海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2017年04月

8千m峰・全14座の登頂を達成した竹内洋岳氏が、
未踏峰マランフラン6,573mに、この春3回目の挑戦をしています。

竹内氏のマランフラン挑戦は、過去チェックしてましたが、
今回は迂闊にも見落としてしまい、拙ブログでのコメントで知りました。
早速チェックしUPしました・・・セシルさんありがとう。

ネパール観光省が、この春に登山許可を出したリストに、
マランフラン1隊 メンバー2名と有ります。(黄線)
これが竹内隊です。
イメージ 1
2014年2月に偵察山行をし、その年の10月にマナスル登頂後、
マランフランに向かいましたが、約5,900mで撤退。
2016年10月に再度挑戦し、山頂が望める台座まで達しましたが、時間切れで撤退。
今年の春に、3度目の挑戦中です。


4月7日の朝カトマンズから、登山基地の町ルクラに到着。
以下竹内氏のFBから、日々の様子です。
黒字・画像は、竹内氏FBより
仙石さん体調不良のため緊急下山! 無事にカトマンズの病院に入院しました。
私だけで先に進みます!
イメージ 3

4月12日 竹内氏FBより(抜粋)
これから、トレッキングルートを外れベースキャンプにはいります。


4月15日 竹内氏FBより

ウチのコックさん、体調不良でヘリで緊急下山。
悪天の中、間隙を縫ってヘリがピックアップしていきました。
仙石さんは、退院してカトマンズで療養中。
仙石さんがいなくても今のところ困ってませんが、コックさんがいないと今晩からのご飯、どうしましょ


イメージ 4
BCかBC手前での様子です。
BCは5,000mより少し上に設置と思うが、この時期に大量の降雪は珍しいです。
拙ブログで紹介した、アマダブラムに挑戦する紙谷氏も、
この降雪情報でカトマンズで待機してます。
マランフラン峰の北側約5キロにアマダブラム峰が有ります。
イメージ 2



4月17日 竹内氏FBより
仙石さん帰国へ
順化のタイミングやスケジュールなどを考慮し、仙石さんの体調の大事をとって帰国してもらうことになりました。
突然、一人での登山になりましたが、なんとかやってみたいと思います。
サーダーのパサンとキッチンボーイのバードルさんが、慣れない手付きでなんとかご飯を作ってくれています。
本日、プジャを行い、明日から登山活動を始めます。...

しばらく更新止まります。
登攀パートナーの仙石氏が体調不良で離脱、キッチン シェルパも離脱です。
岩稜・雪稜での確保者が居ないと、登攀スピードが落ちる事は確実です。
一人で頑張る様ですが、季節外れの降雪 容易では無いと思います。

竹内隊のメンバー構成は、(想像ですが)
竹内氏・仙石氏の2名・・・・・・仙石氏は、体調不良で離脱・帰国。
サーダーのパサン(シェルパ族)・・道案内件キッチンスタッフ・ポーターの纏め役。
                日本語が出来る。
キッチン・シェルパ1名・・・・・調理責任者 日本食が作れる(体調不良で離脱)
キッチン・ボーイ 1名・・・・・調理助手
ポーターは多分 5~6名・・・・・隊荷運び(装備・食料)BC到着時点で解約し、
                登山終了時に再度雇用。
ポーター以外の要員は、カトマンズのコスモ・トレック社(日本人が経営)が、
手配したと思われます。
コスモ社は、日本隊の利用が多く、ICI社長隊も使ってます。
小生も、2006年には世話に為りました。日本食の料理が上手いコックが多いです。

4月17日 
晴れ間を狙って、八甲田春スキー。

土日は強風が吹き荒れ、春の嵐状態でした・・・
八甲田のシャトルバス利用のロングコースを思ってたが、
ロープが風で運休・・・シャトルも運休・・・

今朝、青森市からのライブカメラを見ると・・・八甲田が見えてます。
泡喰って8時に家を出ました~ 用具は全て車載済み。
明日からは、また暫くの間 雨・曇りマークです・・・
途中のコンビニで食い物を調達し、酸ヶ湯温泉上の駐車場へ・・・
9時半に到着、早速準備・・・天気も良く・風も穏やか・・・
冬用のアウターは着ないで、ザックに雨具上下(防風寒兼用)を入れ10時スタート。


ザラメ雪なので、ウロコ板を選択して・・・シールは水を吸って重くなる・・・
イメージ 1


目指すは、硫黄岳のコル(鞍部)。   ここ↓     ↓硫黄岳         
イメージ 2


地獄湯ノ沢出合に着きました、パノラマ画像です。
     八甲田大岳↓                     硫黄岳↓
イメージ 3


硫黄岳のコルに向かって、ジグ切りながら・・・晴れてて気持ちいい~
                     ↓硫黄岳のコル
イメージ 4


振り向けば、南八甲田が・・・まだ、タップリな雪が・・・
             ↓横岳        
イメージ 5


硫黄岳のコルが近くなって・・・                パノラマ画像
イメージ 6


コル近くに来ると・・・単独者が硫黄岳に登ってます。
イメージ 7


左手北側に八甲田大岳が・・・融雪が進んで夏道が露出。     
イメージ 8


硫黄岳のコルから、硫黄の大斜面です。             パノラマ画像
イメージ 9


東側には・・       ↓小岳            ↓高田大岳
イメージ 10


硫黄岳の登る途中から、下までの東斜面。           パノラマ画像
イメージ 11


硫黄岳山頂に上がりました・・・12時です・・ウロコ板が正解でした。
山頂からの南八甲田連峰。
      南赤倉岳↓乗鞍岳↓  駒ヶ峯↓ 櫛ヶ峯↓ 下岳↓  横岳↓
イメージ 12


