海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2016年07月

八月上旬と云われてた梅雨明けが、本日発表になりました。

当地の今年の梅雨シーズンは、梅雨入りしても雨らしい雨が降らず、
ここ一週間ほどで急激に夏模様に。
今日の気温は33℃まで上昇、年に何日も無い暑さでしたが・・・
この先、いつまで続くのやら・・・

山の知り合いからは、夏まっ盛りの花々の知らせが届いてますが・・・
高山植物には、興味が無く・汗・アブ類が苦手にとっては、
早く秋になって・早く雪が降れと・・・


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イッテQ登山部のイモトが、この秋にアルプスのアイガー3970mに挑むとか・・・
先日発表になりましたが、登頂予定ルートは、
槇有恒が1921年に初登頂した北東稜(ミッテルレギ稜)から。
画像中央の、ナイフリッジが北東稜。
素晴らしいリッジですね~ こんな処を登攀するイモトが羨ましい・・・
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イモトは2012年に、マッターホルンのヘルンリ稜を登ってますから、
余程の事が無い限り登れるものと思います。(画像中央がヘルンリ稜)
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過去イモトの主な登山実績です。
色々言われてますが、登山経験の無い短大出のタレント(陸上はしてたらしいが)が、
ガイド付きではあるものの、自力で登る快挙には拍手です。

2009年5月 キリマンジャロ 5895m登頂
2010年8月 モンブラン 4810m登頂
2012年1月 アコンカグア 標高6,890 mまで
2012年9月 マッターホルン 4478m登頂 (下山にヘリコプター使用) 
2013年10月 マナスル 8163m登頂
2014年2月 キルバナ 4095m登頂
2015年6月 デリナ(マッキンリー) 6190m登頂


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この春エベレストに登頂した、早大生の南谷真鈴19歳が、
先日デリナ登頂に成功し、1年7ヶ月の間に、7大陸最高峰完登を達成しました。
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南谷真鈴の7大陸最高峰登頂実績
2015年 1月 アコンカグア (南アメリカ大陸)登頂
2015年 7月 キリマンジャロ (アフリカ大陸)登頂
2015年12月 コジオスコ (オーストラリア大陸)登頂
2016年 1月 ヴィンソン・マシフ (南極大陸)登頂
2016年 3月 エルブルス (ヨーロッパ大陸)登頂
2016年 5月 エベレスト (アジア大陸)登頂
2016年 7月 デナリ (北アメリカ大陸)登頂

ユニクロがスポンサーで、ヒートテックとダウンを着ての登山とか・・・
ヒートテックは私も愛用してて、冬山ではいい肌着ですが、ダウンまでとは・・・
この冬は、真鈴モデルのダウンが発売されるかも・・・



イモト・真鈴 日本の女子力の凄さを感じます・・・
真鈴の次の目標は、スキーで北極点到達だそうです。女植村ですね~

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一方、プリン・ポッキーやラ王最高などと言ってる輩が、
懲りもせず6回目の敗退目指して、8月16日にメスナールートへ向かいます。
メスナーの登頂記と読み比べ、敗退劇をウォッチします。

陶器造りをしてた頃に、限界(能力・テク等)を感じ、
普通ではしない〝面〟を造って見ました・・・
サイズは、大人が面として付けられる大きさで、
耳に紐も通して冠れるし・壁にも釘で止めれる様に。


お地蔵様の顔を想像しながら、苔むした雰囲気を釉薬で・・・
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粘土の塊で顔を整形した後に、裏を削り厚さ1cmに仕上げたもの。
半眼の目元の表現には、試行錯誤しましたが・・・
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アマゾンの密林に住む、今だに発見されてない部族のイメージで・・・
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釉薬も赤銅色の皮膚を表現出来たと・・・
会心の作のつもりでしたが、のちに生まれた孫が1歳の頃に、
冠って見せたら・・・怖かったのか・・・大泣きされた・・・
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以後、二つの〝面〟は車庫の棚に放置されで、人目に触れずです・・・






