海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2018年09月

22.23.24日辺りの、晴れの日を狙って、
八幡平の三ッ石山・紅葉見物のつもりで居たが・・・八幡平 三ッ石山 紅葉見物

先日、スズメ蜂に刺されるアクシデントが有り中止。キイロ・スズメ蜂に遣られた!!

昨日、秋田は晴れ・曇り予報だったが、岩手は曇りの予報。
山行準備をして車載してたのだが・・・
岩手山のカメラも雲の中で姿が見えず・・・曇りに往っても、紅葉は興醒めである。
この後に山が晴れる予報は、〝24号台風〟が通過してからだ・・・
台風通過後は、葉も落ちて駄目だろう・・・と言う事で今年は諦めることに。




さて・・・庭の〝紫式部〟〝白式部〟の実が、綺麗に色付いた。
夏の開花時には、何処からかミツバチが、蜜を吸いに集まって来るが・・・
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種が実った今は、これが集団で、実を喰い荒しに来る・・・
〝ヒヨドリ〟だ!!!  キーキー鳴きながら煩いし・あっとの間に喰い尽くす・・・
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5mと7mの使わなく為った釣竿に、100均の〝鳥避けタカ〟を吊るすと・・・
風に揺れるので、警戒して近寄らず・・・周りの木に止まりキーキー鳴いてる。
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これがそのタカ、何故か100均物は、色が黒でカラスだ・・・
釣り用の〝ホログラムテープ〟を貼って、ギラギラ光らせると効果大。
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それでも、腹を空かした奴は、恐れずに喰いに来るのです。

これは、効果最大〝オモチャのゴム蛇〟、孫が忘れて往ったのを吊るすと・・・
絶対に近寄らないのです・・・蛇が天敵の様です~~
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昔有った〝霞み網〟は、鳥獣保護で今は使えず・・・
アマゾンで、目のコマイ(2.5cm)格安〝刺し網〟30mを見付けて購入し、
張りました・・ナイロン糸が光るし、羽に絡むのを本能的に知ってるのか・・・
近くには、寄り付きません。
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上手く網に掛かれば、焼き鳥が喰えると・・・(処が、掛からないのだ・・・)
何故に、ここまで〝ヒヨドリ〟を、目の仇に嫌うかと言うと・・・



降雪期になり地面が雪で覆われると、
餌さを探して毎年〝キジの番いと子供達〟が、この木の実を目当てに来るのです。
雄が枝に飛び乗って揺らし、落ちた実を牝と子達が啄ばむのですよ~
キジは賢いし家族仲の良い鳥、窓から眺めてて・・・そう思う。
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彼等の為に、実を残して置かなくては・・・
渡り鳥は、何処かに飛んで往って、そこで餌さ喰えばいい話。
地鳥のキジ達は、ここで冬を越すより、生き延びる術はないのですから・・・
其の為の色々対策なのです。



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話は変わって・・・初夏に咲いた〝キスゲ〟です。
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葉が枯れて来たので・・・先月刈りましたが・・・再度葉を出し、花芽まで・・・
去年も二度咲きしました。発芽率が高いのか、種でどんどん殖やせます。
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〝金木犀〟も開花が間近です、開花前から既にいい香りが・・・玄関前に移設。
当地の様な寒冷地では、地植えだと凍死するので菊鉢に植え、冬は室内です。
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昨日、久し振りに街に出た次いでに、釣具屋へ・・・
グロー(夜光)ジグを2本迷わず購入、11月からの〝戻り鰤〟釣り用。
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340gと320g、スロージギング用ですが、普通に煽っても釣れる優れ物。
昨年は入荷せずでしたので、見付け次第ゲットです・・・少し散財です・・・
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亡くなった母の残した不用品を、少しづつ処分してます。
寝具・衣類・家具・家電・・・諸々、山ほど有りますが・・・
これまでに1トン位を、市の粉砕埋め立て施設(廃鉱に為った露天掘り跡地)へ・・・
何でも、100キロ/648円で引き取って貰えます。
車載して往き、車ごと量りに載り・帰りも載って、差額が廃棄物・・・
5回ほど通ってますが、まだまだ残は大量・・・この先何十回通う事やら・・・

