海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2014年09月

手持ちのピッケル紹介
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①アンデンマッテン(スイス) 950g 77cm
 
 このピッケルは、今は無き四谷の【山友社 たかはし】が、
 見本として取り寄せた中の一本。
 ピックからブレードまで32cmの大振りで、
 小柄な日本人には向かないと輸入しなかったらしい、
 なので日本に有るのはこれ一本限り。
 店の飾りにしてたものを、拝み倒して入手。
 山嶽部時代何度か使ったが、矢張り扱い辛かった。
 特徴
 木部は、希少なヒッコリー使用。
 鋭いピックと極端に湾曲したブレード・菱型のスピッツェ。
 ピック裏に、地元のミシャベル連峰の彫り物。
 堅雪への刺さりとカッティングは抜群です。
 
②森谷(秋田) 950g 73cm 製造番号は N4458
 
 高3の時に森谷製作所に依頼し造って貰ったもの。
 炭素鋼(S)とニッケル・クローム鋼(N)が有り、
 粘りの有るN鋼での製作依頼。
 穴無しが6000円・穴有りが7000円、
 当時月1000円の小遣いだったので穴無し選択。
 山嶽部時代はこれ中心に使用、シャフト交換時に10cm詰めて貰う。
  初ヒマラヤ登山で、ポカルデ峰(5806m)・イムジャツエ峰(6189m)登頂時に帯同。
 
③ウイリッシュ(スイス) 700g 45cm
 
 2代目ローマン・ウイリッシュ作の名品。
 鋼材は軟らかい、ピックをリスに刺し体重を掛けると撓る。
 85cmだったのを、森谷で45cmに詰めて貰う。
 当時、新規に短いものを買う余裕が無かった・・・
 
④アイガー・スーパー(東京HOPE)  950g 75cm
 
 今は無きホープ社晩期の製品。
 木製シャフトのアイガーの後に、
 ピック角度をより鋭角に、ブレードカップを大きく、
 ハーネス・シュピッツェを一体に。
 鋼材は、ニッケル・クローム・モリブデンを使用。(当時としては、最高の鋼材)
 シャフトも、高力アルミ合金管1.2mmにアルマイト処理し、
 更にエポキシ系FRP加工。
 日本の精鋭がアルプス3大北壁を目指した頃のもの。
 
⑤シモン・カマロ(フランス) 800g 62cm
 
 3代目ロジャー・シモン作 
 手作りの鍛造での製作を止め量産が出来る鋳造に。
 これは、ピッケルだった物を鍛冶屋に頼みブレードをカットし、
 鋼を溶接してアイスバイルに改造したもの。
 1500円で・・バイルを買う金が無かっただけ。
 昔のアイスハーケンは、スクリュウ式でないので、
 これで充分叩けた・・・
 
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⑥アルピレッド ルネ・ドメゾン モデル(フランス) 700g 60cm
 
 名クライマーのルネ・ドメゾンがプロデュースした逸品。
 シャフトは、超ジュラルミン製で、超音速機コンコルドの骨材を使用。
 シュピッッエとハーネスの段差が無く、
 刺さり最高、振ったバランスも良い。
 
⑦マウンテン・テクノロジー(スコットランド) 750g 75cm
 
 山好きなロールスルイス社の技術者が造ったもの。
 当時、ロールスルイスのピッケルと話題になった・・・
 ピックにイギリスと打たず、敢えてスコットランドと表記したのは、気骨か・・・
  バランスが良く、扱い易い。
 
⑧カンプ・アイスバイル(イタリア) 780g 55cm
 
 カンプ社とインターアルプ社が合併した頃の作で、両社の刻印がある。
 
⑨⑩エイリアン(イギリス) 共に750g 50cm
  
  DMM社製のアックスとバイル。
  ピックはノーマルではなく、
  氷に刺さった時に安定するバナナピックを採用。
  シュピッツェも刺すことよりも、雪面で安定させる方式。
  このスタイルのアックスは後に、ベントシャフトへと進化する。
 
⑪カンプ・ALPAX 570g 57cm
 
 急斜面にピックを刺して登る時に、
 シャフトが曲がってる処を握ると雪面に着かず具合が良い。
 12本アイゼンとの併用で、カッティングの要素が無い為、
 ブレードは最少限。
 ベントシャフトの為、滑落停止には向かない・・・
 バランス良く、非常に使い易いアックス。
 2回目のヒマラヤで、メラ峰(6654m)登頂時に帯同、しかし長大なメラ氷河を登るには、
 マウンテンテクノロジーのピッケルが良かったかも・・・
 