2006年の春に、ヒマラヤ登山をした時に入手した物。

ネパールは、ヒンズー教を信仰する部族(80%)と、
チベット仏教を信仰する部族(10%)が共存してる国です。
南はインド・北はヒマラヤ山脈を挟んでチベットに接しているからです。
高い山々に囲まれてて、昔は交流も少なく、多民族・多言語国家と言われてます。
チベット仏教徒の多くは、ヒマラヤ山脈の麓に住んでます。
シェルパ族が主で、彼等の家には、この様なタンカとダライラマ師の写真が、
祭壇に飾られています。


このタンカ【仏画】は、チベット仏教の僧が修行の一環で描き、
寺院(ゴンパ)の現金収入にしてるものです。
ローソクだけの薄暗い寺院の中で、描かれたものとは思えない鮮やかさです。


拡大して御覧下さい、緻密さに驚きますよ~    目の表情がどの顔も優しいのです。
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4辺が不揃いの、厚手の布(油絵用のキャンバス地の様な物)に描かれてます。
サイズは幅約30cm・長さ約40cm。


拡大画像(上・左) 左上に山並みが描かれてます、ヒマラヤ山脈でしょうか・・・
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拡大画像(上・右) 
金線・銀線で縁取りされてて、光の具合で輝きます。
 白い三角天幕が描かれてます、モンゴル遊牧民のパオに似てます、
チベット族も、昔はこんな天幕で暮らしてたのか・・・  
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拡大画像(下・左) 
象のほか、想像上の動物達が、多数描かれてます。
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拡大画像(下・右)
火炎を纏った、餓鬼も描かれてます・・・
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額に入れて、ベット脇の壁目線の高さに飾って、寝ながら眺めてます。
信仰心は無いですが、見てると何となく落ち着きます。

梅雨明け前の、蒸し暑い日々が続いてます。
今年は、ラニャーニア現象の影響でしょうか?
当地の気温は、朝方15~18℃で肌寒く、
日中は30℃にも為ると言う異常気温。
起きて長袖を着、日が昇って半袖に着替えると言う変な日々・・・
夏風邪には気を付けなければ・・・と、思っています。


陶器造り②の紹介です。


茶碗

窯から出すのが早かった為、釉薬に貫入(細かなひび割れ)が出来てます。
何となく、九谷焼きの貫入(ひび割れ)に類似・・・
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〝黄瀬戸〟と云う釉薬に浸したのですが、何故か内側だけ青色に発色。
陶芸には、焼いて見ないと判らない面白さが有ります・・・
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釉薬の、〝鉄赤〟に浸して焼いたものです。
外側の掛けが足らなかったのか・・・斑模様ですが・・・
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内部は錆びた鉄の色で、思い通りの仕上がり・・・
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珈琲カップ

ビールジョッキと同じ粘土・釉薬を使って・・・
垂れ具合がいい感じに仕上がりました・・・
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釉薬は、全体を〝志野〟に浸してから、飲み口に〝織部〟を塗った。
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以前に彫った、文箱二点。

厚さ1cmの朴材で箱を組み、木工ボンドで接着、その後に彫刻しました。
箱の四隅を45°合わせにするのが大変だったのと、
葉書入れの蓋合わせ加工に難儀しました。


文箱の模様は、松竹梅で側面まで彫刻し、マホガニー塗料で仕上げ。
葉書入れは、五面に彫刻し、油性透明二スで仕上げ。
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葉書入れの蓋に、芯材を使ったので、辺材の側面より塗料の発色が綺麗。
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歩行器

嫁いだ娘に長男誕生。
杉板を木工ボンドで貼り合わせ、糸ノコで輪を2個刳り貫き、
余った板で椅子部分を。輪の裏には、端材で割れないように補強。
自在戸車をビス止めして、4方向に進めるように・・・
椅子の吊り紐は、手持ちの50mザイルを切って使用、コブで上下可能に。
舐めても大丈夫な様に、塗装なしの無垢で・・・

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初孫の長男にはその後、1歳の誕生プレゼントとして、
前後に揺れる木馬を造りましが、歩行器同様持って往かれました・・・
3歳離れた次男には、造った物無しです・・・次男は損ですね・・・




