海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2014年09月

10月4日
今日は、コテ村(3550m)からタナン村(4230m)へ、約7時間の行程。
また、長い一日です・・・・
 
村を出ると広い川原を進みます・・・正面に  Kyashar峰6770m。
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更に進むと、谷が開け 
クスムカングル峰6369m↓     ↓東峰6355m      ↓Kyashar峰6770m
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10月3日
ドゥリカルカ(4200m)からコテ(3550m)まで、ほとんど下り道です。
約7時間の行程です・・・・
昨日の、峠越えは大変なものでしたが、越えれてなんとか・・・
今朝は、それほど苦しくないです~ でも、また7時間も歩くのは・・・
 
出発して暫くは、斜面の左を巻いて歩きます。 
まもなく、石楠花林に入ると、一気に降り道・・・・
雲の間から、メラ峰が見えました~~まだ、かなり遠い・・・・
 
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どんどん降ると、一軒の小屋、そこで昼飯です。
沢水が流れて、良いところ。
空気が濃くなって来たのか、下りということもあって、
あまり苦しさは感じません。
 
ヒンク谷に降り立つと轟々と川が流れてます。
上流に氷河が少ないのが白濁してません~ 岩魚が居そうな感じ・・・
川沿いに右岸(川の左側)を進むと、コテの村が見えて来ます。
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以外に大きな村、国立公園の管理事務所もあります。
谷の奥には、メラ峰が見えます。
川沿いに左から大きく巻き、裏側から登ります。

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谷の中にロッジが2軒、チュタンガ同様建物は、エベレスト街道に比べれば劣ります。
このルートは、メラ峰かバルンッエ峰に行く隊より通らないし、
トレッキングコースからも外れてるから・・・各隊がテント張ってます。
テント場料の収入より望めないかも、登頂目的の隊は食料持参だし、
ロッジ泊や食事提供も少ないだろう・・・
ガイドやコック長はテントで寝ますが、
ポーターやキッチンボーイは岩陰で、
ビニールシートをフライの様に張りその下で寝るとか・・・
 
疲労が大だが、ここ(4200m)で休憩日を取るよりは、
コテ(3550m)まで降りた方が、体への負担が少ないだろう・・
と言うことで明日はコテまで。

10月2日
今日は、チュタンガ(3500m)からドゥリカルカ(4200m)まで。
7時間位掛かる強行軍です。
途中に、ザルワラ峠(4543m)とチュトラ峠(4615m)が・・・・
1000m以上の標高差があります・・・
メラ峰登頂は、この峠を上手く越えれるかが、鍵だと言われています。
チュタンガでもう一泊し、翌日高度順応を兼ねて、
途中まで登り体を高度に慣らすという隊もあります。
早朝、出発、時間を掛けてゆっくり登ります・・・・
このルートは急斜面が多く、ゾッキョやヤクは通れません。
全て人力で運びます・・・・・
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Gonglha峰5813m。
これに向かって谷を登り、右に見えて来る峠を直登します。
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登って行くとこんな感じ・・・
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圧巻です・・・ヘロヘロ・バグバグですが・・・頑張ります・・・
ストックが欲しい・・・
下から登って来る隊が丸見え、
ザック降ろして休んでも写真撮る余裕無し・・・
6時間でやっと最初の峠に到着・・・バグバグです・・・
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ここから、左のガレた斜面をトラバースして、次の峠に向かいます・・・・
ガレ場に、綿毛トウヒレン と言う珍種の高山植物が有りましたが、
写真撮る余裕無し!!
帰りに撮りました~~
歩きながら、一瞬気が遠くなるのが判ります、ふわぁ~~っとした感じで、
すぐ我に帰りますが・・・・
やっとの思いで二つ目の峠も越えました・・・・
ふらふら降りていくと、今夜のキャンプ地が見えました・・・
安堵感からか、一度転倒 怪我はありません・・・
大きく息を吸い・2回吐く、これの繰り返し・・・
少しでも肺を空にし、新鮮な空気を・・・
 
なんとか、ドゥリカルカに着きました・・・・ 

10月1日
朝ホテルから、国際空港隣のローカル空港へ。
街中は相変わらす、ゴミゴミしてるし、舗装の凸凹も同じ・・・
秋祭りが有るらしく、丸太で組んだ櫓みたいなのが目に付く。

やっと機内に・・・・
操縦席との仕切りはカーテン・・・オィ 頼むどーーッ~
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40分ほどで、ルクラの飛行場。崖手前で止まれて一安心・・・
飛行機内はこんな感じ・・・セスナの親分 プロペラ2基です。
 
