海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2022年10月

10月29日
今日は、秋晴れの穏やかな一日。5月末に植えた、薩摩芋“紅はるか”を収穫。
10月中旬以降に霜が2回降って、葉が霜害で黒ずんでしまった・・・
これ以上の成長が望め無いので、掘り出す事に・・・


薩摩芋は、蔓が四方八方に伸びて、場所を取るので、過去1回植えただけ。
今年何年振りかで、植えて見た。苗の植え方も、垂直植えと斜め植えが有る。
垂直植えは、数は生らないが大きいと。斜め植えは、小振りだが多く生ると言う。
以前は、斜め植えをした記憶が有るが、今年は大粒目指して垂直植えをした。

成程、細長い芋は無く、立派な芋を約10kgを収穫。
土を落とさすに保管するのが、良いらしいが・・・余りなのでホースでドロ落としをする。
半日陰で2~4週間置くと、余分な水分が抜けて、甘みが増すと言う。

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さて・・・芋蔓だが・・・ネットで、面白い記載を見つけた。
蔓を捨てずに、大きいビニール袋に入れて、少量の水遣りをしながら、春まで保管すると、
来年苗として使えると言う。3年繰り返しても収穫出来て、4年目に挑戦中だと・・・
これには、“目から鱗である”・・・大量に必要無いなら、Pet Bottleでも出来ると言う。

霜に当たって黒ずんだ葉と茎を除き、緑の蔓先を切って集めた。
Pet Bottleの上1/3をカットして、茎を挿し・・・節が浸る位に水を入れる。
こうして置くと、根が生えて来ると言う。水耕栽培の要領だが、春に定植すると言う。
試しにPet Bottleの水深を変えて、3 Bottleの育ち具合を観察する事に・・・
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生花を挿す、スポンジの様なのが有った・・・水を吸わせて、これにも挿して見る。
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この中のどれかが、春先の定植まで生き残れば、来年は苗を買わずに済むかも・・・
薩摩芋は、料理の際に捨てられる、前後のヘタを水耕栽培で芽出しさせて、
カットして定植・ヘタごと定植等、色々な栽培方法が有るのが面白い、強い植物だと言う。

9月22日に、220粒のをしたが、ひと月と1週間が経過した。
3年目の栽培、芽の出方に多少の差があるが、今の処は思い通りに育っている。
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雪が積もる前に、葉が3.4枚出るのが理想らしいが・・・どう為るやら・・・

早いもので10月も終わりだ・・・何か、十和田湖での姫鱒釣りより、しなかった感じ。
11月に、76歳に為る・・・県の男の“健康寿命(自力で日常生活が出来る)”が、
72.61歳(’19年厚労省調)。女は、76.0歳たと・・・
平均寿命は、男79.51歳・女86.38歳(’15年厚労省調)。酒と煙草を止めれば、白寿まで?
そんな事は、無いだろう・・・Stressで即 急逝するかも、禁酒禁煙は精神衛生上良くない。

11月には、日本海沖の“戻り鰤”釣りが有る。その前に、遡上口で最後の姫鱒釣りも・・・
釣り仲間と、30年も続く一泊二日での、忘年会&黒鯛釣りが、男鹿半島で有る。
月末頃に為ると、八幡平に雪が積もる・・・山スキーSeasonが始まる、早く積もれ!!!

10月26日
2017年3月26.27日に、栃木県那須の茶臼岳で、
県高体連登山部主催の春山講習会が有った。
加盟7校から、山岳部員の生徒51人と教員11人の62人が参加。

先日の26日から降雪が有り、“雪崩・大雪注意報”が発令されていた。
高体連登山部の3教員が合議の上、“ラッセル訓練”を実施。
午前8時半頃に、表層雪崩発生・・・
生徒33人・引率教員7人の48人が負傷し、うち生徒7人・教員1人が圧死・窒息死。
登山史上類を見ない、雪崩遭難事故が発生した。