硫黄岳山頂から、北東には・・・
        八甲田大岳↓         小岳↓  高田大岳↓   パノラマ画像
イメージ 13


硫黄岳の山頂で昼飯を喰い、ザラメ雪の状態もいいので、滑ります・・・
イメージ 14


あっとの間で滑り降りて・・・硫黄は彼方・・・
イメージ 15


睡蓮沼まで・・看板の奥が沼です・・・背後の山は、高田大岳。
イメージ 16


睡蓮沼からの北側、パノラマ画像です。
     石倉岳↓ 硫黄岳↓八甲田大岳↓    ↓小岳  高田大岳↓  
イメージ 17


蓮沼に着いたのが1時。2時過ぎの路線バスが有ると思って・・でしたが・・・
2時のバスはGWからの運行とか・・・4時まで有りません・・・
酸ヶ湯までは、歩いても1時間。過去にも歩きました・・・

板背負って・・・笠松峠・・・後は下り・・兼用靴の底が勿体無い・・・
イメージ 18


1時間歩いて、酸ヶ湯の何とかセンターのガラスで・・・
イメージ 19


今日の装備 滑走面8割のウロコ板にジルブレッタ404、片足2300g。兼用靴片足1120g.
イメージ 20


青線赤線は3月13日のルート  空色(登り)黄色(滑り)は今日のルート
イメージ 21


気も良く、春スキー日和、バスはドジったが気持ちの良い1日。

帰りに、大川原温泉200円で、汗を流して帰宅。
明日から今週は、雨・曇りマーク・・・22.23日は孫襲来。
28日からの、GW鳥海春スキーに期待。



北海道沖で発達した低気圧の影響で、昨日・今日と強風が吹く荒れ模様。
先日の月山で、痛んだ山用具の手入れ他をしてます。


①重登山靴
月山に登頂+スキー滑走が目的で往きました。
山スキーだけなら、滑り易い兼用靴ですが、牛首ピークから山頂へは、
足首が自由な登山靴がアイゼンとの相性も良いので選択。

ゴローに足型を送り、オーダーした〔C02〕と言う冬山専用靴。(今は製造中止)
3ヶ月位掛かって約5万位だったか・・・
製造中止の訳は、冬に対応出来る良い皮が手に入らないから・・・とか・・
店主の考えが何ともですねぇ~ 冬山入門の靴は造ってますが・・・職人ですね。
何度でも底の張替えが出来る様に、コバの出が大きい造りです。
手入れさえ確り遣れば、一生物と思います。

イメージ 9
月山で可也酷使し、先端と側面の防水ワックスが取れたので、
KIWI WET PRUF(防水・防カビクリーム)と保革油を擦り込みました。
イメージ 1


②12本爪アイゼン
サレワのヒマラヤと言うモデルの12本爪。
昔はスノーガード等と言う物が無く、雪離れが悪い時は、
ピッケルのシャフトで叩いたりしてましたが・・・
今ものには最初から付いてるか・別売りで付けれます。

100均薄型プラ俎板をカットして、結束バンドで固定して使ってましたが・・・
今回の月山で山頂直下の露岩帯でガタガタに割れました。
イメージ 2
踵部分の排水用ゴムホースを転用した方は、弾力が有るので無傷・・・
重くなるのは覚悟で、ゴム製に交換しました。
バンドも強く絞めず、少し遊びを持たせて・・・
山靴と、これはGWの鳥海山・北面からの登頂に活躍しそうです~
イメージ 3


③シール糊交換
ポモカ製のディナフィット軽量板専用シールです。
古い糊が劣化してたので、洗ってから糊交換しました・・・
古い糊を落とした経緯は↓

イメージ 4

モンベルが、シール交換用のシート糊の販売を止め、
HPのアウトレット欄で在庫処分した際に、
板6本分位を格安で買った、最後のシートを使って転写しました。

シート糊の保護紙を剥いで、糊面の上にシールをセット。
イメージ 5

裏からアイロンの〔化繊2〕の温度で、
黄色台紙の上にアイロンをユックリ掛けます。
熱で糊が溶けシールに移ります、熱い内に黄色台紙を剥がすと・・・
イメージ 6

シールに糊が転写出来ます~ 冷めると台紙からの移りが悪いので熱い内に・・・
イメージ 7

2本完成です。業者に頼むと8千~1万は取られると思うが・・・
当時のモンベル糊の値段を忘れたが・・千円しなかった様な気がします・・・
これで、当分は大丈夫でしょう~
イメージ 8

トップのフックが特殊なので、ディナフィット・PDG板により使えませんが・・・


********************


シールのメーカーと糊の関係は無いので、
安く買える糊を使って交換した方がお徳と思います。

チューブ糊は部分補修には良いが、
全面交換するには糊の厚さを均等にするのが面倒ですから、
シート糊を使った方が簡単で楽です。(幅は各サイズが売ってます)


