海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2022年08月

8月29日
25日
)に続き、今日も登った。

ゴンドラ往復が無料なのが、8月末まで・・・予報では、8月最後の晴れが今日です。
昨日のヨット講習は風が若干不満だったが、帰ってから菜園の整理も予定分を消化。

今日の晴れは、やる事も無く・・・起床して、「森吉に行く」と宣言。
お握り1個を作って貰い、好物のドラ焼き・バナナを各1個とペットのお茶を持つ。
基本日帰りでは、殆んど喰わずに通せが、万一の非常食程度に持参。
勿論晴れ予報でも、合羽上下・ライト程度は持つのだが・・・

阿仁スキー場間近の山道を、普通に(50k位で)走ってると、後ろの車に迫る車が見えた。
それを追い越し、続けざまに俺に追い越しを掛けて来た奴がいた・・・
寄ってやろうかとも思ったが、フザけた奴なので無視して走る。
100m程並走したが、
カーブの多い山道、一気に加速出来ない様だ、なら追い越しするなよ!
30秒早く着いてどうする? 爺と婆が乗った秋田ナンバー・・・

無料チケット申込み記入は47番目、少なくとも47人以上が先行してる。
9時半にゴンドラに乗り、9時45分に上駅着。即 歩き始める・・・
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25日は暑さを予想し、半袖だったが・・・アブが居た。今日は長袖で・・・
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石森Pへの道端に、何竜胆か?知らないが咲いてる。他に黄花や赤い実も・・・
花には、全く興味が無いので、名を知ろうとも思わないのだ。
(後記 蝦夷オヤマノ竜胆 だそうです)

石森Pへの登山路に、追い越しの爺と婆が、ヨタ歩き中。迫って避けさせる。
巻道を通らず石森Pに登る。端正な一ノ越Pの手前に森吉神社と避難小屋が見える。
帰りに寄って見る事に・・・

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阿仁避難小屋で一本立て、一服。茶を2口、25日程は汗ばまず・・・
稚児平の隠れベンチで、一服 そよ風が心地良い・・・

10時15分山頂着、歩き始めて1時間半、25日は1時間20分。こんなもんだ・・・
25日は山頂に誰も居なかったが、今日は人・人・人・・・
北側に南・北八甲田連峰、東寄りに八幡平・岩手山・早池峰山、鳥海は雲の中・・・

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二服して山頂を去るが・・・天気が良いので、続々と登って来る・・・
阿仁避難小屋に戻り、一服。
石森Pから、森吉避難小屋へ・・・小屋の後ろに神社の屋根が・・・冠岩も。

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小屋前に写ってる、白い上着に手提げバッグの娘さん、スニーカー履きだった(*_*)
出し縫い山靴を履いて、ガシガシ歩く俺は何なのか・・・

冠岩 岩の上に岩が載ってる。森吉山は、山岳信仰の対象だった歴史が有る。
“一ノ越”P・“石森”P等の名の他に、ここから見る本峰を、向山と呼んだ時期も有る。
今でも、石森や向山の山頂を少し掘れば、“寛永通寶”等が出て来るのだ・・・
江戸後期の紀行家 菅江真澄も、この岩を絵に描いてるが、信仰の対象に為らなかったのか?
今、しめ縄が巻かれて無い不思議・・・基部に何か有るのか? 近付かなかったが・・・

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冠岩の前に、森吉神社が鎮座。鳥居の桁が、熊に齧られてる・・・熊が多い場所だ。
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鳥居の前の、小スペースの下草が刈られて、干し草状態。寝転んで空を見上げる・・・
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秋の雲だ・・・30分ほど過ごす・・・石森Pに戻り、山頂駅に・・・
途中何と・・・ロングスカートのお嬢さんが登って来た・・・園児も居た、山は様々だ。
俺も、大夫丸く為ったなァ~、と、思いながら「頑張れョ」と挨拶に返した。

ゴンドラで降りてると、遥かに鳥海山が見える~

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夏に、週2の登山をしたのは、記憶に無いがビールが美味い! 折角腹囲が痩せ掛けたのに!

8月28日
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今日は、この夏3回目のヨット講習日。夜中から朝方に掛けて結構な雨が・・・
雷予報も出てないし、天気も徐々に上がる予報。
8時に為っても、中止の連絡が来ないので、家を出る。

9時過ぎに艇庫着。
今日は、カヌーの希望者が3人いるそうで、浮き桟橋に準備されてた・・・
愛用の一人乗りヨットを、台車に載せて浮き桟橋まで運び、偽装するが・・・
西風が巻いてて、帆がバタバタし、ローフ類の結びがやり辛い。

500m先の対岸まで操船したい処だが、風が安定しないので、中間でタックして戻る。
風が息をしてて、突然強まったり・止まったりで、シートを張ったり緩めたりで苦戦する。
こんな風だと、帆の張り具合とラダーの操作を上手く遣らないと、“沈”の心配有り・・・

11時半まで反復練習をしたが、水温がビックリする程下がっている。
外気温か23℃、昨夜の雨で一気に下がった様・・・もう夏は終わりだ・・・

今年の講習は、9月の3回で終わるが、
天気次第で後何回乗れるか? 
4年目のヨットだが、思う様に上達しない・・・


帰宅後、菜園の整理をし、不要な茎葉と草取りで溜めた小山を、
一纏めにし堆肥作りとして、米糠を掛けて腐れを促進させる段取りをする。

の続き
東海岸から、横断を始めて10日が経過。1ヶ月の予定の1/3が過ぎた。
西に進んで、現在地は何処のか? 下図は
9日目の現在地です。
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10日目の現在地が、北緯66°5′46″ 西経40°55′22″ですから、
上図の41°wのラインに大夫近く為りました。
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予想される横断ルート
(1ヶ月で、600kmを横断すると言う発表だけで、何処から何処への発表が無し。
 出発地が判ったので、約600kmの線を入れて見る。)