詳細な経緯は⇨那須 高校生雪崩遭難事故顛末記

事故後5年7ヶ月経過した昨日、宇都宮地裁で初公判が開かれた。(
検察官の後ろに遺族席
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検察官による起訴状朗読で、「業務上過失致死傷罪」に問われた被告の3教員は、
裁判官の罪状認否に対して、全員無罪を主張したと言う!!! 
どの面下げて言う? 
3被告が、本当に自分達に全く落度が無いと思ってるのか・・・
また、3被告の弁護士も、“全員無罪”を主張。
県教委が雇った御用弁護士にも
呆れ返る。
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遺族席の真向かいに座り、何を思うのか?  頭の中は、己の保身のみか?
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“雪崩・大雪注意報”が発令中なのに、雪崩れを予想が出来ない奴等が、
高体連登山専門部委員長・副委員長・元委員長だったとは、笑止!!!  
雪崩を予想してたと言えば、即 有罪だものなぁ~~

第2回公判は12月20日で、弁護側の冒頭陳述が行われる予定。

2017年の事故から、2年経った2019年に県警が書類送検。
地検が今年2月起訴。(余程慎重に検討したのだろう) 8ヶ月後に地裁が公判開始。
地裁で実刑判決が出たら、3被告は控訴するのか? 実刑なら教員首だもの・・・
高裁・最高裁と争う間に、退職金貰って定年だ・・・
逃げ得は許せねぇぞ、猪瀬!!!

遺族・被害者の会HPは ⇨https://nasu0327.com/

16日の午後と、17日の朝8時迄の、の姫鱒釣りだったが、夜明けの1尾で終わった。
釣り下手に為ったのか?・・・納得出来ずに、“夕まずめ”狙いで向かった。

18日午後
途中で大粒の雨が降り出し、“霰”に変わった・・・10月の中過ぎに霰が降るとは早い。
この冬は、
ラニーニャ現象で、寒くなると言う話だ・・・その前触れか・・・

釣場に着く・・・3人の若者が、朝から釣って5尾だと言う。
3人×9時間÷5尾=約5時間に1尾だ・・・実に効率が悪い・・・
端に釣座を確保し、棚・餌を変えて見るが・・・時折岸辺を泳ぐ姿は見えるが、喰わず。

暫くして・・・雄が釣れる。これは、明確な当たり後に、ウキを消し込む。
その後に雌が釣れたが・・・同じ処で、ウキにモゾモゾとした当たりが、3.4分続く・・・
ヨシノボリか? 合わせると・・・抱卵した雌の唇に針掛かり、抜き上げると外れた。
餌を、咥えたり・吐いたりしてただけなのだ。咥えた時に偶々針掛かり、喰いが浅い。
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夕方の4時に為る・・・帰るか? さて、この2尾をどうするか・・・
妻に電話「明日の朝又釣るのなら、孫達に届けたら?」「泊まりの準備も有るでしょう?」
確かに、1~2泊の喰い物と酒各種は、常に車載してる。家まで戻るよりは、近い距離だ。

約30分走り、娘宅へ・・・下の孫が居た。魚を捌くのを見て、色々聞いて来る。
鱗が無いのに、どうしてそうするの? ヌルヌルを取る為だょ・・・
腹を裂き、胃・心臓・肝臓等を説明。 その袋は? 浮き袋だょ、浮いたり潜ったりする為。
イクラを掻き出し、醤油漬けにする。2~3日置いて喰えと・・・
姫鱒の雄雌の見分け方を教える、背ビレから口先迄が曲線が雌、口先が反ってるのが雄。

捌き終わって・・・十和田湖に戻るが、飲料水が無い・・・大川岱の緑地の水道で得る。
1杯飲んで9時就寝。

19日
3時に、車のドアの開閉音で目覚める。
湯を沸かし、夜明け前の珈琲とカップ麺。ウェダーを履き釣座へ・・・
5時半、東の山の端が明るく為る・・・期待を持ったが・・・
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湖面が金色に光り・・・ウキが見え難い・・・
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其内、朝の7時半だ・・・当たりも無いし、泳ぐ姿も見えず・・・止めて帰る事に・・・
姫鱒が岸で釣れる時間帯は、その日の天候にも因るが、夜明けから8時頃迄と、
夕方3時から4時頃迄。割合は、8対2・7対3位だ・・・
産卵最盛期は、日中でも釣れるのだが・・

此処での、産卵の為の接岸は終わったのかも・・・毎年20日頃には、釣れなく処だ・・・
この後釣れるのは・・・毎年25日から解禁に為る、孵化場遡上ロより無さそうな感じだ。