こんなのが出て来ました・・・OMEGA GENEVE 手巻き
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これより古めかしい、オメガ懐中時計も出て来たが、ネジを巻いても動かず・・・
駄目なので廃棄へ・・・これは頭のネジを巻くと・・・動き出しました~
1週間 毎朝25回巻いてるが、今の処は狂い無しです~
ネットで調べると、1970年代の代物とか・・・父の没後40年も経ってるが、
動くのが不思議・・・流石オメガだと・・・これは大事にしないと。

動かず処分場に往ったのは、子供の頃に見覚えの有った、懐中時計・・・
親父が何故それ修理をせずに、これを買ったのかは謎ですが・・・


釣りが好きなので、〝遊漁船〟のHPやFBを覗いてるが・・・
〝阿呆な遊漁船〟の紹介です。

いずれも貴重な釣果を、床に〝ぶちまけて〟ます・・・呆れますねぇ~
釣り好きとして、〝痛い〟光景です・・・


県北・某漁協所属【ブ〇ッ〇〇ィ〇】 
船首の波飛沫から見て、走行中の画像の様です・・・折角の魚が乾く・・・
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男鹿・某漁協所属【第三〇丸】 
美味い男鹿の真鯛が可哀想・・・
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県北・某漁協所属【三〇〇丸】 
高級な赤メバル(テリ)が・・・
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格好いいと思って、載せてるのでしょうか???
俺は、こんなに釣らせたと・・・又は、俺はこれだけ釣ったと・・・腕自慢???

話しになりません・・・〝阿呆〟とは、侮蔑語・罵倒語だが、
クーラーDOXに氷で管理されてれば、鮮度が保たれ好感が持てるのに・・・
3船共に、地域での評判が今一だと聞くので、乗船した事はなのですが・・・
釣り人は船を見れば、船頭の人柄が判ると言いますが、何となく判りますねぇ~~


敢えてこれを取り上げたのは、〝釣りも〟〝喰う事も〟好きゆえに。
メバルは、刺身・煮漬け・焼き魚・マリネ等と、美味い魚だが、
こんな扱いをする〝阿呆達〟が許せない・・・

9月21日

この日は穏やかな天気で、冬に備えて庭の整理をしていた。
枯れ草や伸び過ぎた枝を刈り込んだり・・・

〝紫式部〟と〝白式部〟が伸びて、隣家に迷惑になると思い、
はみ出した枝をカットしてたら、それに驚いたのか、隣家の納屋辺りから蜂が・・・
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帽子を冠り・首にタオルを巻いてたが、耳に激痛が・・・
右耳の先を刺されました・・・
厚手のゴムをしてたので、握り潰したら・・・この蜂です。


キイロ・スズメ蜂
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蜂に刺されたのは過去にも有ったので、絞って家に有った、
リンデロン軟膏を塗ったが・・・
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効能書に、炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と、
抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、
皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。とある・・・


この日の夜は、そんなに腫れもせずに刺された処がチクチクする程度。



9月22日

昼頃から、右耳がパンパンに腫れて、ディズニー動画の〝ダンボ〟状態に・・・
(鏡に映して撮ったので逆だが)
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通常の左耳
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夕方になると・・・〝カチカチ〟固く腫れて、顎から首に掛けても腫れ始める。
腫れて耳の穴も狭く為ったのか・・・音も聴こえ難く為る・・・

市立病院の急患に往く程でも無いと思い、隣の休日夜間診療所へ・・・

当番医が言うには、蜂による〝アナフィラキシーショック〟は、
刺されて30分位で症状がでる、その時間が過ぎてるのでショック症状は出ないと。
当番医にリンデロン軟膏を塗ったと言ったが、この腫れでは内服薬がいいと。
腫れが酷いのは、耳の下に有るリンパに蜂毒が入ったのたろうと・・・
セレスタミン配合錠、3日分の処方箋を書いて貰い、朝・夕の飲む事に・・・

腫れが引くまで、1週間位は掛かるとの話しだ・・・いゃ~参った・参ったである。

秋口は蜂の活動が活発に為るのは知ってたが・・・隣家に巣が有ったとは・・・
教えてあげないと・・・

庭仕事は、隣家が巣の撤去をするまではお預けである・・・



23日 追記 
隣りに言いに往った、ビックリしてたが、直ぐに駆除するとの事。
恐る恐る納屋の中を覗いたが、巣らしき物は見えず・・・
外から見ると、窓の隙間から頻繁に出入りしてます。
内側には、雪搔用のヘラやスノーダンプが立て掛けられてます。
多分その陰に巣が有るのか・・・