ロッジで昼飯を食い、ポーターに100Lザックを預ける。
彼等は、物を肩で背負う習慣がないらしい、
誰もが荷物に付けた太いベルトを額と腰で背負う。
首の筋肉が強いのだろう・・・大きな竹籠も額で背負う・・・
 
今日はルクラ(2840m)から3時間ほどの、チュタンガ(3500m)まで。
緩やかな登り道だが、結構キツイ・・・・小雨が・・・合羽を着る・・・
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今夜のテント場。 小屋のカマドで火に当たる・・・相変わらずの雨・・・
後から着いたギリシャ隊が小屋に入って来て、
女子達(二十歳くらい)が雨で濡れたウェアを
隠しもせず半裸になり交換!!!! それも脱いでから、ザックの中を探し・・・
ギョギョギョである・・・・
しかも、中には腰にアンガス模様の刺青(タトゥー?)の子も・・・
 
うぅーん、ヒマラヤに来る女は、此の位の度胸がないと駄目だ!!! と、
叔父さんは思ったのです~
 
着替えが終わると、ギリシャ隊は雨の中登って行きました・・・
少し上にも小屋があるとか・・
 
 

2006年春に、
ポカルデ峰5806m・イムジャッエ峰6189mに登りました。
山頂から、南の方向に真っ白い山塊があり、とても魅力的でした。
次にヒマラヤに来る時には、登りたいと・・・
 
2010年秋に、再びネパールへ。
メラ峰6654mが目標です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒマラヤの標高ですが、同じ山でも
【ネパール山岳協会公表】【ネパール政府発行1/5万地形図】
【民間地図会社】で、
表示が違います。日本では考えられない事ですが・・・・
例 イムジャツエ峰 山岳協会 6160m
          政府   6165m
          民間   6189m となってます。
 
  メラ峰     山岳協会 6654m
          政府   6470m
          民間   6461m となってます。
普通、政府発行の地図表示が正しいと思いますが、下部組織の協会との差は如何に・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9月28日
100Lザックを背負って、田舎の空港(飛行場かも・・)へ出発。
羽田からの到着便が濃霧で降りれないと・・・
一時間も旋回・・・諦めて戻った・・・
えっ!  どーする乗れない~  払い戻して新幹線? 
これから戻って高速バスか・・・
流石、ANAですね~ 
バスで他の空港に送ってくれるって、別便の手配も完了。
預けてた100Lザック(20キロ)を、
ハイヒールのお嬢さんがバスまで運んでくれるって・・・
あぁーとか、うぅーーって持とうとしてます。
玄関に大型観光バス到着、お客は6人・・・
他の客は払い戻したらしい・・・
2時間走って空港へ、別便に搭乗・・・スタートから綾が付く。
 
9月29日
夜、タイ航空で・・・・・高度が下がって街の明かりが綺麗です、
いつの間に着陸したのか判らないほどの滑らかな滑走です。
案内があり・・・機長の最後のフライトとのこと・・・
乗客から拍手が沸きました・・
機長挨拶・・・スッチーが和訳で 搭乗ありがとう、
タイ航空を今後も宜しく・・・
 
9月30日
 
カトマンズ行きに乗り換えの間に空港見学、コンコースの巨大オブジェ。
 
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ヒマラヤが見えて来た~8000峰が3座も~~
             エベレスト↓   ↓マカルー カンチェンジュンガ↓ 
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カトマンズ着
宿泊するホテル、中庭が綺麗です。
カトマンズのホテルは、インド人の経営者が多いとか・・・
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繁華街のターメに近い処。
生水注意なので早速ネパールコンビニで、
ミネラル水・ビール・ヤクジャーキーを買う。
ヤク肉は前回土産で持ち帰ったが、評判が良かった、今回も買って帰ろう~
 
ホテルの傍には、対外山用品店・旅行会社・両替商・ネパールコンビニがある。
旅行客相手なのだろう・・・
山用品店を覗いてノースのダウンパンツを見てたら、
女の店員が片言の日本語で話し掛けて来る。
「ドデスカー 5000エンデ イデスヨー」「長過ぎる」と言うと・・・
「アシタマデ ツクテオクヨー」完全に偽物・・・
 
ルクラやナムチェは勿論、途中の村でも住人の半数近く(多少オーバーか?)が、
ノースマークの入った衣類を着ている。子供から大人まで・・・
マウンテンハードも多い・・
子供などは、袖が鼻水でテカテカになってても、ダウンのふんわりが有る・・・
不思議。
以外に、中の羽毛は良いのかも知れない・・・・

