海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2021年10月

10月29日
フランスのピオレドール事務局は10月27日、日本の山野井泰史に第13回ピオレドール生涯功労賞を贈ることを発表した。
この賞は、仏で登山誌を発行してる2社が主宰、登山界で最も権威の有る賞です。
賞金は無く、金のピッケル=ピオレドールが授与されます。
近年、日本と朝鮮の登山誌が、アジアピオレドール賞等と真似をした賞が出来たが、
似て非なる物です。

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ピオレドール生涯功労賞(Lifetime Achievement Award)とは、長年にわたってアルパインクライミングの世界で活躍し、その実績と精神が次世代のクライマーに大きな影響を与えてきた者に対して贈られる賞である。
ピオレドール受賞式典は、11月26日からフランスのブリアンソンで開催される。
(黒字
ROCK&SNOWより抜粋)
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山野井夫妻(妙子さんも、一流のクライマーです)
2009年に創設された同賞の最初の受賞者は、ワルテル・ボナッティ(カラビナで有名)
2010年は、ラインホルト・メスナー(8千m峰14座初制覇・エベレスト単独・無酸素)
2011年は、ダグ・スコット
エベレスト南西壁初登攀)

2015年は、クリス・ボニントン
(エベレスト南西壁・アンナ南壁初登攀の隊長)
2016年は、ヴォイテク・クルティカ(山野井氏の山友)


2021年、山野井泰史氏 13人目の受賞です。
    ドリュ西壁 ダイレクトルート単独初登攀。 フィツ・ロイ 冬季単独初登攀。
     アマ・ダブラム西壁 冬季単独初登攀。 チョー・オュー南西壁 単独初登攀。
     クスム・カングル東壁 単独初登攀。 K2南南東リブ 無酸素単独登攀。
     ギャチュン・カン北壁 第2登。 その他多数の登攀記録が有る。
過去の受賞者を見ると、錚々たるメンバー、欧州勢に伍してアジア初です。

2006年の春に、約1ヶ月の間、夫妻とヒマラヤ登山をした際に、
「凄い山、遣ってますね」と聞いたら、
返事は「全て、過去の事ですよ」「振り返ってる、暇は無い」と・・・。
今回の受賞で、「妙子! 貰っちゃったよ」「泰史、良かったじゃない~」と、
2人で話してるだろうと想像してます。


受賞 おめでとうございます。

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雪崩講習会の案内
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雪崩講習会に参加の申し込みをした。
今迄、山登りに関する色んな講座を聞いたが、この講師の話は、過去2回聴いた。
ナンチャッテ・ガイドの話しや、自称雪崩専門家のを聞くよりは、一聴に値する。

10月26日
25日に、孵化場遡上口が解禁に為る。採卵用姫鱒の雄雌が、目標の6000尾に達したのだ。
翌26日の予報は、一日曇天だった・・・雨が降らないなら釣行して見るか・・・と。

発荷峠手前から・・・車の窓に雨粒が・・・標高約600mの峠を200m下りて、湖面です。
十和田湖は標高400mに有るカルデラ湖、山上湖なのです・・・予報が当たら無い・・・

昨日解禁に為った、和井内孵化場遡上口には、既に10名以上の釣人が肩を並べてる。
車が置ける処も満車、これでは釣座が確保出来ず・・・22日に釣果の有った、
の処に走った・・・そこには、車が2台停まってた。
車2台なら釣座は有る、準備して・・・ポイントに⇓・・・挨拶して釣果を聞くと、
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朝から全く駄目だと・・・。見ても、接岸してる魚影無し・跳ねも無し・・・
22日は、足元を泳ぐ姫鱒が見えてたのに・・・


棚を変え・左右を探っても、浮きは動かず。雨は相変わらず降ってるが、ここは大木の下。
ウェーダーにGORE-TEXのカッパを着てるので、雫を払えばヤバチさは感じない・・・
3人で釣ってても、誰にも掛からず・・・諦めて、帰る事に・・・