24日 追記
夜間 蜂が巣に戻り飛び回らない7時頃に、巣の撤去をしてる音が聞こえた。
朝になったら、出入りしてる窓の隙間を確認してみよう。
全滅してたら良いのだが・・・腫れは殆んど引いた、思ったより回復が早い。

9月下旬です。
そろそろ釣りの準備をしなくては・・・
春先に日本海を北上した鰤・ワラサの集団南下が、
海水温の低下する10月末から始まります。

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そろそろ準備を・・・
海底に当たり痛んだジグは、〝ラメ入りマニキュア〟で補修。
160g~340gのメタルジグに・・・
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ラインストーン又はガラスストーンと呼ばれる〝きらきら〟を・・・
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ジグの〝目〟に接着。
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100mの薄暗い海底でも、僅かな明かりで〝目がギラリ〟と光るのを期待して・・・

15日で、四十九日。以前の事は 母 死去・備忘録①

7月29日に死去し、31日に火葬・8月1日葬儀・納骨とバタバタの日々でした・・・
当地での火葬までと、秋田市での葬儀には、2社の葬儀屋に尽力して貰った。
昔であれば町内の世話役や、親族の物知りが段取りを教授しただろうが、
慣れない事ゆえに、プロの存在は助かりました・・・


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葬儀も終え・・・次は、年金他の支給停止の手続き・・・
国民・厚生・遺族・共済年金を貰ってたので、早めに手続きをしないと年金詐欺か?
市の窓口での手続きが結構面倒だ・・・
社会保険事務所での手続きも有ったが、社保の出先が市役所内に有ると言うので、
時間を予約して済ませる。

恩給も有ったがこれは、総務省恩給局へTELして書類を送付して貰い手続き。
申請者が権利者を代表すると言う簡単な書類だった・・・
受給出来るひと月分が、後日振り込まれると書面が届く。

各種年金等の振込先が、郵貯・地銀・JAとバラバラで困った。
後の為にも口座は一つに纏めて置くべきである。

地方銀行の普通・積み立て・定期預金が有ったが、
間も無く・・頃に、窓口に行き事情を話すと、
窓口の女子行員が持参した印鑑の中から届け出印を選んでくれて、
積み立て・定期を解約し、普通口座に集約してくれた。

JA預金は手続きが面倒な事を予想し、カードで引き出しで端数は放置・・・
各種書類交付の手数料と油代を考えると、これで良いかと・・・

郵貯・簡保の解約は、たかが郵便局なのに銀行以上に面倒臭い事を言う・・・
戸籍上の証明・相続権者の同意書・印鑑証明書など諸々が必要だと。
額が多いと仙台での決済となり、手続き書類も多くなると・・・
暇を見てやる事にする・・・毎日暇なのだが・・・
いづれ解約後は、没後に掛かった諸々の経費を引き、残りを妹との折半だ。
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お盆に〝菩提寺〟に墓参した際に、四十九日の法要について相談。
法要日が遅れるのは駄目な様で、早い(四十九日前)のは良いと言う・・・
それで四十九日目に当る、今月15日の11時からの法要を頼んで来た。

処が・・・これまでの間に〝寺〟から再三の電話が・・・
①15日を変更して貰えないか?
 こっちは親族に15日11時と連絡済み。終えたら皆で会食の予定も。
 仕方がないので、15日1時からに変更する事に・・・
②1週間前に電話が来て、他の予定が入り、1時を変更して貰えないか?
 1時半からで決着し、再度親族に連絡・・・皆さん口々に何だあの〝寺〟は・・・
葬儀の時の話しと言い、法要の約束と言い、杜撰の極致だ。
(予約を取る坊主達全員が判る様に、予定表位貼っておけよー)


 
 
前日、本堂と墓に供える果物・菓子を用意。花は、妹が用立てる事に・・・
当日の朝に、仏前に供える〝御霊供膳〟の段取りをし、タッパーに入れ保冷する。

白木位牌と仏壇用位牌・過去帳を持ち〝寺〟へ・・・
白木位牌は寺に返すが、仏壇用位牌と過去帳には、戒名と没年を書き加えて貰う為。

3連休初日なので、道路は混んでたが・・・
寺に着くと・・・12時半からの法要の一組が居た、割り込んだ奴等だ・・・
30分位の読経が終わる迄の間に、御霊供膳と花器に花の用意をする。
この間、寺の和尚がTシャツ姿で庫裡と本堂間をウロついてるが、挨拶もなし・・・
法要は、セガレに任せてるらしい・・・