ピッケルの選び方
目的の山の斜度に合うものを選択する。
 
長さについて
急斜面が多い山ほど、シャフトが短いものを・・・長いと登行時に刺し難い。
緩斜面が多い山は、
長いもの(立ち位置でシュピッッエの先が地面から10~15cmの長さ)が、扱い易い。
 
重さについて
最近軽量のものを進める店があるらしい・・・全国ネットだが知識不足・・・
軽いものは、
氷化した雪面での足場カッティングの際、弾かれて使い物に為らない・・・
かえって疲れる・・・
700~800gの確りしたものを選ぶべき。
 
バランスについて
シャフトを握り、体の前で肘を軸に左右に振って診る。
1時間でも振ってられるなぁ~ と思えるものが貴方にベストマッチ。
但し、重さは先に述べた通りのもの・・・
 
★使用については、滑落停止が確実に出来ること。
 滑落停止技術が無くて滑落した場合、ピッケルバンド着用してるとピッケルが暴れ、
 ピックが腹に刺さり死亡例多し。
 ヨーロッパ式にバンドを使用しない方が、ある意味安全かも・・・
 
 

 Truvativ1さんの資料から引用です。 Truvativ1さん、ありがとう。
 
実力・実績のある日本の登山家(存命)、
リストの中に、小西浩文・山野井夫妻が入ってたのは嬉しい限り。
特に、山野井夫妻とは2006年のヒマラヤ海外遠征登山で、
3週間ほど行動を共にしましたから~~
野○・栗○を選んで無いのも目が高い・・・・
 
凄い外国の登山家
リストの中に、
テレイ・カシン・ヘックマイャー・ボニントン・ボナッティ・ドメゾン・レビュファ等の往年の名アルピニストが含まれてる。
でも、ヘルマンブールが入ってないのが、少し残念です・・・
 
彼らの登山記を読み耽った、若い頃が懐かしい~~
特に、ガストンレビュファは映画「天と地の間に」で、
アルプスでの素晴らしい登攀を紹介してた。
日本公開の際、神田の共立講堂で講演と上映があり、
著書にサインして貰い感激した思いがある。
勿論今でも宝である。

2002年7月23日 真鯛 65cm 
  男鹿半島沖 新山で 第18おが丸
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2004年7月8日 
 男鹿 入道岬沖 黒ソイ 50cm 1.6キロ 第18おが丸
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水深70m、片流し、岩虫餌釣り。
釣り船は、秋田県男鹿市北浦の【第18おが丸】です。
この頃は、真鯛に夢中でした~~
 
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鰤 水深100m 200gのメタルジグ使用。
  この日は同サイズ2本、他はワラサ多数。
  釣り船は、くろまつ丸
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 暴れるので、撮影大変~
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2006年10月21日
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2006年10月28日
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2007年11月22日
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2009年11月7日
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2009年11月14日
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2010年11月29日      メタルジグに真鯛が・・・鰤狙いなのに。
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 メジまぐろ(本まぐろ・黒まぐろの子)
2011年10月23日、てり場 水深80m 240gのメタルジグ使用。
75cm 8.5kg 鰤狙いで釣れたもの。釣り船は、くろまつ丸。
 
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戻り鰤のシーズンは10月~12月初旬で、今年は5回予約してますが、
日本海が荒れ始める季節なので、何回出船出来るか・・・・・
暫時、記載します。
 
釣り船の料金が、ここ数年で倍近くになり、年金暮らしとしては・・・

10月16日
チュタンガからルクラまで、約2時間ほど~ 低い処にに降りたので体調よし。
ルクラ泊なので、遅めの出発・・・1時間ほど歩くと雨です・・・合羽着用。
途中に有った民家で、雨宿りさせて貰いました~
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婆さんが、ドブロクを作っていました・・・
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1時間ほど休んで、小雨になったのでルクラへ。
今夜はロッジ泊です~
廊下に共同のシャワー(沢水)とトイレ(ドアなし・下を水が流れてる水洗)が、
有りました。
明日 昼にはカトマンズなので、シャワーはパス。
夜は、ガイド・ポーター・キッチンボーイ達とお別れの宴。
 
