海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2021年01月

1月25日
23日は、晴れ予報で八甲田で遊んだが、翌24日も晴れた。
以前なら、この好天を逃さず雪遊びに出掛けたのだが・・・
“コロナ鬱”に罹ったのか・・・なかなか気力が出ない日々・・・
極力“三密”を避けて、息を潜めて暮らして居るからか?
気持ちが沈んでる原因は、疫病禍だけでは無い、この冬の天候にも原因が有る。
ラニャーニャ現象とかで、兎に角寒く・降雪量が多い(除雪疲れか?)

県南部で落雪の様子を捉えた動画だ。
https://youtu.be/O6OK80DeKrs
こんな時に、下で雪寄せとかをしてたのでは、落雪の重みで一発で圧死だ・・・

今朝、車庫兼物置の2階の屋根を見ると・・・
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屋根に積もった雪が・・・夜間に滑り出て・・・今にも落ちそう。
今朝の最低気温が-11℃だったので、ガチガチに凍ってます・・・
ここ数日の暖気で、少しつづ滑り落ちてたが、最後の一塊だ・・・日中には落ちるだろう。

この冬県内では、落雪の下敷き・雪下ろし中に屋根から落ちたり・梯子から落ちたりで、
13人が死亡、怪我人は150人を超える事故多発中です。

知り合いの“爺”も、軒先の雪を落とそうと梯子に登った迄はいいが・・・
落ちて、頬から頭にかけて15針縫ったと、首骨も欠けて首ギプス嵌めてるらしい・・・

この雪の張り出しは、昼に為って気温が上がると落ちたが、また残りの雪が張り出してる。
明日中には全部落ちると思うが・・・明後日からまた雪マークが続く・・・


支那の疫病
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第3波の山が下がり気味・・・でも、油断大敵ですね~ 
在宅入院待ち3万人・救急病院タライ回し・訪問したら死んでた・伸晃は即入院 ???
このままの後手後手では、次に来る第4波のグラフは、想像したくないよ・・・ね。


国会中継
“我が秋田の菅”あれが国の代表・・・何とも心許ない・・・
メモ丸読み、自分のものに為ってない証拠でしょう~
発信力皆無!! 昭和の調整型(談合・密約)に長けた政治屋の典型かと・・・


使ってるPC
最近 動きがノロく為った・・・明日 入院させよう~


1月23日
気象庁・ウェザーニュース・気象協会の3社予報が、珍しく
土・日・月曜日と晴れ予報。
八甲田か?八幡平か?と悩んだが、八甲田の樹氷見物を兼ねてスキー縦走をする事に・・・

黒石から八甲田に上がる山道は、ガチガチに凍結してて、慎重に四駆に切り替え・・・
ゴンドラは二便待ちで、何とか上駅へ。視界やや不良・風9m・-10℃の案内です。

上駅から出ると・・・視界不良、風と低温は今の時期としては、普通か・・・
板を抱えて、田茂萢岳(1326m)へ登る・・・温度が低く、雪がキシキシと鳴く。
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田茂萢岳で板を履き、田茂萢湿原に滑り込む・・・視界は悪いが、いい感じ。
湿原の底でシールを装着して、赤倉岳の基部に向かうが、雲の中で景色がボンヤリです。
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ここ数日は、ゴンドラが止まる25m以上の風が吹いてたので、樹氷は成長してます。
2021_01230011 パノラマ写真