4月9日(日)が、月山・姥沢スキー場のオープン日です。
ここ2年は、月山へ足が向きませんでした。
理由は遠い(片道300キロ・6時間)・2千m級なので、中々天気に恵まれない・・・

予報では、10.11日と晴れ曇りマークで、その後は雨・・・
今しか無いと思い、9日家を出て夕方に姥沢スキー場(1150m)着の予定です。

途中の鶴岡市郊外からの、鳥海山南面。
イメージ 1

月山道路(自動車専用)を通って、月山姥沢スキー場への道。
カープミラーと比べると、中々の雪の量です・・・
イメージ 15

夕方4時半に姥沢スキー場着、湯殿山南東斜面、まだ亀裂は少し・・・
                               パノラマ画像
イメージ 2
                               パノラマ画像
イメージ 3
          駐車場トイレ↑

オープン日は、500台の駐車場が満車に為るのですが、数台より無し・・・
聞けば、風とガスで、殆んどの人が昼で諦めて帰ったとか・・夕方やっと晴れたと。
姥ヶ岳も月山も雲が掛かってます。

             ↓姥ヶ岳           月山↓ パノラマ画像
イメージ 4

雪山を越えて来る風は冷たく、ダウン上下を着込み、南に見える朝日連峰を一枚。
手前の雪はガチガチです・・・                パノラマ画像
イメージ 5

風が防げる〝秘密の場所〟に移動して、車中泊の準備。
サラミとチーズで一人宴会ですが・・・寒いので缶ビールには手が出ず、日本酒で。
呑みながら明日からの作戦を考える。
暫く振りなので、先ずは月山山頂神社に詣でる事に・・・
ここの駐車場で雪が腐って無いと言う事は、上は真冬の状態か・・・
兼用靴は山頂への急斜面が登り辛いので、登山靴・固雪に対応する板・シールで。
12本爪アイゼン・ピッケルも・・・等と考えながら呑んでると8時です・・・
寝袋に入って・・・夜中車が横揺れする強風で、何度か目が覚める・・・
月が見えてるが、ブナの梢に当たる風の音が・・
久々に、Pボトル使用。(冬テント泊経験者は知ってる)

5時に目覚めました・・・車中温度-3℃・・・東の山の端が明るく為ってます。
イメージ 6

朝焼けを撮るつもりが、寒いので半朝焼け・・・         パノラマ画像
       湯殿山↓          姥ヶ岳↓        月山↓
イメージ 7

記念に一枚・・・薄暗いので光ってしまいました・・・
イメージ 8

5時半朝日を見ながら、朝珈琲・・・風は弱ってて、いい一日に為りそう~
イメージ 9

駐車場のトイレに年貢を納めに・・・24時間使用可・人感照明・温水便座付きです。
GWから紅葉まで、駐車場利用者から環境保全料として1台千円徴収。(今は無料)
この金で、大駐車場の除雪費とトイレ建て直し等をしています。
イメージ 10

レトルトの親子丼と、インスタント味噌汁で朝飯・・・

体制も整ったので、準備して・・・8時スタート
装備は、ブルーモリス150Cmウロコ板にジルブレッタ500、アルピレッドアックス、
サレワ12本爪、ゴロー重登山靴。
イメージ 11

リフト下駅、1千mのリフト1本のスキー場です。
鉄塔・リフト通路の雪が両脇に寄せられてます・・・これがオープンの遅い理由。
イメージ 12

今迄は、リフト裏の沢筋をシールで登ってたが、下駅までの雪がガチガチで、
上駅まで1時間では登れないと判断。
初めてリフトに乗る事に・・・580円、高いと思ったが除雪の手間を考えれば・・
同時に登山届けに記入。
売店で見てしまった・・・400円也、ディナ板に貼ろう~~
イメージ 35

リフトの通る部分の雪が寄せられてます~
イメージ 13

上に往くと・・何だ!!!! この雪の量は・・除雪してから営業開始。
イメージ 14

上駅到着です。 係員の兄さんが、シール貼ってるの見て、丁寧な応対に感謝・・・
イメージ 16

リフト上駅脇の斜面 ガーン!!!  バリバリに凍ってます・・・予想以上・・・
イメージ 17

8時半からシール登行開始です・・・稜線に上がると北西風に当たると思い、
風裏を大トラバースして、牛首のコル(鞍部)に向かいます・・・

              牛首1,729m↓   コル↓ 月山↓    パノラマ画像
イメージ 18

金姥1,688mの大斜面 2人が登ってます・・・悪戦苦闘してる様子です。
ガチガチに凍ってて、エッジを叩き付けながらのトラバースは疲れる・・・
作戦変更・・・直登を試みる・・・暫くは何とか登れたが・・・
斜度が増すと・・・シールが効かず、ズリ落ちる始末・・・
また作戦変更、板を背負って・アイゼン斜登行に切り替え・・・
凍った斜面で、ザックに板を付けるのは至難の技、アイゼンはスンナリ付けれた。
ストックを1mにセットし、4点支持で登る・・・
          ↓人     ↓ここにも人 ↓月山       パノラマ画像
イメージ 19

