海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2022年07月

7月31日
今日は、晴れ・南西風3~4mの予報・・・
先週の24日は晴れてたが、前日までの長雨続きで、真っ茶色。
しかも、上流からの流木が多数で、気持ちが沈む・・・
756995e0-s
今日は水の色も風の具合も良く、500mの対岸まで3往復。
一度陸に上って、1
5分程水分補給と一息入れる。
再び乗り込み、タッキングを繰り返して、500m風上に登る・・・
ロープを引いて帆を絞ると、船足が早まり・挺が傾き・船首から飛沫が上がる・・・
快感だ!!!
次に、ヨットを風上から風下に走らせる、ランニングの練習。
風が、帆と体に後ろから当たるのだが、当たる風の力で挺が前に進むので、
背中に風を受けてる感じがしないのだ・・・
帆を見上げると風を孕んでいる事が判るし、ラダー(舵)を見ると水面に筋が出ている。

今日は条件が良かったので、3時頃まで遣りたかったが、
コロナ7波が蔓延中なので、昼で中止と為る。
挺を台車に載せ艇庫に運び、水洗いして・・・受講料100円払って終了。
次回の講習は、8月7日・11日で盆休みに入る。今日は実に面白かった。

7月30日
久し振りに、アラン・アーネットのブログを見た。https://www.alanarnette.com/blog/
ヒマラヤと違い、モンスーン(雨期)が無いカラコルムは、今が登山シーズンだ。

エベレストより難関言われてるK2に、
大規模商業登山隊が9隊も集まり、登頂ラッシュだ。
2022_07300001
上の画像は、7月22日に、山頂直下の難所ボトルネックを、列を成して登る姿。
ボトルネックを登った先に有る、巨大セラック帯だ。⇩
K2-Bottleneck_serac_Bergsteigen_Bild-Rolf-Zemp
このセラックが崩壊して、ボトルネックに雪崩込み、過去何人も死んでる・・・
この日の登頂者は、客42人・シェルパ族73人他で118人が登頂したらしい・・・

また、24日には、150人以上が登頂したと言う。信じ難いが、この画像が証拠。
FYb0l8NXkAEz3vF (1)
シェルパの
Mingma Gが、自身のTwitterに投稿した画像。
エベレスト山頂より広いとは聞いてたが、こんなに広いとは・・・

FIXベタ張り・1対1のシェルパ・酸素付き、K2も金を払えば誰もが登れる、
普通の“山”に成り下がってしまった様だ。

アスコーレの先まで道路が開通し、キャラバンが1日短縮に為ったとか・・・
少し前に、バルトロ氷河を歩いて、コンコルディア(
4650m)まで登り、K2・ブロードP・
チョゴリザ・ガッシャーブルム等の名峰を、一目見たいと思った事が有る。
資金は貯まったが、パキスタン・アフガンの紛争地域で、治安悪化。
前年、このルートをトレックした方の話で、前半は40℃超えの灼熱地獄だったとか・・・
地形図2種も用意してたが、敢え無く断念した経緯が有る・・・

7月26日
朝に、釣友O君からメール「H氏の事聞いてるか?」「何?」「亡くなった、詳細は後に。」
4年前から膵臓癌で、短期入院を繰り返しながら、化学・放射線療法を受けていたが・・・
dbfd99cd0a606ae99ab8dd4a54c5a606_t
県南部の大曲に住む、釣り仲間Tに電話。
O君から知らせを受けたが、秋田まで車で片道1時間の運転は無理だと言う。
Tは、昨年の暮れから歩行困難に為り、長期検査の結果“封入体筋炎”と診断された。
難病指定15番の、原因不明・治療法無しの病に罹ってる・・・下肢の筋肉がスカスカに為り、中に脂が入り込んでる・・・座ると立てない、椅子・杖の生活。
筋委縮症(ALS)と似てるが、罹患後の余命は5~15年らしい・・・
焼かれる前に会いたいと言う。かなり遠回りに為るが、俺が迎えに行くか?と・・・
湯沢に住む、釣り弟子のFもH氏に世話に為ってたから、連絡をして彼の車で向かうと。

しかし、返事が来ない・・・電話に出ないと・・・連絡が着いたのが12時。
その間、O君から自宅でなく、葬祭場だとの知らせが入る。
湯沢と大館から秋田に向かっても、2時頃には着けるだろう・・・33℃で暑かった。