年を負う毎に、十和田湖の姫鱒が釣れなく為った・・・数を記録してる限りだが、
’19年は、5回の釣行で96尾。’20年は、4回で20尾。’21年は、5回で9尾。
今年は、今の処20尾だ・・・勿論、釣り場や時間帯はマチマチなのだが・・・
25日過ぎの“遡上ロ”で頑張ろう~~ 超混みの激戦区だが・・・

10月25日 追記
漁協に確認。遡上口の解禁に付いては、まだ決まって無い。
成魚の確保が予定数に達せず、後日理事会を開いて決定される由。

10月31日 追記
11月3日から、和井内孵化場の遡上口が解禁に為る。

10月16.17日
11.12日のに続き、3回目の釣行へ・・・

この土日に、孫達が泊まりで、顔見世に来た。
7尾届けた姫鱒は、その日の内に胃袋に収まり、旨かったと・・・
夕食時に、火を通して置いた
40cmの姫鱒を弟に、兄には普通サイズを2尾。
イクラ大盛の御飯に2人共、満足気な様子・・・釣って来て良かったと思う瞬間。
「こんど、何時釣って来るの? 」の、リクエストに答えての釣行。

日曜日の昼から、途中餌のサシを買って向かう。
十和田湖の紅葉は、大夫進んでる・・・和井内孵化場を覗いて見る。
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遡上ロには、姫鱒が群れているが、人影を見ると散り、落葉の下に隠れる・・・
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1時半に着く。車3台。日曜日にしては、釣人の引けが早い・・・釣れて無いのか・・・
ウェダーを履き、2時に釣場に向かう。隣り合った方に、朝からの様子を聞くと・・・

釣果より先に、「明け方に、ここで取っ組み合いの喧嘩が有った」と言う!!! 
原因は、糸絡みだと言う・・・後から投げて、絡めた奴が、一言 謝れば済む話だが・・・
互いに、ロスした道糸・ハリス・針等、高が知れてる消耗品だ・・・

マナーもヘッタクレも無い感じ。釣れる処には、人が集中するが、最低限の常識が有る。
◎釣座に入る時は、先行者に挨拶し、同意を得る。
◎互いの竿分又5m程度は離れる。横引きした時に、迷惑に為らない為。
これを守ってれば、取っ組み合いする事は無い。余程常識の無い奴か? もしかして津軽衆?

話を聞いた彼は、ここで釣る気に為らず、大川岱に移動して、昼に戻って来たと言う。
彼に1尾釣れる・・・他に、当たりも無く4時で止めて、車に戻り一人宴会。
ウイスキーが以外に効き、7時半就寝。

10月17日
周りの車の音で目覚めたら、3時半・・・急いで道具を持って、釣座を確保。
車に戻り、ウェダーと雨具の上を着込む・・・
外輪山の縁が白み始めた・・・ルミコを点けて釣り開始。
ここで、ハプニング・・・ヘッ電が急に暗く為る・・・電池切れが近い・・・
餌交換も針が漸く見える感じ・・・電池残量マークがオレンジに変わってる・・・
予備電池を持っべきだと、大いに反省!!!
3回ルミコが水中に曳き込まれたが、合せが早くスッポ抜ける。
暗くて、シモリの動きが目視出来ないのだ・・・シモリが見える頃に為って、雄1尾。
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8時に為ったが・・・明るくなると、当たりも無く為る。風も出て来て、落葉の雨・・・
周りも、当たりが無い様だ・・・7人居たが、4人が1尾釣る。ここで断念する事に・・・
孫達の期待には答えられなかったが・・・この貴重な1尾は、小生の胃袋に・・・
爆釣の11.12日から、まだ1週間も経ってないのに、魚影が消えた・・・
この処での釣りは、20日頃で終わると言われてるが、余りにも早い・・・

帰路、和井内遡上口を見たが、姫鱒が集まってる・・・
水温も温く無く為り、まだ釣れるはずだが・・・

発荷峠からの、外輪山“紅葉” 紅葉も終盤だ・・・
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2022_10170004 パノラマ写真
今度、何時 釣行するか? 悩む処だ・・・葡萄虫もサシも残ってるし・・・