太陽もボンヤリ・・・
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先行者のトレールが・・・スキーアイゼンを付けてる様子。
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ガスの中に赤倉岳が見える処へ・・・森林限界付近へ来ると、樹氷も小柄です。
風除けに為ってた樹氷が少なくなると、風がモロに当たり顔が痛い・・・フードを被る。
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時折ガスが切れて日が差す・・・登って来た方を一枚。
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シュカブラを踏んで、ジグ切って山頂を目指す。
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赤倉岳の右肩奥に、八甲田大岳(1584m)が見えた・・・
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ガスが晴れると同時に、風も止みました~
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東側に雲海。
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北側にも雲海です。
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赤倉岳(1521m)に上がる。夏道の柵も蝦のシッポが着いてこの姿・・・
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これから向かう、井戸岳と八甲田大岳。南八甲田連峰は雲の中・・・
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越えて来た赤倉岳。
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雲海の中から、南八甲田連峰の主峰 櫛ヶ峯(1517m)が頭を出してます。
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井戸岳の西側斜面には、無数のチビ樹氷が・・・
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通って来た稜線、赤倉岳が遠く為る。
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井戸岳に向かいます・・・
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高田大岳(1559m)の端正な三角錐。手前の窪地は井戸岳噴火口。
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噴火口越しに、八甲田大岳。
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井戸岳の標識。
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井戸岳の稜線は、板を履いては通れないので、東側の山腹を滑って大岳との鞍部へ。
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八甲田大岳(1584m)の北面と東面。
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井戸岳と八甲田大岳の鞍部に在る、大岳避難小屋(1430m)が見える・・・
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滑り下りた井戸岳の斜面。
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井戸・大岳の鞍部から、大岳・小岳(1478m)の鞍部に向かう・・・
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鞍部の樹氷。ここは夏道が無いので、積雪期でないと立ち入れない処。
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南へ進むと・・・北八甲田連峰の南端の硫黄岳(1360m)が雲の中に・・・
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仙人岱に着いた・・・硫黄岳の手前に、仙人岱避難小屋(1330m)が見える・・・
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酸ヶ湯から避難小屋に大勢が登った様です。
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仙人岱から、地獄湯ノ沢へ向かう途中からの八甲田大岳南斜面。
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ここの樹氷原も綺麗・・・
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背後に小岳(1478m)が遠くなる・・・
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地獄湯ノ沢(1300m付近)は沢を吹き上げる風で、蝦のシッポだらけです。
バリバリの中を、板を外さずに滑り下りる。年に寄っては露岩だらけで板を脱ぐ時も・・
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地獄湯ノ沢を滑り、樹林帯を酸ヶ湯へ・・・
ここでハズ時間調整で、初めて板を外しての大休止。天気も良く、快適です~
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酸ヶ湯温泉着。JR定期バス400円(今年から40円値上げ)で、ロープ駅に戻り車を回収。
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今日は、前半の風と寒さと視界の悪さで、赤倉で戻ろうか・・・と思ったが、
稜線に上がると絶好の天気となり、ほぼ予定の行動が出来た。
次回は、八幡平の樹氷見物か・・・

1月17日
凄いニュースが飛び込んで来た。
ネパール隊が、冬季のK2に初登頂したと・・・
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8000m峰14座の中で、唯一冬季未踏のK2に、同日・同時刻に10名が登頂したと言う。
山頂手前で後続者を待ち、皆で山頂を踏み、“ネパール国歌”を唱和したと言う。


概略 ’20年12月29日にBC入り。
   48名の隊員(男性43名 女性5名)
   登頂日は’21年1月16日
   登頂者は、
*Nirmal Purja*
         *Gelje Sherpa*
*Mingma David Sherpa*
*Mingma G*
*Sona Sherpa*
*Mingma Tenzi Sherpa*
*Pem Chhiri Sherpa*
*Dawa Temba Sherpa*
*Kili Pemba Sherpa*
*Dawa Tenjing Sherpa*
Karrar Haidri (パキスタン・アルパインクラブ)
Secretary (パキスタン・アルパインクラブ)
12月29日にBC入りし、C1・C2・C3・C4を設置して、1月16日に10名が登頂。
BCを設置から、20日足らずで登頂してしまうとは、流石高所に強いシェルパ族です。
隊員名に
Sherpaと付いて人は、ネパールの高地に住むジェルパ族を意味してます。
Nirmal Purja氏は、昨年ネパール人として8000m峰全山の登頂者。


冬季初登頂された後のK2は、[冬季単独登頂][冬季無酸素単独登頂]を誰がやるのか!!!