8月26日 
遠征11日目 標高2020m。Lat 66.142856 Lon -41.344171
遂に標高は2000mを超えた。
重い濡れた雪が降りホワイトアウトのなかナビゲーションしながら歩く。
11日の連続行動でみんなにも疲れが見えてきた。
それに重い雪でびしょ濡れになりながら歩いているのだ。
歩く時間も11時間が平均になり寝る以外の時間の確保が難しくなってきた。
ただ、行動後に皆でハイタッチしたりするチームならでは楽しさがある。
皆それぞれへの感謝の言葉を忘れない。追い詰められた時にこそ本質が出るものだ。
標高差101m登った。現在地は、北緯66°8′ 西経41°20′ (″は省略)


8月27日
遠征12日目  標高2130m。Lat 66.169528 Lon -41.743712
本日も終日ホワイトアウトの行動。
濡れた雪の上でソリが実に重く体力が削られる。
本日は11時間行動。
ランチの時はテントを張り、そこに野郎7人が入ると太陽の効果と相まって暖かい。
今日の大変さを語り合う。こういう事の一つ一つにチームの良さを感じる。
天気が悪い日々が続きそうだ。
標高差110mを登る。現在地は、北緯66°10′10″ 西経41°44′38″

昼飯を喰うのにテントを張るとは、時間に余裕が有るのか?それとも体力温存の為か?
12日経っても、ガイドの存在が見えない・・・



8月28日
遠征13日目  標高2250m。Lat 66.216016 Lon -42.17984
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ホワイトアウトに合わせて強い風が吹きつける。
背後からの風だからまだいいが、それでもみんな衣服を氷だらけにしながら歩く。
ストームがまだ近くにいるらしく、その狭間のギリギリを歩ける位置に奇跡的にいる。
12時間行動で20kmを歩く。この状況の中、みんなガンバっている。
明日の為に早く食べて早く寝る。
明日は更に風が強くなり、厳しい1日になることが予想されている。備えなければ。
20km歩いて、標高差120mを登る。ツボ足で歩ける積雪深だ・・・
現在地は、北緯66°12′54″ 西経42°10′47″ 西経42°を越えた!

皆 橇の上に積んでる長四角の物? 一番上なら軽い物な筈だ、多分断熱マットだろう・・・
それにしても厚過ぎないか? 高所登山でもこんなのは使わない、橇曳きだから可か・・・ 

横断断面図(日別標高推移)を作って見た。
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明日は、前に予想した2500mラインに上がれるか? 上がれれば、後は楽だ!!!


8月29日
遠征14日目 標高2340m。Lat 66.251035 Lon -42.522154
本日も終日ホワイトアウトで11時間行動。
昨日より強い風がぶち当たり、必死の割に距離も伸びない。
逆にグリーンランドにいるって感じでみんな笑い始めるから不思議だ。
ビンディングが凍結してブーツがスキーから外れなくなるトラブルには参った。
休憩毎にナイフで氷を剥がしながら進んだ。
標高差で90m登る。現在地は、北緯66°15′3″ 西経42°31′19″ 西に15.8km進む。
徐々に氷床の頭頂部に近付いてる感じだ。

金具の解放部に、グリースを塗付する事で、凍結防止に為るのでは?
昔に、アイゼンバンドやワカン紐が、凍結してバキバキに為るのを、
ワセリンを刷り込んで、防いでいた事を思い出す。


緯度・経度1°・1′の長さ(m)の一覧表
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緯度・経度情報(地図上)
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日別獲得高度
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8月30日
遠征15日目 標高2386m。Lat 66.296064 Lon -42.961242
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本日も終日ホワイトアウト。もう5日間も太陽を見てない。これはかなりハードな遠征だ。
しかし他のメンバーもよく体力が持つ。
メンタルとフィジカルの両方がないと、とても持たないだろう。
さすが元軍隊所属やクライマーたちが集まってるだけある。吹雪のなかで笑ってやがる。
連日の長時間行動。今日は強風のなか20km進めた。
最後はミトンが雪と汗で氷の塊になっていた。
同行のハーバードの鼻が吐息で凍り、ピノキオのようになっていたのには皆で笑って写真を撮りあった。
明日は更に寒くなるそう。備えねば。
標高差で46m登る。現在地は、北緯66°17′45″ 西経42°57′40″ 

1日当たりの獲得高度が、14日目は90m・今日は46mと徐々に減ってる。
愈々、氷床(冠氷)のピーク付近に到達か?
それにしても、2週間も休み無く行動するとは、流石な体力です!!!


8月31日
遠征16日目  標高2426m。Lat 66.30264 Lon -43.087993
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5日振りに太陽が出て、皆の表情も柔らかくなる。
昨夜は氷漬けの衣服の氷をハケではたき霜を落とし、大忙しだった。
今朝、風向きはガラリと変わり向かい風に。
堪らずフェイスマスクを着用。
一人が靴擦れの悪化や長時間の連続行動で体調が優れず、急遽、わずか4時間行動でテントを張る。
体力が削られると精神もやられる。逆もまた然り。
人生は両輪が回らないと持たない。
明日は我が身かもしれない。他人事ではないのだ。
標高差で40m登る。現在地は、北緯66°18′9″ 西経43°5′16″ 43°を越える。

地吹雪対策で、橇に旗を立ててる。地吹雪時、乗用車では前が見えないが、
大型車は運転席か高いので、地吹雪の先(上)が見えると言う発想からの手立てか?