漁協のHPに、こんな記載が・・・

10/21 和井内ふ化場前のひめます釣りが解禁

10月1日から、「和井内ふ化場前」を除き、十和田湖でのひめます釣りが解禁されていますが、10月21日(金)から「ブイの内側」を除き、和井内ふ化場前のひめます釣りが解禁されます。

十和田湖での釣りは、ルールを守って楽しみましょう!!
なお、ふ化場周辺には駐車場がございませんのでご注意ください。

解禁から3週間遅れて、例年の10月1日の状態です。
孵化事業用の、成魚約6000尾の、捕獲目処が付いたのでしょう。
例年、孵化場の遡上ロの解禁が、25日なのだが・・・今年も同日なのか?

10月12日
11日は秋の風雨の様相、晴れてるが雲が流れて来ると、バチバチと大粒の雨。
夕方には雨が止む予報。午後から出かけた・・・

10月1日に解禁に為る事を、娘は知ってるが・・・
で、1日解禁の釣行を中止にしていた。

下の子が姫鱒の塩焼きが好物で、十和田湖に行く度毎に、2尾ネダラれると・・・
小さい奴が1尾600円もするらしい「爺、釣って来て頂戴」と言う事で、
9月末に、恵比寿Beerを1箱置いて行った。貰った分、釣らなくては為らぬ・・・

和井内孵化場の蓄養池と遡上口を見たが、魚は薄い・・・
遡上ロの暗渠の中に、4~50cmの桜鱒が1尾のみ、姫鱒は皆無です。
水温が高く、遡上ロへの接岸が遅れていると言われてるが、本当だろうか?

十和田湖の姫鱒は、自然孵化率が、ほぼゼロと言われている。
産卵しても、卵が他の姫鱒・ヨシノボリ(小型ハゼ)に喰われるのだ・・・

孵化場では、毎年約6000尾を捕獲し、人工孵化で70万尾を放流してると言う。
70万尾が、全て成魚に育つとは思われないが、釣れる数が毎年減ってるのは事実。
孵化場では、“桜鱒”も捕獲し、孵化・放流をしている。数は、かなり居る。
ワカサギも昨年までは、岸辺を群泳してたが、今年は皆無・・・何故だろう?

“姫鱒減少”に、こんな仮説を考える・・・
◎放流された姫鱒の稚魚の餌は、主に微生物だが、ワカサギの餌と競合する。
 その競合に負け、生存率が下がったのでは?
◎姫鱒の稚魚が、桜鱒の餌に為ってるのでは? 桜鱒が年々増殖してる。
 今年、ワカサギが居ないのも、桜鱒の捕食が原因かも・・・
 60cmを越えるサイズに育つには、大量の餌が必要なはずだ・・・

晩秋の和井内孵化場の遡上ロで、桜鱒が遊泳して来ると、小さい姫鱒が逃げ回る・・・
姫鱒が桜鱒を嫌っている事は、明らかだ・・・同じ鮭目鮭科の紅鮭の仲間なのに・・・

前置きが長く為ったが・・・

釣場の駐車スペースに着く。秋田NOが2台のみ・・・3時~4時半の間に、
婚姻色の雄2尾・産卵直前の雌1尾、雌のサイズは25cmも有り、針掛りして少し放卵。
イクラ並に大きな卵だ・・・これで産卵が始まってると確信、明日に期待です。
1日半雨が降ったので、普段流れて無い小沢から、多くの小川が流れ込んでる。
濁り水で無いのが、一安心・・・濁りが入ると、岸に寄らなく為るのだ・・・

外輪山に囲まれてるので、暗く為るのが早い・・・車に戻り、一人宴会。
明日に備えて仕掛変更し、8時に就寝・・・10月中旬なのに温かい・・・
平年は、山用厚手ダウン上下を着込むのだが、薄手のダウン上だけ羽織り寝た。

翌 10月12日
3時に目覚める・・・夜明け前の珈琲・カップ麺を喰い、4時に釣座に向かう。
いい場所が取れた、此処では1.2の釣果が出る処。数釣り間違い無しだ・・・
5時過ぎに、外輪山の端が白け始める。釣行開始・・・