車に戻ると、マコの記者会見の中継・・・暫く、言い訳を聴くが、馬鹿馬鹿しくなり発進。
和井内孵化場の遡上口に来ると、あれだけ居た釣人が2人のみ・・・車のスペースも有る。
雨で帰ったのか? 釣れなくて帰ったのか? ・・・竿と餌だけ持って遡上口へ・・・

昨年の26日(
には、釣れたのに・・・
目視でも、魚影は見えず・・・これで産卵期の接岸は終わったと、解釈です。


今年の姫鱒釣りは・・・
5回の釣行で、4回がボウズ。散々な年だった。
釣れなかった最大の原因は、毎年釣ってた和井内桟橋が、工事の影響で沢水が止まった事。
変更する他の釣り場を知らなかった事。お陰で西湖畔をウロウロしてました・・・
ウロツイたお陰で、“岩の渕”と“ホテル下”の新規ポイントを知った。
岩の渕は、日差しも足場も陰気な釣り場だが、ホテル下は来年から期待が持てそうです。
年々釣果が落ちる姫鱒釣りたが、来秋も元気なら続けたいと・・・

今日(27日)、車載の姫鱒釣り道具を下ろし、車内整理。
11月から始まる、戻り鰤釣りの準備です。
11月中は5回の予約を入れたが、この時期荒れる日本海、何回出船出来るか?
鰤も年々釣れなく為っている・・・

10月24日
自室で冬の寒い朝や、就寝前に30分位点火して、使ってる反射型の石油ストーブが有る。
コロナ製の3・40年前の代物だ・・・芯が焼けて短く為ってる・・・
妻は、新しいのを買ったら言うが、耐震装置も一発消火の機能も健在だ。

今日は、日差しも暖かく、芯替えをする事に・・・
コロナ社のHPに、機種毎の適合替芯の一覧が載ってる。それを書き留めて、HCへ・・・
1851円で替芯を購入、芯交換の手引書も同封されてます。

外で、交換手引書を見ながら、カバーを外すと・・・
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積年の埃が積もってる、唖然とした・・・引火して、火事に為らなかったのが不思議。
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埃を祓って・・・ガラスマイペットを吹いて、拭くと綺麗に為った・・・
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最難関の芯外しです・・・使い捨て手袋で、手引書通りに・・・外れた・・・
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新しい芯を入れて、手引書通りセット。油溜まりにも・フイルターにもゴミが入ってる。
フィルターは水洗いして綺麗にした。油溜まりは、ティシュで吸い取り・・・
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カバー・鏡面もガラスマイペットを噴射して、暫く放置・・・茶色い液垂れを拭く。
新品並に綺麗に為った・・・3.40年昔のストーブとは思えぬ。
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各ポタンの作動はOK、室内で点火して燃え上がったら困るので、外で点火・消火の試験。

作業は、+ドライバーとモンキースパナで、手引書通りにやれば簡単です。
業者に頼めば、分解掃除と芯替えで、其れなりの金が取られるだろう・・・
実は、もう1台同年代のストーブが有る、暇を見て分解掃除と芯交換をしよう~

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折畳みイスに座って作業してたら、前から弱ってた布地が、耐えきれずに・・・ベリッと。
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熊尻皮に使った、余りのテント地が有るので、これで補修する事に・・・
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大体の幅を合わせて裁断・・・ホツレ無い様に、縁を折返し水糸で縫い・・・
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完成です。車の傍で、山靴や兼用靴を履く時に便利なのです。
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今日は、ストーブと云い・イスと云い、節約の限り・・・暇だから出来る事ですが・・・
外で作業をしながら、一昨日の姫鱒釣りで使った、道具やウェーダーの天日干しもした。

明日は、十和田湖姫鱒孵化場の遡上口が解禁に為る予定、電話して解禁なら釣行を・・・
毎日姫鱒を喰ってるが・・・実に美味い・・・残り2尾なので、補充をせねば・・・

25日 追記 漁協に電話したら、今日(25日)から解禁したと・・・

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ブログを書きながら、暖を取ってま~す。

10月22日
十和田湖の姫鱒釣りが10月1日に解禁、以来3回釣行したが、カスリもしない・・・
で下見した2箇所の何処にするか悩んだが、足場の良いホテル下に決めた。