4月11日 
長かった遠征登山も、間もなく終了です。
今日は、ナムチェ・バザールで休養日、一日のんびり~~
緊張が解けたからなのか、調子が悪い・・・疲労感あり・・・だるい。
夜、雷雨・・・初めての雨です・・・
 
4月12日
朝、雨は止んでました。
最終のルクラに歩きます・・・トボトボと・・・
休養取ったのに疲れてまーす・・・
谷沿いを登ったり・下ったり・・・7時間も・・・
来た時に泊ったパクディン村を過ぎると、間もなくルクラ・・・
 
ルクラで最後のキャンプ、
夜はロッジの食堂で打ち上げですが・・・不調・・・
ガイド・キッチンボーイ・ポーターに、登頂成功のボーナスチップを渡す。
 
山野井泰史・妙子夫妻とは、ここで別れることに・・・
彼等は、この後 登攀予定の壁の下見に行くと言う・・・どの山かは教えてくれなかった。
 
4月13日
朝の便で、カトマンズに飛ぶ40分間、
歩いて来たヒマラヤを眺めながら・・・

1時間後には、ホテルへ。
部屋で風呂に湯を張り、久々の入浴です~ 洋式なので浅いが寝て入る~
薄茶色の湯も気になりません~ 石鹸泡だらけでゴシゴシ・ゴシゴシ
鏡を見て、ビックリ!!!  ガラガラに痩せてる!!!!!
ホテルに預けてた街着に着替え、フロントで体重計を借りる・・・
66キロ有ったのが、58キロより有りません!!!!!!
なんと・・・8キロも・・・これが不調の原因かも・・・
 
通りの、何でも屋に行き、
煙草・ミネラル水・冷えた缶ビール2本・ヤク肉のジャーキーを買う、
相変わらず婆さんが店番だ。
高いか安いかはこの際面倒だ・・
少し先のネパール・コンビニは品数も豊富だが・・・
歩くのは億劫だ。
 
部屋に戻り、冷たいビール 味は気にしない  ヤク肉がピリ辛で美味い!!!
2本はすぐに空に・・・この部屋には冷蔵庫がないのだ・・・
今度は、ウイスキーにしよう~~
 
昼飯はパスして、昼寝 ベットは気持ちいいーーーー
 
晩飯は少し歩いて、ロイヤル・ガーデン“華” オヤジに2座成功を伝える。
喜んでくれて、ロキシーなら只にするから飲めって~~
ロキシーは蒸留酒で透明、ウイスキー並みに強い、割らないと無理。
何杯も飲める訳ではない・・・・〆はザルソバで・・・
ふらふらで・・・ホテルに。
 
4月14日
今日もホテル・・・帰国便は16日なのだ・・・
予備日を使わないで2座登ったので、日にちが余ってるのだ・・・
 
朝飯は、ホテルのモーニング。
風呂に入って、やること無し、ウイスキーを買いにコンビニへ・・・
水割り飲んで昼寝~~
晩飯は、華 へ  天婦羅盛り合わせとロキシー&ビール
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 ガイドがホテルに届けてくれました。
ネパール山岳協会発行、ポカルデ、イムジャツエの登頂証明書です。
 
4月15日
今日も、ホテル暮らし・・・
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盆地にあるカトマンズの朝は、毎日ぼゃっーと朝日が・・・・
 
やることも無いので、山で着た服の洗濯、
空気が乾燥してるので乾くのが早いです。
 
4月16日
愈々、帰国です。昼の便でタイ経由成田へ・・・・
 
4月17日
朝、成田着。夕方には帰宅、
山はヒマラヤがいいが、暮らすには日本ですねぇ~
 
この遠征記は、当時の【山日記】をもとに作成しました。
 
 

4月10日
ナムチェ・バザールまで下る、5時間行程。


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 タンボチェ寺院裏にある、クンビラ峰5761m。
寺院の、ご神体で聖なる山・・・未踏峰とか・・・


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立派な寺院ですが、拝観料(お布施)が必要とか・・・・


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 寺院がある丘からの下りに咲く、石楠花です。幹の太さは人より太い!!!
こんなのが何本も有りましたよーーーー

4月9日
今日は、タンボチェまで1000m近く下る、登りだったら2日分の行程。


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タボチェ峰6367m
 

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ポカルデ連山、主峰は右奥の雪を冠った山、4月1日に登頂。


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ローッェ峰とヌプッエ峰の稜線


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個人テント、4人用に1人は快適。チュクンロッジ前で・・・


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ローッエ峰 南壁 3000m切れ落ちている・・・


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ヤク 3000m以下の暖かい所では生きていけないとか・・・毛が長い


