海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2015年02月

2月26日
今日の夕方から天気が崩れる予報。
ここ2.3日は春らしい日なので、崩れる前にヒト滑りと思い、田代岳へ。
山瀬ダム湖の橋から田代岳がはっきり見える、南面には亀裂が・・・
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家を出たのが9時で大広手口着が10時です。
山道の約半分は地面が露出し、ガタガタ道・・・
準備をし10時15分スタート。
TLT+兼用靴で夏道の杉林を抜けた処から、
右尾根に伸びる枝尾根を登る。
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急なので、ジグ登り。
右尾根に出ました・・・
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雪玉はまだ落ちてません・・・しかし、爆弾跡はあちこちに・・・
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林越しに、山頂ドームが見えます。
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まもなく、9合目の湿原ですが・・・雨が流れた跡の縦溝が・・・
嫌な予感・・・・
岩木山がいい感じ。ブナ林の中は風も無く、日差しが強く、
ツナギウエァの上半身を脱ぎ両袖を縛る。汗掻かないようにゆっくり・・・
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ガリガリの縦溝に、薄く粉雪が・・・・登りは良いが滑走が・・・心配。
湿原に出ると、西風が強く体が冷えるので、
ツナギ上を着込み毛の帽子を冠る。
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山頂に着きました、12時。 1時間45分も掛かってしまいました・・・

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ここの神社の中で、おにぎり1個・どら焼き1個。
30分休んで、シールを外し、12時半に滑走スタートです。
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ドーム下の湿原に何とか滑り込めました~
ガタガタの縦溝・・・一番好きなパターンです・・・汗・汗
スキーの跡すら付かない・・・転ばずに良かった~~
左尾根を滑って帰るつもりでいたが、
痩せ尾根は風当りも強く、ガリガリが予想されるので、往路を忠実に・・・
後は、ブナ林間を好きな様に滑って、大広手口着が1時15分でした。
これから暫くの間は、どの山もガタガタ縦溝に悩まされるか・・・・

21日の登攀を、忘れない内に記しておこう。

東面取り付き迄
①男岳西尾根は、予想に反して雪面が絞まっておらず、
 踏み貫き等の体力消耗が有った。
 最近まで降雪が続いてた為だが、カンジキ・ストックを使い、
 時間・体力ロスを防ぎ、男岳にデポすべきだった。
②男岳着が昼近くだったので、準備を急ぎ、昼飯を抜いてしまった・・・
 少しでも腹に入れた方が良かった。

東面でのルート変更
 予定してたⅠリッジの取り付き岩稜が、
 あんなにボロボロとは思わなかった。
 アイゼンを立てると崩れる状態、
 隣のⅡリッジも見た感じ同様と思われる。
 凍結してる早い時期に登るか、アンザイレンが必要。

登攀用具の選択
①ルンゼルートに変更したが、雪に絞まりが無く、
 直登ルートの時の様にピックを刺して登れる処は少なかった。
 ほとんどはシャフトを深く刺し、支点として使った。
 由って持参したバナナピックのバイルよりは、
 ノーマルを選択すべきだった。
 50cm・57cmの長さ選択は良し。
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②アイゼンは12本爪を使ったが、日差しが当った雪は、
 巨大団子化し落とすのに一苦労。
 スノーガードは付けてたが気休め程度・・・対策を考えなくては・・・
 靴にピッタリ設定よりは、
 縦横2mm程度の隙間が有った方が良かったのかも・・・

秋田駒ヶ岳・東面(仮)1ルンゼ登攀記録は下記↓

2月21日、秋田駒ヶ岳東面Ⅰルンゼ(仮)を登攀しました。

20・21日は、久々の2日連続晴れ予報、暖めていた計画の実施です。
男岳から200m下降し、顕著な2本のリッジの内のⅠリッジを登攀予定。

Ⅰリッジを選んだ訳は、
この時季雪庇に邪魔されずに男岳山頂に貫けれるから・・・
Ⅱリッジ・直登ルートは、
有る程度雪庇が落ちてからでないと、最後に進退窮まります。
(2010年の直登ルート登攀記録は、下記)
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田沢湖に至る小峠を越えると・・・・
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中央に男岳(おだけ)・男女岳(おなめだけ)・女岳(めだけ)が、
ドーンと見えます。
昼過ぎに、田沢湖スキー場に到着し、シール登行しでスキー遊び。
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スキー場からの男岳。
駒3リフトの終点からの男岳西尾根が、今回のアプローチルートです。
この日は、スキー場の駐車場で、車中泊。