午前3時に釣り座確保、平日なのにその後釣人が続々と・・・流石人気の場所です。
車が置ける台数=約釣り場に入れる人数だが、ポイント詳細で述べた通り、
釣れる処は赤印内です。5時過ぎの夜明けから釣り開始・・・
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今回は、車載釣り道具の中から、1.8mのスピニングと3.9m12本継の振出渓流竿を持参。
大木の枝が湖面に垂れてる処がポイントで、そこにサイドスローで投げるのは至難の業。
ウェーダーで膝上まで立ち込み、竿1.8mのスピニングで3~4m先に振り込む・・・
少し遠目を狙うと、枝に絡む・・・玉浮き・ルァーの残骸が枝に下がってます。
人並みに絡めてしまい・・・PE2号なので強引に引っ張たが、玉浮きから3m辺りで高切れ。
PEに傷が付いてたのだ・・・後に沖から風が吹いて、PEが手元に来たので端を掴み回収。

この日の仕掛けは、鮒釣り用の玉浮き・錘は噛み潰し・鉤素1.5号25cm・黒鯛針2号。
最初に紅染イカ短のチョン掛けで釣ったが・・・当たりすら無し・・・隣は葡萄虫房掛け。
PEが高切れしたのを機に、3.9mの渓流竿に替え・ナイロン道糸2号・以下は同上で・・・
幸い、立ち込んでる処は幹が上に有るが、3.9mの竿を立てても枝に当たらず、振り込める。
ポイントに投入し易い様に、ガン玉3個で玉浮きは渋々に。風波で浮きが見辛いので、
浮きの上に蛍光シモリ玉3個を10cm間隔に付ける。棚は、
ヨシノボリを避ける為60cmに。
餌は、葡萄虫2匹をチョン掛けにし・最後にイカ短を刺し、針先を出す。
仕掛け全体を、取り込みが楽な様に、竿より1m程短くした・・・

渓流竿の方が、ベール操作の手間も無く、軽くて使い勝手が良い~
渋々の玉浮きが見えなくても、喰って走るとシモリ玉が一直線に沈む・・・
自作のタモ網も有ったが、岸辺の砂地に引き上げる。足場が良いので楽です~

昼までの釣果は、婚姻色の雄39~40cm位(Cooler Boxの底長が38cm)を頭に、
画像の通りでした・・・何故か? 雌は1尾のみ・・・良いサイズが揃った・・・

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此処で釣ったのは初めてだが、 疑問に思った点は、
喰って走ると・・・釣った全部の姫鱒が、右に走る・・・逃げる先に深場が在るのか・・・

帰宅して、即ヌメリを取り内蔵処理・・・毎晩“姫鱒”で晩酌です~
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今季4度目の釣行で結果を得た。
帰りに和井内桟橋を見たが・・・沢水が止まった為か? 姫鱒が寄らず、誰も居ず・・・
25日には、孵化場遡上口も解禁に為るので、天気を見てまた・・・

姫鱒釣りは、①釣座の確保が必須条件②餌も葡萄虫・イカ短の2種持参③早合わせは厳禁。

25日 追記  漁協に電話したら、今日(25日)から遡上口を解禁したと。

10月19日
14日に作業をして、今日の晴れ間にニンニクを植えた。
昨年の秋に植えて、今年の初夏に収穫、種用に残して置いた株を使ってます。

ニンニクは、株を個別に分けた1個を植えて、雪の下で発根し、雪解けと共に成長する。
ニンニクを育てて、2回目の植え付け。大玉と小玉に選別して、大玉57個。
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15cm間隔で、埋めて・・・均した後に・・・
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雪の下に為る迄の間の、霜霜除けと凍結予防で籾殻を撒いた。
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その上に、鶏糞を散布・・・雨で徐々に染み込む様に・・・自己流ですが・・・


