海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2015年04月

4月27日

鳥海ブルーライン傍の駐車場で一夜を明かしました。
朝から快晴なれど、南風が吹いてます・・・8時のゲート開きを待つ間に、
寝袋の湿気を取ろうと、アスファルトの輻射熱利用し拡げましたが・・・

朝飯食って、8時ゲートオープンです。
鉾立山荘で、古タオル貰って板滑走面の汚れ取りです。
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ガリウム クリーナー&ベースワックスをスプレーし、少し置くと汚れが浮く感じ。
2度拭きすると・・・・
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汚れが取れましたが、傷跡に入り込んだ汚れは取れません・・・
まー、この程度落ちれば上出来かと・・・
優れ物のクリーナー。
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板を掃除して一段落です。車に板を収納して、気付きました????
寝袋が無い!!!!     下の駐車場に干したまま忘れて来ました・・・・
既に2時間近く経ってます・・・・
急いで、ブルーラインを下りあの場所へ・・・
風で飛んで、10m先の芝生の植え込みに掛ってました~
このモンベルダウンNO1です、高価なので良かった・良かった~
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回収して、山荘に戻るのも何だし、明日開通の矢島・祓川線のゲートに向かう・・
道中、山桜が綺麗です・・・鳥海もクッキリと・・・
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案の定 単管バリケードに明日10時開通の表示が・・・
寄せれば通れますが・・・大人ですから~

近くの、花立ハイツ(何年も閉鎖中)に車を止め、隣の こどもの国 散策。
ハイツ玄関脇の水道水を拝借し、洗顔・飲料に・・・


4月28日

祓川開通式での関係者の車が上がって往ったのを確認し、祓川に向かいます。
やはり道路脇の雪壁は低目です、新緑のブナ林と残雪の白が爽やか。
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矢島・祓川の全貌
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緑線 夏道伝いのコース  赤線 積雪期限定の楽チンコース
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祓川上の駐車場に到着、何人かスキー・ボード・登山の準備中です。
山荘裏の雪渓から取り付きます・・・
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七ッ釜避難小屋尾根が見えて来ました・・・
いつもは、ここの台地から左のブッシュ帯を突っ切りますが・・・
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真っ直ぐ避難小屋に登る選択もあるが、急登なので左に迂回。
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裏に回り込めそうな箇所、先行者の足跡・・・
皆、同じ様な事を考えてるのか・・・間も無く通過不可に為りそう・・・
普段の年は、5月中旬まで通過出来る場所ですが・・・
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七ッ釜避難小屋と同じ高度・・・
この辺りから、日差しと照り返しで強烈な暑さが・・汗ダク
風が欲しいところ・・・カッターシャツを脱ぎ長袖下着一枚で登る・・・
ズボン下も脱ぎたいが、靴を脱がねば為らんのだ・・・
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ヒタスラ登り続ける・・・
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七高山にジェット機が・・・
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余りの暑さに、水分補給しても汗が出なく為ったし・・クラクラ感も・・・
舎利坂下の最後のブッシュ帯で、小一時間大休憩、水分と甘い物を摂る。
後40分程で七高山頂だが、ここで撤退と決めシールを剥がす・・・
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24日夜に鉾立山荘で飲んだ、
彼と同行した仲間の様に県警ヘリで運ばれたくはないし・・・
自分の事は自分で決めねば。十分休んで・・・
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祓川ヒュッテが見える処まで滑って来ました・・・
3年ほど前に、この沢のクレバスに逆さに落ちたボーダーが死亡してます・・
最後は慎重に小屋へ・・・
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腐れ雪が重いものの、まだ雨に寄る縦溝も少なく、満足な滑りが出来ました。

駐車場の蛇口はまだ雪の中で、
側溝を流れる雪解け水でビールを冷やして、一人乾杯。
シートを敷き、道具を乾かしながら・・・

夕方、隣の駐車スペースに単独若者登場、去年もここさ居た人だしなっ と。
彼も一人宴会を・・・高清水・大吟醸を振舞う。
お返しが何と、オールドパー・・・何十年振りに口にする・・・
故田中角栄が愛飲した酒だが、美味い物は美味い~
聞けば矢○山岳会員と言う・・・秋田でも精鋭の会だ。
色々話して、楽しい時を過ごさせて貰った・・・若者は先が有っていい~
明日朝会の仲間が上がって来ると言う・・・