長男が歩き始める前に、車製造。
また、持って往かれる事を予想し、同じ物を2台製造。
ハンドル下と尻位置に戸車を取り付け、前進・バック・カーブも可。
余り物のペンキを塗って完成です。
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画像の車は、我が家用です。
遊びに来ても、長男は見向きもしなく為ったが、4歳の次男は爆走・・・
嫁ぎ先の柱・壁は、孫2代に亘り、毎日の暴走で、
ガタガタに傷付いてるとか・・・

ま~それもいいでしょう~ 少子化の時代に、煩いほど元気ですから・・・






ピッケルは11本も持ってるが(下記URL)、また1本買ってしまった・・・

そのピッケルは、アルピレッド(フランス製)です。
ピッケルが手造りの時代から、加工が楽な金属シャフトに変わり、
各社が一斉に金属シャフトでの製造に移行した頃に、異彩な存在のピッケルが出現。
それが、アルピレッドです。
現在でも、木製シャフトでピッケルを製造してるのは、
知る限りウイリッシュ・ベンド・二村より有りません。
シャフトの強度を求める為には、金属ですから当然に重くなります。
アルピレッド社は、当時の超音速旅客機コンコルドの骨材でシャフトを加工しまた。
コンコルドの骨材は、機体の軽量化を図る為に、超ジュラルミンを使用。


画像【上】の短いピッケルは、以前から持ってた
〝アルピレッド ルネ・ドメゾン モデル 〟60cm・700g
ドメゾンは、フランスの登山家で、ヒマラヤ・アンデス・アルプスで、
114もの初登頂や新ルートからの登頂を果たした、当時の登山界の雄です。


【下】は、ネットオークションに2000円で出品されて、希望者が無く落札した物。
70cm・730gのアルピレット オリジナルです。
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この歳で、今更ピッケル・・しかも同じ物を2本も要らない・・とも思いましたが、
ドメゾンモデルがバランス良く・使い勝手が良いし、2000円で不落は可哀想と。
クリックしてしまいました・・・到着後、爪ヤスリと砂消しゴムでクリーニング。


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両ピッケルの比較
         ピック・ブレード長 シュピッッェ長 ブレード幅 全長
ドメゾン モデル   30cm       8cm     6.8cm 60cm
オリジナル      27cm       6cm     5.8cm 70cm

画像【上】ドメゾン モデル 【下】オリジナル
ピックのカーブ差(オリジナルは、ドメゾン モデル以降の造と思われる)
頭部の凸部差(凸部は、ピックを氷に刺す為バイルで叩ける様に考案したと思われる
      これは、シモンにも同じ様な物が有るが、飾り程度のもの)
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シュピッッェ形状
ドメゾン モデルが、より刺さり易く造られている。
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アルピレッドの特徴は、ブレードの先が凹状。他のピッケルは凸か直線がほとんど。
カッティングの際に、角が先に当たる様に考案されている。
ドメゾン モデルの方がブレードの造りが大きい。
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シャフトの握りラバー(オリジナル画像) 
オリジナルには付いてるが、ドメゾン モデルには無し。
小生が、釣竿握り用の熱収縮ラバーを取り付け。
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縦走用には、丁度良い長さ・重さです。使う機会が有ればいいのたが・・・


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木彫り 長脚台

地区公民館で、木彫りサークルに居た頃に彫った物です。
高さ90cm・天板径33cm、桂材。

秋の公民館祭で、サークル展示しました。
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天板の模様
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天板から脚にビス止めしたのでは、ホゾ穴隠しが目立つとの話しで・・・
天板裏に、脚を挿す四角穴を二か所空けた2枚の板を、木工ボンドで接着。
脚の補強に、脚の凹部に丸板を嵌め込む作業は、彫刻を彫るより大変でした。

脚の凸部と脚受けの凹部の噛み合わせ・4本脚の角度、脚補強の窪みに嵌める板。
ミリ単位の精度でないと隙間が生じるし・・・見栄えが悪いし・・・
組み立ては、ボンドを付けて一発勝負でしたが、何とか上手く往きました。
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猫足風に・・・
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電話は壁掛けで載せれないし、玄関の上がり場に置いて、
花瓶など載せる以外使い道なし・・・・
新聞集金のおば様から、以前6千円で売ってくれと言われたが、材料代にも・・・

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