10月17日
朝の便で、ルクラからカトマンズ→ホテルへ。
昼前にホテルに入る、風呂に湯を入れてる間に(チョロチョロ)、
ホテル脇のネパール・コンビニで、
ミネラル水・ウイスキー・ヤクジャーキー・たばこ等調達~
風呂上りに、堪能でーーす。
 
10月18日~20日
この間、飛行機の便待ちでカトマンズ滞在、
ゴミゴミと喧騒で居たくない街です。

ガイドが、ネパール山岳協会発行の登頂証明書を、届けてくれました。
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10月21日
昼の便で、カトマンズから中継のタイへ。
夕方にタイ発の便で、22日朝に帰国しました。
栃木の友人宅に泊り、23日に帰宅。
長い長い山行でした・・・
次は、出来れば パキスタン・カラコルム山脈へ~~
 
この遠征記録は、当時の【山日記】を参考に記しました。
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10月13日
コテ村で休養日です。やる事も無く、靴下の洗濯などし、テントの外で日向ぼっこです。
 
10月14日
今日は、谷沿いに1時間ほど下り、
4200mのトゥリカルカまでの急登です。
約900m、約7時間の歩行。
太い針葉樹の林にジグザグ道がついてます・・・
林を抜けると、潅木帯さらに石楠花林に入ります。
春なら綺麗な花が観られるでしょう。
岩稜を何回も巻いて行くと、トゥリカルカのロッジが見えて来ます。
ロッジ前で幕営。
 
10月15日
トゥリカルカ(4200m)から峠を2ヶ所越えて、
チュタンガまで約6時間・・・
往路復路ともに最大の難関です・・・
来るときは、高度障害で大変な目に合いました。
高度順応が出来ているので、来た時ほどではないでしょう~
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最初の、チュトラ峠(4615m)の手前にある、お茶屋です。
この子は、朝に出たドゥリカルカのロッジの娘で、
標高差400mをあっと言う間に登って・・・
同時に出発したのに・・・・店番です。
夕方にはまたロッジに戻るらしい・・・
カメラを向けると逃げられました・・・
色は黒いが、黒木○○サ似の美形・・・・
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チュトラ峠から、次のザトルワラ峠(4543m)を見た画像です。
正面の凹部が峠です。 
後方は Shorong Himal の山々(6500~7000m)
 
 
峠と峠の鞍部に有った 綿毛トウヒレン 
ヒマラヤでも数が減り、ブルーポピーより希少な高山植物とか・・・
綿毛で寒さから身を守ってるらしい。付近に10株ほど・・・
この綿毛が血止めの薬になるので、乱獲されたとか・・・
ソフトボール位で、触ると中はスカスカ。
来た時に見ていたが、写真に撮る余裕が無かった~~
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峠から急斜面を1000m下ると、チュタンガのお茶屋です。
そこで幕営です、来た時もここで幕営しました・・・

紅葉が盛りです。
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来た時も放牧されていた、ヤク達 毛並みが色々です。
傍を通るのが怖いですが、荷物を積んでない時はおとなしいとか・・・・
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コテ村に着きました、川原の石にコケが付いてるが、谷沿いで霧の多い処とか・・・
手前の2階建てが、国立公園の管理事務所
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ここで、一日休養を取ります~~

10月12日
帰路です、カーレ村からタナン村を越して、コテ村へ一気に降ります。
4900mから3350mへ、1500mも・・・・
6時間の行程、来る時は2日掛けて延べ12時間も歩きました~
 
メラ主峰が見えます↓ぽっこリ小山。6654m
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カーレ村 まだ2隊が居るようです。
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カーレ村が小さくなる・・・         ↓見慣れたピーク41峰6649mともお別れ
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タナン村に来ると、リンドウがまだ咲いてました、白も発見 白は中々ない~
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日陰には・・・霜が・・・・秋も終わりです・・・・
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この辺が中間地点、まだまだ降ります・・・・