16日も連続行動では、体調不良者も出る。休養日を入れれぬ行程(日程)なのか?
最終到達地が西海岸の何処か?不明だが、全行程の中間地点辺りか・・・

留守部隊は、1200万のクラファンが思う様に集まらず、困惑気味・・・
栗城がした様に、支援金確保の為、最後にスポンサー分を投入して達成させる?
手数料の10%取られても、90%が手元に残る。0が100かの禁じ手・・・


9月  1日
遠征17日目 標高2477m。Lat 66.334505 Lon -43.519871
昨日は半休でゆっくり休めた。
久々に読書する時間があった(この遠征は多忙で読む時間がない)。
不調の彼は一晩休んでしっかり食べたらかなり回復した。
タスクの多すぎる悪天候の連続。
初めて会った人たちと狭いテントでいきなりの共同生活。
特にメンタルがやられる要因が沢山ある。
人は気の持ちようが実に大事だ。
お互いに、僕らは一つのチームであること、助け合ってゴールに到達することを誓い合い。
まだ完調ではない彼の荷物をソリに分け合う。そして今日は10時間を歩き抜いた。
皆で一緒に歩ける。そんな当たり前の事が嬉しい。
不平や不満よりもどう解決して行くかを皆が考えている。最高のチームだ。
標高差で51m登る。現在地は、北緯66°20′4″ 西経43°31′11″ 西へ19.6km進んだ。
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(上図の④⑤⑥⑨位置、緯度・経度の計算間違いが有ったので、訂正しました。)
体調不良の仲間の荷を、分け合う。隊の歩調を合わせる事が、成功への鍵だ。


9月  2日
遠征18日目  標高2455m。Lat 66.381218 Lon -44.058781
洞窟のようになっていた。
北緯66度標高2500mを超える地点で雨が降るとは思いもしなかった。
話によると、グリーンランド横断遠征ではこの標高では過去に一度しか雨が降っておらず、2回目らしい。
極地で、温暖化が進んでいるのは、グリーンランド〉北極〉南極の順だと。
実は雨の方が雪より遥かに厄介だ。
行動中も雨が降り、そこに冷たい風が吹付け身体中が氷だらけになる。
氷点下で強風でずぶ濡れ。
これが如何に危険な状況か分かるだろうか。簡単に低体温症になってしまう。
さすがに一度、テントを張り、衣服を乾かす為に、3時間とった。
それでも生乾きだが。
濡れた雪面は凍りスケートリンクのようになりソリを引くのは実に軽い。
日が沈むまで歩き今まで最長25km。途中で3時間休んでも、25km進めた!
よく低体温にならず歩き抜いたものだ。しかしこんな標高で雨が降るとは…。
愈々 氷床の下りに入ったのか?  昨日より22m下る。
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現在地は、北緯66°22′52″ 西経44°3′31″ 西経44°を越える。
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9月  3日
遠征19日目 標高2380m。
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ずぶ濡れの装備を少しでもストーブで乾かす為に昨夜寝たのは午前一時。
起床はいつも通り6時。疲れが残る。
起床が6時だと、朝飯・装備纏め・橇積込み・テント畳むで、出発は7時半から8時か・・・
今日も冷たい雨のなか出発。まだ皆の衣服は生乾きだが、直ぐにしっとりと濡れる。
ここからは西海岸を目指して行く。気象もガラリと変わるはずだ。
スキーシールをロングからショートに付け替え、脚も軽やかになると同時に、
雨が上がり隊の上に大きな虹がかかり思わず感嘆の声をあげる。
今日は27km踏破だ。
夜中も雨が降り、確認したらソリの中は風呂のように水に浸かっていた。
橇、水浸し? 何故、引っ繰返して置かないのか・・・考える余裕無し?
内陸氷床の最高地点は越え下り始めた。
標高差で75m下る。現在地は、記述が無く不明だが、西に27km進む。


9月  4日
遠征20日目 標高2298m。 Lat 66.43777 Lon -45.251248
朝はみぞれ雪のなか出発。乾かした衣服がまたびしょ濡れに。
ホワイトアウトの中のナビゲーション。天候の悪い日が多い。
予報によると明後日辺りから一気に良くなるようだが、今日も27km踏破。
距離が延びるとカロリー消費が増えて腹が減る。
今回はみんな1日5,000kcal計算で統一されているが足りてないだろう。
腹が減り、それと同時に体温が下がりやすくなるのを感じる。
自分は脂肪が少ないので特に明確にそれが分かる。
生きる事と食べることがいかに直結するか、その感覚がこの世界では分かる。
明日は天気が良くなるだろうか。
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行く先を確かめるハーバード(左)とリーダーのシンドレ
20日目で、ツァーガイドの御出ましだ・・・予想通り2人だ。

標高差で82m下る。進んだのは27km。現在地は、北緯66°26′15″ 西経45°15′4″

へ続く

8月25日
今月末までの間、阿仁スキー場のゴンドラが往復(1800円)無料。
無料なら納涼登山に・・・と、思ってたが中旬の集中豪雨で、土砂崩れの為通行止め。
21日から開通したので、晴れの日を探してた。今月末迄の間で、いい日は今日限りか?