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嬉しい初冠雪の知らせ

鳥海山の初雪、右は新山・左が七高山。山岳道路閉鎖直前まで積もれは、雪見登山へ・・・
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八甲田ロープ上駅も初冠雪。
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標高1000mの八幡平スキー場、11月末からは滑れる。
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先日、ここに鹿と猪親子が8頭現れたと・・・
10年ほど前には、秋田県に鹿も猪は生息して無かったのだが、岩手から来た様だ。
彼らは冬眠しないので、2.3mも雪が積もる此処では生きて行けない・・・里に下りるのか?
山形県の一部では、猪
豚コレラに感染して、姿が消えたと。獰猛な割には、菌に弱い!

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庭の“鈴蘭の木”が、紅葉真っ盛り

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10月18日
十和田湖に向かったが、結果は表題の通りで有る。
16.7日は、冷たい雨が、ほぼ一日降って、気温も一気に下がった。
十和田湖周辺の、八甲田山・八幡平も初冠雪が記録された・・・
今日は曇りで風も弱く、水温も下がり・・・良いかと思って出掛けたが・・・

紅葉は連年並か・・・発荷峠を降りて・・・
和井内桟橋は、昨年まで一級ポイントだったが、道の駅の工事で沢水が止められ、
姫鱒が集まらなく為った。その為が前回も釣人皆無・・・今日も往復時、誰も居ず・・・

今日の目的地は、水無沢出合いの大岩。

途中に有る、大川岱の桟橋に寄って見た・・・釣人2人のみ。
津軽弁の兄さんが曰く、“岩の渕”で餌釣りする予定で来たが、車が置けずにここへ・・・
桟橋から魚が見えず、ルァーを遠投してたら、尻尾に掛かって1尾釣れたが、
それ以降はパッタリ駄目なので、
これからホテル下に移動すると・・・
今、通って来たが、車の置く処無いですよ、と。
和井内にも誰も居ないと言うと、なら諦めて帰ると・・・今年は後、来ないと言う。
餌が要らないので、呉れると・・・何と、500円もするブドウ虫2パックです。
有り難く戴きました・・・(冷蔵庫に保管したらOKです)

兄さんの話しでは、水無沢の大岩(岩の渕)が入れ無い・・・でも、行って見る事に。

着いて・・・車が7台停まってました・・・丁度、若者が車に戻って来てたので聞くと・・
大岩の岸で2尾釣れたと、餌の方が良いらしいと。岩から離れると駄目だと。

【岩の渕】
ここの餌釣りポイント紹介(下図を拡大してご覧あれ)
“水無沢の大岩”とか“山の家の島”とか呼ばれているが、正式には“岩の渕”と言うらしい。
車が置けるのは、図の通り。道路西側の2箇所は、泥濘なので4駆向き。
湖の渇水期(’19年秋)のYou Tubeには、この大岩・小岩がハッキリ現れている。
水無沢と言う位なので、沢水が直接流れ込んではいないが・・・
露出した大岩の左右に、岩の割れ目から水が流れ込んでるのが、見られる。

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今年の水位は平年並(下画像)なので、臍辺りまで入らないと島に渡れない。
岸から大岩の両側がドン深なので、要注意。渇水期は、岸から濡れずに渡れるが・・・
今年釣れる場所は、この大岩の岸側(湧水)限定で2.3人に限られる。
大岩と小岩の間の溝が良く釣れる。小岩は現在水没してるが、岩の上に立つと膝深。
立木が被さってるので、短竿でサイドスロー。水中の石が鋭角で粗いので移動に足元注意。
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車が7台も居れば、良い釣座は望め無い・・・空くのを待つのも、夕方に為りそう・・・