9時のリフト運転開始に合わせて、準備しリフト券3枚購入1200円也。
男岳山頂は、ガスってたが昼からは晴れ予報、通称ドームは目視可能。
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リフトを乗り継いで・・・
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リフトの左手に八幡平が・・・モッコ岳がポッコリ見えます~


駒3リフトの乗り口で、登山計画書を提出。
男岳西尾根を登り始めますが、
以外に雪が柔らかく、時に踏み貫く事も・・・
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アイゼン無しで、高度を稼ぎます~ 眼下にスキー場。
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P1を過ぎる頃から快晴に~ ドーム直下の様子。
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右手の、水沢尾根。
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振り返ると、遠くに人影が・・・
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水沢尾根が近付いて来ます、男岳山頂で合流。
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振り返って、田沢湖。
日本最深のカルデラ湖 水深4百何十mだったか???
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ドーム全景。水沢尾根越しに、女岳が見え始め~ 水蒸気が上がってます。
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女岳の頭が見えます、地熱で雪が無く水蒸気が・・・
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男岳山頂に着きました、11時30分、ここまで2時間。
トレイルが有れば、1時間半ぐらいで登れるのですが・・・
眼下に女岳、以前は山頂に地熱で雪が無かったが、
左裾にマグマ移動してるのかも・・・
1970年に噴火してます。
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当時 溶岩が流れた様子。
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男岳山頂からの、森吉山。
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八幡平、焼山山塊も見えます~
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男岳稜線と八幡平。まさに平らな山・・・
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秋田駒ヶ岳の最高峰、男女岳。
キャットで旧アッスルスキー場から上がって来た、スキー客が・・・
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岩手山も・・・・
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大休憩して、
12本アイゼン装着・ピッケルとアイスバイル用意・ヘルメット装着。
12時に東面取付点、馬場の小路(通称ムーミン谷)に、
水沢尾根伝いに降ります。
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正面のコルから、左斜面を降る予定、ここで雪の状態がチェック出来ます。
柔らかいもののピッケルを刺しても、
堅い層等は無く雪崩の心配も無さそう・・・
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女岳の隣には、小岳の噴火口が・・・ここから下降です・・・
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水蒸気を揚げる女岳北斜面。
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下降地点からのⅠリッジ上半部。
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この岩稜の基部を左に巻くと、Ⅰリッジ取付点。
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降りて来たルートを見上げると・・・
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Ⅰリッジ取付きから見上げた、女岳。水蒸気が雲のように・・・
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下には、小岳噴火口が・・・
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Ⅰリッジの基部に到着です~ 
岩稜はボロボロで、日に当たって氷塊がバラバラ落下してます。
メットが有るから良いものの、危な過ぎます・・・・
30分も格闘しましたが、登れたのは10mほど・・・・
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時間が無くなるので、岩稜のリッジルートを諦め、
Ⅱリッジとの間だに有るルンゼに登路変更。
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当たり前の事ですが、上部に往くほど傾斜が増します・・・
両手でピッケル・バイルのシャフトを深く刺し、アイゼンを蹴り込み・・・
若い頃に、こんな斜面は練習では登ったものの、60度以上有るのは確実。
這い上がる度に顔面と雪面が30cmほど・・・・
1時間半も掛かりました・・・
足場を崩さない様に、両足揃えては休めませんし、四苦八苦の連続・・・
このルンゼを真っ直ぐに詰め・・・やっとⅠリッジとの合流点へ。
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下の谷が、馬場の小路。右の岩がⅠリッジ、左がⅡリッジです。
ようやく腰を下ろして休める場所に着きました~~ 水分補給。
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ここからの展望
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下降の際の足跡が見えます・・・
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早池峰山が・・・
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遠くに、鳥海山も見えます。
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男岳山頂に戻って、1時30分過ぎです。
アイゼンを外し・バイルをザックに取り付け、
2時までチョコを食ったり・水分補給して大休憩。
天気は良いし、大絶景堪能。 鏡のような田沢湖です。
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男岳山頂の祠も雪に閉じ込められてます。
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後は、西尾根を下るだけ・・・一応ピッケルを持ち慎重に降ります・・・
駒3リフト降り場着が、1時間後の3時、ピッケル・メットを仕舞い、
スキー場の最短を狙ってドンドン下り、車着が4時15分。
今回は、状況が悪くルート変更し、緑のラインを登りました・・・・
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土曜・日曜と、吹雪・降雪が激しかったが・・・
今日は、曇り一時晴れ予報、低い山なら・・と思い田代岳に。
最近調達した、ディナフィット・TLTラディカルSTの試運転の意味も・・・
大広手口迄の山道は、ダム湖を過ぎると大型ブルで除雪中です。
山道は前回以上に上下にうねり、波乗りロードと化してます~