9時前に家を出て、途中のCVSで菓子パン2個を買い、スキー場着が10時過ぎです。
途中、何処が崩れたのか?と・・・何の事は無い、スキー場下の民宿村の処。
造成した時に押し出した土砂が、水を含み路面にズリ落ちたのだろう・・・
仮設の土留をして有ったが、法面工事工事が必要だろう。安易な開発が起こした事故かも。
他にも途中に、数箇所土砂を寄せた跡が有ったが、沢の流れ込みが殆んど。

チケット売り場で、住所・氏名・telを記入し、往復券を貰う。
冬と違い、登山届の必要は無しだと・・・今日の受付17番目だった。

1人ゴンドラに乗り、山頂駅へ10時半着。
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即 歩き始めるが、樹林帯の中は暑い・・・汗を掻かない様にユツクリと・・・
山頂が見えた、ゴンドラ始発の9時に乗った人は、山頂に着いた頃だ。
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石森Pが見える。30分で到着。
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石森Pと阿仁避難小屋の鞍部に有る、水溜り。銀ヤンマが一生懸命に産卵してた・・・
こんな高い処で孵化するのか? ビックリである。
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阿仁避難小屋 冬は屋根まで、雪に埋もれる。雪を掘って2Fの窓からの侵入が常。
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小屋から山頂までは1km。途中に、登山路整備で荷揚げした、砕石の山。
最近撒いたのか? 砕石が馴染んでなくて、歩き辛い・・・
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稚児平を過ぎると、山頂標識が見える。稚児平の緑化は、効果が出た様だ。
高山植物の開花時期が終わり、竜胆が少し・・・キスゲの種も弾け始めてる。
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1時間20分後の、11時50分山頂着。早くも遅くも無い、こんなものだろう・・・
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積雪期は、山スキーで何十回も登ってるが、無雪期は3回目の登頂。
最初は、子供達が小学生の夏に、キャンプ場から登らせた。
これがかなり轍えたのか? 以後、山に登る気が失せた様だ・・・
2回目は、一昨年の夏に小学生の孫2人を、楽なゴンドラ経由で登らせた。
今年も“子の子達”に再度登らないかと、声掛けしたが・・・無視される・・・
小6の時に山頂からの絶景を見て、山にのめり込んだ、俺の遺伝子は何処に行ったのか?

雲が降りて来たので、菓子パン1個を喰い下山する。
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夏山は、暑くて駄目だ・・・キリッと身が引き締まる積雪期でないと、山は面白く無い!!!

8月21日
5時起床、晴れ・雷予報無し。盆休み明けで、今日は乗れると張り切ってたが・・・
7時過ぎに電話が鳴る。「艇庫が浸水して、ドロが溜まって、掃除中・・・」
ガーーン!!! 又も中止である・・・

例年6月から始まる市の講習だっが・・・
今年は知床事故で、水温が低い6月中の講習は無し。
7月から始まったものの、雨天・雷予報で、講習実施は2回のみ。
8月に入ると・・・東北北部の豪雨続きで、毎週中止でした・・・
8月は28日が講習日だが、予報では雨・・・残りは9月中の3回のみ。

この夏の長雨と集中豪雨は、我が菜園にも影響・・・平年の3倍の降雨量。
土中の水分過多で、根が呼吸出来ずに、次々と野菜類が“溺れ死んだ”・・・
トマト類・胡瓜・大根・人参・ゴーヤ・西瓜・食用菊等々・・・
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何とか生き延びてるのは、オクラと薩摩芋くらい、これとて生育状態が悪い。
こんな年は初めてだ・・・

の続き

10日に出国して、Germany・Islandを経由して、Greenlandに入国した。
8月15日から約1ヶ月掛けて、600kmを橇を曳いて横断すると言う。
Greenlandは、世界最大の“島”だそうだが、国土の8割が氷床に覆われている。
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何処から何処に、横断するのか? 
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21年の南極行同様に、衛星経由で日々情報発信すると言う。
真っ平らだった南極と違い、
Greenlandではどんな景色が見られるか? 
また、商業ツァーへの参加、プロのOperationは? どんな事が起こるのか? 楽しみで有る。

8月13日
Islandから約2時間の飛行で、Greenlandに入国。


8月14日(以下、黒字は阿部君の書き込み、青字は私見)
現在、グリーンランド東海岸南部にあるタシラック(旧名アンマサリック)におります。
ここでチームメンバーと合流し、11月の南極最終調整としてグリーンランド徒歩横断600kmがスタートします。(期間は8/15-9/15予定)
タシラックの位置は上記地図の赤印です。ここから西海岸に横断なのか・・・
西側のフィヨルドまで、600kmは有りそう。“島”ド真中の横断でないのが、何とも感・・・


8月15日
行ける天候であれば出発という感じで、一気に出発してしまうパターンもありえたが、
予定通り現地時間15日出発。とは言っても遠征のパッキングや諸準備でとても忙しく。
基本的に、単独冒険、単独行動の多い人生だけど、
チームで一緒に一つのプロジェクト達成を目指すのもまた楽しい。
学ぶことがたくさんあるな。
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食料他の仕分け作業の様子。主催者が済ましておらずに、参加者に遣らせてる・・・
これはチーム作りの一貫か?
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レーションパック作りの様子。リストの指示量に従い、個別各種を一袋に纏める。
これは多分スープだろう、具材・調味料を一袋に入れる。必要時に湯にぶち込めば、完成。
現場で一々計量の手間や、具材他を探す手間が省ける。山嶽部時代に冬・春山で体験済み。
レーションの始まりは、戦争時の食料兵站が由来。懐かしい作業風景だ・・・

パッケージの作り方は、1食分・一日3食分等、行動様式により様々な遣り方が有る。
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ガソリンコンロを使う様だ・・・ホワイトガソリンは、火力が強い利点が有るが、
補充時の漏れや匂いの問題が有る。プロパン入のブタンを何故使わない? 価格か?
ボンベの数から見て、何人分かを1台のコンロで調理する様だ。仲間内で上手く遣れるか?

