海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2017年08月

昨日の朝6:02に、携帯が聴き慣れない音で鳴る・・・
何時もは机の上に放置だが、偶々手元に有ったのだ。
見ると・・・
政府からの発表
「ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。
 頑丈な建物や地下に避難して下さい。」(総務省消防庁)

エッ!!! 妻は夜勤で留守、頑丈な建物??? 隣りの小学校はまだ開いてなし・・・
地下??? キッチンの床下収納のコンテナ2個をスライドさせれば、
床下には入れるのだが・・・我が家に落ちる訳でも無いだろうと・・・

PCを起動したが・・・情報は無し・・・

6:10テレビを入れると、
北海道から長野までが避難の範囲・・・イメージ 1
広過ぎて何処に飛んで来るのか、判らぬではないか・・・

6:14に再び携帯が鳴る。
政府からの発表
「ミサイル通過。先程、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。(省略)」
(総務省消防庁)

何と、秋田と青森の上空を飛んで往ったらしい・・・・
何とも心騒がしい朝でした。

しかし、困ったちゃんの〝金豚〟に、相変わらず〝厳重に抗議〟の政府である・・・

東日本震災の時の【緊急メール】は、ケタタマシイ音質だったが、
今回のミサイルメールは優しい音質、何かチョット変・・・



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さて本題の・・・
幌尻岳・額平川で渡渉中の初歩的な遭難事故。

報道によると日本山岳会の会員だそうで・・・
川幅約10m・命綱使用・雨で1mに増水。一人が転倒、二人を巻き込み三名溺死。

日本山岳会
上高地のレリーフでお馴染みの、ウォルター・ウェストンの影響を受けた、
小島烏水らが明治後期に国内で初めて創った山岳会。
百年以上の歴史が有る名門?山岳会です。
ヒマラヤ黄金時代までは、大学山岳部OB達が中心で活動し、其れなりの実績が有りました。
今でもその頃の思いが残ってるのか・・・
新規会員になるには、正会員二人の推薦と馬鹿高い入会金・年会費を納付が条件。
しかし戦後の高度成長期になると、精鋭的な登山を目指す社会人山岳会が台頭し、
今と為っては山好きな年寄りのサロン的な存在。

渡渉の仕方が雑、名門?日本山岳会会員らしからぬ事故かと、・・・・・
「水の流れが多少強かったが、行けると思った」のだそうです・・・・・
水深1mでは腰深です。川底も平では無し・・並んでザイルに掴まって渡って、
一人コケれは、皆 曳かれてコケるの図です・・・
7泊8日の北海道山行だったそうで、ザックも大型です。
転倒したら、流れの中で起き上がるのは至難の技です。(体験済み)

人の渡り方
折角ザイル持ってたなら、一人がメインザイルを腰に巻いて空身で対岸に渡り、
下流側の岩・立ち木に固定・片方の端も上流側に固定。
(ザイルに伸びが出無い様にピーンと張る事が重要)
(流れに斜めに張る、この方が真横に渡渉するより、水の抵抗が少ない)
一人づつ(犠牲少)上流を向いて(流れに強い歩き方)カニ歩き(摺足)で下流の岸に渡る
カラビナを通してれば更に安全。

ザックの渡し方
5・6mmのサブザイル(川幅の倍以上の長さ必要)の中間にビナを固定し、
ビナにザックを掛け・更にメインザイルに掛けで流れに落す。(流されない対策)
下流の者が末端を曳いてザック回収、上流の者はザイルを曳いての繰り返し。
最後の者は、メインザイルを腰に巻き、確保して貰いながら対岸に渡る。
是が最低限安全な渡渉法・・パッキングが確りしてれば、中身は意外と濡れぬもの。

何故に・・・リーダーの責任・能力は? と、思った事故です・・・・
腰まで増水した沢を渡ろうとした事が、最大の事故原因です。


6月には、屋久島でも増水した沢で、二人が溺死した事故が有りました。
年代も同世代でした・・・
共に遠隔地登山、日程を1日延ばせば、減水し溺死せずに済んだ事故。
数年前のトムラウシでの、雨に因る疲労凍死も、帰りの飛行機に間に合わない・・
が、要因でしたねぇ・・・何故、予備日を持たないのか??????