前の組が終わり、少し早めの1時15分から四十九日法要、
般若波羅蜜多心経と修証義の一部を唱和して、本堂での法要は終わり。
次いで墓前での読経を終え、お布施3万を納め、位牌・過去帳を受け取り終了。


墓石に戒名と没年の彫り込みの話が妹から出た。
同級生に墓石屋が居るので、頼んでも良いかとの事、即OKしたが・・・
帰宅後ネットで調べると・・・
魂抜きをして・竿石を運び彫って・戻して魂入れをする、と書かれてる。
妹にTELして、その話をしたら・・・墓石屋が言うには、秋田ではそれはしないと。
5万位だとの話しだったが、急がないので暇な時にやって貰うように頼んだ。


帰宅して、仏壇に位牌と過去帳を納め、祭壇(ダンボール製)を解体。
神棚の半紙も取り外し、一段落です・・・
16日の朝から妻が、神棚と両家の仏壇に炊き立ての御飯と水を供えるのを再開・・・
仏教用語では、飲食(おんじき)と言うらしいが、
子供の頃に婆さんからおぼくさんと教えられた記憶がある・・・

妻には葬儀後から四十九日迄の間、毎日の朝・昼・晩と欠かさずに、
〝御霊供膳〟を用意してくれた事に感謝・感謝である。
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此れからは、妻方の両親の月命日と、当方の分で、
月四回の〝御霊供膳〟を作らなければならない・・・


16日は、習ってるダンスの発表会が有るとの事で、宝塚風髪型と化粧で出掛けた・・
対向車が仰天するのでは? と言って大笑して見送った。


これから〝忌明け〟葉書の宛名書きをしなくては・・・

それに故人の衣類・布団・箪笥等の処分も・・・
市に在る露天掘り鉱山跡地を利用した埋立て処分場が、
100キロ/648円で、何でも一括で受け入れてくれるのでので、
そこに運ぶ予定だが・・・何10回通う事になるのやら・・・気長に遣ろう・・・




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今月末の連休頃は、八幡平・三ッ石山の紅葉がピーク、往かなくては!!!
5月の鳥海スキー登山以来の山登り再開。             昨年の画像
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10月1日からは、十和田湖のヒメマス釣り解禁。
10月下旬からは、戻り鰤釣りが始まる・・・
11月20日頃には、八幡平での山スキーが始まる・・・先は結構忙しい・・・

山岳遭難事故 過去最多とか・・・

9/14(金)  朝日新聞  より
7〜8月の山岳遭難事故、過去最悪721件 猛暑影響か

7~8月の山岳遭難事故の発生は721件で前年同期より110件増え、
統計を取り始めた1968年以降、過去最悪だったことが13日、
警察庁のまとめで分かった。
遭難者も793人(前年同期比88人増)で最も多く、
4年連続で700人を超えた。死者・行方不明者は71人(同3人増)だった。

 遭難者全体のうち、40歳以上は627人で79・1%を占めた。
60歳以上は367人で46・3%。
都道府県別では、長野が遭難者121人、発生が117件でいずれも最も多かった。

 遭難原因は「疲労」(同37人増)と「病気」(同20人増)の増加が目立った。警察庁は「猛暑が続いたので体力の消耗が激しく、熱中症になる人も多かった可能性がある」としている。

警察庁資料
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遭難の原因では、〔道迷い〕がトップで20%を越えてます。
道も判らずに進むとは・・・話しに為らぬ・・・
地図も読めないのか? 持って無いのか? 街中でも方向音痴は、山に来ては駄目。


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60~70代がピークですね・・・気を付けなければ・・・


全国でこの夏1日に10人以上が遭難し、その中の2人以上が死亡した事になる・・
因みに、昨年度の交通事故での死者は、3696人(1日当り10人)。
〝自己責任〟と言われる山登りだが、何故〝自己完結〟が出来ないか?
遭難事故原因の多くは〝体力・技術の過信〟〝知識の欠如〟なのでは!!!