酒の力で夜中に目覚める事無く、朝日が昇るまで熟睡・・・


4月29日

目覚めると、朝日が・・・
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雪が朝日で薄っすらピンクに染まって
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朝飯を食って・・・矢○山岳会の会長にご挨拶、
多忙故サッと登ってサッと降りると言う・・・

旗日なので、能代市の梅○氏や塚○氏が必ず来るはず・・・
彼らはスキーが上手だ、お互い俺が上手いと言ってる。
待ってると9時に梅○氏、納車一週間の新車で登場。(仔細割愛)
この暑味にマンモス印・ゴア製・裏付・上下・新品を着ると言う・・・
10万だすよー・・・・10万でも涼しくない説得して仕舞わせる。

登り始めて直ぐに汗ダク…昨日より暑い!!!!!
昨日シールで登ったが、すぐに水を含み重い・・・
今日は、ウロコを選択~ スースーいい感じだったが・・・・
急斜面は登れず、斜登を繰り返すが、
雪が腐り過ぎてて谷足がズリズリ擦り落ちる・・・これが結構筋肉に来るのだ。

梅○氏に、戻る事を宣言。
戻って来ると、ヒュッテ裏で塚○氏と遭遇、梅○氏のルートを教える。
彼のパワーならすぐ追い着くだろー。

車に戻り、今から帰る旨連絡、1時半自宅着。長~い6日間だった・・・・

4月26日

月山スキー場は、4月12日にオープンでした。
スキー場と言っても、リフト一本・圧雪車一台のミニスキー場ですが、
夏までスキーが出来るのが売り、全国からスキー・ボードキチが集まります。

7時に出発、リフトは8時からですが、1時間でリフト上駅に登れます。
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一般スキーやボードはここから滑ってますが、
山スキーは月山牛首のコルを目指します。

スキー場の沢コースを登ります。圧雪されてパリパリに凍結。
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沢コース途中から振り返ると、朝日連峰が・・・・右は、姥ヶ岳の大斜面。
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リフト上駅からの大パノラマ
月山を目指すルートは①左の姥ヶ岳に登り稜線を辿るルート(アップ・ダウン有り)
          ②各山腹を大トラバースするルート(序々に高度を稼ぐ)
          ③リフト上駅から谷に滑走して、牛首のコルに登り返すルート
各々、1/3位の選択のようですが、大トラバースを進みます・・・
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ところが・・・一箇所雪が切れてました・・・
稜線を辿るコースも、今年は雪が繋がってない様子・・・
急斜面に腐り雪、ズリ落ちない様に慎重に夏道にトラバース。
わずかの距離ですが、意気消沈・・・板を外して渡り切って大休憩。
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夏道石畳からの、蔵王連峰です。
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はるか南に飯豊連峰が・・・浮かんでます。
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月山山頂 雪なし・・・山頂神社が全面見えます・・・鞍部が牛首のコル
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牛首のコルに着きました・・・鳥海山です。
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コルからの展望 朝日連峰 この無木立バーンを好きな様に滑ります~
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        リフト上駅↓              姥ヶ岳↓
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余りに日差しが強いので、牛首のコルにツェルトを張り昼飯タイム。
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山頂へは、1時間位ですが、雪の無い夏道を兼用靴で歩くのは苦痛なので、
山頂行きは中止、ここから滑走することに・・・
緩斜面の滑りが悪いのは、腐れ雪のためと思って滑ってましたが・・・・
駐車場に着いて板外してビックリ!!!!!
滑走面に、タールの様な粘り化のある物がベットリと・・・・

シールの糊が付いてて、それに黄砂が付いたのか?
とも、思いましたが・・・帰って来たボーダーの板にも・・・
彼らも滑らなくてオカシイ・・と、思ってたらしい・・・
チャイナ産の、PM2.5と煤煙ではないか????
50年も山スキーしてて、初めての体験。
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もう一泊して、湯殿山南東尾根を滑る積もりで居ましたが、遣る気ゼロ・・・

鳥海に戻ることに・・・
酒田市の、富樫スポーツに寄り、板を見せてどーすれば取れるか聞いた。
店主も???? 
ガリウム社の ベースワックス&クリーナー で落ちるかもしれない・・と、
作業場へ・・・スプレーして少し置き、タオルで拭くと、落ちるではないか!!!
それ、下さい と言ったが、売り場に在庫無し・・・
この使い掛けで良かったら・・・と、電卓で計算・・・
税込み2310円が1200円だと・・・即、買います!!!!
ほとんど減って無い新品状態です。
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クリーニングとベースワックス機能が一緒に為った優れ物。