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ツァーメンバー7名、其れ也の面構えだ。後ろに曳く橇が写ってるが、以外に小さい・・・

橇底の形状を見て、思い出した事が有る・・・
極地冒険家の荻田泰永(’18年に、日本人初の無補給単独歩行で南極点に到達。)が使った橇と、
形状が極似している。所謂卵型で、接雪面積が少ない橇だ。⇩氷上では横ズレするかも。
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方や、プロ冒険家は、曳き抵抗が有る平底の橇を曳いてた。⇩ 
リブ付きなので直進性は良いが、深雪・軟雪では底ベッタリで、抵抗大だ・・・
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また、これを曳いて、深雪・軟雪に悩まされるのだろうか・・・造り変えてる話なし。

今回のGreenlandでは、冒険旅行会社が保有する橇を借りての、横断ツァーで有る。
少なくとも、Greenlandの内陸氷床に使うのに、ベストな形状に違いない。
今回、ひと月間曳いて見れば、形状の優劣に気付くかも知れない・・・


8月16日
遠征1日目 Lat 65.619364 Lon -38.847592 Latitude(緯度)Longitude(経度)
ハーバーから町を出てボートに乗りグリーンランドの冷風に吹かれながら3時間近く揺られる。氷河の間をすり抜け壮観だ。
ボートで氷河の底部に乗り付け荷物を5時間近くかけて担ぎ上げる。
いよいよ横断遠征が始まる。
タシラック村から移動し、上陸した模様。

位置情報がLat 65.619364 Lon -38.847592と表示されてるが、これは10進数で、
60進数(度分秒)に変換しないと駄目だ・・・実に手間が掛かる・・・
65は、そのまま65°。以下の0.619364に60を掛ける。37.16184と為り、37′が確定。
残りの0.16184に60を掛ける、9.7104と為り、9秒が確定し、
北緯65°37′9″が正しい緯度。
西経38.847592を計算すると、西経38°50′51″と為り、
北緯65°37′9″ 西経38°50′51″の位置から、発信した事に為る。



8月17日 
遠征2日目 標高390m。Lat 65.668416 Lon -38.869328
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南極以来の氷上のキャンプで「戻ってきたぜ」という感覚。
チーム遠征のため3人一緒のテントで英語漬けの生活だがなかなかに刺激がある。
単独ばかりでチーム遠征には慣れてないが、それすら勉強になる。
内陸氷床に向けクレバスだらけの氷河を上がり標高も400mまで上昇。
海面から400m登る。
体力的にはめちゃハードだが、キツいとか苦しいとか誰も言わないのがいい。
ジョークを飛ばして笑いながら疲れを吹き飛ばして行く。

初顔合わせで、3人1組で寝食を共にするとは、面白い組み合わせ! 
最終日まで、上手く遣れるか? 目標は共通だが、2対1に割れる確率が高い・・・

昨日・今日の位置情報から見て、北緯66°33′より南側を横断する様だ。
下図に、これから北が北極圏と言われてる、66°33′のラインが入っている。
概ね、これに沿って(黄線)西海岸に歩くのか? 丁度600km位は有る・・・
351_map_zoom (2)
Greenlandのド真中の横断でないのが、何とも残念・・・


8月18日
遠征3日目 標高652m 。Lat 65.733261 Lon -38.897996
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ひたすら氷河を10時間行動で上がる。標高差262mを登るのに10時間・・・
ソリは80kg位でそこまで重くないとはいえパワープレイだ。
傾斜のキツイところは助け合う。チームってのもいいものだ。
この時期は氷河が解けそこら中に川を作る。そこに自然のウォーターホールが出来る。
蒼氷のそれは落ちたら死ぬ。それ故に美しい。
橇荷の重量が80kgとは、先の個人装備がスキー込で30~35kg位だ。
残りは共同装備(テント・食料・炊飯具・燃料等)で、3人で分担する事に為る。
ツァー客7人に、現地ガイドが2人か? 気に為る処・・・


氷河上は、真っ黒・・・大気中の汚れを含んだ雪が積り、夏に解けると汚れが残る。
氷河上に汚れが残ると、太陽熱を吸収して、氷河其の物が解けるのが早まる。
日本の雪渓はこれ程汚くは無いが、毎年消えて土に同化してしまうからか? 
ヒマラヤの氷河の末端は、こんなには汚く無い。欧州の大気が汚染されてる証拠だ。

今日のデータが
Lon -38.89799660進数に変換すると、38°53′58″と為る。
今日38°53′58″-16日38°50′51″3′07″。3日間で3′07″西に進んだ。



