海彦・山彦の白秋日記

Ombigaichan 6340m ヒマラヤ襞が綺麗な双耳峰。 この頃はまだ未踏峰だったが・・・今は誰か登ったか?

2023年04月

4月30日
八甲田・八幡平共に、今日でスキー場が閉鎖。
例年GW中は何とか滑れたが、今季は少雪と暖気で雪解けが早まった。
後は麓から、自力で登って滑るより無し・・・東斜面の吹き溜り狙いなら可だが・・・

鳥海山の5合目への道路が、28日に開通。
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例年は、それを目指してたが、今年は天気が不順で、5月前半の晴れ間を狙う事に。

週間(10日間)

天気

最高

最低

降水

1
(月)

20

9

60%

 

2
(火)

17

7

30%

 

3
(水)

21

4

30%

 

4
(木)

23

7

20%

 

5
(金)

23

9

40%

 

6
(土)

18

11

60%

 

7
(日)

17

9

40%

 

8
(月)

20

7

40%

 

9
(火)

20

7

40%

 

10
(水)

23

7

40%

午後から出掛けます。2000mの山頂から、標高差1000mを滑れるのは此処だけ。
リフト無しなので、歩いて登らなければ駄目だが、其れ為りの面白味が有る。
200km走って行って、戻って来るのは勿体ないので、
天気が持てば、6年振りに“月山”詣でも考えてる。
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今日現在の積雪が、何と7m30cmだ・・・これでも例年より2mは少ない。
当面の喰物・Whisky・Beer・酒・焼酎は、積載済み~~
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朝からの雨は止んだが・・・風が強い・・・下道をチンタラ走ろう・・・

4月26日
4月後半から、天候が優れ無い日が続き・・・悶々としてる・・・
晴れ日でも、強風が吹き荒れ、春山に向かう気にもなれず。
GW前半の予報も悪く、楽しみにしてる鳥海山頂からのスキー滑走は何時に為るやら。

今朝の毎日新聞に、こんな記事が載った・・・

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最高裁の判断は如何に・・・
今、LGBTの権利を認めないと、色眼鏡で見られそうな、風潮に為って来た・・・
昔とは、真逆の風が吹いている。
男児は“男らしく”、”女児は“女の子らしく”と、育って来た身としては、違和感を感じる。
更には、LGBTQだの、
LGBTQ+だのと云う、新区分も有るらしい・・・
Ḡ7サミット絡みで、法制化等と・・・欧米並に等とは、議論が拙速過ぎる。
但し、統一教会の下僕の萩生田光一と、同一視されては困る・・・
日本と欧米では、長年築いて来た生活様式・文化・宗教思想が違うのだ・・・
云わば、集団で定着して生きて来た農耕民族と家族単位で生きて来た狩猟民族の差だ。

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子供の頃に、ナヨっとした奴や男勝りの子も居たが、和気藹々で遊んたものだ・・・
大学時代の男子寮にも、変なのが居たが、皆一緒に酒を飲んだ仲だった・・・
何で今更と云う気がしないでも無いが・・・今に為って殊更彼らが主張し始めたのか?

法の下での、男女同権・平等は判るが、依然として向き不向きが現存する。
woman lib運動以降、(例)長距離運転手・看護婦⇨看護師等、男女の境が撤廃され、
自衛艦に女性が乗る時代に・・・能力の有る女性は、ドンドン進出すれば良し。

しかし、今度は、婚姻だの・便所だのの話だ、其内に銭湯・公衆便所の話が出るかも・・・
一緒に居たければ、一つ屋根の下で共生したら良い。誰も何も言わないだろう。
夫婦並の相続等の法的権利を主張、溜まった物では無い。
宝塚なら許せるが、脛毛の姉ちゃん等の“女装っ子”は、
気持ち悪くて仕方が無い・・・
読者に関係者が居たら、御免なさいね。男は男らしく・女は女らしくの、古い人間です。
ジャニーの様な性癖が無いのが、唯一の救いです(猛爆)。

4月21日
ハイブッシュ系の、チャンドラー(右)とシェラ(左)共に2年苗が配達された。
JAの苗木販売カタログの中から、寒冷地に適する“耐寒強”を選んで注文してたのだ。
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チャンドラー
摘蕾・摘花が上手く行けば、500円玉大の実が生り、食味が良い事で知られている。
樹勢強健育て、易い品種。

シェラ
100円玉大の実が生り、甘みの強い品種。

ビニールを解いて、ポットのまま腰水に浸す・・・
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4月中旬に配達される事に為ってたので、事前に“無調整ピートモス”と“鹿沼土”を用意。
植え付けるには、乾燥してるピートモスに、事前に水を吸わせる必要がある。
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ブルーベリー用の土作りは、2度目だ・・・ジョーロで、水を加えながら揉み込む・・・
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約同量の、鹿沼土を入れる。
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軽く揉みながら・・・程良く混ざった、養土が出来た。
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鉢に養土を入れ、苗のポットを外すと・・・
ビートモス100%に植えられて、充分に根が回ってる。
鉢の中央に苗をセットし、周囲に養土を注ぎ足し、軽く締める。
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ゲンナリしてた葉も、給水させた効果が出たのか? シャキッと・・・
埼玉のハウス園芸業者の出荷なので、当面成長が見える迄は、遅霜対策で軒の下で・・・