寄り道してたので、鳥海ブルーラインの夜間閉鎖5時に間に合わず、
麓の駐車場で翌朝8時の開通を待つ事に・・・
ここでも、トラブルが・・・・

4月24日から29日迄の予定で、鳥海山・月山を廻って来ました。
週間予報では連日晴れマーク。

4月24日
10時が鳥海ブルーラインの開通日です。
標高1150mの五合目・鉾立まで車で上がれます。
昼に家を出て、五合目に在る 鉾立山荘 へ。
にかほ市からの鳥海山、雪が少な目です・・・
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山頂部には、薄雲が・・・
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山荘とビジターセンターの職員に挨拶。
泊まりの職員はSさん、宿泊客は4名で夕方4時から小宴会。
スキー談義や山の話で盛り上がりました~
9時の消灯直前まで飲んで、この日は車中泊。

4月25日
山荘の調理場を借り朝食準備、宿泊客の3名は出発準備中。
2人組み・単独者は、県境から御浜小屋方面にスキーで登ると言ってます。

鉾立から 賽の河原 への尾根道は雪が無く、兼用靴での登りは難関。
尾根西側の広い沢伝いに 賽の河原 に出るルートを取る事に・・・
駐車場からブルーラインを山形側に10分程歩くと、
雪壁も低く斜度も緩い処を見付けました。
雪壁は低いと言っても2.5m程。
スキーを立て掛けそれを支えに蹴込み、足場を固めスキーのトップを掴み、
雪壁の上に放り上げ、ストックを刺しながら何とか雪壁を乗り越えました・・・
車にピッケルを積んでたので、持って来れば楽に越えれたのに・・・

広い沢伝いにブッシュを避け、雪面を拾いながら登って往くと、
向かいの県境尾根を登ってる、二人組とその後ろに一人が見えます。
遠目なので定かではないが、山荘で会った彼らかと・・・

賽の河原 を見下ろす地点に到着。
ここからは、夏道沿いに 御浜小屋 に向かいます。
一部笹の出ている処も有ったが、御浜小屋に到着。
鉾立ルート・県境ルート(夏道無し)・大平ルートが交わる小屋で、
鳥海、月山森、鍋森、鳥の海(噴火口の湖)等の眺望がいい処。

この先、七五三掛(シメカケ) までは雪が薄く、露岩が・・・
スキーだと登り返しや・背負っての歩行が有るので、先に進むのを止め、
ここで 鳥の海 に向かって滑走~ 
登りは板の先の穴に紐を通して曳いて歩きます・・・
小屋脇で休んで、2本目の滑走~
快晴微風・帰路は来たコースを戻ります。

広い斜面を一杯に使い、ブルーラインに到着。
雪壁は高い処で4mも有り垂直に近い処も・・・
良さそうな降り口を探すと、直径5cm程の潅木が上下に2本出てる箇所発見。
板を背負い、潅木に掴まって無事アスファルトに着地。

約10分歩いて車へ・・・
スキー用具を積み込み山荘に挨拶、須○さんが当番だ。
センターにも挨拶、コーヒーをご馳になる。

出発時、車にカメラを忘れたので、画像無しです・・・

次の予定地の月山に向かって車を走らせ、途中の酒田市で富樫スポーツに寄る。
去年の今頃は改装中で、モンベルショップに為ったと聞いてたが・・・
カヌー・自転車の品揃えも・・何とコロンビアのコーナーも有る。

月山トンネルを通っていつも思うが、良くこんな山岳道路を造ったものだと・・
庄内地方と県都山形市を結ぶ幹線道路、元衆院議員加藤紘一の政治力か・・・

夕方、月山・姥沢駐車場着。
月山山頂部に雪が有りません・・・湯殿山南面には多数の亀裂が見えます・・
ここで車中泊、駐車場は500台、併設のトイレにはウォシュレット完備。
照明もセンサーで点滅、500円徴収する価値有りか・・・

夜の8時過ぎに携帯が鳴りました。
婆の携帯を使って、小一年生ホヤホヤの孫(長男)からです・・・
「ジジ・・ どうして居ないの・・ たか さみしいよー こんど居てね」