取り付き点を、大広手口の先に有るカーブからと予定してたが、
何と背丈以上の雪壁で、とても這い上がれない・・・ここ数年にない積雪量。
戻って、定位置に車を止め、夏道から右尾根に取り付きます。
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振り返って、左尾根。
TLTは、軽くて金具の重さを感じません。
爪先左右で固定されてるだけなので、板を引き摺ってる感じ。
方向転換すると、ジルブレッタ404の様なリターン機能が無いので、やや不満。
軽量化の為にそんな機能が無いのは知ってたが・・・
ブレーキ機能を止めて、リターン機能の方が使い勝手は良いと思う。

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夏道には、昨日登ったトレイルが・・・ストックの跡からして、2人か?
登行モード、一段・二段も試しながらゆっくり登り・・・
やがて、ヘアピンカーブで右尾根に合流です。
尾根に上がると、北からの風でブナ林が轟々と・・・
頭上から爆弾が、バサッ、バサッと落下・・・当ったら首折れるかも・・・

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熊棚の処まで来ましたが・・・爆弾が怖くてここで退散を決意!!

TLTを解除しジールを外して、滑走モードで踏み込んで見るが、
上手く往かず・・・爪先の穴に雪が噛み、手袋で掃って成功。若干のコツが必要か?
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途中の雪玉。
帰る途中もまだ除雪してました~ 大型2台で・・・有り難い事です。
三菱重工ロケットエンジン燃焼試験場のお陰です。
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マシュマロ渓谷の様子。

今日は、TLT金具の試運転に満足。誰も居ず貸切の田代にも満足。
ラジオで、国会代表質疑を聴きながら降りて来たが、
岡田の久し振に迫力ある質問に、答える安倍の軟弱さを感じた・・・・

県警から、事故詳細が公表されました・・・

7日、入山し、行者小屋へ。
8日、阿弥陀岳往復の予定が、悪天候で視界が悪く、
   中岳との鞍部から逆方向の南側に下った。
   途中で気が付き、ビバーク。
9日、阿弥陀岳南稜を登り返した。
   午後3時45分頃に、
   主将の指示で1.2年生の男子部員3名が行者小屋へ先行。
   3名は、午後6時頃に小屋に到着。午後9時頃、監督に連絡。
11日、2ルンゼ2.560m付近で、遺体発見。1.5m埋まってた。

これが、行動概要です。
行者小屋関係者談として、8日は朝から強風・降雪で視界が悪かった。
小屋利用者の中には、
天候悪化を見越して7日の内に予定変更した人も居た・・・

私見
滑落事故の以前に、事故(判断ミス3回)が起きていた様です。

①悪天候下でのアタック実施。
 (天気図作成・判読、ラジオでの情報は冬山での常識)
②鞍部から、北側に下るべきが南側に下る。
 (視界無しとして、磁石確認の欠如。ルート旗は無かった模様)
③ビバークしたのは良しとしても・・何故、南稜を登り返したのか・・・
 (南稜ルートは、冬季登攀の対象ルート。
 山頂に抜けないと予定のコースに戻れない。
 標高が低く斜面も緩い、中岳を目指さなかったのか?)