左隣りの奴、後から来たのに、「もっとー、右サ寄レ」と、津軽弁で・・・
立木の枝が湖面に垂れてて、正面に振り込めない様だ・・・何を仰る兎さん♬~
周囲の状況も知らずに、釣座を構えるとは、ド素人「竿分、離れるのが筋だろ!!!」と。
俺のウキに被せて、餌釣りスピニングでドンドン投げて来る。
コレだもの秋田では、こんな奴を“津輕衆”(ツガルシュ)と呼んで、嫌っている。
八戸・青森人は、こんなの聴いた事が無いのだが・・・津軽のマトモな方御免ね。
以前にも十和田湖で、津軽弁のこんな奴と出食わした事が有る。
釣れたポイントに魚が集まってると思ったのか、途端に横投げして来る・・・
横投げして来ても、俺が除けないので、曰く「絡んでも、知らねぇヨ」だって・・・
「絡めるのは、下手ダベゃ」と返答。

奴の目の前で、立て続けに3尾釣る・・・明るく為って見たら、茶髪のアンチャだ・・・
格好は、一丁前のアングラー風情。アンチャ! 釣りは、格好じゃ無いのだよ~
仕掛を見ると、LEDの大電気ウキに浅棚40cm位、葡萄虫1匹。コレじゃ一生釣れぬョ~
同じ処に投げて来ても、当たりすら無く、アンチャは何処かに去ってしまった・・・
いい奴なら、仕掛・棚・餌の付け方・合せの呼吸等、一言言ってやるのだが・・・
此処で釣れないなら、他で遣っても間違い無く釣れない!!。支那流に言えば、核心的発言!

アンチャが去り、倍も広く探れる様に為り、釣果も飛躍的にUP。開始2時間半で11尾。
8時頃から北東の風が吹き、岸辺が波に洗われる。岸が砂の処は波に弱い・・・
曳き波が底のドロを巻き上げ、岸から3m位が濁り出す。
姫鱒は濁りを嫌う・・・当たりが遠のく・・・

今日は夕方迄の予定で来たが、今から砂の無い岩場に移動しても、釣座の確保は無理。
超早いが、9時で納竿。帰る時点で周囲10人程は、釣れても1~2尾で、多分今日の竿頭。

色々工夫をして来たが、釣行結果は14尾。ここの魚体は良い。
今が産卵最盛期、釣られたショックで、放卵・放精する姫鱒多し。
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雄11尾・雌3尾。婚姻色の雄は40cmで、過去2番目、滅多に釣れないサイズだ。

孫に喰わせる分を先に捌き、妻に届けて貰う。喧嘩しない様に、25cmクラスを揃える。
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雌3尾から採ったイクラ。出汁醤油に2日漬けて、熱々御飯に・・・
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帰路、再度 和井内遡上ロを見たが・・・姫鱒1尾のみが泳いてた・・・
孵化場ては、雄・雌の仕分け中。遡上口からの自力遡上では無く、網で捕獲した物。
雌は、卵が熟すまで蓄養池に放たれるが、雄は棒で頭を叩かれて即 昇天。(右奥)
周辺の宿泊施設に売られてしまう・・・そして、今夜の刺し身や塩焼きに化ける。
人工授精は、ボール1杯の卵に、雄が3尾も有ればよいのだから・・・
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桜鱒。多分雄だろう・・・縦縞模様の婚姻色が、まだ出ていない。
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桜鱒。体型から雌だろう(雄より小さい)・・・採卵適期まで蓄養。
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今回の釣行で感じた事
釣る場所だ! 釣れる処は、底石・砂が綺麗だ。多分、底から湧き水が有るのだ・・・
◎仕掛 針は小さく・鋭い山女針が、飲まれるが確実に釣れる。
    ウキは小型・曳き抵抗が無く、魚に違和感を与えない。
    玉・棒ウキ仕掛を用意したが、11日は雨で玉ウキの波紋が判り難く、棒ウキ使用。
    処が、シモリ玉が半分沈み・・・膝上まで浸かっての目線では、これも判り難い。
    12日に備え、車中で飲みながら再改良。丁度 北海道の鮭ブッコミ釣りで使う、
    底から餌を立たせる、発泡スチロールをビニール巻したウキ? を、1cm切りにし、
    赤の蛍光塗料をスプレーしたのが、道具箱に入ってた~ 其れに変えたのだ・・・
    発泡なので100%水に浮く 実に見易かった~ 以後、これでいく!!!   
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⇩この様に変更
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◎ルミコ 夜明けの薄暗い時、当たりが明確に判るし、水中でも走る方向が判る。
◎合せ 当たりの後の曳き合せても、針外れが多い。餌の端を咥えているだけなのだ。
    50cm~1m曳いてから、進行と逆方に糸を張り、穂先だけで軽く聞いて見る。
    乗ったと思ったら、手首で合せを入れる。小気味良いプルプル感が伝わって来て、
    竿が一気に弧を描く。砂浜に後退りして、竿の弾力で岸に曳き上げる。
    この時迄、竿のテンションを緩めたり、道糸を掴んでは駄目、反転針外れする。
    0.6号のハリスは、道糸を掴むと切れるが、曳きの力を竿が吸収するので、
    切れる事は無い。40cmも0.6号のハリスで釣った。(タモ入れの手間が省ける)
    この為に、軟調子の渓流竿かヘラ竿を使うのが断然有利だ。
◎餌  今回初めて、ピンクサバ虫を使って見た。針のチモトまで4.5匹をチョン掛け。
    葡萄虫を頭から刺し腹で抜き、虫の抜け防止に、赤タン5mm位に切りチョン掛け。
    サバ虫がウネウネ動くので、抜群に喰いが良い。
◎竿  全部3.6mの軟調渓流竿で釣った。ポイントは4~5m先の深さ80cm~1.5m位。
    棚は70cm位に設定。深場でも、それに喰って来る。延竿の方が手返しが良い。