若い頃、夏合宿で剣岳~槍ヶ岳の縦走途中に、
黒部の上廊下や東沢谷を遡行した事を思い出した次第・・・・
毎日午前中で遡行を止め、午後からは岩魚釣り・河原で焚き火をし衣服を乾かし、
翌日また水に浸かって、この繰り返しが一週間も・・・実に面白かった。
基本通りに遣れば、沢は楽しいフィールドですが、ミスれば取り返しの付かない事に。

水深が何m有ろうが、渡渉適地かの判断と・渡渉法を誤らなければ渡れます。
増水した激流は論外ですが・・・・

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続いて、エベレスト&ローッエ登頂報告会の話し。
イメージ 2
’17年春季のICI社長隊の報告会が、秋田市で有る事を知り、即 申し込み。
先着20名だが、5番目でした。
当日が楽しみです~ 酸素の事などを質問しようかと・・・

11年前にヒマラヤ登山をした時の仲間から、当時世話になったシェルパが、
北ア針の木小屋へ出稼ぎに来てる事を知らされました。

ヒマラヤの6月~8月は雨期(モンスーン)のため、
低地で雨期一斉に咲く高山植物見学ツァー客以外は来ない状態です。
高所で活動して生活の糧を稼ぐシェルパ達の中で、日本語が判るシェルパは、
北アの山小屋へ働きに来る人が結構います。



ローッエ南壁の麓のチュクンに在るロッジで、
時間毎に日本の童謡が流れる柱時計に、ビックリした事が有りました。
聞けば、日本へ働きに往った帰りに買った物とか・・・日本語で話してました。
冬と夏に日本で稼いでロッジを建てたとか・・・・



針の木小屋に来てたのは、’06年のポカルデ・イムジャッエ遠征登山で、
約ひと月行動を共にしたチュル兄弟でした。
イメージ 1
左 次男パサン・タマン  右 長男チュル・バハドゥ・タマン

名前にタマンと有るのは、彼等はタマン族の〇〇と名乗るからです。
ネパールは連邦共和国で、50以上の少数民族の集まった国です。
シェルパ族も〇〇・シェルパと名乗ります。

高所登山で言うシェルパとは、シェルパ族・タマン族の出身者が多いのです。
共に元々高地(3千~4千m)で暮らしてた民族なので、心肺機能は其れなりに屈強。




’06年の遠征時はカトマンズに在る、コスモ・トレック社(邦人経営)のガイドで、
チュルさんがサーダー(シェルパ頭)として、
2人の弟以下シェルパやポーターを纏めて登頂に努力して貰いました。
次男のパサンは、キャラバン中は昼飯・幕営地の段取りで常にポーターと先行。
登頂日は事前にFIX張り・ルート確保でシェルパの指揮を執り活躍してました。
チュルさんは、我々の歩調に合わせて休み・休みタラタラと・・・(高山病予防)




竹内氏のFBにパサンと言う名のサーダーが出てましたが、
今回パサンのFBを見たら、過去マランフランで一緒に撮った画像が・・・

竹内氏FBより
仙石さん帰国へ
順化のタイミングやスケジュールなどを考慮し、仙石さんの体調の大事をとって帰国してもらうことになりました。
突然、一人での登山になりましたが、なんとかやってみたいと思います。
サーダーのパサンとキッチンボーイのバードルさんが、慣れない手付きでなんとかご飯を作ってくれています。
本日、プジャを行い、明日から登山活動を始めます。

イメージ 2

竹内氏はコスモ・トレック社を使ってるので、
日本語が出来るパサンがサーダーとして派遣されてるのでしょう・・・

今も活躍してるんだなぁ~と、思った次第です。



高所登山に欠かせないシェルパの世界も日常会話を理解し、
英・仏・独・日・等の客に対応出来る分業化が進んでます。
勿論、調理をするクッキング・シェルパ(キッチン・シェルパ)も同様で、
味噌・醤油を使いこなし天婦羅も揚げれます。