2ルンゼで発見された事は、ほぼ山頂まで登り返した事になります。
 南稜の途中で滑落してれば、3ルンゼのはず・・・
 滑落が雪崩を誘発した・・・と考えます。

全員での行動をせず、経験の少ない1.2生を先行させた事も問題。
(2重遭難の危機)
男女差別では無いが、女子を同行した事も問題。
(体力面で難は無かったか・・・)
リーダーの資質が問われる事故です。
知るほどに、遣る瀬無い事故ですが・・・・・
教訓として記憶せねば為りません。

吹雪で、真逆の方向に下りて遭難した例は多々有ります。
人の本能として、正面からの風雪に顔を背けるとか・・・
05年3月に、秋田・岩手県境の乳頭山(烏帽子岳)で、秋田年金の会の
43名が風下の岩手側にワンビバーク後、
降りると言う遭難事故が有りました。
この時の会長は、「全員無事降りたのだから、遭難事故では無い、
道を間違えただけだ」とノタマッテました。



大学山岳部伝統校が、事故を起こした。
しかも、冬山入門で入山者の多い八ヶ岳で・・・
詳細は不明だが、大学山岳部らしからぬ事故。

らしからぬ理由は、
①阿弥陀岳登頂後に帰路を失い、ビバーク。
 日帰り登頂出来る山なのに、悪天日を選んだのか?ルート旗の設置は?

②ビバーク態勢は?
 この時季、-15℃以下に為る様な環境では、
 ツエルト被った程度なら一睡も出来ないはず。体力の消耗が激しい・・・
 雪洞・イグルーを掘ったら、内部は0℃以上に保てる・・・
 スコップの有無は?

③2人は、アンザイレンしてたという・・・
 消耗の激しい部員を、確保目的でザイルを結んだ判断は良しとしても、
 コンテニュアス(2者同時行動)で行動してたのか・・・
 雪庇を踏んで滑落・・・結果止めきれず巻き込まれたのか?
 スタカット(1者行動・1者確保)で行動してたら、
 滑落を止めれたかも・・・
 この方式の訓練は、飽きる程してたはず。
 本番では、通用しなかったと言う事か・・・
 本当に危険な場所では、ザイルを結ばないという選択肢も有るが~

いづれにしても、この3点で不可解な事故、遣り切れない気持ちだ・・・・

追記(2月13日)
同大の、山岳部部長(副学長)が、
「登山計画、装備に不備は無かった。」と会見。
しかし、本当にそうだったのか、今後の検証が必要。
現役部員・OB会員含めた現状把握・対策が今後の鍵となる。

大学山岳部の組織(大学から正式に認められた部の場合)

山岳部 部長(担当教授)
    |ーOB会
山岳部 監督(OB)
        |ーコーチ会(OB)
山岳部 主将
           |ーリーダー会(上級部員)
部員
年度ごとに、主将・リーダー会で、年間山行計画を組む。
監督・コーチ会が、計画を承認。
監督が部長に計画を報告し、年度計画が決定される。

今回の、阿弥陀岳山行も、上記の手続きを踏んでの山行だろう。
県警への救助要請も、大学を通してのものらしいので、
組織は機能してたと思う。
原因無くして事故は起きず、死者に鞭打つつもりは無いが、
判断ミスが招いた結果。

過去に、現役山嶽部員を亡くし、山嶽部存亡の危機を経験した者として、
非常に辛い作業ではあるが、原因究明・検証・対策を望みます。     
                             合掌