欧州アルプスの最高峰、Mont Blanc が来春から入山規制だそうです。

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日本の何処かの山小屋の様に、来た者全て・一畳に3人寝る等と言う、
馬鹿な真似をしないのが、フランス流なのでしょう~

富士や北ア辺りの小屋主組合も、是非見習って欲しいものです。


富士7合目の様子 何時に為ったら・・・
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槍 肩の小屋 これでも登りたい???
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槍の穂 落石が有ったら誰かに直撃・・・
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9月6日
今朝起きたら、北海道で〝震度6強〟の地震が有ったとの報道。
当地も震度2の揺れだったそうだが、気付かずに寝てました・・・


〝21号台風〟での大阪湾沿岸の被害報道が流れ、
台風一過と思いきや・・・今度は地震の災害。
先の広島・岡山を中心とする、瀬戸内海沿岸の集中豪雨・・・
日本列島は、どうなってるのでしょうか・・・・
豪雨被害・21号台風被害・この地震に遭われた方々にお見舞い申し上げます。


先程、〝震度7〟と訂正されましたが、震度7は観測史上6回目との事。
それと地震名が発表になりました、平成30年北海道胆振東部地震だそうです。


この地震報道を見て・・・

①札幌清田区の住宅・道路の不等沈下
水道管が破裂し、土砂が道路勾配を降った処に溜まった映像が有りましたが、
その周辺では一部の住宅の傾きや、道路の不等沈下が筋状に起こってました。
これは宅地造成の際に、浅い谷筋(凹部)を周囲の土砂で埋立てた際の、
転圧不足が原因ではないか・・・
調べて見ると土木業界では、この様な場所を「谷埋め盛土」と呼ぶらしい。
工法も、盛土30cm毎に転圧し・土砂が移動しない様に、要所に擁壁を設置と有る。
宅地造成の手抜き工事の結果が・・・この様だ。
現行法では、切土・盛土をしての宅地造成は、開発行為計画を道庁に申請し、
工事内容の審査を受けての許可となる。当然完成後の検査もある。
当該地が、いつ頃の基準で造成許可を得たが不明だが・・・
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強い地震で揺らされ、地中の密度が増し、体積減した結果が地盤沈下・・・
この現象は東日本大震災の時に、仙台郊外の傾斜地に造成された住宅地でも発生。
傾斜地の土地選びには、この辺の考慮が必要かと・・・
同じ坪単価で購入し、隣家は健在・自宅は沈下では合いませんからね・・・



②厚真町の土砂崩れ
杉の造林帯の斜面が崩落してます・・・
広葉樹よりも根の張り方が短く・弱い杉は、土の保持力が無い結果でしょう・・・
滑り落ちた土砂・木々が、民家を押し潰し甚大な被害が発生しました。
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周辺の丘陵は、〝山体崩壊〟に近い状態です・・・
中越地震の時の山古志村の様子と似ています・・・(山古志村の崩壊も火山灰層)
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赤茶色の山肌が剥き出し・・・有史以前の火山灰が堆積してたものと思われる・・・
粘性の無い地層が、21号台風の水分と、地震の揺れで崩壊。
デブリが沢筋に溜まったので、大雨が降ると確実に土砂ダムが出来て、
〝土石流〟が発生します



北海道厚真町で新たな危機…連日雨で土砂ダム崩壊も

山肌から崩落した土砂が、谷を埋めてます。 
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9月30日追記 巨大な土砂ダムが出来てます。
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〝バヌアツの法則〟って、聞いた事が有りますか?

科学的な根拠のない話しの様ですが・・・興味が有れば検索して見て下さい。



オーストラリアの東沖に〝バヌアツ共和国〟と言う諸島国が有ります。
ここは火山で形成された島々で、地震が頻繁に発生してるとか・・・
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世界の各プレートの境界()で、地震が多発してる事は知られてます。
図中のが、バヌアツの位置です。
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〝バヌアッ〟で地震が起こると、時計回りで、日本に波及すると言う〝説〟です。
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確かにプレート上には、パプア諸島・インドネシア諸島・フィリピン諸島等の、
火山・地震国が連なってますが・・・本当でしょうか???



