海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2021年04月

4月28日
庭に遅い春が来た。水仙の盛りが過ぎ、連翹が咲いてる。
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木瓜が開花、木蓮は大きな蕾を膨らませてる・・・
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地植えの苺は、雪の重さから開放されて、ようやく新葉が立ち上がったばかり・・・
本来なら、秋口にシュートで生えた新株を定植するのだが、手間なので3年は放置してる。
有機肥料の石灰・牛糞堆肥・油粕を混合し、株間に散布。これで今年も苺が腹一杯喰える。
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南向きの軒下の苺は、窓ガラスの反射や外壁の輻射熱で、成長が早くて開花が始まった。
同じ路地植えでも環境が変われば、これだけの差が出るのが不思議だ・・・
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今日、菜園の畝立てをした。
予報では、GW中は長期雨予報。長雨が降られると、土が乾くまで機械での耕作は、
団子に為り上手く行かない・・・百姓業は、天気とのニラメッコだ・・・
雪消後の土が乾いてから、雪の重みで固くなった畑に、酸性中和の為に苦土石灰20Kgを撒き、1回目の耕運。1週間置いて、有機のボカシ堆肥を40Kg撒いて2回目の耕運。
そして、今夜からの雨予報なので、畝立てを・・・わずか80坪ほどの面積だが、
手間を掛ければそれだけの見返りが有るのが、百姓業の面白い処だ・・・
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初めて、ニンニクを植えて見た・・・昨年の晩秋に、買い置きしてた青森産ニンニクが、
発芽し始めて・・・勿体無いから早く喰う様に促されたが、ガバガバ喰える物でもなし。
纏めて2.3株分をホイル焼きにして、味噌漬けにしたのを、晩酌時に1.2個喰う程度だ。
ネットで栽培方法を調べ、植えたのだが、雪解けと共に芽を出して、今はこの状態。
3個は芽が出ず、掘って見たが・・・土中で腐ってた、夏に茎が枯れたら収穫と言うが、
上手く出来るのか?今から楽しみ。今年の秋に、一畝も植えたら買わずに済むかも・・・
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家庭菜園と言っても、スコップや鍬で耕すのは、大変な労力が必要・・・
愛馬?の“ポチ”、ガソリン3Lも喰わせれば、疲れ知らずで働いてくれる。
退職後、JAの農機具センターで、畝たて器付きで15万で買ったが、使用後洗って小屋に放置してても、故障なく働いてくれる優れ者・・・既に元は取った様な気がする。
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ホームセンター等で売ってる、HやY社の家庭菜園用の耕運機は、軽量で扱い安いが、
本体の重さが無いので、固い土の上では跳ねるし・耕運深も浅く、JAの言う事を聞いて正解だったと思っている。

今年は、ブルーベリーの栽培も予定してる。温暖地向きの種と寒冷地向きが有る様だし、
挿し木で増やせるらしいので、菜園周りをBB畑に!!  これもやって見る価値が有りそう~

今の処GWは雨予報が続くので、春山スキーも期待が出来ず・・・
世の中“支那の疫病”で大騒ぎだし、種蒔きや苗植えに専念しそう・・・

4月24日
先週の土日から、ツァーコースを滑り降りても1000円で、
シャトルタクシーが回収してくれるサービスが始まった。楽しみにしてたが・・・
先週は悪天候でロープウェイが運休。24日は晴れで風も弱い予報。
6時に家を出て、余裕で8時過ぎには、9時の始発の15番位に並ぶ。

黒石からの山岳道路沿いの雪の消え方に驚いたが、八甲田が見える処に来ると・・・
稜線上が黒々と・・・板を背負って歩くのを覚悟。


ロープ駅で、山スキー道具の選択に悩む・・・
軽量板(ビン込み)1160g+兼用靴1120gだと軽快で良いが、火山砂礫の稜線歩きは、
靴が勿体無い。で、選んだのが・・・ブルーモリスの150cm鱗+ジルブレッタ500=1850gにゴロー重登山靴1500g。稜線歩きは、兼用靴よりは断然登山靴が歩きやすい・・・

さて・・・シャトルの予約だ・・・チケット売り場で、乗車便・乗車場所・氏名・携帯番号を記入。乗車場所・便の変更は出来ず、時間に遅れると置いて往くとの事だ・・・
4時・箒場岱発の最終便を予約する。

ロープ上駅、青森市と陸奥湾が・・・

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板を抱えて、田茂萢岳に歩き・・・ここで板を履く。左から赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳。
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田茂萢湿原に滑り降りて・・・赤倉岳の基部を鱗で登る、急斜面に掛かりシール装着。
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風も無く暑い・・・冬用のアウターは着てないが、汗が目に・・・タオルで鉢巻。
シールでの登行は、直ぐに終わった・・・森林限界を過ぎると、もう先に雪が無い。
小次郎掛けに板を背負って、ストックを1mに縮めて・・・夏道の階段登りだ。