車を走らせながら・・・Hとの約20年が想起される・・・釣りのシーンが殆どだが・・・
PCが普及し始め、男鹿半島の釣り船屋のHP掲示板が、Hとの出会い。
出身高校が同一な事・Hの兄が県山岳界の重鎮で、
ヒンドゥークシ登山の開拓者、
('60年代後半に中国・ネパール間の国境紛争が続き、ヒマラヤ遠征が不可能と為った。山岳界の目がアンデスより費用が安い、アフガンの
ヒンドゥークシ山脈に向けられた。
こんな事で急接近したし、
Tとの交流も彼のブログを通じてが始まりだった。
真鯛の流し釣り・磯の黒鯛釣り・流行り始めたメタルジグでの鰤釣りに引きずり込んだ。
近年は、2人共に弱り釣行出来ずに居たが、当然俺も海が遠く感じる昨今だった。

2時に葬祭場に着くと、駐車場にTとFが居た。
Tの歩行を手助けして・・・スキー1級・県サッカー界の草分けの姿に愕然・・・
HもTも病んでた事は知ってたが、時節柄会えずに居た。

湯灌が始まる処だった・・・Hの兄がポッンと椅子に座ってる・・・
湯桶から柄杓で、両足に掛けてやる・・・綺麗な象牙色。

装束を整えられ・・・納棺。格幅が良かったHは、とても軽かった・・・
仕事着が掛けられたが・・・ブカブカさが何とも痛い・・・
Tがボソッと言う、「俺、全盛期のサッカーユニホーム取って在る、其れって言って有る」

昨日(27)に火葬。
昨夜、HのFBに奥さんが投稿した画像、釣りが出来なく為ってから始めたカメラ。
西方浄土便に乗って旅立った・・・予測したかの様な写真だ・・・
295868031_1708903099488999_4938747790163205627_n
今日(28)昼から葬儀だが、時節柄家族葬だと・・・コロナ7波、連日1000人超え。

享年74歳、在りし日のHの釣果。
14502833_306905366355453_4157719993951631491_n
この歳に為ると、嫌な出来事ばかりが続く・・・それでも酒・煙草が止められ無い・・・

7月24日
待ちに待った、4年目の市体協主催のヨット講習が始まった。
例年は6月からだったが、知床の沈没事故が有り、雪解け水が流れ込む6月中は、
水温がまだ低くて危ないとの判断から、ひと月先延ばしされた。

7月に入り、既に3回が中止に為っていた。雨天・雷雲が原因だ・・・
体協主催なので、安全重視なのは仕方がない処だ。

朝の予報では雷雲・強風も無く、実施出来るだろうと準備をしたが、懸念材料が・・・
前日の土曜日は、大雨洪水警報が出て、川の上流部は警戒レベル3だった・・・
過去には、流木が原因で中止に為った事が有った。
8時に為っても中止の連絡が来ないので、家を出るが・・・
途中2ヶ所の橋から、川を見ると・・・増水して真っ茶色の流れ。

9時に艇庫到着、体協職員2名と指導員3名が居た。今年も宜しくと挨拶。
艇庫から一人乗りヨットを出し、台車で桟橋に運び、帆を立て偽装する。
ロープ類の結びも、記憶を辿り何とか出来た。
2022_07240002
河口の幅は500m有るが、対岸の200m辺りが流芯で、凄い流木量だ・・・
30cm位の丸太も流れてる・・・センターボードや舵に当たれば一大事。
比較的流木が少ない、桟橋から300mと河口までの範囲で、反復練習。
今日は西風も2m位なので、船足も遅く、浮遊物を回避出来るが、4mなら当たるかも・・・

カヌーで指導員が伴走してくれて、都度アドバイスを貰えるのが心強い。
去年から、帆が大きく・スピードが出る、2人乗りヨットを遣らないかと誘われてるが、
操船操作が半分に為るのは、何となく面白味に欠ける様な気がする。
自分の技量で風を読み、ヨットを走らせたいのだ・・・

今日はドロ水だったが、9ヶ月振りにヨットに触れられて満足な一日。
それにしても、受講生が一人なのは勿体無い・・・去年の親爺は、もう来ないのか・・・

来週は、初のカヌーでの16km川下り企画日だが、今の処は申込み者が0だと言う。
底が平らなカヌーなら安定するが、ここのは丸底の競技用、2時間で戻る予定と言う。
川の流れも有るが、時速8kmで漕ぐのは容易では無い・・・
参加するか? 悩む処だ・・・申込者が0なら、ヨット講習に切り替えて欲しい・・・