直近のバヌアツ日本の地震の関連性を、見てみましょう・・・

バヌアツで発生したM6.0以上の地震の日時と規模対応する日本の地震
2014年1月1日M6.5日本で対応する地震はナシ
2014年2月7日M6.53月8日福島沖でM6.5の地震発生
2014年3月5日M6.33月14日伊与灘でM5.0の地震発生。
2015年1月23日M6.82月6日徳島県南部でM5.0
2015年2月20日M6.42月26日宮城県沖M4.9
2015年10月20日M7.110月21日福島県沖でM5.5
2016年4月3日M7.2
2016年4月7日M6.9
2016年4月14日M6.0
2016年4月14日・16日熊本でM7.3の地震。最大震度7(熊本地震)
2016年4月29日M7.3該当なし
2016年6月19日M6.6該当なし
2016年7月21日M6.07月27日茨城県北部でM5.4最大震度5弱
2016年8月12日M7.68月31日熊本県でM5.2最大震度5弱
2018年6月22日M6.12018年7月7日千葉県東方沖でM6.0最大震度5弱の地震


このデータが発生した地震のすべてを網羅しているわけではないが、
バヌアツでM6.0以上の大きな地震が起きると、
確かに日本でも、その後に地震が起きていますねぇ・・・
プレートの圧力バランスを考えれば、南半球で起これば・北半球でも・・・



バヌアツで、8月22日に 地震が有りました・・・
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この バヌアツでの地震が、9月6日に起こった
〝平成30年北海道胆振東部地震〟の、
引き金に為ったのでしょうか???



科学的な根拠がないと言われても、
何となく信じたくなる〝説〟では有りませんか???



追記(9月7日)

バヌアツの隣りのフィジー諸島で、今日未明に巨大地震が有りました。
数日後に、この地震が、日本に影響しなければ良いのですが・・・

 

不安を煽るつもりは無いが、自然災害には【備え有れば・憂い無し】です。



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9月14日 記

少し科学的な記事を見つけましたので、紹介します。
測量学の世界的権威として知られる村井俊治・東大名誉教授が開発した、
「MEGA地震予測」です。

長い記事ですが、一読下さい。


週刊ポスト2014年12月12日号
政府・地震学会はなぜ「MEGA地震予測」を無視し続けるのか
 
11月22日の長野県北部地震を2か月半前にピタリと予知していた東大名誉教授・村井俊治氏によるメルマガ『MEGA地震予測』がどれだけ実績を挙げても「地震予知」の本流を司る地震学者たちからは、同氏の研究は「予測とはいえない低レベルなもの」と無視され続けている。
 
そんな「地震ムラ」の反応に比べ、国民の反応は率直だ。
村井氏のメルマガ購読者は3万2000人を超え、支持は広がり続けている。
根底にあるのはやはり「現在の地震予知への不信感」だろう。

国民の多くが望んでいるのは、
地震学者たちが注目する地震発生のメカニズムや学術的議論ではない。
生命と財産に関わる「本当に危険な場所はどこなのか」という情報だ。
「地震ムラ」は、もっと広い視野と柔軟なアプローチで「国民の不安」に向き合うべきではないか。

地震予測が困難を極めることはよく理解できる。
ならば、せめて可能な限り多くのデータを、様々なアプローチから提示するのが賢明な判断ではないか。
 
今回本誌は、日本地震学会、政府の地震調査研究推進本部、そして気象庁に「電子基準点のデータを地震予測に用いることを検討してもよいのではないか」と問うた。
 
しかし気象庁は「地震予知は、唯一実現の可能性がある東海地震を除き、現状では研究段階であると認識しております」(広報室)と、質問に正対しようとしない。
地震調査研究推進本部は、「見解はありません」(事務局)というのみだ。
 
地震学会に至っては、「地震学会としては特に見解はありません。会員の意見をお聞きになりたいのなら、地震学会でご発表ください」(広報委員)と、学会参加者でなければこの問題には関わるなといわんばかりの回答だった。
もはや国民のカネで研究しているという自覚さえ失った傲慢な態度というしかない。
(中略)
政府の地震研究関連予算は年間約120億円(2014年度)にのぼり、
この20年の総額は約4000億円にもなる。「大地震が起こるたびに予算だけが増える」という批判もある。
血税を今後もムダにし続けないためにも、
専門家たちには学閥や“ムラの論理”にとらわれない研究が、
メディアにはさらに厳しい監視の目が求められる。