25.6日の土日に、泊まりに来ることを前から聞いてたのに、山優先に・・・
孫2人に淋しい思いをさせてしまった・・・・・

婆の話では、3歳成り立ての次男が、
「ジジ・ジジ」と、呼びながら各部屋を廻ったと言う・・・

寝就かれない夜に為ってしまった・・・・

毎日新聞 4月21日の記事

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この遭難事故をどう考えるか・・・
このガイドが、地元の山用品店を通して企画募集したツァー。
彼は、K2に登頂した技術の持ち主で、(社法)日本アルパインガイド協会所属。

ガイド組合は、全国に山ほどあるが・・
ガイド資質に付いては、〔戯言〕で何回か書いてます。

黒部・祖母谷温泉から、標高差2100mも有る白馬岳山頂小屋へ登る計画。
客は50~60代が5人、山頂小屋手前で4人が凍死。

温泉を発つ時、既に小雨だったと言う・・・
当日は、低気圧が発達し始めていて、海でも船舶遭難事故が有った日。
黒部谷でテレビが映らなかったかも知れないが、ラジオは聴けたはず・・・
本当に天候悪化を、予想出来なかったのか?
十分な装備も用意してた(弁護側)と言うが・・・
10月の北アで、フリース+合羽が十分か?

白馬岳への登山道途中の、不帰岳下1950mに避難小屋が在る。
そこに避難してたら防げた事故・・・

ガイド個人の技量と、ガイドとして他人を何人も山に連れて往く技量は別物である。
09年夏の、北海道トムラウシ大量遭難事故と、ダブル気がする。

この時のガイドも、2人は地元でなかった。

死者に鞭打つ気は無いが、黒部谷から白馬に登るのに、何で福岡のガイドか?
当該山域を熟知してる、富山県のガイド選択の余地は無かったか・・・
地元で募集してたし、黒部からの裏ルートが魅力だったのか・・・
更に言えば、登山道が有る一般ルートにガイドが必要か・・・
もしそうなら、3000mに登るには、早過ぎたのかも。

厳しい言い方だが、自分の命は自分で守るしか無いのです。

私が単独で歩く事が多い訳は、同行者に何か有った時に、
背負って降りる体力が既に無くなってしまったから・・・
110番だ・ヘリだ、等という登山はしたくないものです。


八幡平アスピーテラインが開通してますが、夜間通行止めの解除が朝8時。
蒸ノ湯温泉入り口の駐車場に、ゲートが有ります。
車を止め、スキーの準備・・・
下から上がって来る、八幡平山頂行きのバスを待ちます~
山頂駐車場まで360円。

山頂駐車場から、シール登行30分で八幡平山頂へ・・・
少し霞んでたが周囲の山々   ↓岩手山          
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           ↓大深岳          ↓諸桧岳
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          ↓乳頭山・秋田駒ヶ岳 ↓モッコ岳
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パノラマ画像
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         ↓乳頭山                   ↓秋田駒ヶ岳 ↓モッコ岳
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彼方に、八幡平山頂の標識棒300番が見えました・・・   ↓
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標識と展望台 
山頂は青森とど松の樹林帯で、見通しが無いので展望台が有ります。
去年の冬シーズンは、300番の棒も・展望台も朽ちてたのが、
新品になってました。夏に改修したのでしょう~前より高くなってます。
この冬は膝ラッセルで途中敗退したので、山頂は踏めませんでした・・・
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山頂から西に600m離れた 籐助森 ↓ でシールを外し滑走です。
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山頂へは、何人かの足跡が有ったが、籐助森へはスキー靴一人の足跡のみ。
籐助森から見た山頂です・・・真っ平らな山様から、八幡平と・・・
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山スキーコース300番標識から逆に滑り降ります。
途中、西に 焼山山塊 ここも雪豊富そう~  その奥に うっすら森吉山が・・・・
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八幡平アスピーテライン
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195番まで来ました・・・
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青森とど松帯が終わり、岳樺・ブナ林になると、間も無く 蒸ノ湯駐車場。
雪がしっかり絞まってて、春スキーに最適です。
滑走時間約1時間。

道路への降り口も難なく・・・
車の脇に座り、板を乾かし、次のバスを待ちます・・・
シールが濡れて重いので、板をウロコに交換・・・乗車。
山頂駐車場着、ウロコでの登りはシールほど効かず時間を喰う。
だーれも居ない藤助森で昼飯を喰い、大休憩。
あっちに滑ったり・こっちに滑ったり2~3倍の距離滑って蒸ノ湯へ。