8月19日

遠征4日目 標高915m。Lat 65.788686 Lon -38.923445
12時間の長時間行動。もうすぐクレバス帯はぬけそうだ。標高差263m登るのに12時間。
ソリが転覆しやすい地形でそれを戻すので手がパンパンになる。
標高をあげると一面の海が見えて美しい。
苦しみだけではなく今の環境をいかに楽しむかだろう。
テントは三人で一つ。
4日間で、海抜0mから915mまで登った。間もなくクレバス帯から逃れるとか・・・
しかし、登り斜面は限りなく続きそうだ。下図に横断予想ライン(
黄線)を入れて見た。
西海岸に抜けるには、標高2500m以上の山越えが有る。中々のルート・・・
南極の横断山脈越えの訓練には、最適だ!!!
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Lon -38.923445 西経38°55′24″まで進んだ。
初日の西経38°50′51″から、西側に4′33″進んだ事に為るが、
4′33″がどの位の長さなのか?
北緯65°ライン上での、西経1°の長さは47175.0392m。1′の長さは、786.2507m。
4′33″×786m=約3403m。
(正しくは、(4′×786m)+(786m÷60″×33″)=3576.3mと計算する)
600kmの内の、僅か3500mより西に進んでいない事に為る。
計算が間違ってないとしたら、残りの距離に気が遠くなる・・・
(距離の計算は、面倒なので端数を切ってする。日毎で誤差が出るが、累積では大差無し。)
登りで・クレバスを避けながらで、西に向かって最短距離では歩けないのだが・・・
氷床台地の2000m辺りに出れば、橇曳きも少しは楽に為るだろうが・・・
此処までを見ると、積雪の無い氷河上なので、スキーは使わずに、
滑り止めにアイゼンを履いて、橇を曳く方が効率良さそうだ・・・
2500mを越えれば、降り一方だ・・・頑張れ!!!


8月20日
遠征5日目  標高1243m 。Lat 65.882167 Lon -39.054337
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標高を上げようやく危険なクレバスゾーンを突破する。
ここを抜けるまでは、クライミングハーネスをつけていざというときはお互いに引き上げられるようにしていた。
氷床まで上がり皆が安堵の表情を浮かべる。メンバーは元軍隊出身の強者ばかりだ。
328m上昇。5日間で最も標高を稼いだ日。位置は、北緯65°52′55″ 西経39°32′36″。

テント仲間の3人一組が、ザイルパートナーか?
1人(橇荷80kg+体重70kg)が
落ちて、2人で止めれるかが疑問。制動を掛ける物が無い !
両手はストック(ピッケルが使えない)・滑る橇、ザイルを結べば安全と言う事では無い。
滑った先にクレバスが有る様な場面では、連なっての同時歩行は危険だ。
仮に、ピッケルを持って歩いてたとして、滑落停止の姿勢が取れても、
ピッケル1本で落ちて行く150kgを支えられるか??? 絶対に無理である。
行動は1人、他は確保体制を取るのが普通。

氷床まで上がれた様で、明日からは距離が稼げそうだ。氷床上は、結構凹凸で堅そう~
そろそろ白夜(夏季)が終わる季節に入るが、沈まぬ太陽って、どんな感じか・・・


8月21日
遠征6日目  標高1367m.。Lat 65.915426 Lon -39.348693
内陸氷床に上がり360度雪の地平線を歩く。ここまで来ると南極と変わらない。
昨夜は一番大きなテントに集合して、氷床に上がったお祝いをした。
3人用テントに男7人が集まる野郎夜だ。
リーダーのシンドレか祖国ノルウェーの薬酒を取り出し、
ワンショット分だけ皆に注ぎながら、一時間ほど語り合う。
今日は、124m上昇。北緯65°54′55″ 西経39°20′55″の位置。

昨日の位置は、北緯65°52′55″ 西経39°32′36″。今日の位置は、 西経39°20′55″。
西に横断するはずが、西経の数字が12′ほど、東に戻っている。
北緯は、52′から54′に2′北に上がっている。
北緯65°ラインの北への1′の長さは、1858.2099m。3716m北極に近付いた事に為る。
ジグ切を何回か繰り返し、2500mラインまで登るものと思われる。
橇を曳きながらでは、西への直進は無理なのだろう・・・

就寝前のひと時、ツァーならではの光景だ・・・明日の為に“乾杯”


8月22日
遠征7日目  標高1462m。Lat 65.950949 Lon -39.798188
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昨夜はひどい風だった。
寒い夜を過ごしてテントの外に出ると雪の吹き溜まりでソリが埋まっている。
キャンプ地ではトイレの決め事がある。決めた場所で大をする、だ。
7人の男がいるのでそれなりの気をつけないと踏む事故がおこる。
標高で95m登った。今日の位置は、北緯65°57′03″ 西経39°47′53″。
北に3′、西に27′(21.2km)進んだ。氷床上に出たので、初めて距離が稼げた日だ。

薄っすら積もった新雪、汚れた氷河を隠してくれてる~
しかし、この時期に標高1400m辺りで雪が降るとは・・・流石 北極圏。
糞場と雪採場の区分は、大事だよね~ 水作りには要注意だ・・・
それと、テント入り口の向き(風対策)。

1ヶ月で600kmを横断する計画。1日平均20kmは進まないと駄目だが、
氷河を登るのに手間取った分の距離を、氷床上で取り返さないと、最後の降りで苦しむ。
恐らく、橇が先行し、制御しながら降りる事に為るだろう・・・

悪天候や休養での停滞を考えると、25km位を進む日が、何日かないと厳しいかも・・・


8月23日
遠征8日目  標高1648m。Lat 66.023841 Lon -40.240173
とにかく暑い1日。気温がプラスまで上がる。
昨日は寒さで震えるくらいだったのに、寒暖差が激しい。
重いソリを引いて標高を上げる重労働をしているので、みんな暑さに喘ぎながら歩く。
氷の上で暑さに苦しむというのも不思議だが、休憩中に堪らず脱いでしまう。
冒険に出ると脱ぐな癖があるのだ。相変わらず、入れ墨を晒してる・・・
176m登る。位置は、北緯66°1′25″ 西経40°14′24″
今日は、北に4′ (7.4km) 西に26′3″(20.6km)、北西に進んでいる様だ。