1月15日
久々の晴れ予報です。
北八甲田での山行を予定してたが、朝一のライブ画像やスキー場の書き込みをチェック。
八甲田は、視界30m・風8m、ライブ画像は上半分が雲の中。森吉は、視界良し・無風。
行き先を変更して、登山届けをPrint Out、8時半に家を出て一路森吉へ・・・
国道は、2日続きの暖気で雪が無く、快適だったが・・・山道に入ると、ガチガチに凍結。
4駆に切り替えて慎重に登る・・・スキー場のPは、天気が良いのに平日でガラ空き。
着替えて装備を整え、登山届けを出して、17番目の受付票を貰う、少なくても17人が入山。

疫病防止でゴンドラ乗り合い無し、運良くキティちゃん号に1人乗りで・・・
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ブナ林に霧氷が・・・
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ゴンドラ上駅発が11時・・山登りやスキーでも遅過ぎる時間だが、天気も良いし風も無し。
早い連中は山頂に着いてる時間だ・・・深いトレールがバッチリ付いてる脇をシール登行。
樹氷は、暖気で落ちていて痩せ樹氷・・・次の寒波で復活か・・・
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石森ピーク(1308m)に登る途中からの森吉山。曇天だが風も無く、一日持ちそうな天気。
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南東奥に、秋田駒ヶ岳が見える・・・
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1311mピークに、阿仁避難小屋が黒く確認。
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石森ピーク(1308m)の分岐から、進路を東寄りに変えて・・・山頂を目指す。
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石森から一ノ越ピーク(1264m)への尾根上に、森吉避難小屋が見える。
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阿仁避難小屋に着く、積雪量は少なめか・・・
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小屋を通過し・・・森吉山への上りに入る地点で、板を外して大休止。
山頂から下りて来る人達を見ながら、テルモス珈琲とクッキー・・・長閑だ・・・
下りて来たオヤジが、樹氷の根穴に腰まで嵌り、スノーシューが引っ掛かり藻掻いてる。
連れの女は、側を通るからだと言ってるが、助ける様子無しだ・・・
オヤジは、暫く藻掻いて何とか脱出・・・浅くて幸いだった、深いと1人では難しい・・・
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最後の上りに入る、処々ウインドパックでキシキシ言うが、割れる最中で無い・・・
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この辺の樹氷も、落ちて痩せてる・・・
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山頂(1454m)着12時40分。石森で“ドローン”を飛ばしてた方が1人居たのみ。
八幡平で飛ばすには、林野庁の許可が要るそうだが・・・国立公園だからか・・・
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山頂から東側に八幡平・岩手山・秋田駒ヶ岳、南側に鳥海山、西に男鹿半島と日本海、
北側に世界遺産の白神山地・田代岳と岩木山・八甲田連峰と丸見え、風が異常に冷たい。
一際 北八甲田連峰が白く輝いて見える、天気が上がったのだ・・・予定を変えたのを後悔。
写真を撮るのも面倒で、即刻シールを剥いで退散です。冷えてるので滑り良し~

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山頂から滑り、大休止した場所でシール装着。珈琲とレーズンバターパンで遅い昼飯。
ここ一年位、このパンにハマってる、ローソン製は初めて食ったがファミマの方が美味い。
2個買って、1個は非常用に残して置くのが最近の流儀だ・・・そして明日の昼飯にする。
歳なので腹が減らない・・・山でも里でもパン1個で済むのが日常に為ってしまった・・・

石森ピークでシールを外して・・・スキー場上駅まで滑る・・・
スキー場の滑りは、上から下までキャットで均した跡が、バリバリに凍ってる。
ロッカーのセンター105の板では、難行苦行だった・・・

駅舎前で声を掛けられた・・・鳥海山で会った以来と言われたが・・・
何処の誰だったかが思い出せ無い・・・ボケが始まったのかも・・・

次の晴れ間には、迷わず八甲田に・・・12月22日の山スキー以来で腕の付け根が痛い・・・

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