柴灯森と牛首の鞍部で、稜線に上がりました・・・予想通り風が・・・
鼻水が右に飛んでいく・・・牛首が目の前です・・・
              牛首↓    ↓月山山頂神社
イメージ 20

牛首のコル着が10時半、2時間登って風の当たらない処で大休憩です。
リフト上駅から2時間なら夏道ペース、悪戦苦闘したわりにはいいペースかと・・・
ここに板とストックをデポ、4キロ軽くなればこの先の急登も楽。
大きくジグを切って山頂に、ピッケルを使うのは久し振り、山登りしてるって感じ。

斜面を登りきると、月山神社が見えます~
 彼方に鳥海山↓
イメージ 21
イメージ 22

石の鳥居の形が変わってます・・・夏は神主が常駐してて鳥居を潜ると入場料、
奥宮に参拝するには拝観料が取られます・・・今はタダ
タダで色々お願い事をして来ました~ お願い聴き入れて貰えたか?
イメージ 23

山頂着が11時半、この岩に三角点有り、遠くに鳥海山。 
イメージ 24

神社の屋根越しに、南側の景色、遠くは朝日連峰。        パノラマ画像
イメージ 25

神社の風裏で軽く昼飯。
12時帰路に・・・                       パノラマ画像
イメージ 26

 リフト上駅↓    姥ヶ岳↓  ↓金姥  ↓柴灯森 ↓牛首  パノラマ画像   
イメージ 27

山頂からの下りは、アイゼンなので直線最短距離で降りれます。
途中、鍛冶屋敷跡で5~6人の団体が登って来ます、見るとミレーの高所靴???
ヒマラヤ並みじゃーないですか・・・会話から〝習近平の国〟と判ります・・・
ガイドらしき者も、あちら弁で・・・ここまで来るのは、それなりの小金持達か???
ゴチャ・ゴチャ話しながら・・・国民性が出てますねぇ・・・

12時半に、牛首のコルに戻って・・・幾らか雪面が緩んでいるかと思ったが・・・
ガチガチの儘でした、が・・・シールを剥ぎ、メットを冠り滑走体制へ。
      牛首のコルからの、鳥海山↓
イメージ 28

コルからトラバース気味に100m滑る間に、2回転倒・・・ガリガリで対応出来ず。
幸い両足のビンディングが解放して、事無きを得たが・・・
この先を考えて・・・板を背負う事に・・・
アイゼンも・・と、思ったが何とかキックステップで降りられそう・・・

雪庇の崩落箇所が・・・・
イメージ 29
イメージ 30

雨が雪面を流れた跡・・・約1mピッチで、凸凹に波打ってます・・・
イメージ 31

スキー場の上駅まで、板背負って歩いて・・・
スキー場からは、ややザラメを滑り降りました・・・
車に戻ったのが3時・・・何と〝筑豊〟ナンバーの車が止まってました。
えっ!!  筑豊って・昔習った炭鉱の町・九州福岡??  月山は全国区ですね。

自作のスノーガード、100均俎板改造品が今回は見事に撃沈・・
ゴムホース製は健在、弾力が有る物でないと駄目・・・また内職が増えた・・・
イメージ 32

駐車場は風も無くポカポカ陽気、早速ビールで慰労・グイグイ進みます~
肴は焼き鳥缶詰・仙台名物〝白松が羊羹〟どっちも美味い・・・
アスファルトに装備を干して・・・ラジオで明日から天気が崩れる予報だとか・・・
明日の予定の湯殿山もガリガリと思うと・・・意気消沈・・・

明日は湯殿山南東斜面を、右から左に稜線を縦走して、
山頂から手前に降りる南東尾根を、滑るつもりで居たが・・・
イメージ 33

夜は、再び風轟々。日中照らされて解け気味の雪面が再凍結か・・・
朝、300キロ走って帰る事にしました・・・
消化不良だったが、久し振りにアイゼン・ピッケルが使えたので、良しと・・・

今回のルート
イメージ 34


この冬、八幡平・八甲田・秋田駒・森吉山等の1,500m級の山を、
好き勝手に登って滑って遊んでたが、久々の2,000級の山の違いを、
味わった感じです。
GWの頃に為れば、ザラメ雪になりスキーには最適なのですが・・・



トロン・パス(峠)5416mから、トロンピーク6201mでの、
高度順応の様子が更新されましたので、お知らせします。



マナン3640mに有る、石組み3F建てのホテルだそうです。
アンナプルナ・サーキット(周回街道)は、エベレスト街道に次ぐ、
ネパール・トレッキングの人気コースですから、ホテルも立派です・・・
壁の石組みに角材や板を渡して、床を造ってます。
石は現地調達、石工がタガネとハンマーでコツコツ刻んで、ブロック状に造ります。
材木・ガラスは麓の町から、人手で何日も掛けて担ぎ上げます。
イメージ 1