政府・地震学会・地震学者・気象庁がバラバラでは、心許無いですねぇ・・・
「地震ムラ」と呼ばれても仕方なし・・・
以前に「原子力ムラ」と呼ばれた奴等も、東日本大震災の時には、
「原発は安全だ、メルトダウンなど起こらない」と言ってましたが・・・
結果は、圧力容器の底が抜けて・・・チェルノブイリ以上の事故・・・

測量学者に、地震の事を説かれたくないのでしょう~




週刊ポスト2018年1月12・19日号より
政府の地震調査委員会は、かねてより懸念される南海トラフ地震について「マグニチュード8以上が30年以内に60~70%の確率で発生する」とアナウンスを発してきた。
昨年末は北海道東部・千島海溝沿いにも巨大地震のリスクを指摘。
マグニチュード9クラスが起こる可能性は30年以内に7~40%」と発表し、
大新聞の1面を賑わせた。
しかしそのような警鐘は、効果的な注意喚起になり得るか。
いつ起こるかわからない大地震に対し、
高いレベルで警戒を続けるのは非常に難しい。
そうした「雲を掴むような予測」とは全く異なるアプローチで、
地震発生の可能性を察知しようとしているのが、
測量学の世界的権威として知られる村井俊治・東大名誉教授が開発した
「MEGA地震予測」だ。
同予測のベースとなるのは、全国1300か所に設置された国土地理院の「電子基準点」のGPSデータだ。
そのデータをもとに地表のわずかな動きをキャッチし、
地震発生との関連を分析する。
1週間ごとの基準点の上下動による「異常変動」、地表の長期的な「隆起・沈降」(上下動)、地表が東西南北のどの方向に動いているかを表わす「水平方向の動き」の3つを主に分析し、総合的に予測する。

村井氏は2016年4月に発生した熊本地震を直前に「熊本・鹿児島で顕著な沈降傾向」と注意喚起するなど、多くの大地震の兆候を指摘してきた。
村井氏自身は「ピンポイントの予測には遠いので、精度を高めていかなければならない」と“研究途上”であると強調するが、その「的中実績」は高い。
だからこそ本誌は定期的に村井氏の予測をアップデートしている。
今年、警戒を強めるべき地域はどこなのか。
村井氏が会長を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)の協力のもと、
最新警戒ゾーンを掲載する。

【北海道東部警戒ゾーン】【道南・青森警戒ゾーン】
政府が年末に警告を発したこの地域は、
MEGA地震予測でも危険な兆候が現われている
異常変動点こそ多くないが顕著な隆起・沈降傾向が見られる。
「道東内陸部の阿寒が隆起する一方、太平洋沿岸の釧路・根室は沈降し、
境目に歪みが溜まっていると考えられます。
道央の南部のえりも2も隆起が続いており、
釧路・根室の沈降とのギャップが大きくなっている。
一方、道南を見ると、津軽海峡を挟んだ青森の黒石で隆起が始まっている。
この地域は『水平方向の動き』でも周辺と異なる動きが見られるので注意すべきです」(村井氏)

【奥羽山脈警戒ゾーン】
東日本大震災以降、福島県沖を中心に地震の常襲地帯となっている。
秋田の鳥海では7.11センチの以上変動も起こっており、警戒は依然として必要だ。
村井氏は今回、この警戒ゾーンに茨城北部も含めた。
「茨城北部までゾーン全体に大きな水平方向の動きが確認されています。また岩手・宮城など太平洋側は隆起傾向にあり、秋田・山形など日本海側は沈降が進んでいる。境にある奥羽山脈を中心に歪みが大きくなっています」(村井氏)

【北陸・北信越警戒ゾーン】
前出の東北地方の動きと関連しているという。
「新潟南部の隆起が顕著です。特に12月には安塚、新潟下田が大きく隆起しました。奥羽山脈警戒ゾーンとの境目にある新潟北部は歪みが溜まって不安定な状態と言えます」(村井氏)
その新潟北部では、新発田Aや小須戸で5センチ以上の異常変動が起きている。

【首都圏・東海警戒ゾーン】
村井氏が今回も最警戒としているのが首都圏を含む南関東だ。
「昨年7月に2週続けて伊豆諸島から伊豆半島、富士山周辺までの『一斉異常変動』が確認されている。たとえば三宅2と三宅3で7センチ以上、中伊豆や初島でも、5センチ以上となっている。またこの地域を水平方向の動きで見ると、
昨年10月に、東北や茨城付近と異なる動きが見られました。
その中間に位置する首都圏には歪みが大きく溜まっていると考えられる。警戒を解くことはできません」(村井氏)

