12月12日
今の時期は、晴れる日が少ない・・・今日の予報は、穏やかな曇りで午後から晴れ間。
積雪も1mを越えて日が経つので、そこそこ雪も絞まったかと思い、
八甲田へ・・・
酸ヶ湯のPに着いたら、其れらしき空の車が4台、直ぐに準備してスタートです。

ブナの2次林の中には、土日のトレールが残ってて、新たな降雪は無しの様子です。
クニャクニャ曲がるトレールは、スキーでは回しが面倒、出来る限り直進します・・・
2022_12120001 パノラマ写真
風が吹かなかったのか? 雪化粧が落ちてない・・・
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林を抜けると、無木立の広場。手前の木が枯れてる・・・火山ガスが発生してる処。
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右手(南側)に、南八甲田の逆川岳1183mと、奥に横岳1339mが・・・
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大きな青森トド松、この標高では樹氷に為れず・・・
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奥に、真っ白な八甲田連峰の主峰“大岳1523m”が見えた。
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大柄な外人が猛然とスキーで追い越して行く、「オハヨウ ゴザイマス・ドーモ」と。
米軍三沢基地の要員だ、冬の八甲田には多く現れる。アッと言う間に見えなく為った。
日頃鍛えているのだろう、恐ろしい体力だ・・・

地獄湯の沢出会いに着いて、板を脱ぎ一本立てる。
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今日は、新雪深雪を予想して、登りも滑りも沈まない様に、センター105mmのRocker板。
リバティ製の芯が竹で、軽い部類に入る板だが、それでも片足1・6kgも有る。
金具はTLT370g、全面シールは重く為るので、87cmの自家製作。結構登れるものだ・・・

ここから夏道を辿った跡は無し・・・
沢通しに登り、仙人岱を目指すか? 横断して右に取り付き、硫黄岳のコルを目指すか?
テルモス珈琲を飲みながら考える。どっちのルートも上部は風の通り道だが、今日は微風。
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沢床に滑り込む、日差しが当たり、奥に大岳が見えた・・・
沢筋にトレールが伸びている。多分雪崩無いだろうが、チョット心配・・・
こんな思いがする時は、安全第一で硫黄岳のコルを目指す事に・・・
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此処にも、スキーで登ったトレールが・・・ストック跡を見ると、4人組です。
地獄沼辺りから登って来たのか・・・
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標高が上がると、青森トド松が樹氷らしく為って来る。横岳の左に櫛ヶ峯1516mが見える。
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先行者のルート取りが、実に上手い。風に因る凹凸を避けて、伸びてる。
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コルが見えて来たが・・・12時が近い、後1時間は掛からないと思うが、ここで断念する。
今の時期は日が短い、3時を過ぎると薄暗く為り、4時過ぎには暗く為る。
2.3月になれば、日も長く為り、行動時間が伸ばせるのだが・・・
1人だし、何か有ってからでは遅い・・・ワンビバークの準備は有るが・・・
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板を外し2本並べて座る、熊尻皮が有るので冷たくは無い。
クリームパン・ドラ焼き・テルモス珈琲で昼飯。吹き上げる風も無く、快適。
左に大岳の頭が見える・・・雲が上がったのだ・・・予報でも午後から回復すると・・・

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シールを外して、靴を締めて滑走・・・Rocker板は、沈まず浮遊感が有り快適・・・
雪も粉雪で回し抵抗無し・・何か滑りが、上手く為った様な錯覚・・・硫黄岳が遠くなる。
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樹氷群に日差しが当たる・・・
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今の時期は、雪が締まって無く、樹氷脇は要注意だ。踏抜くと蟻地獄状態になる・・・
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硫黄岳西斜面の樹氷群
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1時半には、車に戻れた。
下山メールをして帰路に就くが、城ヶ倉大橋からは雪が消えてて、4駆を解除して走る。

次の晴れ間は、何処を登り・滑るか・・・

山行中、気に為った事
八甲田の東の三沢市に、米軍基地が有るが、山行中に矢鱈と戦闘機が、超低空飛行。
昨年までは、洋上で訓練をしてたのだが、起伏の多い山間部を縫う様に飛ぶ訓練。
しかも編隊で! 何の為の訓練か? 半島の彼の国を想定した訓練だと、想像出来る・・・