戻る事にして・・・ホテル下に(下図)来ると、1台停めれる空きが・・・即駐車。
道具を持たずに、“陛下の散歩道”を降りて見る。桟橋には誰も居ず、姫鱒見えず。

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岸辺の大木(赤印)が覆い被さった下に、餌釣り人が集中してるし、釣れてる。
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車に戻り、胴長を履き・・・赤線のスペースが満員なので、奥の薄緑の木の下で・・・
10mも離れて無いのに、カスリもせず・・・隣は、バンバン釣れるのです・・・

【十和田ホテル下・陛下の散歩道】
ここの餌釣りポイント紹介

小砂利なので水中での足元は良い。岸辺は“陛下の散歩道”と呼ばれ、遊歩道が有る。
昭和天皇が、上に有る十和田ホテルに泊まった際に、散歩したのが由来だそうな・・・

良く見ると、赤印の大木下の遊歩道に、大きなU字溝が砂に埋まってる・・・
昔は水が流れてただろうが・・・今は、伏流水となって3.4m先に湧いている。
棚3.40cmで5m範囲で釣れる。朝一場所取りの必要あり・・・
そこに沖から姫鱒が集まると思う。岸伝いに来るなら、赤線の両脇で釣れるはず・・・
兎に角、この木の下でより、釣れてないのだ・・・

姫鱒が沖(深場)から沢水又は湧水に、向かって登って来ると言う根拠は、
“岩の渕”の大岩・“ここ”・嘗ての“和井内桟橋先端”が良い例です。

オマケの餌釣りポイント紹介
和井内孵化場の遡上口。今は半径100mが、孵化用親魚を捕る為に禁漁区だが、
目標の6000尾が確保出来る、今月25日頃に為ると開放する。


 
更にオマケ 十和田ホテルについて・・・

昭和13年秋田県が80人の宮大工を使い、天然秋田杉を不断に使って建てた、木造3階建て。
現在は藤田観光に経営委託。十和田湖が国立公園に指定された記念に建てたとか・・・
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貧しい小生は、入浴+フレンチの日帰りコースで、2回ほど・・・
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豊かな妻は、3泊位してます・・・
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ホールの吹き抜けが圧巻です。
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今度姫鱒が釣れるまで、帰って来るナ! と、云われてるので・・・そのうちに・・・かも。

明日は、ニンニクの植え付けをしなくては・・・

10月14日
昨日と今日は秋晴れが続く予報、日中でも22.23℃と涼しい日。
明日からは当分の間、曇・雨マークが続く、晴れの内に遣って置かなければならぬ作業。
菜園の土が乾いてて・籾殻も乾いてる日に運び、鋤き込むのだ・・・

何時も籾殻を貰ってる農家の方に、今年も貰いたいと・・・ポニーを飼ってた処に有ると。

13日朝 車に積んでる“山用具・釣用具”を、車庫に全て降ろし、フルフラットに・・・
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昨日は、籾殻袋9袋に詰めて、3往復27袋を運んだ。何もしないと快適な気候たが、玉の汗。
袋に2/3詰めて、トントンすると・・・中で締まり、更に詰め込む事が出来る。
これが結構重い・・・15~20㎏位か・・・もっと有るかも・・・
菜園に撒いて、即風呂に入る。籾殻の粉が肌に付くと、痒いのだ・・・
詰める作業は腰に来る・・・夜は一杯呑んで、即就寝・・・

今日も、2往復して18袋を運ひ、菜園に撒く・・・午前中に終え、即風呂、昼飯です。
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昼から耕運機で撹拌作業・・・春先以来だが一発で始動、? ガソリンが0に近い・・・
スタンドに買い出しか?と思ったが、車庫に春の余りが1L程残ってた、手間が省ける。
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10cm厚程に撒いた籾殻に、念入りに耕運機を掛け、満遍なく土と混ぜる。
フワフワの土に変身、これで冬を迎え、雪の下で4月迄・・・寝かします。
籾殻を入れるのは、①土が締まらない。②根の張りが良い。③腐れば肥料の足しに為る。
④水捌けが良くなる。
コンバインの刻んた稲藁が、肥料にも為り最適だが、田圃で集める手間が大変だ・・・
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春先に、石灰と有機(油粕・鶏糞)を撒いて、耕運機を掛ければ、一回で畝立てが出来る。