道路開通後の八幡平での山スキーは初めての試み、
延べ2時間も滑って、リフト代(バス代)720円はお得。
歩いて登れば3時間のコース・・・癖になりそうな感じです。

折角の八幡平なので、後生掛温泉で癒されて帰宅。

八幡平 ブナ森スキー場の様子。
綺麗に圧雪されてます、GW明けまで滑れそうな感じ。
積雪はまだ1.8mも有るとか・・・・
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4月19日
久々の晴れでした~
シャトルバスも運行中です、迷わず滑走距離最長6.3キロの箒場岱ルートへ。
普段は、銅像ルートや八甲田温泉ルートに降りても、バス便が悪く戻りが困難。
ロープ駅で、バス便と箒場岱まで雪が繋がってる事を確認。
日曜日で混んでたが、10時に上駅着。

赤倉岳を目指して、シール登行・・・
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山頂直下100m辺りから、雪が無く板を背負っての登り、
予想通りとは云え兼用靴での登りは大変・・・おまけに西風が強烈・・・
ニセ赤倉岳の山頂直下。
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ニセ赤倉岳からの絶景 南八甲田連峰の最高峰・櫛ヶ峰もはっきり・・・
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夏道の柵が現れてます・・・このピークを廻り込むと・・・
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赤倉岳の山頂祠が見えます。
いつもはスキーなので、ピークに立たずブッシュ帯を右に巻き、
井戸岳の鞍部に出るのですが、夏道通りに登りました・・・
横からの強風で、左の崖へ煽られる始末・・・
ここの通過が気を使いました~ ストック100cmにし、八の字に突いて耐風。
背負ってる板も煽られ、まさに4点確保・・・
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赤倉岳山頂の祠です、戸が開いてて中に丸い鏡が見えました・・・
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赤倉・井戸の鞍部は、祠から右に降りた処、風裏で大休憩です。
左に八甲田大岳の東斜面、中央井戸岳の噴火口、どの斜面も人・人・人・・・
ここでスキーシールを外し、東斜面を箒場岱まで滑走・・・6.3キロ。
ルートは、竹竿が立てられ明確です~ ここにもガイドツァーが・・・
12時、滑走開始。
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休憩場所からの    雛岳   高田大岳          小岳
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出だしの斜面、サンクラストがシャリシャリ言っていい感じ。
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画面中央のブナ林帯が切れる処が箒場岱、茶屋が3軒並んでます。
そこまで滑ります~ ブナの新芽が紫に見えてます・・・
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八甲田大岳の東斜面 多数のガイドツァーグループが見えます・・・
八甲田のガイドは、単独行者を無視する者が殆んどで、声掛けしても返答は稀。
先頭はいいとしても、最後尾は駄目、出稼ぎナンチャッテが多いから・・か?
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青森トド松が出てくると・・・ルート標識が・・・ 奥は小岳の東斜面
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白いピークから滑って来ました~
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途中で、お茶タイム  ここまで下がると風も無く、あったかぃぃ~
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高田大岳の裾を滑ります~
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ブナ林に入ると、倒木が目立ちます・・・
ブナ林の緩斜面を、東へ東へと・・・車の音が聴こえて来て、箒場岱まもなく。
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箒場岱着が1時20分、茶屋で2時発のシャトルバスの券を購入、1000円。
バスは、ほぼ満員でロープ駅へ・・・

箒場岱ルートは、下部のフナ林帯の雪解けが進んでおり、
GWまでは通しでの滑走無理と思う・・・50cm程度の場所多し・・・
板を背負ってまで滑るルートでは無い・・・睡蓮沼ルートの方が積雪多し・・

今日11日から、月山スキー場がオープン月山・湯殿山へスキーで・・・
と、思ってたが明日より晴れず後は雨雨の連続。
なので、晴れ間の続く日まで延期をしました~~

延期したお陰で、明日12日は孫次男の3歳の誕生日に逢える事に・・・
不二家に予約してたケーキを取りに来て、寄るらしい♪ 可愛い盛りだ。

話の本題へ・・・
9日の南八甲田山行の帰りに、弘前ディナフィット・テストセンターへ往って、
カタログを貰って来た。
輸入代理店のHPでも見れるが、カタログは豪華版です。