2016年1月16日追記
〔山と渓谷〕2015年5月号に、遭難事故の概要が記載されてます。

昨日今日と、最大の寒波らしいが・・・
8日には、半日雨が降るという変な冬・・・
朝、降雪量は少ないが除雪、娘の駐車スペース確保。
先月の30日に造ったイグルーの内部点検すると・・・
雨の影響で内部の雪が氷化し、見た事は無いが本物のイグルーらしくなってます。
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今日の夜に、孫軍団が一泊で来るとのこと、正月以来だ~
この中で、遊ばせよう、ソリも出して置かなくては。

そして、今日11日
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兄は、冷たいと10分位で退散・・・・2歳の次男は、飽きることなく雪遊び!!
雪山仕様の根性有りそうです~~折角のイグルーは、居心地が悪いのか・・興味なし・・・

寄る年波か・・・年々山スキーで足回りの重さを感じてました。
板・金具・靴・シール等々・・・
冬山(積雪期)登山の場合、
スキー板のまま登れる山は別ですが、途中で板をデポし、
アイゼン装着して登る時は、登山靴でないと無理が有ります。
なので、登山靴に使える金具を選んでました。
ジルブレッタ404番か500番ですが、
404は片足1.050g・500は800gです。
500は軽くて良いのですが軽量化の為か、
404に在った登歩行の際に、
板を持ち上げるスプリング機能が付いてません。
斜登で切り替えしの時に、ダラーンと板を曳き回す感じ。

スキー装着のまま登れる山の場合、
金具・靴が軽いに越した事は有りません。
今季、旧ガルモント・マスターライト・兼用靴を購入、
片足1.120gです。
この兼用靴は、ジルブレッタ404・500にも装着出来るし、
TLT金具にも使用可。
今迄の登山靴は、1.400gでしたから軽量化が図れました。
今季の森吉・八甲田・田代等は、この兼用靴が活躍してます。

次に、TLT金具が欲しく為りました・・・
TLT金具が使える靴が有るのですから、当然かも・・・
ディナフィット・TLTスピード・ターン 349gが理想の金具ですが、
しかし、高価過ぎます・・・38.000円(税別)。
ディナ製のTLT金具は、
市場の90%シェアだそうで信頼度は高いのだろうが、
価格が・・・最大でも15%引き程度・・・

中古を探してたら、スピード・ターンではないが、
同じディナ製の ラディカルST が格安でした・・・
板+金具+シールのセットが23.000円、送料1.450円。
ラディカルST 550gの今季モデルは、56.000円もします・・・・
金具を手持ちの板に付け替えようと思ったが、
そうするとジルブレッタが余ります・・・
重さを計って見ると、板+金具で1.750gで、
手持ちの板と変わりません。
ガルモント兼用靴を合わせて見ると、
目一杯ヒールを前に調整してもヒールピンが擦れ擦れの位置、
あと1cm・・・

ショップの知り合いに相談、ヒール部を前に付け替えて貰いました。
彼は、アルペン競技板のメンテを手掛けてるが、
ディナフィットは初めてとの事・・・
ヒールピンと靴との隙間も、規定通り4ミリにセットして貰い、
縦・横の開放値も5.5に・・・1.080円の出費・・これで安心です~

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歩行モード 
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登行モード①
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登行モード②
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滑走モード ヒールピンと靴との隙間も4ミリに設定、
      これが狭いと設定値通りに開放しないとか・・・
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・・・・・・・・・・
金具の開放値ですが・・・・各メーカーでバラバラと思ってましたが・・・
彼曰く、全メーカーが世界統一基準だそうで、
靴サイズと体重から割り出す表を見せられました。
転倒して、金具が開放せずに骨折などの時、
開放値設定を守って使用してた場合は、
裁判を起されるとショップが休業補償・治療費の責を負うそうです。
外れるのが嫌で、開放値以上で使用してた時は、自己責任とか・・・
厳密なショップは、
開放値設定時に両者署名捺印して証拠を残しておくそうです。
全国で毎年、裁判事例が有るそうですが、
自分で強めの設定にしてると敗訴とか・・・
皆さん、知ってましたか?
・・・・・・・・・・