ガンガプルナ峰 7454m。
左に伸びる雪稜は、アンナプルナⅠ峰 8091mに続く稜線。
イメージ 2



トロン・パス(峠) 5416mに到着。
タルチョ(一枚毎にチベット仏教のお経が印刷されてる)の数が凄いです。
峠越えの安全を祈願して結ばれたもの。
イメージ 3



トロンピーク 6201m。空の色 これがヒマラヤン・ブルーです。
イメージ 4



トロンピークの肩 何とブルーアイスです。
イメージ 5



肩へ上がる途中・・・ガチガチのブルーアイス。
アックス・アイゼンの刺さりが悪く、5800mで撤退を決めたそうです。
イメージ 6



約50°の氷壁。
イメージ 7



当初は、トロンピークに登る予定でしたが、
5800mでも高度障害が出なかったので、6千m台での高度順応が出来たと判断。
現在はトロン・パス(峠)を越えて、アンナプルナ・サーキットの後半の、
長い下り道を歩いているものと思います。

この先の予定は、首都カトマンズに戻り、ルクラ村へ軽飛行機で移動。
エベレスト街道を歩いて、アマダブラム峰の基部へ・・・


4月9日に、月山・姥沢スキー場がオープンします。
途中の除雪も完了した様です。
イメージ 1



姥沢駐車場は1,150mに有り、まだ雪の日も有るので、スタッドレスは必須。
豪雪地帯なので、リフト鉄塔・リフト下の雪を寄せてからのオープンです。
イメージ 2



リフトは1,000mが1本限りのミニスキー場ですが、
その先1,980mの山頂までの無木立大斜面は魅力的です。(2年前の4月撮影)
イメージ 4

南に手前の朝日連峰と、新潟の山並みが・・・
イメージ 5

                               パノラマ画像
イメージ 7



2年振りに、2~3日の予定で往くので、車中泊の準備などしてます。
昨日は天気が良かったので、虫干し兼湿気取りをして・・・
イメージ 3


今日・明日は雨なので、早朝のガリガリバーンを予想して、アイゼンも・・・
日差しが当たれば、腐れ雪に為るのですが・・・
天気が良ければ、隣りの湯殿山にも足を伸ばして見ようと思ってます。

志津温泉まで滑り込んでも、西山町営バスが例年通り運行されるので、
姥沢までは戻って来れるようです。(多分500円)


予定では、
①姥沢駐車場→リフトか歩き(青線)→月山→牛首(赤線スキー)→志津温泉。
 温泉からは町営バスで姥沢駐車場へ。約6キロの滑走。
 牛首~月山山頂間は雪の着きを見て・・(2年前は露岩で登頂を諦める、兼用靴故)

②姥沢駐車場→スキーで石跳川→装束場経由湯殿山→南東尾根から→志津温泉。
 装束場への沢の状態が悪ければ(左右から雪崩れる場所)、湯殿山南東尾根利用。
 約4キロの滑走。

こう言う事を考えてる時が、ある意味行くより楽しいのだ・・・
イメージ 8

9日(日)はオープン日で、500台のPは満車だろうから、
夕方3時過ぎに上がる予定で、家を出る・・・途中で食い物調達も。



*********************

情報

埼玉県では、山岳遭難で県の防災ヘリを出動した場合、
1時間当たり5万円の請求をする条例が、可決されたとか・・・
ヘリは1時間/360~550Lの燃料消費だそうです。
各県に波及しなければよいのだが・・・
その前に、遭難しない事、安易に救助要請しない事ですね~



岐阜県で、登山届けを出さずに、西穂に登り救助要請した者に、
県山岳遭難防止条例違反で、5万円の過料を課したとか・・・
違反第1号のようです。
登山届けは、忘れずに出しましょう~



秋田・岩手間の八幡平アスピーテラインが、
4月15日(土)に全線開通、同時に樹海ライン・八幡平⇔玉川温泉も開通です。
例年、GWに合わせた開通でしたので、今年は早いです。



鳥海山・矢島祓川への市道が通行規制に・・・
春スキーも6月18日が最後でしょうか・・迂回路は遠過ぎます。
イメージ 6



4月5日
昨日も晴れ予報だったが、今日の方が良いと判断して・・・
一路八幡平へ・・・2年振りに、焼山山塊を目指して・・・
8時現地着、途中の道路には、凍結部分も無く快適に。



後生掛温泉手前の、道路脇の空きスペースに車を止め、準備。
イメージ 1



8時半にスタート・・・最初の関門・・・後生掛温泉から流れる小川が開いてる。
探すと、一箇所渡れそうです・・・後2日持つかどーかの厚さ、慎重に渡る。
落ちても・温泉・深さ30cm位・・・
イメージ 2



暫くは沢沿いに登ります・・・
昨日の?トレースが有り、皆同じ様なコース取りするんだなぁ~なんて思いながら。
ややガリガリの雪面を登ります・・・               パノラマ画像
イメージ 3



ブナ林は、落ち着きます・・・巣穴でなく、餌の虫を探した穴のようです。
熊棚も無く・まだ足跡も無し・・・鳥の鳴き声すら聴こえません・・・
イメージ 4



青森トド松に古い亀裂が入ってます・・真冬に木の水分が凍結膨張し割れた跡。
これでもトド松は生きて成長してます・・・トド松の生命力でしょうか・・・
イメージ 5


予報では、暖かい南風が吹き、気温もこの春の最高に為るとか・・・
林の中なので風は当たらず、日差しが暑くアウターの上を脱ぐ。
暑さを予想し、今日はツナギを止めて正解でした。