【南海・東南海警戒ゾーン】
「南海トラフ地震」の影響を大きく受けると予想されるこの地域では、広島の蒲刈で8.04センチ、高知の久礼で7.15センチの上下動があった。
「昨年10月下旬、紀伊半島から九州・大分までの地域全体が、
水平方向に大きく動いた。
これまで見られなかった動きで、注意すべきと考えている」(村井氏)

【九州警戒ゾーン】
熊本地震以降、震度5クラスの地震が頻発しているが、新たな大地震の兆候があると指摘する。
「熊本地震以降、福岡県で沈降が続いている。これが一転、隆起に転じた場合、
要注意と見ています。2005年に最大震度6弱を記録した福岡県西方沖地震の前には、
高さ変動に大きな揺らぎが起きていました。鹿児島と宮崎南部では水平方向で大きな動きが見られ、垂水の8.56センチをはじめ異常変動も多いことから警戒が必要です」(村井氏)
村井氏は予測の精度をより高めるため、今年からはAI(人工知能)などの最新技術も導入する予定だという。自らと家族の命を守るためにも、警告に耳を傾けたい。

GPSとAI(人工知能)を駆使して、
地表の伸び・縮み、隆起・沈降をミリ単位で計測しての予測です。




週刊ポスト2018年8月17・24日号
AI地震予測2018夏~秋 全国30エリア最警戒マップ

測量学の世界的権威である東大名誉教授の村井俊治氏が会長を務める、
民間会社JESEA(地震科学探査機構)が今年3月から実用化した、
AI(人工知能)による地震予測が話題となっている。
国土地理院が全国1300か所に配備する電子基準点の過去12年分のデータをAIにインプット。
最新の電子基準点の動きから地表の異常変動(上下、水平など)を察知し、
全国30エリアにおいて「震度4以上の地震が3か月以内に発生するリスク」を6段階評価で割り出す。
「レベル3以上は要注意。特にレベル4以上は震度5以上の大地震になる可能性がある」(村井氏)

                                
イメージ 6
比較的安全な場所は、北海道の北側・中国地方・四国・北陸の一部のみ・・・
其れなりの、覚悟が要りそうです・・・




週刊ポスト2018年9月21・28日号より
9月6日未明、北海道厚真町で震度7を観測した地震の被害は甚大なものとなった。
死傷者・行方不明者が相次ぎ、道内の全域に及ぶ大規模停電が発生した。
多くの人々にとって想定外だった大地震。
しかし、本誌・週刊ポスト8月6日発売号に掲載された「MEGA地震予測」は、
この地域の危険性を呼び掛けていた。
「震度4以上の地震が3か月以内に発生するリスク」を6段階評価で示した全国警戒マップにおいて、上から2番目にリスクが高い「レベル4」であると示していたのだ。
「MEGA地震予測」は、国土地理院が全国1300か所に配備する電子基準点の動きから地表の異常変動(上下、水平など)をAI(人工知能)などを用いて察知する。
同予測を行なう民間会社JESEA(地震科学探査機構)の会長で、
測量学の世界的権威である東大名誉教授の村井俊治氏がいう。
「北海道では今年6月頃から現在まで、周辺地域の地表が隆起しているのに対し、
苫小牧から札幌にかけての地域で沈降が著しく進んでいた。そのため警戒度を高めていたのです」
村井氏が気にしているのは、今回の震源となった北海道胆振地方と同様の兆候が、
関東・東海地域でも見られることだ。
「静岡・御前崎など駿河湾沿い、そして伊豆諸島の神津島・御蔵島付近は長期的な沈降傾向にあり、周辺地域との境目に歪みがたまっていると考えられます。
加えてこの1か月、伊豆半島や伊豆諸島周辺で地表が大きく上下動する『一斉異常変動』も起きている。伊豆周辺で発生した地震では、首都圏の震度が非常に高くなり、甚大な被害をもたらす。関東・東海は最も警戒が必要です」(村井氏)


バヌアツの法則〟よりは、「MEGA地震予測」の方が、
判り易い気がしますね。

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