今日から何日かは、晴れ間が望めない週間予報ですが・・・
晴れたら、これ履いて試し乗りです~~






2月7日
前日の夜に、明日の天気予報を聞きながら、
秋田駒の下見(雪庇の状態)に往くか迷ったが・・・起床も遅かったので、近場の田代岳へ。
9時に家を出て、登山口10時着、登り始めが10時半。
土曜なので車5台停まってました。
大広手登山口の右尾根・左尾根共にトレイルがはっきりと付いてます。

前回は、左尾根を登り、ダイレクト尾根を滑ったので、
今回は、右尾根を登り、左尾根を滑る予定。
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春の陽射しが心地いい・・・
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途中 熊棚発見 一本のブナに3箇所。
ブナは、50年位経たないと実を付けないと言う。
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この直径2mも有る雪球は、いつまで持ち応えられるか???
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樹林帯を抜け、9合目の高層湿原に出ると、
山頂ドームは雲の中で視界利かず。
風も冷たく、ファスナー全開を締め山頂神社へ12時半到着。
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神社内には、 田代白髭大神 が祭られています。
田代岳裾野の集落で、田植えが終わった頃に、
この神社で半夏生の祭事が行われるので、
農業の神かと・・・思うが・・・
大館市の小正月行事 あめっこ市 に、
この白髭大神があめっこ(飴)を買いに、
山から下りて来ると言う不思議・・・

4畳半のスペースが板張りで、皆さんそこで昼食。
秋田市の男女グループ・鷹巣山岳会2名。

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一足先に出たグループが高層湿原横断中、左尾根に向ってます。
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高層湿原で、山頂ドームを振り返る。
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いつも停まって眺める滝 普段の水量は見たこと無いが、冬はこの程度・・・
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橋の上から 川幅全部の滝 溜まりに岩魚が居そう・・・
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山瀬ダム湖がまだ凍結してます・・・奥に田代岳が・・・


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帰り掛けに寄り道して、
ディナフィットTLTビンのヒール部を移動取り付けして貰った。
開放値も再設定して1080円は安過ぎないか・・・
次回の山行は、1キロも軽くなったTLTビンで!!!

2月5日
昨日(4日)は、曇り一時晴れの予報で、
地元の田代岳でスキーかと思ってましたが、
2階の窓から見ても山は雲の中・・・中止にしました・・・
今日は、朝から晴れです! 
予報は、晴れのち曇りだったので、急遽八甲田へ。
やや遅い8時に出発、八甲田着が9時半。
風も無く晴れてました~
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赤倉岳・井戸岳は晴れてました。
八甲田大岳は山頂に雲が掛かってましたが・・・
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南八甲田側にも雲が・・・
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赤倉の登りも順調に・・・
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赤倉山頂に雲が・・・
ここまでは、風も無く日差しも暑い位で、
アウターの前・両サイドのファスナーを全開で登ってましたが・・・
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右奥の井戸岳が雲の中に霞んでます・・
赤倉・井戸の鞍部に来ると雲の中に入り、
急激に寒く為りファスナーを締め、毛の帽子を冠る。
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視界が益々悪く為って往くので、
井戸→八甲田大岳→酸ヶ湯への縦走を止めて、
赤倉・井戸の鞍部から視界の利く毛無岱に滑走・・・
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下に降りると、視界が広がります・・・城ヶ倉温へのツァーコースに合流。

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毛無岱に在る避難小屋、
今は廃屋ですが・・・緊急時はまだ使えそうです・・・

ここで、遅めの昼飯を喰い、毛無岱を横断して、2時に城ヶ倉温泉に到着。
酸ヶ湯発のバスが来る迄に1時間以上有るし、
天気も良いのでロープ駅まで板背負って歩く事に・・・
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途中のカーブミラーで。
55分でロープ駅に到着、車回収して帰宅。
今回は予想以上に天気の崩れが早く
当初予定したルートを辿れなかった・・・


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