林越しに、これから向かう国見台(左)と、その先の栂森(右)が見えて来ました。
                               パノラマ画像
イメージ 6



ブナ林を抜けると、青森トド松林・・・国見台ピーク目前です。
イメージ 7



振り返ると・・・秋田八幡平スキー場が・・・時折風に乗ってBGMが聴こえます。
イメージ 8



暑くてアウターの下も脱ぎたい処ですが・・・ゴァ合羽ズボンです・・・
フルオープンのズボンは、ゴア3レイャー(ゴア+裏地付き)より無いので、
シングルの合羽ズボンで我慢・・・ヒールリフトをトップにして登りに掛かります。
日差しが当たる雪面は、腐って水分タップリ・・・シールも水滴が垂れる様・・・
イメージ 28



国見台のピークは踏まず、右手を回り込んで、毛氈峠に向かうつもり・・・
帰りに登り返しが無いように、ルートを見ながらの為。
ここまで1時間掛かったので、板を外して大休止、風が心地いい~
イメージ 9


右から巻く処に有った塊に、自我彫刻・・・
イメージ 10



東側には、八幡平が・・・スキー場も・・・           パノラマ画像
イメージ 11



国見台を右から巻くと、栂森のピークが見えます。
イメージ 12



巻き終わりました、栂森のピークがドーンと・・・
イメージ 13


国見台と栂森の鞍部から、南側に霞んでますが、乳頭山から秋田駒ヶ岳の山々。
イメージ 14



鞍部から栂森に登る途中から、国見台のピークを振り返る。
背後の山は、八幡平。
イメージ 15



八幡平から南に続く稜線には、モッコ岳と岩手山が・・・霞んでますが・・・
  モッコ岳↓                ↓岩手山
イメージ 16



樹氷達は、そろそろ限界・・・崩れ始めてます。
イメージ 17



栂森への稜線、夏道の標識が露出してます。
ここは風当たりが強いので、積雪は30cm程度。
イメージ 18



焼山です、火山に因る酸性土壌と、火山ガスが出てるので木が生えてません・・・
         焼山↓ 活動してる噴火口↓         パノラマ画像
イメージ 19



焼山噴火口拡大、底の雪が解けて湯気が出てます。風向きにより硫黄臭が・・・
イメージ 20



栂森の山頂北側に、何かの観測機器でしょうか・・・2年前は無かった様な・・・
活火山なので、地震計でしょうか・・・
イメージ 21


栂森山頂着が、10時45分。途中休憩除くと正味2時間。
ここで昼飯を・・・と、思ってたが、南風が強く遮る場所も無いので、
ビショビショのシールを外して、滑走準備。
ウロコ板にしたら良かったのにと反省・・・



栂森山頂から、東の眺望。                   パノラマ画像
               八幡平↓   モッコ岳↓  ↓岩手山
イメージ 22



栂森山頂から、南の眺望。春霞でしょうか? 遠くがボンヤリと。
                         ↓秋田駒ヶ岳                      
イメージ 23



グサグサの腐れ雪・・・ズリズリの滑りです・・・
イメージ 24



国見台を何とか滑り降りました・・・
イメージ 25



難関のスノーブリッジも落ちずに、車へ・・・窓ガラスを鏡に一枚。
イメージ 26


帰り掛け、秋田八幡平スキー場に寄って見た・・・平日なので、客20人位・・・
GWまで営業すると言うが、赤字覚悟???



今日の行程。もっと早い時期が、完全ザラメに為ってからが、いい頃か・・・
熊が多い場所だが、足跡も無し・・・まだ冬眠中なのか・・・
イメージ 27



【那須での高校生雪崩遭難に思う】と題し【Ⅰ】から【Ⅲ】まで私見を述べました。
雪崩事故から一週間が経過して、ほぼ全容が判って来ました。
内容は重複しますが、毎日新聞の記事が時系列で書かれ判り易いので転載します。

毎日新聞 4/2(日) 21:36配信   全文  
 栃木県那須町のスキー場付近で県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故から、3日で1週間。遺族らは悪天候の中でなぜ訓練が実施されたのか、疑問をぬぐいきれない。関係者の証言を踏まえ、当時の状況を振り返った。【野口麗子、野田樹、高橋隆輔】

 先月27日午前6時前。登山講習会の現場責任者、県高校体育連盟登山専門部委員長の猪瀬修一教諭(50)は、現地本部を置いた旅館で天候を確認した付近には前日から雪崩注意報が出ていた。

委員長の猪瀬は、旅館泊だった。

 その日は茶臼岳(標高1915メートル)への往復を予定していた。旅館はスキー場の管理事務所から車で2、3分。猪瀬教諭は管理事務所からやや離れた場所で生徒らと共にテントで宿泊していた登山専門部副委員長の男性教諭に電話をかけた
相対での会話ではなく、携帯電話を通じてである。

 副委員長と、もう1人の男性教諭から「雪が降っている。茶臼は無理だろう。ラッセル訓練はできるのでは」と提案されたという猪瀬教諭。二、三十年以上も登山経験があるという3人は「経験則」でラッセル訓練の実施を決めた。
3者共に、現場確認してからの判断では有りません。
しかも、電話での合議です。