次回は、何日に釣行しようか・・・去年は20日過ぎには、ここの接岸が終わってしまった。
其れまでに、何回行けるか? 孫の期待も有る。混みの土日を避けて、雨無しの日に!!!
配達に行った妻の話では、「デッカイ~7尾も居る」と大喜びだったとか・・・

10月9日
10月6日のの釣行で、姫鱒の接岸は始まりつつ有ると確信。
8.9.10の土日祝の混雑を避け、11日の釣行を予定してる。

6日に釣った“初姫鱒”を、塩焼きで喰ったが、1年振りに旨かった。
魚卵は、2日間醤油漬けにして、御飯に乗せて・・・プチプチで美味い!

今日は穏やかな秋晴れ。冬に備えて、菜園の終いをする。
早くも、雁か鴨か? 姿は見えなかったが、渡り鳥の鳴き声が、遠くから聴こえる・・・
午前中に、胡瓜・ゴーヤのネットを外したり、寒さで育たなく為ったオクラを抜いたり、
支柱を抜き等をして、菜園はスッキリ。

午後からは、次回の姫鱒釣行に備えて、6日に釣って見ての、仕掛の改良等を何点か・・・
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3.6mの軟調子渓流竿には、棒ウキを遊動仕掛にして、浮き上にシモリ玉2個セット。
棒ウキ仕様は、湖面が波立った時用に・・・玉ウキは、波立つと当たりの波紋が見え難い。
3.9mの渓流竿は、従来の遊動玉ウキの上に、曳いて行く方向が判る様にシモリ玉3個追加。
更に、マズメ時にウキが見え難いので、磯の棒ウキで使ってた“ルミコミニ24”をセット。
渓流竿は、軽い事と掛かると手元から半円にシナル魅力、硬調子が取り込みには楽だが。

玉ウキの頭に、ルミコに同封のパイプを接着し、ルミコを挿す。マズメに折れば発光する。
遊動仕掛は、道糸に小ヨリモドシを通し、長目のウキゴムを被せて、ウキを挿す。
その上にウキ止めゴムをセットすれば、棚の変更は直ぐに出来る。

何故、遊動仕掛にするか?
オモリとウキが7~80cmも離れてると、軽い仕掛なので、振り込む時に風の影響を受ける。
重心を下げて振り込む方が、狙った処に落とし易い。

この2本の竿の他に、4.5mの軟調ヘラ竿・1.8mのスピニング竿も同様の仕様にする。
今年狙う処は、樹木の枝葉が湖面に被さり、誠に釣り難い場所だ・・・
長竿は立てれないし、スピニングもサイドスローで、一々ベール操作も面倒だ・・・
この2本は、一応狙った釣座が確保出来ない時の為に、予備に持って行く。