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プモリ峰 7165m


4月8日
BCを撤収して、帰路へ・・・
 
昨日BCに戻って、コック長から煙草を貰う・・・3本
1本 火を点ける・・・何と美味いことか・・・頭がクラクラ・・・
高度の影響を考えて、控えてました。
 
朝 起きると、雪が積もってました・・・・BCの一面、真っ白です~
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つぶらな瞳、朝飯は干し藁をこの程度、少食。
優しい力持ち、40~50キロは運びます。
朝晩2食とか・・・綱は結ばなくても逃げないとか・・・
雪が降っても小屋もなし・・
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隊の荷を運んでくれた、ゾッキョ君です~ 牛とヤクの掛け合わせ。
自分が喰う分を、自分で運ぶのです・・・・水は無く雪を喰います・・・
 
今日は、チュクンまで、緩い下りなので2時間もあれば着くはず。
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振り返ると、大キレットが・・・深さ300m。
奥から連なる堆積物は氷河が残したモレーンです。
 
黙々と歩く、ゾッキョ君達・・・・食料分が軽くなって彼等も嬉しいのかも~ 
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双耳峰 左6740m 右6330mで無名。
こんな格好のいい山が無名とは可愛そうです。
手前は氷河のモレーン(堆積物)
 
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 イムジャツエ南峰5545m。
 
楽々で、チュクンに到着。下りは早いです~   テントの中でユックリ~
 

4月7日 ⑤
山頂からの展望です。
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 タボチェ峰6367m↓        チョラッエ峰5440m↓    
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バルンッエ峰7152m↓             ↓メラ峰6470m                                    
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メラ峰6470mに付いて、のちの遠征記とします。
 
山頂に30分も居たでしょうか~~夕方までにはBCに戻らなければ・・・・
氷のテラスまでの間、氷化した雪面を慎重に降ります・・・
どっちに落ちてもアウトです!!!
ここの下りが一番緊張しました~~   氷のテラスに降りて一息・・・
 
テラスで、8環にザイルをセット、ピッケルはザックに固定。
降り始めは慎重に・・・あとはだぁーーーーっと降りれます。
氷壁下で、隊が揃うのを待ち、大雪原のトレースを忠実に辿ります。
 
朝、アイゼンを装着した場所でアイゼンを外します。
登って来た岩尾根を降る頃から、疲労感で足がガタガタ・・・
浮石を踏まないように気を付けながら、長い長い降りてす・・・・
ACを設営した処を通過、既にテントは回収されてます~
 
ACスペースにテント一張あり、中から出て来たのが、小西浩文。
山野井泰史・妙子氏と話してました・・・
この辺で半分の距離・・・・また長い長い・・・・
 
やっとBCに到着、ザックを降ろし・靴を履き替えて、
熱いミルクティーを・・・・美味かったです~~
 
・・・・・長かった一日が終わります・・・・・・

4月7日 ④ 
テラスからの画像
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  ↓マカルー峰8463m
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 ピークに登って行くリッジ↑ここから30分位で山頂
 
氷のテラスから下を見ると、こんな感じ~~ 大雪原と100mほどの氷壁、
後続が登ってまーーす。
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テラスから見上げる最後の登りです~~ 
あと少しで、イムジャツエ峰6189mの頂です。
右に見えるのが マカルー山頂
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ついに 立ちましたーーーーーーーっ !!!!!!!!!
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山頂は、風もなく穏やかでした。                               薄雲が掛かったり、晴れたりでしたが、寒くはなかった・・・
北側のローッエ峰には、終始雲が掛かり見えずじまいでした・・・・ 
山頂からの展望画像を次ページに。                                                         

4月7日 ③
氷のテラス画像⑤                 ヌプッエ稜線末端↓                                      
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氷のテラス画像①~⑤は東→南→西で撮ったパノラマ画像です。
画像③のメラ峰6470mは、最も南に位置する山だそうで、
雪を冠った良い山らしい(ガイド談)、この次にヒマラヤを訪れた時に~~
ここから30キロ南に位置する。
山また山で・・・
顕著なピークより名が無く、ガイドもよく判らないらしい・・・
ほとんどが無名峰たとか・・・・。
 
大キレット北側の無名峰6435m 懸垂氷河が美しい~~
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大キレットの南側の無名峰6635m
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上の画像の遠望、下の氷河まで落差1600m。
左から右に流れてる黒いのがローッエ・シャール氷河、
奥から手前に流れてる白いのがイムジャ氷河、
ここで合流してイムジャ氷河湖に入る。
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4月7日 ②
氷のテラス画像③
   バルンッエ峰7152m↓   ↓メラ峰6470m アマダブラム峰6814m↓
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氷のテラス画像④  ↑氷のテラス                                                                                            タボチェ峰6495m↓
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                      ↑イムジャツエ南峰