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眼下に、田茂萢岳と田茂萢湿原(左)前嶽(右) 間もなく赤倉岳です。
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4時の便なので、汗を掻かない様にユックリ歩いて、赤倉岳岳が11時・・・
稜線は少し風が有り、ヤッケを着込む。

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赤倉岳の南側の滑走地点を目指して、稜線歩き・・・南八甲田の山々が見えます。
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八甲田大岳と井戸岳の西斜面に続く、毛無岱湿原は積雪タップリです。
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赤倉の祠、どんな謂われが有るのか? 日章旗のポールだけが・・・
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滑走地点に到着。雛岳(左)と高田大岳が正面に・・・ここから、高田大岳の基部に向かって滑り込み、雛岳の裾野を巻いて箒場岱へ6.3kmの滑走です。ザックを下ろして大休憩。
滑走準備でシールを剥がして・・・あれッシールシートが片方無い・・・
赤倉岳の登りで、シール装着時に仕舞い忘れた・・・

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高田大岳から小岳・八甲田大岳の山並み。
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パノラマにすると、こんな景色。
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赤倉岳からの最大傾斜を滑り降りて、上を見る。
雨後の縦縞溝に、150cmの短板と足首がグニャグニャの登山靴で、苦戦する・・・
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滑りは、足首が固定された兼用靴が有利・・・左手に八甲田大岳。
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数日前に通った、熊の足跡が・・・
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赤倉岳が遠くなります・・・
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青森ドド松帯に入ると、後は緩斜面です。板を外して大休止、誰も降りて来ない・・・
ブナ林の中に見える、ツアー標識を辿って・・・箒場岱の茶店まで雪が続いてた。
雪消えが早く、ブナの落枝やブッシュが多くて、コース取りに苦戦。

2時に茶店に着いて、缶Bを・・・ジャンボタクシーが来た・・・2時半の3便目だ。
 運転手に、
4時の最終便に予約してたが、空いてたら乗せて貰えないか?
6人乗りだが、予約はここから1人と八甲田温泉から4人なので、乗せてくれると!
約30分走り、ロープ下駅まで1000円。
帰路、いつもの黒石のエネオス140円で満タン、僅かだが得した気分。

今回で、稜線から下までのスキーは最後。後は、標高の高い睡蓮沼からに限定される。


※GW中の山スキー遊び
先日、バカ知事殿(秋田・佐竹藩の別家の末裔)が、GW中の県外からの往来を禁じる為に、八幡平(秋田⇔岩手)と鳥海山(秋田⇔山形)の山岳道路を封鎖すると突然発表。
その後二転三転し、八幡平は通行可・鳥海は秋田と山形の県境で封鎖すると・・・
実にお粗末な顛末です・・・江戸時代なら殿の一言で関所封鎖も出来たでしょうが・・・
小池の殿は「東京に来ないで」と言うが、「東京から、地方に菌を撒き散らしに来るな!」と言いたい。
これで、GW中も鳥海で遊べる。













4月8日
家の周りの雪も消え、日中は“春”を感ずる陽気になった・・・
今朝は、遅霜で屋根が白かったが、水仙が元気に咲いてる。桜は後一週間位か・・・
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南向きの土台下の“苺”は、コンクリートの輻射熱で暖かいのか? 数輪、花を付けた。
畑の苺は、新葉さえ出てないが・・・ここだけは、毎年早い。
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3月末の“秋田駒”の一件依頼、堅雪に恐れを感じて・・・春山からは遠ざかってたが、
今日、八甲田ロープウェイのHPで、シャトル便の運行が発表された。
昨年は、発表後にコロナの影響で、ロープが休業・シャトルも中止、ガックリな年だった。
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以前は滑り降りた先から、シャトル便に乗れたのだが、今回は事前予約が必要だと・・・
土日限定だが天気を見て、2時間登行して、箒場への6.3kmと温泉への5.3kmの滑走を。
3月の異常高温で融雪が進み、GW頃には下までの滑走は無理だろう・・・
睡蓮沼までの3kmや谷地温泉までの5kmの滑走は、酸ヶ湯からシール登行2時間で、
13日から運行のJRバスを使えば、車まで戻る事が出来る。

月山スキー場が、10日からオープン・・・昨年の早い時期は、コロナ絡みで県外客は検問で拒まれたが、今年はどうだろうか・・・
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鳥海山は、GW前には5合目への道路が開通する。山頂から標高差1000mの春スキーが可能。
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いずれにしても、5月末まではスキー登山が出来そう。


9日朝 追記
今朝起きたら、真っ白な世界・・・上空に-30°Cの寒気団が来てるらしい・・・
山は30cm程度の降雪か? 要らないストップ雪だ。

“支那の疫病” 第4波、県内で連日発生する様に為った・・・人混みは避けねば・・・

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