ネパールは観光以外に外貨を稼ぐ術が無く、貧困国の範疇・・・
平均所得が1.5万~2万月額、生活物価は日本の1/10位です。
雨期の6月~8月の3ヶ月間を、日本の山小屋(日当7千~8千)で働けば、
交通費を引いても大変な収入になります。
8千m峰をガイド出来るシェルパの中には、
首都カトマンズでコンクリート造3Fとか4Fの豪邸に住み、
一般ネパール人とは懸離れた生活をしてます。
また、一人のトレッカーがネパールで10人の雇用を維持してるとも言われてます。


チュル兄弟は8月末に帰国するらしい。
9月からは雨期明けのポスト・モンスーンで、
秋季登山シーズンが始まります。




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ヒマラヤ登山では、シェルパの他にポーター(隊荷運搬役)が必要です。
 続けてポーターに付いて記します。



ポーターは、サーダー(シェルパ頭)の指示で、
BCまで一人25~35㌔の荷を担ぎます。
採用権はサーダーに有り、隊荷の量で決まります。
キャラバン中に食料等の量が減ると、一人二人と途中解雇し日当分を支払います。
日当は1日600~1000円、小麦粉・とうもろこし粉・じゃが芋等が主食で煉って焼いたりして食します。
夜間は岩陰にシートを張ったり、ロッジ・バッテン(茶店)の納屋で寝ます。
サーダー・クライミングシェルパ・コック長等とは全く別待遇です。

ポーターは隊の朝飯後、テントを撤収し荷を担ぎ次の幕営地に向かい、
隊員テント・キッチンテント・食堂テント・シェルパテントを張り、
隊が到着するまでに仕上げます。

一週間程度のトレッキングでは、隊荷の全ては人力で運びますが、
長期登山になると、隊荷量が多くヤクやゾッキョに荷を運ばせたりもします。
ヤクはポーターの4倍以上・ゾッキョは2倍の荷を運び、
馬労(御者)をヤク又はゾッキョドライバー(荷役動物の持主)と言います。
彼等は自分用の餌の枯れ草も、大きな袋に詰めて運びます。
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ゾッキョ(水牛とヤクの掛け合わせ)小型の牛? 性格は温厚
草地では草・高地では干し草、水は雪を喰います。(BCでのゾッキョ)

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氷河のモレーン帯で荷を運ぶゾッキョ、ドライバーに付いて歩きます。

イメージ 5
ヤク、牛の大型で毛が長い、3000m以下では暑くて生きれない・・
性格は荒い、道で対向したら避難しないと危険。


キッチンボーイなる存在も有り、コック長の手伝い。
調理器具とその日の食料を運び、隊より先に昼飯予定地に着き準備、
昼飯が終われば即幕営地に走り晩飯の準備。(走る様な速さで歩きます)


ヒマラヤ登山では、約5千~5千5百mのBCまでの間に、
1~2週間のキャラバンが有り、シェルパやポーターの力なくしては成立しません。
BC以上は隊員のみ又は単独で荷上げし、登頂する例は有りますが、
スペシャリストに限られます。

カラコルム登山(K2やチョゴリザ等)では、
パキスタン人にシェルパ並みの登山技術が無く、ポーターとしては使うが、
BC以上の要員として、ネパールからシェルパを連れて行く隊が殆んどです。



7月17日に出国し、8月1日に初登攀成功。
8月16日に帰国した、東京登攀クラブの古畑氏の帰国報告です。


黒字古畑隆明氏 8月16日付け FBより抜粋
 
日本へ帰国しました。
google Earth で見つけたその山は現地に行くと全然尖っていて多少の計画変更を余儀なくされるなどもあり、それがかえって遠征を面白くさせてくれたように思います。
グーグルアースで山を探すとは、まさに現代的です・・・
昔は、その地域に入った他隊の写真を基に、地図で山を特定して手続きと言う、
膨大な時間を費やしたものです。
なので登山許可が下りれば、遠征の半分は成功したと言われた時代も有りました・・