 29日記者会見した猪瀬教諭は「(ラッセル訓練についての3人の)話はすぐに終わったのか」との記者からの問いかけに「はい」と答えた上で「コースは決めていない」と説明。「絶対安全と思った」と振り返った。議論はなかった。
ラッセル訓練の場所も決めないで、現場任せ、責任者不在です。

 午前7時半。管理事務所前に集合した生徒らへラッセル訓練への変更が伝えられた。この時、足首から雪が入らないように身につけるスパッツがなかった生徒5人は訓練への参加を見送った。午前8時、猪瀬教諭は生徒らが訓練に出発したのを見送った後、旅館へと戻った。
スパッツを忘れてた生徒が難を逃れたとは、【Ⅰ】で書いた遭難事故と似てます。
講習会主催の責任者は、帰る仕度をする為に、旅館に戻ったとは・・・

 吹雪が強まっていった。先頭の1班は技術の高い大田原高の生徒12人と他校を含む教諭2人の14人。

 「2年が前、1年が後ろで隊列を組んでいた。吹雪で会話は通じず、周りは何も見えなかった」。1班の2年生は、雪崩が起きた午前8時半ごろの状況を振り返る。視界の利かない中で、1班の後方、樹林帯の中腹あたりにいた4班の生徒は「雪崩が来るぞ」という叫び声を聞いた。
8時半頃に雪崩が発生したのは、間違いないようです。

 雪崩は茶臼岳の9合目、通称「天狗の鼻」付近で起きた。斜面を大小の雪塊が転がり落ち、枝分かれして扇状に広がった。尾根筋にいた1班を襲ったのは本流。2班を襲ったのは派生した流れだ。
表層雪崩は、扇型に広がって流れ時が有るので、2班が巻き込まれたのでしょう・・・

 1班の先頭にいた副委員長が掘り出された。救出された1班の2年生は、雪に埋もれたところまでは覚えていたが、その後の記憶はほとんど飛んでいた。

 猪瀬教諭は事故後、「尾根筋だから大丈夫と思った」と言った。一方、出発前にみんなでスクランブルエッグを作ったこの2年生は、死亡した大金実さん(17)とテントで過ごし、「『山岳部で登るのもあと3回くらいだね』って話していたんです」と悔やんだ。

 午前9時ごろ、管理事務所近くで待機していた5班の教諭は、2班にいた教諭から被害を知らされたという。約15分後、5班の教諭は現地本部のある旅館へ駆け込んだ。教諭らは無線機や携帯電話を持っていたはずだが、なぜ連絡が遅れたのかは不明だ。
11人居た教員がの内、待機してた5班の教員以外は、現場に居たはず・・・
1班で2人が埋まってたとしても、
後の8人の内の誰かが、無線連絡出来なかったのか・・・気が動転?

 猪瀬教諭はこのころ、旅館で精算するなどして無線を10分程度車に積んで連絡がつかない状態だったという。県警に110番が入ったのは9時20分ごろ。雪崩発生から約50分が経過していた。
8時半頃に雪崩が発生してから、50分も過ぎてから110番とは・・・

 さらに約2時間半後の午前11時50分ごろ、那須山岳救助隊のメンバーが現場に到着した。那須地区消防本部などによると、犠牲者8人が発見されたのは半径10メートルほどの範囲で、深さ約2メートルから発見された人もいた。

 県立大田原高の剣道部と山岳部の顧問で、1班の最後尾にいて犠牲になった毛塚優甫教諭(29)の父親は、栃木市内で2日に営まれた通夜の席で「(本格的な)冬山経験ゼロの息子をなんで引率させたのか。なんで吹雪の中でラッセル訓練をやったのか」と怒りをあらわにしたという。



毎日新聞 2017年4月3日 08時00分 (最終更新 4月3日 08時13分)

県高体連、呼吸空間確保法を教えず

訓練場所では表層雪崩を予測する「弱層テスト」も怠る

 雪崩注意報が出ていた栃木県那須町の雪山で先月27日、登山安全講習会に参加した県立大田原高山岳部の生徒ら8人がラッセル訓練中に雪崩で死亡した事故で、主催者の県高校体育連盟登山専門部が、雪に埋まった際に呼吸空間を確保する生存法を周知せず、事前に表層雪崩を予測する「弱層テスト」も怠っていたことがわかった。
同校関係者が取材に証言した。雪崩を想定せずに訓練が行われた結果、8人が死亡した疑いがあり、県警は関係者から事情を聴いている。