7月20日
コロナ禍“第7波”、最大の波に為りそう、何時まで続くのか・・・
一人で3回も罹患した目出度い奴も居ると言う・・・どんな暮らしをてるのか?
これまでの全国罹患率8%、当県は3.8%で推移、人口密度が関係してるのだろう。
それでなくても鬱陶しい季節、気持ちも萎える・・・
b250ade7-s
更に追い打ちを掛けてるのが、此の夏の天候不順だ・・・
7月から始まるヨット講習を
楽しみにしてたが、3連続雨・雷予報で中止。
次回24日の予報を見る限りは、出来そうだが・・・直近で変わるかも・・・

ニワカ百姓業も、この夏はパッとしない・・・
野菜の育ちが悪い・・・畑ネズミが棲み着き、ミミズを探してるのか?
畝を縦に掘り進み、根が浮いてしまうのだ・・・普通の“殺鼠剤”も最初は効いてたが・・・
署名捺印が必要な、“強力な殺鼠剤”を買って来た。これで効果が出るか?

色付いたトマト類が、鳥に喰われる・・・聞いてはいたが、初めての被害。
2022_07140001
2022_07140003
皮だけ残して、中身を喰う・・・堪らず“刺し網”でトマトの周りを囲う。
2022_07140002
秋に紫式部の実を喰いに来る、“ヒヨドリ”対策に用意した網だが、利用価値が有る。
以後、今の処は被害無し・・・

参院選が有ったが・・・思いを2つ。
鹿角市での事。先に選管事務局が、経費削減の為に議会の総務財政委で、
市内に46ヶ所有った投票所を6ヶ所に縮小する事を説明。了承されたと言う。
結果、投票率が県内24市町村で最低の、49.12%だった。
高齢化率が高く、交通の便が悪い山間地域だ、市長・選管・議会、何考えてる?

安倍氏が暗殺された・・・決して許さる事では無い暴挙だ。
民主主義に対して云々だ等の話が出てるが、単に“私恨”に因る事件だ。
元を正せば、票欲しさと広告塔欲しさの関係、利が一致した結果、害が出ただけでは?
云々をデンデンと読んだり、森加計桜マスクも有った・・・功は、拉致者を返さない様に小泉に進言した位より思い当たらないが、岸田首相の一存で勲章+国葬だと。これも忖度?

昨日は、母校の甲子園予選の準決勝、珍しくノーシードから勝ち上がって来た。
外人部隊編成の私立が相手、“力”が入るが、心臓の薬を貰いに行く時間だ・・・
待合スペースで中継を見る・・・勝ってたのが同点に・・・血圧を計ると174だ!!!
少し間を置いて再度計測、152まで落ちた・・・
血圧って、こうも変動するものだと判った。結果は6対4で勝つ、明日決勝戦だ。

富士登山は、富士宮・御殿場・須走・吉田の各登山口から往復するのが一般的だが、
1日で全登山口と山頂を繋いた若者が居る。タイムは、9時間55分41秒・上田瑠偉28歳。
Mt-Fuji-infographic-pc
各五合目から、山頂を往復する時間で、全コースを走ったとは驚きだ。(以下参照)
https://www.redbull.com/jp-ja/projects/onestroke?fbclid=IwAR2kgIUMtOxB2gt7zLvUNfH1VeHFbN_o8uhD__hLAvp0ynEnhQCNrQj5JY0
キリアンと競ったら、どっちが早いか???
富士は、山嶽部時代に毎年11月末に富士吉田駅から歩き、1週間佐藤小屋前にBCを張り、
冬・春山でのピッケル・アイゼン・ザイル確保・不時野営訓練の為に登ったが、好きに為れない山だった。
理由は、山頂まで登りっぱなし、帰路は降りっぱなし、水平道が無いし景色の変化無し。

7月3日
昨年の秋に植えた(
)のを、収穫した。
一日、天日干しをて・・・

2022_07030002
夕方日陰で涼しく為ってから、茎を切って、外皮を剥ぐ。2年目にしては上出来・・・
2022_07030003
2回目の栽培で、確信した事は、
①植え付けは、10月の早い時期。霜が降りる前に、発芽と発根させる。
②植え付けの深さは、種2個分の深さ。
③有機肥料を多目に施す。(鶏糞・米糠)
④種にするのは、大玉。小玉が大玉に為る事は無い・・・
10月には、3回目の植え付けをする。


体協のHPで、ヨット講習の日程が発表に為った。同時に担当者から案内の電話を貰った。
待ちに待った講習が始まる。7月4回・8月6回・9月3回だ・・・
その他に、毎月カヌーでの16kmの川下りが有る。
カヌーは、左右のパドルの入水角度や、水を掻く力加減が難しい・・・
上手く漕げないと、直進出来ないのだ・・・ 3回の内、1回位は参加するか・・・

↑このページのトップヘ