好物で、十和田湖に行く度毎に、2尾ネダラれると・・・
小さい奴が1尾600円もするらしい「爺、釣って来て頂戴」と言う事で、
9月末に、恵比寿Beerを1箱置いて行った。貰った分、釣らなくては為らぬ・・・

和井内孵化場の蓄養池と遡上口を見たが、魚は薄い・・・
遡上ロの暗渠の中に、4~50cmの桜鱒が1尾のみ、姫鱒は皆無です。
水温が高く、遡上ロへの接岸が遅れていると言われてるが、本当だろうか?

十和田湖の姫鱒は、自然孵化率が、ほぼゼロと言われている。
産卵しても、卵が他の姫鱒・ヨシノボリ(小型ハゼ)に喰われるのだ・・・

孵化場では、毎年約6000尾を捕獲し、人工孵化で70万尾を放流してると言う。
70万尾が、全て成魚に育つとは思われないが、釣れる数が毎年減ってるのは事実。
孵化場では、“桜鱒”も捕獲し、孵化・放流をしている。数は、かなり居る。
ワカサギも昨年までは、岸辺を群泳してたが、今年は皆無・・・何故だろう?

“姫鱒減少”に、こんな仮説を考える・・・
◎放流された姫鱒の稚魚の餌は、主に微生物だが、ワカサギの餌と競合する。
 その競合に負け、生存率が下がったのでは?
◎姫鱒の稚魚が、桜鱒の餌に為ってるのでは? 桜鱒が年々増殖してる。
 今年、ワカサギが居ないのも、桜鱒の捕食が原因かも・・・
 60cmを越えるサイズに育つには、大量の餌が必要なはずだ・・・

晩秋の和井内孵化場の遡上ロで、桜鱒が遊泳して来ると、小さい姫鱒が逃げ回る・・・
姫鱒が桜鱒を嫌っている事は、明らかだ・・・同じ鮭目鮭科の紅鮭の仲間なのに・・・

前置きが長く為ったが・・・

釣場の駐車スペースに着く。秋田NOが2台のみ・・・3時~4時半の間に、
婚姻色の雄2尾・産卵直前の雌1尾、雌のサイズは25cmも有り、針掛りして少し放卵。
イクラ並に大きな卵だ・・・これで産卵が始まってると確信、明日に期待です。
1日半雨が降ったので、普段流れて無い小沢から、多くの小川が流れ込んでる。
濁り水で無いのが、一安心・・・濁りが入ると、岸に寄らなく為るのだ・・・

外輪山に囲まれてるので、暗く為るのが早い・・・車に戻り、一人宴会。
明日に備えて仕掛変更し、8時に就寝・・・10月中旬なのに温かい・・・
平年は、山用厚手ダウン上下を着込むのだが、薄手のダウン上だけ羽織り寝た。

翌 10月12日
3時に目覚める・・・夜明け前の珈琲・カップ麺を喰い、4時に釣座に向かう。
いい場所が取れた、此処では1.2の釣果が出る処。数釣り間違い無しだ・・・
5時過ぎに、外輪山の端が白け始める。釣行開始・・・

左隣りの奴、後から来たのに、「もっとー、右サ寄レ」と、津軽弁で・・・
立木の枝が湖面に垂れてて、正面に振り込めない様だ・・・何を仰る兎さん♬~
周囲の状況も知らずに、釣座を構えるとは、ド素人「竿分、離れるのが筋だろ!!!」と。
俺のウキに被せて、餌釣りスピニングでドンドン投げて来る。
コレだもの秋田では、こんな奴を“津輕衆”(ツガルシュ)と呼んで、嫌っている。
八戸・青森人は、こんなの聴いた事が無いのだが・・・津軽のマトモな方御免ね。
以前にも十和田湖で、津軽弁のこんな奴と出食わした事が有る。
釣れたポイントに魚が集まってると思ったのか、途端に横投げして来る・・・
横投げして来ても、俺が除けないので、曰く「絡んでも、知らねぇヨ」だって・・・
「絡めるのは、下手ダベゃ」と返答。

奴の目の前で、立て続けに3尾釣る・・・明るく為って見たら、茶髪のアンチャだ・・・
格好は、一丁前のアングラー風情。アンチャ! 釣りは、格好じゃ無いのだよ~
仕掛を見ると、LEDの大電気ウキに浅棚40cm位、葡萄虫1匹。コレじゃ一生釣れぬョ~
同じ処に投げて来ても、当たりすら無く、アンチャは何処かに去ってしまった・・・
いい奴なら、仕掛・棚・餌の付け方・合せの呼吸等、一言言ってやるのだが・・・
此処で釣れないなら、他で遣っても間違い無く釣れない!!。支那流に言えば、核心的発言!