籾殻が落ちてる車内を掃除して、雑巾掛け。耕運機を高圧洗浄して格納。
其内に暇を見て、“山用具・釣用具”更に“山スキー用具”を再車載しよう~

明け方寒く為った・・・夏用の羽毛布団では寒く感じる。厚手の布団を虫干しした・・・
2Fの窓から1Fの陸屋根に投げ、3時間で裏返し・・・日光消毒・・・
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これからは、布団が干せる日は、何日も無い・・・今夜はフカフカで寝れる。

秋の重要な作業が終わった~ 
庭木の雪囲い等は面倒なので、去年から止めた、折れようが自然の摂理に委ねる方針だ。
10月末迄は、十和田湖姫鱒に専念しよう~ 今年はまだ1尾も釣って無い・・・
腕が鈍った訳では無い・・・待ってろ姫鱒!!!

10月12日
ネットで注文してた、ウェーダー(胴長)も届いたし、6日以来の十和田湖へ・・・

最初に和井内桟橋を覗いて見る、アングラー1人のみ・・・
例年なら、10人近くが糸を垂れる場所、魚影無し。やはり工事で沢水が止められた為か?

次に・・・ホテル脇のスペースに、車が6.7台停まってた。
大川岱の駐車場には、10台以上の車。

目的の水無沢大岩へ・・・車が6台、良い場所は望め無いが、路側の広い処に停める。
胴長を履き、最小限の道具を持ち、ガードレールを跨ぎ踏み跡を降りる。

大岩に2人・大岩の左右に3人づつ。暫く見てたが、釣れるのは大岩の2人のみ。
大岩の左に空きスベースが有り、何とか遣れそう・・・

股まで立ち込み、垂れた枝の下から、サイドスローで投入・・・
沖からの風波が強くで、足元に寄せられる・・・
1時間も遣ると、ザップン・ザップンと大波が押し寄せる。重仕掛けに変えて・・・
フリースでは風が通り、寒く為ったので、車に戻りヤッケを着込む。

2時も回り、当たりすら無いので納竿です。
ここで釣れるポイントは、大岩(解禁日の件・6日の調査)の岸側に限定される。
湧水が有る半径3m位だけで、大岩の先はドン深、そこから湧水に登って来る様だ。

帰りにホテル下と大川岱で、道路を歩いてる釣人に声を掛けたが、駄目だったと・・・


和井内に戻り、孵化場への遡上口を覗く、遡上路にもチラホラの数より見えない・・・
孵化場の池を見た・・・
遡上口から階段状の遡上路を、必死て登って来ると・・・このプールに入り込む仕掛け。
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蓄養池に、雄・雌が選別されて・・・
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卵と精子が成熟する迄の間、ここで飼われる。後ろの長い池は、稚魚育成用のもの。
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体色(銀毛)から、たぶん桜鱒の雌だと思う・・・桜鱒も孵化放流してる。
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姫鱒の雌(魚体が小さい)
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姫鱒の雄(魚体が大きい)
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雄・雌共に成熟した個体が、円形水槽に移される。これらは近々開腹され人工授精。
初夏迄に5.6cmに育てて放流され、3.4年後に戻って来ると言う。姫鱒は紅鮭の陸封型。
孵化場では、毎年110万~120万粒を採卵し、70万尾を放流してると言うが・・・

放流された稚魚70万尾の内、桜鱒に喰われるのが、どれ位なのか・・・桜鱒は増えてると。
年々姫鱒の釣れる数が減ってる・・・稚魚の内は、ワカサギと餌が競合すると・・・
桜鱒同様にワカサギも増えてるらしい・・・段々幻の魚に為りつつ有る姫鱒だ。