針の変更
何年も黒鯛針の2~3号を使って居たが、前回姫鱒が乗っても、刺さりが浅くスッポ抜け。
針先が鋭い、細軸の山女針に変えた。尺以上が掛かれば、伸されるかも・・・

針掛り(合せ)のタイミング
最近の姫鱒は、喰いが浅く、ウキが曳かれても、早合せは禁物。
ウキが走ったら、道糸を少し張って見る・・・穂先が引き込まれる・・・合せを入れる。
軟調子竿ならではの、釣法。

新餌を追加
前回は、葡萄虫をチョン掛けにして、抜けない様に赤タンを挿してた。
このW餌が、其々を単体で使うより、喰いが良い様に思う。
昨日、釣具屋に葡萄虫を買いに行ったら、“紅サシ”も良いよ! と、進められた。
安くて数が多く入ってる、針の軸に3~4匹チョン掛けて、懐に葡萄虫と赤タンで・・・
何となく、これで決まった様な気がする・・・

ビク改造
釣って直ぐに、氷の入ったCooler Boxに入れるのは可哀想。暫しの間は・・・と、
一番シンプルなビクを使っていたが、数尾入れると中で、グチャ・々に為るのだ。
磯用のフカシでは、大袈裟過ぎるし・・・これを何とか 改造出来ないか?
OIP
底を切開いて、角ザルを縫い付けたら、中で泳げるのでは・・・
100均を見たが、其れなりサイズが無い・・・角プラ穴開きの使えそうなのを見付けた!
タコ糸で周囲を縫って、完成です。次いでに、Pet BottleのFloatも装着。
Jumpしての脱走防止に、逃げ道を塞ぐ洗濯バサミも・・・鉛は、湖底に定着させる為に。
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釣行よりも、あれこれ考えて、準備してる時間が、楽しい不思議・・・
これで、11日の体制が整った~ 後は結果を出すのみ・・・
予報は少し雨かも・風も出る・・・湖面が波立ち、餌が揺れるので、喰いが立つか?

10月6日
十和田湖の姫鱒釣りが、10月1日に解禁に為ったが・・・
で書いた通り、状況が芳しく無くて、様子見をしていた。

解禁してから間もなく1週間・・・ここ2.3日の気温も随分下がって、朝晩は寒く為った。
今朝のニュースで、岩手山・鳥海山が初冠雪したとの事で、姫鱒も接岸してるかも・・・
そう思うと溜まらなく為って、昼飯を喰ってから、竿を持ち偵察を兼ねての釣行です。

発荷峠を下り、和井内孵化場の遡上口を見ると、姫鱒の姿が1尾も見えず・・・
情報通りだ・・・ここまで来て、戻る訳にも行かず・・・十和田ホテル下へ・・・
途中の湖畔道路の、沢越え暗渠部分の多くに、上流からの土砂が溜まってる。
8月中旬の集中豪雨での堆積物、ドロも湖底に流れ込んでる筈・・・

1時半に十和田ホテルに着くと、車が5台停まってて、空きスペースも有った。
5台なら居ても5.6人だ、何とか釣座が確保出来るかも・・・
ウェダーを履き、釣具を持って、“陛下の散歩”を歩く。

で書いた釣場に着いた。6人中、姫鱒を釣ってるのが2人。
暫く様子を見るが、釣れるのは2人だけ・・・他の4人に当たりも無しの様だ・・・
見ると、餌の赤タンの大きさ・針サイズ・棚取りに、問題が有りそうだ。
岸辺での姫鱒の“跳ね”は、頻繁に有るのだが・・・口を使う魚は少ない。

右端の2人が空振りで帰った・・・その跡に入る。左隣りの方に1尾釣れる。
12時から釣ってるが、あそこの2人により、釣れてないと言う。そこは一級ポイントだ。

3.9mの渓流竿に遊動玉ウキ仕様、葡萄虫と赤タンをチョン掛け。
水深1m辺りを70cmの棚で探る・・・回遊を待つより、そこに居れば直ぐに反応する。
当たりが有っても、玉ウキを消し込めない・・・途中で放す・・・
玉ウキの負荷が大きくて違和感が有るのか・・・小さい玉ウキに交換する。
途端に、曳いて行くではないか・・・合わせが早過ぎて、3尾連続バラす・・・
食い込みが浅い様だ・・・50~60cm曳かせてから、合わせを入れると、竿先を曳き込む。
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Cooler Boxの底長が35cm。3時間半の釣果は、婚姻色が出始めた雄4尾・雌1尾。
産卵最盛期の雌は、釣られたショックで放卵するが、まだそこまで卵が熟して無い様だ。