アンチャが去り、倍も広く探れる様に為り、釣果も飛躍的にUP。開始2時間半で11尾。
8時頃から北東の風が吹き、岸辺が波に洗われる。岸が砂の処は波に弱い・・・
曳き波が底のドロを巻き上げ、岸から3m位が濁り出す。
姫鱒は濁りを嫌う・・・当たりが遠のく・・・

今日は夕方迄の予定で来たが、今から砂の無い岩場に移動しても、釣座の確保は無理。
超早いが、9時で納竿。帰る時点で周囲10人程は、釣れても1~2尾で、多分今日の竿頭。

色々工夫をして来たが、釣行結果は14尾。ここの魚体は良い。
今が産卵最盛期、釣られたショックで、放卵・放精する姫鱒多し。
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雄11尾・雌3尾。婚姻色の雄は40cmで、過去2番目、滅多に釣れないサイズだ。

孫に喰わせる分を先に捌き、妻に届けて貰う。喧嘩しない様に、25cmクラスを揃える。
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雌3尾から採ったイクラ。出汁醤油に2日漬けて、熱々御飯に・・・
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帰路、再度 和井内遡上ロを見たが・・・姫鱒1尾のみが泳いてた・・・
孵化場ては、雄・雌の仕分け中。遡上口からの自力遡上では無く、網で捕獲した物。
雌は、卵が熟すまで蓄養池に放たれるが、雄は棒で頭を叩かれて即 昇天。(右奥)
周辺の宿泊施設に売られてしまう・・・そして、今夜の刺し身や塩焼きに化ける。
人工授精は、ボール1杯の卵に、雄が3尾も有ればよいのだから・・・
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桜鱒。多分雄だろう・・・縦縞模様の婚姻色が、まだ出ていない。
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桜鱒。体型から雌だろう(雄より小さい)・・・採卵適期まで蓄養。
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今回の釣行で感じた事
釣る場所だ! 釣れる処は、底石・砂が綺麗だ。多分、底から湧き水が有るのだ・・・
◎仕掛 針は小さく・鋭い山女針が、飲まれるが確実に釣れる。
    ウキは小型・曳き抵抗が無く、魚に違和感を与えない。
    玉・棒ウキ仕掛を用意したが、11日は雨で玉ウキの波紋が判り難く、棒ウキ使用。
    処が、シモリ玉が半分沈み・・・膝上まで浸かっての目線では、これも判り難い。
    12日に備え、車中で飲みながら再改良。丁度 北海道の鮭ブッコミ釣りで使う、
    底から餌を立たせる、発泡スチロールをビニール巻したウキ? を、1cm切りにし、
    赤の蛍光塗料をスプレーしたのが、道具箱に入ってた~ 其れに変えたのだ・・・
    発泡なので100%水に浮く 実に見易かった~ 以後、これでいく!!!   
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⇩この様に変更
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◎ルミコ 夜明けの薄暗い時、当たりが明確に判るし、水中でも走る方向が判る。
◎合せ 当たりの後の曳き合せても、針外れが多い。餌の端を咥えているだけなのだ。
    50cm~1m曳いてから、進行と逆方に糸を張り、穂先だけで軽く聞いて見る。
    乗ったと思ったら、手首で合せを入れる。小気味良いプルプル感が伝わって来て、
    竿が一気に弧を描く。砂浜に後退りして、竿の弾力で岸に曳き上げる。
    この時迄、竿のテンションを緩めたり、道糸を掴んでは駄目、反転針外れする。
    0.6号のハリスは、道糸を掴むと切れるが、曳きの力を竿が吸収するので、
    切れる事は無い。40cmも0.6号のハリスで釣った。(タモ入れの手間が省ける)
    この為に、軟調子の渓流竿かヘラ竿を使うのが断然有利だ。
◎餌  今回初めて、ピンクサバ虫を使って見た。針のチモトまで4.5匹をチョン掛け。
    葡萄虫を頭から刺し腹で抜き、虫の抜け防止に、赤タン5mm位に切りチョン掛け。
    サバ虫がウネウネ動くので、抜群に喰いが良い。
◎竿  全部3.6mの軟調渓流竿で釣った。ポイントは4~5m先の深さ80cm~1.5m位。
    棚は70cm位に設定。深場でも、それに喰って来る。延竿の方が手返しが良い。

次回は、何日に釣行しようか・・・去年は20日過ぎには、ここの接岸が終わってしまった。
其れまでに、何回行けるか? 孫の期待も有る。混みの土日を避けて、雨無しの日に!!!
配達に行った妻の話では、「デッカイ~7尾も居る」と大喜びだったとか・・・