近々、懲りずにまた釣行しよう~ 次回は大岩の岸に陣取れる時間に・・・



追記 初ウェーダー装着の感想
現物を見ずに、ネット購入と為ると、合うがどうか? が心配に為る。
170cm・66kg・足25.5cmだ、Lサイズで良いか?とも思ったが、
評価の書き込みを見て一考。
①靴部がピッタリだと、水圧で窮屈たと。また、足が冷えるので、厚手の靴下履きが良い。
②屈む事を考慮すると、胴回り・長さ共に一つ上のサイズが良い。
③ダブダブ感は、水圧を受けるとピッタリするとの事。
これを見て、LLを発注した・・・
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実際履いて見ると、長さは肩ベルトで調整可、胴回りはウエストベルトで締めれる。
長靴部が26.5~27表示だったが、厚手の靴下で水圧を受けて、丁度良かった。
安い割には、生地も厚く・漏れも無く、裂きや穴補修用キッドが付いてる優れ物。
胸に小物入れのポケット付き、良い買い物をした~。

10月9日
山スキー友の、失せ物探しに、初の世界遺産の白神岳に・・・
途中で合流し、県境を越えて青森県へ。海辺に寒村が点在してて、黒崎集落着。
道路沿いに登山口の標識。見落としそうな、デザインと配色でした。

舗装されてるが・・・狭い1車線の林道を3キロ程登り、登山口駐車場。
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土曜日・晴れ・紅葉と重なり、既に車が50台位停まってます。100台は停めれそうな広さ。
脇に管理棟兼トイレが見える。靴を履き替え、5月以来の山・・・
舗装道を登って行くと、旧駐車スベースへ、3.4台分位で登山届用のボックス小屋が有る。
世界遺産に指定後に、下に駐車場を増設したと思われる。

白神山地は初めて、世界遺産に指定されてからも、興味が持てる山では無かったが、
今日は30mザイル一本をザックに忍ばせて来た。
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ここから杣道が2つに分岐、方や尾根伝いに白神岳・方や直登ルートらしい・・・
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さて、失せ物探しだ・・・この辺だと探すも・・・一年前と違い新規倒木が・・・
杣道を行き来して、左急斜面の下5.6mに、其れらしき物を遂に発見!!

ザイルを出して、末端を杣道上の倒木にブーリン結び、(ヨットではボーラインノット・もやい結びと言う)肩絡みの懸垂で降りた。
それを回収して、今日の目標達成。杣道を辿り帰路に・・・ストックの使い方等話して。
人其々に山用具には思い入れが有る、回収して気持ちの整理が付いただろう・・・
次回は、11月末の八幡平初雪時に、山スキーで落ち合う事に・・・

世界遺産・白神山地の感想
凄い処だと・・・、山頂から眺めずに言うが、現実は5時間登った先の、
白神岳山頂の東側一帯に広がる、山毛欅の森が指定された世界遺産の区域です。
それまでの間は、普通の杣道で、振り返れば日本海のハズが、立木で何も見えず・・・
関心したのは、流石世界遺産への道、ゴミ一つ落ちてない・・・

残念なのは・・・登山口までの3キロの林道が狭過ぎる。
対向車が来たら、交差出来ないのだ・・・途中3箇所位退避スペースが有るが、
世界遺産と宣伝するなら、直線の見える範囲にもっとなくては・・・青森県!。

下山時、首の後ろを毛虫にヤラれたらしい・・・立木の下で休んだのが失敗の元。
違和感は有ったが、今朝起きたら首の後ろが固く腫れてボンレスハム状態、
これだから雪のない山は嫌いだ・・・


ミッションが終わった・・・ネット発注したウェーダーが、昨夜届いた。
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前屈する事を考えて2Lを頼んでたが、試着ピッタリコン。
生地も思ってたより厚いし・靴サイズもOK、ネットの書き込み評価通りの優れ物が、
送料・代引き込で4702円だと、これで“姫鱒”釣るド~、商品名の“獲った胴~”に笑った。
今はウェーダー等と横文字で呼んてるが、昔は胴長と言ってたのだ・・・
明日の十和田湖は[1.2mm/時]の雨予報、平日・雨で釣人少し、“獲ったド~”に為るか?