 
 安全講習会は先月25~27日にあり、県内7校の山岳部員ら生徒51人が参加。27日に予定された茶臼岳登山は中止され、雪をかきわけて進むラッセル訓練に切り替えられ、装備が整っていた46人が参加した。
 関係者によると、座学が初日にあり、「山の魅力」をテーマに学んだが、雪崩や巻き込まれた際の対処法の説明はなかった。
 雪に埋まると、雪の圧力で短時間のうちに窒息する危険が高まるため、流されている時に浮上を試みるか、口の周りを手で覆うなど呼吸できる空間を作れるかが生存時間を延ばすカギとなる。生徒らは雪崩に対する心構えがないまま訓練に参加したとみられる。
 また、雪の斜面では弱層と呼ばれる積雪内のもろい層が表層雪崩を誘発しやすく、数十センチ程度掘って弱層の有無を確かめることが危険回避の有効策とされる。
15分も有れば判る事。
しかし、関係者によると、過去の講習会では弱層テスト後にラッセル訓練をしていたが、今回は事前確認がなかった。県高体連登山専門部委員長で大田原高の猪瀬修一教諭(50)は、事故後の会見で「絶対安全だと思った」としている。
 雪崩に直撃された先頭の1班は、大田原高などの教諭2人と1、2年生それぞれ6人の計14人で、うち2年3人と1年4人、登山歴の浅い毛塚優甫教諭(29)の計8人が死亡。半径約10メートルの範囲で見つかった。雪の圧力で窒息死しており、2メートルもの深い場所に埋まっていた生徒もいた。
 雪崩を研究している名古屋大大学院の西村浩一教授は「(弱層は)スコップで掘ればすぐに分かる。経験豊富な教諭なら確認したはず」と指摘する。【野口麗子、萩原桂菜、三股智子】

時間が経過するほどに、
〝判断ミス〟〝指導不足〟〝絶対安全〟〝責任者不在〟の、
人的要因が起した遭難事故です。






4月2日

4月1日が、八甲田ゴールドライン(谷地温泉⇔酸ヶ湯温泉)16キロの開通日でした。
開通したら、睡蓮沼ルートに滑り込む予定でしたが、調べると路線バスの運行が、
4月10日からでした。
睡蓮沼から酸ヶ湯温泉まで、約1時間歩かなければバスが有りません・・・

1日は晴れ・曇り予報、翌2日も晴れ曇りでしたが、
1日朝に青森市から、八甲田を映しているライブカメラを見ると、山頂部雲の中。

なので1日は諦めて、2日の今日の朝にカメラを見ると、晴れてます・・・
7時に家をでて、一路八甲田へ・・・
8時半過ぎにロープウェイ駅着、日曜なので既に満車状態でした。
道路側の空きスペースに何とか駐車。

ロープウェイに乗れたのが9時半の便、山頂駅に着いたら、
アナウンスでシャトル云々・・・えっシャトル便が有るの???
発券売り場で聞くと、4月から土日とGW中は運行してるとの事。
八甲田大岳まで縦走して、酸ヶ湯に降りてバスで戻る案を即廃棄。
1000円のバス券を買いました・・・
箒場岱発が2時40分と4時の2便有りました。

山頂駅を10時にスタート、ガイドツァーの客が多い・・・
4月になのにまだ樹氷が健在です~~ 珍しい事です。
イメージ 1


これから向かう北八甲田の山々
             赤倉岳↓  井戸岳↓  八甲田大岳↓     パノラマ画像
イメージ 2


大雪原には、人影が・・・                   パノラマ画像
イメージ 3


赤倉岳への中間まで登ると、スキー1名・ボード2名の姿が・・・
追い着くと、岩手の北上から来たと言う若者・・・とーさん何処滑ると聞かれ、
赤倉の上から箒場岱に滑ると言うと、ついて行ってもいいか・・との事。
イメージ 4


彼等の滑りは判らないものの、シューを履いて板背負って、
ここまで上がって来る気が有るのなら、其れなりと思いOKする。
天候も微風でツナギの上脱ぎ丁度いい感じだし、天気が崩れる心配も無い・・・
このルートは初めてらしく、周囲の山々や各コース説明しながら・・・
休む事を知らない・・・若いっていいなぁ~ こっちも釣られてドンドン歩ける。
不思議なものだと思いながら・・・下降点を目指す。


八甲田大岳の山頂付近にも人影が・・・              ズーム画像
イメージ 5


井戸岳の噴火口が見える処まで来ました・・・          パノラマ画像
        雛岳↓   高田大岳↓     小岳↓ 井戸岳噴火口↓  ↓八甲田大岳
イメージ 6


赤倉岳の山頂でシールを外し滑走準備です。
彼等もシューをザックに付け、ボードを履く・・・ジッとして居られない感じ・・・


無木立ちバーンを滑り降ります・・・彼等のボード捌きは中々のもの・・・
イメージ 7



赤倉岳山頂から雛岳の裾野目指して・・・青森トド松帯に入る手前で振り返る。
                               パノラマ画像
イメージ 8


10時に山頂駅を出てから、時計も見ずに・・・途中の林間で軽く昼飯タイム。
ブナ林を抜けて、箒場岱のドライブインに着いたのが1時でした・・・
6.3キロがアッと言う間・・・早過ぎ・・・シャトルバスは2時40分です。
ドライブインで軽く飲食・・・バスでロープ駅に帰り、荷を解いて帰路へ。

今年のシャトルバス案内 一律千円は変わってません。
イメージ 13



北八甲田連峰のスキールート図 左側
イメージ 9
イメージ 10

右側
イメージ 11
イメージ 12


各ツァールートには、竹標識完備です。

今回思ったこと・・・若者とワイワイ登り・降りすると時間の早いこと~~
一人で黙々もいいが、楽しい一日でした~~

4月9日は月山スキー場オープン、道路開通も開通です。
それまでに晴れ間が有れば、八幡平辺りへ・・・・


↑このページのトップヘ