10月11日
夜中の1時頃 寒くて目覚め・・・・餅入りラーメンを食い、出発の準備。
靴を履いて、アイゼンを締めるのが一苦労です・・・
前回のポカルデ・アタック 時のドジ踏まない様に、シッカリ点検。
下部は、クレバスや隠れクレバスが多いので注意です・・・・
3時発・・・ヘッデンの明かりが頼りです・・・苦しい・・・
延々と続く大斜面・・・急でないのが救いです・・・
夜風が強烈に冷たく・痛い位い、手足が痺れるーーーーーー
過去にー25℃を体験したが、それ以下かも・・・・
 
やっと夜が開けたものの、曇天です・・・・崩れるのか・・・
太陽が上がったので手足の痺れは、無くなったものの、息苦しさは変わらず・・・
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クレバス、落ちたら大変・・・・何ヶ所もこんなのが・・・
先行隊のトレースを辿ると間もなく山頂が・・↓メラ主峰6654m 北峰↓
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クレバスを避けながら・・・
振り返ると ピーク41峰6649mの高さとほぼ同じ・・・
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目標50m歩いて、立ち止まり・呼吸を整える・・・この繰り返し・・・
 
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下からは、別隊が登って来てます・・・蟻の如し・・・・
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ACを出てから5時間、メラのポコンとしたピークが目前です。
写真を撮ろうとカメラを出したら・・・
ボタンを押すとレンズが出るが、すくに引っ込む・・・・
何回やっても同じ・・・
えぇーーっ 電池が弱った症状です・・・まさか? 
予備は・・・BCです・・・
ヘッデン予備・単4は、万一の為2本持ってましたが・・・
カメラは単3・2本。
アウトです・・・・・夜明けの寒さで、消耗が早かったのかも・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、こんな事を思った時が有りました。
電池の互換性を・・・
携帯ラジオとカメラが単3、GPSとヘッデンが単4です。
どちらかに統一した方が、予備2本有ればOKです。
でも、片方を買い換えなくては・・・・
結局そのままに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明るくなってたので、ヘッデンのを使えれば良かったのですが・・・・
 
50m位の雪の小山(結構急)を攀じると山頂でした。
カメラが無いのが残念 !!!
 
15分ほど居て下山、小山の下りは慎重に・・・足場がカットされてます~
緩斜面はアイゼンの跡がハッキリ見えます、
忠実に辿ることで、隠れクレバスを踏む心配なし。
ほぼ直線にドンドン下って・・・登りはゼーゼー・ハーハーなのに・・・・
 
途中で、氷河に腰降ろして遅い、昼飯 クッキーとテルモスの紅茶。
それほど空腹感はない・・・
 
AC(アタックキャンプ)は既にポーター達により、撤収されてました。
次の C1(第1キャンプ)に向かいます・・・
横に割れてるクレバスを蛇行し避けながら・・・
ポーター達がテントを畳んでる最中でした。
ACを撤収中に、降りて来るのが見えてたらしい~
ニコニコ顔で祝ってくれ、
自分達のオレンジジュース(昔有った粉末を溶いたもの、美味いとは ?)
を分けてくれました~~
 
荷造りが終わっていない彼らを残して、ドンドン下ります。
やがて、メラ氷河の末端 一息入れてアイゼンを外します~
ガレ場を巻くと眼下にカーレ村、BCが見えます~~  長かった・・・

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ACのテント外観。シングルなので寒い・・・・
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入り口から、マカルー峰が~~ドーンと眺めれます・・・
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こんな高所(5800m)まで、ヒマラヤカラスが餌を漁りに来ます、
口嘴が黄色・足が赤~~ お洒落なカラスです、鳴き声は カーカー 同じです。
 
明日 11日はメラアタックです~ 
夜明け前3時には出発、12時間位の行動になるかも・・・
 

10月10日
C1からAC(アタックキャンプ)に上がります。
5400mから5800mへ・・ 朝のChamlan峰7321m
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今回のルートで峠(4500mと4600m)を2ケ所越えて来たので、
高度順応が出来てると思ったが、5800mはやはり苦しい・・・
振り返ると北側に・・・そうそうたる山々が・・・・
エベレスト↓↓ローッエ ピーク41↓             ↓マカルー
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アップ画像で・・・・・
         ↓ヌプッエ         エベレスト↓      ↓ローッエ
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カーレBC方向    Kyashar6770m ↓        ↓Kangtega6685m
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やっとの思いで、到着です。
ACからの眺め~   ↓マカルー峰8463m  ↓Chamlan峰7321m
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           ↓メラ南峰とNaulekb氷河
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