10月6日
真夜中に、音もなく・静かに“揺れた!!” 、当地は震度3久々の揺れだった・・・
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起きたら、昨夜の雨が、庭のバケツに10cm以上も溜まってた。
外気温も20°C以下に下がってる・・・姫鱒の接岸が気に為る・・・
気温も下がった・雨で沢水も増水してるし、元気な奴は遡上の体制に入ってるに違いない。
から1週間が経過、ど~為ってるか? 出掛けて見た。

10時頃に和井内に着くと、桟橋に釣人皆無です・・・まだ接岸して無い様子。

解禁日に、“山の家”の島で、2人で30尾以上釣った話を聞いたので、其処を確認に向かう。
途中の・鉛山・ホテル下・
大川岱には、釣人らしき車が停まってるが、帰りに寄る事に。

目的地に到着、車が4台・・・初めて来た処だが、直ぐに判る停めれるスペース有り。
長靴に履き替えて、路肩から踏み跡を下りて湖面へ・・・

下の画像の岸側奥に、“平らな岩”が見える、これが所謂“島”。他には、其れらしき物無し。
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釣人は、岩の上に1人・岩の陸側に2人。2人はウェーダーで股まで浸かって釣ってる。
暫く様子を見る・・・湖岸の木が覆い被さってて、短竿(1.5m程度)で足元を“提灯釣り”。
浮き無しの赤タン餌で、足元に寄る姫鱒を釣ってる。これが2人共、良く釣れてる。
島に立って、沖目を狙ってる釣人は、釣果無し。1mも離れてないのに・・・

岸辺の岩が粗く鋭利で、慎重に歩く・・
岸辺を少し移動すると・・・立木の無い処が・・・ここなら長竿で遣れると、車に戻る。
最少の道具を持ち、遣って見るが・・・浅場・深場も反応無しで、魚影も無し・・・
目と鼻の先なのに、こうも違いが有るのか・・・
※和井内桟橋でも、接岸時に良く釣れるポイントは、先端と先端内側に限定される。
 沢水が流れ込んでる場所です。
聞くと、この岩の脇に沢からの湧水が有り、ここに姫鱒が深みから上がって来ると・・・
ウェーダーも無いし・短竿も無いので、勝負に為らない・・・
2人は、良いサイズを相当数釣ってた・・・2時間ほど遣って納竿、調査へ・・・


釣れるポイントが限定されてるので、この調子なら大川岱も大した事は無いとパス。

ホテル下の桟橋、全く魚影無し。接岸時は、釣人で溢れる処だが・・・

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桟橋脇の一番釣れると言われてる立木の下・・・1人居たが、見てても気配無し。
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一気に、和井内まで戻り・・・孵化場遡上口へ・・・婚姻色の雄と雌が見える。
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遡上路の段に、雄2・雌1が見える・・・
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遡上口周辺の浅場には、10月1日の解禁日以上に、姫鱒が集まって黒く見えてる。

隣の和井内桟橋に、釣人無し・・・流入する沢が工事で埋められ、
沢水が迂回させられた為だ・・・もう桟橋には、姫鱒が寄らないかも・・・

迂回した先に行って見た・・・ここも魚影無し、仮に居ても立木で竿が振れぬ・・・
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金木森も見ようと思ったが、この調子では駄目だろうと・・・見ずじまい。

今日見て回った限りでは、解禁日から釣れているのは、山の家の島廻りだけ・・・
後の有名ポイントは、魚影すら無しです。水温が下がるまで、も~~1週間か?

長竿だけに頼らず、短竿も用意しなくては・・・
幸い1.8mの2本継が有る、仕掛けをセットして、サイドスローで振り込む練習だ・・・

帰って早速、このウェーダー⇓を発注した。これと短竿が有れば、立木の下でも釣れる。

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これが届く10日頃に、試し履き兼実釣に行こう~~ 場所は勿論、“島”だ。

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