今はグーグルと地図で確認、在日インド大使館を通じて、
インド山岳協会への登山許可申請、etc.それでも大変な手間ですが・・・
況してや未踏峰なら情報が無い訳ですから。
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昨年のネパールヒマラヤ(Abi)では初期計画から現地行動まで全て山野井さん任せで、しかも僕らの力不足から登れず終わってしまいました。
今回も多くを頼ってはいますが、計画から自分で考えて行く事、何より昨年の悔しさをはらすことができたのかなと感じています。
アルパインスタイルでヒマラヤの未踏峰を登りたい…そんな夢をかなえることができました。
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今回のヒマラヤ遠征での成功は、山野井さんにとっても久しぶりのヒマラヤクライミング成功ということで、前回のAbiを思うと本当に嬉しく思います。
何よりインドヒマラヤ Rucho を登る事ができたのはサラリーマンクライマーへ遠征に行かせてくれる家族あってこそで感謝しています。
2年連続してひと月も休暇が取れる職場・家族環境は貴重ですね・・・
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左 山野井氏  中 リエゾンオフィサー  右 古畑氏

①での山頂写真もいい顔だが、登攀成功後の顔もいい~


これが東壁の初登頂ラインだそうです
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 日本登攀クラブHP にも載ってます http://nippontouhanclub.com/wp/?p=1261

山野井通信にも載ってます

12日は夜勤明けの帰りを待って、1日早いが秋田の菩提寺へ墓参り。
13日は妻方の墓参、12.13日はいつものパターンである。


13日昼からは、甲子園中継。
地方の50校にも満たぬ中からの代表校は、初戦で激戦区東京の代表と当たり、
想像以上の大差で敗退・・・
甲子園出場校の8割は私立校、地方の代表校には外人部隊(野球留学)が多いとか・・
何か本来の趣旨とは、違うように思えるのだが・・・

世界陸上・・・日本男子400mリレーの快挙、同時にボルトの悲劇を見てしまった。
       50キロ競歩 地味な種目だが、地元出身の小林快選手の銅メダル。
                    盆前のレースだったが、男子マラソンの川内選手が9位。
       川内選手は色々言われてるが、実業団の職業選手は大甘だ、
       倒れ込むのを見た事が無いし、マラソンは年に2.3本の出場だけ。
       川内選手は既に70本も走っているし、本番が練習だとも言ってる。



盆中にメールが・・・鰤釣り仲間からである。
この秋の釣り船チャーター予約に、全日程は参加出来ないかも・・・と。
去年の暮れに、今年の秋~冬に掛けての日曜日5回予約済みなのである。
本人の健康面と孫の事情らしい・・・
更に別の仲間から、車の修理代が嵩み今年の釣りは辞退すると・・・
互いに年金暮らし・・判らないでも無いが・・・
更に車の彼が参加しないのなら、同地域の2人も辞退する・・・・と。
4人も欠ける始末・・・釣り船チャーター代8万円(12人乗り)
今迄は何とか仲間内で人数調整して、8人揃えて1万の出費で楽しんで来たのたが、
費用負担が間違いなく増えるのだ・・・これでは無理。
イメージ 1
上手くいくと、こんなのが釣れるのだ・・・90cm・10キロ
全ての予約キャンセルして、平日乗り合い(1万円)に切り替えた方がベストだ。
しかし言い出しぺの幹事からの返答は無し・・・




今日16日の朝でお盆も終わりました。隣近所も静かに・・・
13日の夕方にご先祖様が家に戻り、16日の朝に帰られると言う・・・
13日の夕方に迎え火を焚く地域も有るが、当地にはその風習は無し。
ただ13日の晩から16日の朝までの間、朝昼晩と仏壇にミニ膳を供えるのである。
拙宅には妻方の仏壇も有り、毎回分の膳を2組も用意する妻には感謝・・・
先立たれたらどうしょう・・・と、思ったりもするが・・・その時はその時か!!!!