今日釣行して見て・・・雑感
◎水温は驚くほど温い22℃~20℃、これからが本番だろう。遡上・接岸適温15℃位。
◎毎年、岸辺を泳ぐ“ワカサギ”が多く見られるが、一匹も見ず。何が原因か?
◎食いが浅く、針外れが多発。軸太の黒鯛針を山女針に替える必要が有るかも・・・
 玉ウキ1個だと沈んだ時に、どの方向に逃げてるが判り難い。
 咥えて泳ぐ向きと逆に合わせるのが、針掛かりの鉄則だ、シモリ玉を追加しよう。
◎良く見ると、足元の膝深の浅瀬にも、雌を探して雄が回遊して来てる。
◎集中豪雨の影響で、以前は綺麗な砂利底に、ドロが溜まっている。
 波に洗われた、綺麗な砂利が見える処に、回遊する。大荒れしたら、ドロは落ち着く。
 
次回は、混まない火曜日が、狙い目か・・・?

10月2日
昨年の8月に釣った、20cmに満たない痩せBlack bass。(当時の画像)
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庭や菜園で採ったミミズを餌にすると、上図の様に排泄された土が溜まる。
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虫を採って喰わせるのも、結構大変。農業用水路に網を仕掛て、ハヤを採り餌に・・・
冬場の餌が採れない時期は、釣った鰤のアラを刻んで、冷凍した物を喰わしてた。

約1年で、60cm水槽の中で30cmほどに育った。
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用水路に網を仕掛て、ハヤを大量に採って来た。
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1ヶ月分位には為るだろう・・・魚体が大きく為ると、糞の量も増えるが、ハヤが喰う。
それでも、水質のPHが1週間から10日で、5位に酸化する。
酸化防止に、アルカリ化する牡蠣殻を入れてるが、10日毎に約50Lの水換えは結構大変。

でも、1年も飼ってると人に慣れて、池の鯉並みに寄って来るのが可愛い・・・
これ以上育って、奥行き30cmで旋回出来なく為ったら、手持ちの90cm水槽に引っ越しだ。

飼って見て・・・水質か? Black bass君のその日の気分か? 判らないが、
体が金色や銀色に変化する時が有る・・・その時は、独特の黒縞模様が消える不思議。

10月2日
夜7時2分~3分。【きぼう】の通過を観た。

6時半に1杯飲んで、2階に上がってPCの電源を入れる。
“間もなくISSが上空を通過”と言う記事を発見、記事には以下の様に書いてる。

国際宇宙ステーション(ISS)とは地上から約400km上空に建設された実験施設で、
「きぼう」はそのうちの日本実験棟です。ISSはサッカー場くらいの大きさです。
通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、
なるべく視野を広くして探すことがコツです。 光の点が、飛行機よりも速いスピードで流れていくため、
見逃さないように探してみて下さい。
本州付近は高気圧に覆われて、今夜も九州から東北にかけて、
広い範囲で晴れる見込みです。秋田などでは空の高い位置を通過することもあり、
観測条件がとても良くなりそうです。

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当地は秋田市より北寄りで、上の図の通過ラインの真下に在る。
直ぐに外に出て、夜空を見上げると・・・星が見えてる、これは確実に見られると確信。

妻に、宇宙ステーションが通るぞと伝えると、即 外に出ようとするが、7時まで待機する。
TVの時間表示を確認して、外へ・・・北北西の方向から現れるはず・・・
薄雲が掛かり、満天の星空とは言えないが、水星・木星等は確認出来る。

真上を見てるので、首が痛く為る頃に、金色に輝く明るい星が近付き、頭上を通る!!!
その間、1分位か・・・やがて、薄雲に入り見えなく為った・・・

ISSを観たのは、2回目だ。中に、日本人が乗ってるのか・・・
宇宙船の窓から、下界の灯りが見えてるのか? 色々空想した一瞬だった・・・

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