4月7日 ① 
2時起床、夜中に目覚めることもなく快眠出来た。
体調は、悪くはない~
アウターウェアを着込んで寝たので、夜中寒さは感じなかった。
ゴソゴソと寝袋から這出でて、畳む。
寝袋の中で、又の位置に置いてたアルファ米のパックは、
潰れたものの洩れてなし。
ガスを点火し湯を作る、インスタント味噌汁用の分、
ポリタンの水は寝袋の足元に入れてたので凍結してない~ 
テント内に放置してたら、完全に凍結する・・・・作戦成功!
ガイドが、
夕方預けておいたテルモスにコーヒーを入れて持って来てくれる。
今日の行動用だ、今飲む訳にはいかない・・・
ガスのお陰で、テント内は少し暖か~、
冷たいアルファ米の残りを、味噌汁で流し込む。

テント内で靴を履き外に出ると、満天の星空。
ヒマラヤは空気が澄んでるし
高くて星に近い?のか日本で観るより数倍多い。
隙間が無い位の星!!!
 
ヘッデンで岩陰に行き、用を足す・・・準備全て良し。
 
ヘッデンの明かりを頼りに、ゆっくり歩き始める・・・・
今日は往復約10時間の長丁場、慌てることはない・・・
風はないが、ポカルデアタック時と同様強烈に寒い、
日か当たるまでの我慢。
手袋をニギニギしながら・・・
冬用登山靴に毛の厚手靴下2枚でも指先が・・・・
口で息をしたい処だが、冷気で喉遣られない様に意識して鼻から・・・
酸素量は平地の2/3以下、苦しいのは当然か・・・金魚の気持ち・・・
暗くて周りが見えない為か、時間がすごく長く感じられる・・・・
周りの山の頂に朝日が当たり始め、ほんのり足元が見えだす~  
 
岩稜で一息入れてヘッデンを消す。これまでは岩の斜面を登って来たが、
徐々に一本の痩せ尾根に・・・
目線の先右側に懸垂氷河が見え、
台地状の雪原の奥に雪壁、尖った山頂が・・・
 
氷河の手前の岩棚で、アイゼン装着。
両側が切れ落ちてる処で、風が有ったら怖い場所。
ポカルデのようなことの無い様に何回も踵の収まり点検
頭を下げるととても苦しい・・・・ハーハー・バグバグだ・・・
 
斜めのやや急な氷河をジグザグに登り、クレバスを避けながら進む・・・
クレバスの中はブルーに見え、深さも一定でない、
やはり落ちたら自力では上がれそうもなし・・・
 
雪の台地に出た・・・
広さは野球場ほども有ろうか・・・先行トレースがある。
右奥の山頂に向かい、クレバスを避ける様に・・・・
氷壁の直下で大休憩、ザックを降ろし腰掛ける。
クライミングガイドが氷壁にフィックスザイルをセットしてる間に、
テルモスのコーヒーでビスケットを流し込む・・・
気持ちが高揚してるのか、
ハーハーは変わらないが、ここまで来ると苦しくない。
ザックからハーネス・登下降器を出して装着、最後の氷壁準備・・・
 
氷壁から垂れ下がったフィックスザイルに、
ユマールをセット引っ張ってみる、
ガッチリ喰い込んで摺り下がる心配はない・・・・
左手のユマールを腕いっぱい摺り上げ、
握りに体重をかけ・一歩二歩・右手のピッケルを刺す。
また、ユマールを進め・体重をかけ・一歩二歩・ピッケルを刺す・・・
これの繰り返しが続く・・・・
氷が堅く、ピッケルのスピッツェが上手く刺さらない処もある・・・
ピックを刺して見たり色々・・・悪戦苦闘が続く・・・
シャフトの短い物を持って来た方が、使い易かったのかも・・・
でも、ヒマラヤの為に造ったピッケルだ!!!
モガイテルうちに氷のテラスに出た、最後腹這いで体を摺り上げる、
登ったぁ~~ 腕がパンパン・・・・息苦しさもなし~
 
氷のテラス画像① 下の画像と重ねると、何となく雰囲気が・・・
左を急登すると山頂。
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氷のテラス画像②ガイドが下から登って来るのを見てます~ 
向かいの山は、6635mの無名峰。 
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隊が揃う迄、このテラスで大休憩。
傍のクレバスに小用・・・結構形跡多し・・・
ザックに腰掛景色を楽しむ~~
 
 

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