最新の用具の進歩は驚きです・・・2~3紹介します。

スキー板 片足 710gと780g  価格はそれなりですが軽さにビックリ。
     普通の山板は、1000~1500g(長さ・幅にもよるが・・)
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兼用靴 片足 500g カーボン製 特注手作りとか・・・価格も驚き
    普通の兼用靴は、1kgなら軽い方で1.5~2kgが標準。
金具  片足 75gより有りません・・・
           普通の山用金具は、800g~1000gの重さ。
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その他の金具 207g~123g
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最軽量の3点セットで、1285gです。
国際山岳レース仕様ですから、この軽さ・この価格ですが・・・

手持ちの3点の重さは、2900gですから・・・半分以下!!!
金さえ用意出来れば、登りの快適さが・・・宝くじでも・・・と。
碌に滑れないで・・・と笑われそうですが、年寄りには軽量化は必須です。

4月9日
睡蓮沼から、南八甲田連峰の駒ヶ峯へ。

黒石インターから、津軽富士とも言われてる、岩木山が良く見えました。
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予報は晴れ、酸ヶ湯の八甲田ゴールドラインのゲートに着いたが、
閉鎖中・・・ 8時半だったがゲート開放は9時からの表示が・・・

睡蓮沼に着いたが、ほとんどの人が北八甲田を目指してる様子。
道路反対側の南八甲田に向かう人は4人だけ・・・
それぞれ好き勝手なルートで、シュー・壷足・スキーで登り始め・・・・

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判り難いが枝に霧氷が・・・
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登るにつれて、青森とど松が雪を被ってます・・・
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ツァー標識 櫛ヶ峰コースと表示
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振り返って、北から東の様子
    ロープウェイ山頂駅↓          ↓八甲田大岳    ↓小岳
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           ↓小岳            ↓高田大岳
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パノラマ加工しました
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昨日、吹雪いて氷結したもよう・・・
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南八甲田の稜線に上がりました   ニセ駒ヶ峯山頂  東から南への展望を・・・
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           ↓(南)赤倉岳                              ↓乗鞍岳1459m
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十和田湖方向 遠くに湖面が見えましたが、写真では判らない・・・
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パノラマにすると・・・・
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11時だが、早めの昼飯に・・・ニセ駒ヶ峯山頂からの、                 
                            八甲田大岳
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                        小岳
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                     高田大岳
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パノラマにすると・・・
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帰りの様子
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睡蓮沼 駐車帯からの硫黄岳
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南八甲田は、北八甲田と比べ人が入らず、静かな山域。
カモシカやウサギの足し跡が多い、
スキーでザラメ雪を滑る音に驚いて、走って逃げるウサギ4羽発見。
どのウサギもまだ白かった・・・まもなく毛代わりか・・・

帰り道、いつもの大河原温泉へ。
時間が有ったので、弘前のディナフィット・テストセンターに寄り、
型落ちや、デモ使用の払い下げ板・金具の情報依頼。
来週にはリストが届くらしいが値段が問題だ・・・・

来期から新設のサレワ・ジャパンが、ディナフィット製品を扱うらしい。
サレワの傘下に入った故・・・

週末から、月山へ~~


週末の土日と、GW期間中限定で、スキー後の戻りバスが運行される。

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ツァーコース3本(空色)を滑り降りても、戻りの便がなく、歩いて来るのが現状。

箒場岱ルート 6.3キロ
八甲田温泉ルート 5.3キロ
銅像ルート 3.6キロ 
それぞれ、長距離滑走が楽しめます~ 便数も時間帯もいい感じ。

各宿泊施設が催してるガイド付きツァーは、施設の送迎車が回収に来るが、
3000円も取られるし、滑るルートも制約されますから、1000円はお得です~

11.12日は月山の予定、GWに入ると鳥海山に入るので、18.9日辺りに・・・

11日(土)が、月山スキー場オープン。
豪雪地帯なので、姥沢駐車場までの除雪も先日終わった様子。

最新の画像を見ると、リフト鉄塔の掘り出しと通路の除雪が、
終わってますが・・・
まだ索道ケーブルが張られてませんね。
積雪最深部の牛首沢には、22mもの雪が積もるとか・・・
リフトは、短いこれ一本で560円も・・・後は歩いて登るのみ。
駐車場は500台・25日頃までは無料ですが、
その後は環境美化の名目で一日500円徴収。
駐車場の面積・取り付け道路の除雪費を考えると、納得か・・・

もう一本の八合目まで登れる山岳道路は、
雪解け後の7月開通です・・10月で凍結降雪で閉鎖。
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