緯度・経度が入ったGreenlandの地形図が有れば、現在地をプロット出来るのだが・・・


8月24日
遠征9日目 標高1763m。Lat 66.050384 Lon -40.485992
標高差で115m登った。
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昨夜から暴風雪。これが北極圏のブリザードか・・・地を這う吹雪。
テントは耐風性があるのもだから安心だが、外はとんでもない風と雪。
自分が厳しい地にいることを再実感する。
たまに外に出て風雪に耐えて雪かきしないとテントが押し潰される。
2つのハリケーンが発生しているらしい。
昼まで風待して歩き出す。テントの撤収は我が家をなくさないよう必死だ。

緯度・経度が入ったGreenlandの地形図を見付けた。
必要な南部だけを拡大、画質は良くないが我慢・・・
北緯60° 70°の緯線と、西経40° 50°の経線だけ入ってる。
それを元に、手書きで緯度経度を各々10等分したのが下図。
IMG
手書きなので、正確さに欠けるが、1週間毎の現在地を知る目安に為るだろう。
出発したタシラック村(
赤印)、9日目の座標 北緯66° 西経40°の位置をす。
200kmのスケールも添付。北緯66°上での西経1°分の距離は、約45.5kmです。
9日間歩いて、西に1°分(45.5km)進んだ。


8月25日
遠征10日目 標高1919m。Lat 66.096357 Lon -40.922785
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隊は50分行動、10分休憩の繰り返しだ。
10分で食べて飲み、その時の気温に適切な服に着替える。これは実はかなり忙しい。
先頭がこの1時間のローテーションで変わり、コンパスでナビをする。
自分が先頭で見えた大雪原を歩き、思わず笑みがこぼれる。
この道はグリーンランド横断のゴールに向けてだが、
最終的には南極点に繋がっている。
一時も南極のこと、応援してくれている方々への感謝を忘れた事がない。
目指す場所は決まっている。
標高差で156m登って2000mに。 位置は、北緯66°5′46″ 西経40°55′22″。 
氷床上は、安定してる様に見える。


横断を始めてから10日目。長く為るので、出発から10日で一区切りとします。
 11日目~20日目は、以下に記します。

に続く

8月13日
東北地方北部の日本海側は、連日の豪雨で水害が多発してるが、遂に当地も・・・

昨夜は、凄い雷雨が続いていた・・・今朝に為ると・・・
ダウンロード

米代川が氾濫して、田圃が冠水中。この区域に住宅が無いのが幸い・・・
2022_08130001 パノラマ写真
折角、稲穂が伸びて、これからと言う時に・・・
2022_08130005 パノラマ写真
2022_08130009 パノラマ写真

両岸の堤防の間には、320mの橋が架かっているが、川幅目一杯の水量。
2022_08130013 パノラマ写真
今日は、午後から雨が止む予報だが、15日から3日間は雨予報。
極暑も困るが、豪雨続きも困る・・・

の続き
8月6日
11月末から始まる南極行に備え、
10日に出国して、グリーンランド徒歩横断ツァーに参加すると言う。費用総額は約260万円だとか・・・21年南極行で集めた残金から支出。
プロが、商業ツァーに加わる違和感は有るが、自己流で
単独行動して来た彼には、
団体行動をする事により、新しい発見・気付きが有るかも知れない。 

出国間際の今に為って、肝心要のスキーの組みをする彼に、オィオィ感が有るのだが・・・
取付を業者に頼らず、自身で組む点は評価するが、もっと早くに仕上げて、
乗鞍辺りの雪渓で、試して見る気持ちが無いのか?

自身の冒険スタイルを本流ではなく、傍流の“サブ・カルチャー”だと言う辺りからして、
これが妥当なのだろう・・・
彼の語録に「必要なスキルは後から身につければ良い。踏み出し続ける覚悟と勇気。
夢を叶えたいと願う純粋な心があれば。
と有るが・・・
違うだろ!!!それを冒険とは呼ばない。無謀と言う。裏付けの無い前進は、いずれ玉砕する。
古くは、八甲田死の行軍・南極スコット隊、直近ではエベレストの栗城。

其れに、南極行の資金1200万円のクラファンを、8月1日から立ち上げと言ってたのが、
グリーンランド到着後、遠征出発までの間にすると言う、バタバタ感・・・

先日まで、“子連れの三陸ウォーク”のPerformanceで、時間が取れなかったのか・・・

何か? 末期の栗城と極似する。出国まで資金稼ぎの講演三昧で、出国延期・行程発表も、
BC到着後で再三変更を思い出す。この時、北壁諦め西稜諦め南西稜にすら到達せず敗退。

こんな事で、大丈夫なのか?