日本登攀クラブの山野井泰史·古畑隆明氏が、初登頂に成功。


画像・解説(黒字)は、古畑氏のFBより
イメージ 1
画像左が東壁と思われます。

イメージ 2
左 山野井氏 右 古畑氏

ご報告
日本登攀クラブ
山野井泰史·古畑隆明

2017年8月1日インドヒマラヤ(ラダック·ザンスカール)にて未踏峰をアルパインスタイルで初登頂に成功しました。
私達が登った東壁はその大半を雪と氷で構成されており、
上部250mは少々難しいクライミングを強いられることになりましたが、
8月1日午前9時11分無事登頂する事ができました。
地元の人と話し合い、角のような山姿からこの山名をRucho(ルーチョ)と名付けました。

山名:Rucho(ルーチョ)初登頂
標高: 6000m
登攀面:東壁 
グレード:TD
標高差:1000m
タイム:往復15時間
山野井 泰史(52)
古畑 隆明(43)
※現在カルギルという町へ戻ってきました。16日帰国予定です。

グレードのTDとは、ネパールでの難易度ランク表示で、
7000m級の難易度を表してます。(下図資料参照)

[The Alpine Grading System]

トレッキングピークのうち、Mardi Himal と Mera Peak は、十分な3000m級冬山経験と基礎的な登攀技術があれば、(高度の影響という要素を除いて)ネパール遠征が初めての方でも大丈夫でしょう。登攀経験のない方の場合には、現地にて途中、高所順応を兼ねて、demonstration(実地講習)を行うこともできます。
それ以上のグレイドのTrekking Peaks登山には、一通りの、氷雪登攀技術(アイスアックス+アイゼン登高、固定ロープのユマール登攀、ザイルワーク)、岩登り等の基礎技術と、北アルプスや富士山の冬期登山を含めた十分な冬山経験、そしてできれば、ネパールでのトレッキングまたはヨーロッパアルプス,キリマンジャロの高所経験…というのが、一応の目安です。
グレイドD以上は、7000m級に匹敵する極めて難度の高いものです。H.S.A.では、他のTrekking Peaks経験者であり、また、山岳会等で訓練を受けた方のみ手配させて頂きます。過去の経験をお知らせ下さい。

F

Easy

PD

Moderately Difficult

AD

Fairly Difficult

D

Difficult

TD

Very Difficult

ED

Extremely Difficult


山野井氏も今は52歳に・・・11年前の’06年の小生、初の海外登山で、
夫妻にポカルデ峰・イムジャッエ峰の山頂へ導いて貰った頃が懐かしい・・・
あの時はまだ41歳だったのかと・・・

市役所から〔高齢者健康診断の案内〕と、
〔肺炎球菌予防接種の案内〕、〔高額医療の還付案内〕が届いてました。


国も医療費負担が増え大変なのに、年寄りには優しい制度ですね・・・
誰かが外遊する度に多額大盤振る舞い、援助を辞めれば少しは赤字も解消するのに。


さて・・・
連日30℃超えの暑い日が続いてたが、
台風5号が通過してからは、気温が10℃近く下がり快適に・・・
なので、妻が勤務する病院へ・・・
外来の担当看護士に話してたらしく、3名から歓迎される(>_<)


高齢者健康診断は無料で、後日市経由で検査結果が送られるらしい・・・
検査内容は以下。
 
基本的な健診の項目
問診      病歴・服薬歴・喫煙習慣
身体測定    身長・体重・BMI
血圧測定    収縮期血圧・拡張期血圧
血中脂質検査     中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール
血糖検査    空腹時血糖・ヘモグロビンA1c
肝機能検査    AST・ALT・γ-GTP
腎機能等検査  血清クレアチニン・血清尿酸
尿検査     尿中の糖および蛋白の有無・潜血
貧血検査    赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値

◆気分的には貴重な〝血〟が大量に抜かれた・・・・
◆身長が最盛期の170cmより、1㎝4㎜も縮まってた・・・・
◆体重が3キロ増・・・62キロがベストなのだが、山にも行かないし当然か???