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作業中の画像がFBに載ったので、画像を見ながら、少し振り返る事にする・・・

徒歩に因るグリーンランド横断は、スキーで橇を曳く事に為るが、これは南極と同様だ。
なので、スキーの仕様が重要に為る。
今回使うスキー板は、南極で使ったアトミック製ウロコ細板の再利用。
外した3PIN金具が写ってるし、板に3PINの穴が3つ残ってる。
片板には金具が付けられ、ゲーター長目の靴がセットされて居る。深い雪を想定してか?
3PINから、NNN金具に変更する様だ。金具が変われば、当然靴も別仕様の靴と為る。

NNNNew Nordic Norm)金具とは、下の画像の様な金具で、靴先を挟む仕様。
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靴も爪先の形状が変わる。
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今回何故、3PINからNNNに金具の変更をしたのか? 私見だが・・・
先の南極では、画像の3PINを使ってた。⇩

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極点行25日目に、3PIN靴が曲げ伸ばしに耐えられずに、亀裂が入った。
柔軟性が有る筈のゴム質のコバが、低温下で疲労劣化したのだ・・・
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少しは改善の余地が有る、補強提案をしてたのだが・・・これを嫌っての変更か?
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3PINとNNNのどちらが、極地に向くのだろうか?  長短を考える・・・
3PINは、金属製で壊れる事が殆んど無いが、靴のコバに全負荷が掛かる。
NNNは、樹脂製なので低温下どうなのか? 但し歩行時の踵の上がりが、3PINを圧倒する。
縦方向への耐力が同等としても、スキーは横にズレる事が有る。重い荷を曳いては尚の事。
爪先一点で靴を支えるNNNより、足先の左右を金具のコバで支える3PINの方が、
断然有利な様な気がするのだが・・・クロカン仕様の経験が無いので、何とも言えない。

今迄のFinetrackから、BRYNJEに支援先を変えたのか?
新ジャケットに、新しい毛皮(Coyote
)を取付たとか・・・

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グリーンランド遠征では、次回の南極点に継る“何かを”得て来て欲しい!!!

明日、日曜日のヨット講習が、先日の豪雨に因る水質悪化と雨模様で、中止の連絡が来る。
ガッカリである・・・次回11日は、出来るかなッ・・・

※森吉山ゴンドラ(往復)、太平湖遊覧船等が無料に為る。期間 8月11日~8月31日まで。
 高山植物の開花は末期だが、1450mに涼みに行くのも良いかも・・・


8月8日
今回の遠征の装備が公開された。
衛星経由で、行動記録をHPにupされる様だ。その為の機器⇩。Batteryはどの位の量か?
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衣類・ギアが中心・・・所謂、個人装備と言うやつだ。
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装備について・・・
①面白い装備(黄印)発見。何と言うのか? 「中綿入り底付きオーバーシューズ」
テントから出る時に、都度靴を履くのは面倒だ。ゴム底付きを初めて見た。
ゴム底無しは持ってるが、長期なら有れば便利な一品。
②P・bottle(小用瓶)が入って無い、一々外に出るのか・・・以外に“まめ”だナッ。
③橇曳きベルト。幅広でないと食い込んで痛い、納得の品。
④温かい飲み物を入れる、テルモスが無い。主催者が準備か?

橇・テント・炊飯具・食料が、入って無い・・・ツァー主催者が用意するのだろう。
これに嗜好品が+に為るかも・・・100Lザックにダッフルバッグで間に合いそうだ。

ツァーが始まってから、個人が曳く橇に、此等の重量が含まれるのは当然だが、
共同装備(テント・炊飯具・食料・燃料)の分担の有無がどうなのか? 興味が有る処。
分担無しだと、主催者がサポート隊を組まなければ為らぬ。


8月11日
10日に出国して、
Germany経由で11日にIslandに到着。
11月末からの、南極行費用1200万円調達の、クラファン⇩を発表した。
https://motion-gallery.net/projects/the_new_beginning

総費用を見て、驚く・・・前回の南極行で集めた金が、415万円残ってるはず。
  • スタート地点までの飛行機チャーター費 5,000万円 
  • 装備費 150万円 
  • 日本から南米への荷物運送費 50万円
  • 衛星携帯電話通信費(SNS発信料含む) 50万円
  • 食費(南極での食糧が主) 50万円
  • 南米での滞在費 30万円
  • 冒険用生命保険 10万円

合計 5,340万円
5340万円の内の、1200万円分をクラファンで調達するのだと言う・・・
1200万円有れば、少なくともプンタアレーナス⇔南極点の費用が賄えると思っていた。
その訳は、以前にも述べてるが、同時期同ルートで開催される商業ツァーの費用が1332万円だ。⇨https://www.cruiselife.co.jp/cruise/detail_2467.html
彼が今回発表した極点行の行程と、商業ツァーの行程が極似してるからだ。

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このツァーに参加して、運んで貰えば、少なくとも飛行機代3700万円が節約に為る。
装備費の150万円。前回、衣類・橇・スキー・寝袋他で130万円使ってる。
持って帰ったはず、使い廻しが出来ないのか・・・金具・靴は新規としても。
他人事ながら、金の使い方に納得いかぬ点が多々有り。

商業ツァーと前後して歩くのでは、単独に為らないと言うかも知れないが、
例え5340万円掛けて、極点に到達しても、“一筆書き単独行”からは遠く懸離れ、
2年後しの到達と言う事に為り、冒険的価値よりは、自己満足の世界かも・・・
登山の様な垂直移動では、途中から等と言う“二筆書き”は、絶対に有り得ない事だ。
水平移動だから、途中からでも継続可能と為る・・・一寸厳しい見方かなッ?
(例)太平洋を無補給単独横断すると言って・・・ハワイで時間切れと為り中断、後年にハワイ発で米国に着いて、俺は太平洋を無補給単独横断した・・・

今日はヨット講習日だったが・・・連日の豪雨で、中止。今年の天候は異常だ・・・


に続く

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