次に・・・
肺炎球菌予防ワクチンの注射。

今は死因原因の第3位が肺炎とか・・・しかもその約95%が65歳以上とか・・・
前から気に為ってたが、今年度が補助の対象年齢になってました。
予防接種は自由診療で、健康保険の対象外とか・・・
8000円だが3000円の補助が有り、5000円の実費。
ワクチンの免疫効果は5年以上続くらしく、当面肺炎では死なないかも・・・
痛いのかと思い警戒してたが・・・エッ終わったのレベルでした(爆笑)



次いでに市役所に行き、高額医療の還付手続きへ。
春に受診した検査入院費の還付、2年以内に手続きをしないと、戻らないとか・・・
約2.6万が口座振込みになるとか・・・現金払い戻しなら最高なのだが(^^ゞ



さて・・・お盆です。
既に帰省ラッシュが始まってる様ですが・・・
妻方の墓掃除も先日済ませ、明日12日は1日掛けて秋田市に在る墓参りの予定。

この時季になると思うが、墓を集約して一箇所で管理しないと、将来誰が看る???
元気で秋田まで往ける内は良いのだが・・・
どちらも曹洞宗なので、以前坊主に聴くと遺骨の二家合葬は不味いが、
同一墓地に墓碑を二つ建てるのは問題なしとか・・・
幸い妻方の墓地に余裕が有るので、何れはその方向か????
但し、埋葬遺骨の移転手続きは結構面倒な様である・・・

盆中は墓参り以外の予定も無いので、当分の間は〝熱闘 甲子園〟・・・

しかし・・・ノン気なことを言っては居られないかも・・・
〝トランプ〟対〝金〟、口喧嘩で終わればいいのだが・・・

NHKがマッキンリーからの大滑走の様子を放映する様です。
(黒字・画像は、NHKより引用)


NHKスペシャル(総合) 9月3日(日) 午後9時~49分

デナリ
~究極のスキー大滑降~ (仮)



イメージ 1

アラスカにそびえる北米大陸最高峰・デナリ(6190m)。
ここで日本人スキーヤーの佐々木大輔(40歳)が前人未到の冒険に挑もうとしている。

最大55度もの険しい斜面が3000mにわたって続く南西壁、
その頂上からの大滑降だ。
デナリは北極圏近くにそびえる独立峰のため、頂上の気温は氷点下30度以下。
秒速30mの猛烈な風にさらされ、酸素は平地の4割しかなく“人間が生存できる限界を超えた場所”とも言われる。
その極限状態で、急斜面を一気に滑り降りるには、想像を絶する体力と気力、そして最良の滑降ラインを一瞬にして見極める研ぎ澄まされた判断力が必要となる。

日夜トレーニングに励む佐々木を支えるのは、かつてスノーボーダーとして五輪に出場したこともある妻の陽子さん。
夢を追い続ける佐々木を見守り、3人の幼い子どもを育ててきた。
「冒険とは、生きて帰ること」この言葉をかみしめながら、佐々木は家族に見送られてアラスカへと旅立つ。

番組では、第一級の山岳カメラマン、登山家たちの力を結集、佐々木の挑戦を全編4Kでの撮影で追う。
小型カメラ等も駆使し、スリルとスピード感ある映像で冒険の追体験を可能にする。

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佐々木大輔(40歳)を紹介したブログです。      

マッキンリー大滑走の予定ルートが示されてます。

この中で、アルパインクライマー&山岳カメラマンの平出和也氏が紹介されてます。
彼はこの春、ICIスポーツ登山隊のメンバーとして、
エベレスト・ローッエ連続登攀に参加してましたが、BC到着後に仕事が入り離脱。
仕事とは、この大滑降の撮影だったのかと・・・今更納得しました。
エベレストBCで高度順応してましたから、即戦力だったのか・・・

山スキーヘボな小生、今から放映が楽しみです~~




8月12日 追加
今回の大滑降に備え、昨年ルートを試登し試滑走した時の記事を見付けました。
参考にどーぞ。

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