植えた鉢は・・・25年位前に仕事帰りに通ってた、陶芸教室で造った物。
焼き上がると色が変わる2種の粘土を、縄積みにして素焼きし、透明の釉薬で仕上げた物。


4月22日
八甲田の帰路、途中に在るHome centerに寄った。Blueberryの2年
苗木が一本498円です。
安い・・・思わず3種の苗木を購入。帰宅後、昨日の余ったピートモスと鹿沼土を混ぜ、
養土を作って植え付けました。
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共に、ハイブッシュ系のブルーレイ・パトリオット・ノースランドの3種。
蕾が着いてて、可哀想だったが、木を太く育てる為に、全部摘花。
小苗の内に実を付けさせると、木の育ちが悪く為り、将来の収穫に影響すると・・・

それから・・・2年前に植えたBlueberryの、ウェイマウスとデキシーが芽吹き始め、
ぶつかり合う小枝をカット。捨てるのは勿体無いので、余った養土に挿し木をした。
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YouTubeで、Blueberryの育て方を紹介してる動画は多いが、先日新潟の苗木業者が、
今の芽吹き始めた小枝でも、挿せば“休眠挿し”をするよりも早く、根付くとの話だった。
休眠挿しは、新芽を出して根付くのに3ヶ月は掛かるが、緑枝挿しと同じく、
新芽挿しは2ヶ月で根付くと言う。駄目元で実験して見よう~ 上手く行けば儲け物だ・・

休眠挿し=秋に葉が落ちた枝を、早春に挿す。
緑枝挿し=春から伸びた枝を挿す。
新芽挿し=春に芽吹いた枝を挿す。

4月17日
今日は、土曜日に使った板と靴を洗い、天日干し・・・昨日は雨で出来なかった・・・

この冬は少雪。春は異常に暖かく、消雪が進み何処の山も雪不足だ・・・
これから先の、“雪山遊び”を考えて見る。

①八甲田
15日に、稜線から八甲田温泉に滑って見たが・・・
上半の3km位は良いが、下半は落枝が多く、雪も少なく面白味に欠ける。
週末の22.23日(土日)は、シャトル便が走る。
今の処の予報では、2日間が晴れ模様・・・酸ヶ湯公設Pをベースに考える。
今季の最後に、菷場岱と谷地温泉に、滑って見たいと思ってる。
菷場岱からはシャトルで帰れるし、谷地に降りても、JR定期バスで帰れる。
平日晴れたら、睡蓮沼から南八甲田にも行きたいのだが・・・
いづれにしても、今年の八甲田は、GWまで雪が持たないのは確実だ・・・


②八幡平
15日からアスピーテラインが開通。定期バスが去年から廃止に為り車回収の足が絶たれる。
最近人気の“Dragon eye”だが、既に亀裂が入ったと・・・
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4月11日 八幡平パークセンターFBより

2016年5月14日に、偶然にも開眼に出合った時の画像。
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この時は、蒸ノ湯Pに車を置き、定期バスで上がって、滑り降りた時のもの。
バス運行が廃止された今は、それも叶わず・・・其の辺を鱗板で滑って遊ぶ程度・・・
今年は、少雪なのでWG明け当りが見頃かも・・・一度は行って見たい~


③鳥海山
毎年恒例の鳥海。矢島祓川・象潟鉾立の五合目迄の道路が、28日に開通する。
今の処の予報では、ハッキリしない天気だが・・・
祓川コースは、標高差1000mを登り・山頂から約5kを登り返し無しで滑れる。
例年5月中は、板を外さず出来るが・・・今年はどうか?

③月山
姥沢P迄の道が10日に開通したが、今年からP代が倍の1000円に、ちょっとボリ過ぎでは?
牛首から山頂までは、板が使え無いし、帰路リフト駅迄の登り返しが有るのが欠点。
暫く御無沙汰なので、鳥海の際に足を伸ばして見るか?  もう後、何回も行ける保証が無い。


国体の話し
日本スポーツ協会が、’24年から国民体育大会を国民スポーツ大会に、名称変更すると発表。
略称が“国体”から“国ス”になるのか・・・コクス? 国酢? ゲッである。
どうせ変えるなら、Japanese Sport Festivalと、
JSFJAF紛らわしいか?
同時に、大会参加費(選手・役員等)を、夏季で1.5倍・冬季で2倍に値上げすると発表。
現在の参加費は、少年2千円・その他4千円だと・・・
値上げで5千万円の増収が見込めるらしい。従来の参加費1倍分は、協会のゴチ分だねぇ~
さて・・・5千万円の使途だが、冬季大会の開催自治体へ交付すると言う。
冬季大会は、開催出来る場所が限られ、短い間隔で開催が回って来て、自治体の負担大。
これを、解消する為の交付金だと・・・今までは、「おんぶ に 抱っこ」だったと言う事。
もっと言えば、“国体”と言う名の基に、自治体の金で“国体”を開かせて居た事に為る。

’25年の冬季“国ス”のスキーが、【花輪スキー場】に決まった。去年も、同地だった。
7回目の国体開催地と為る。
スキー競技の、滑走・距離・ジャンプを、同時に出来る適地が他に無いのだ。
マトモに開催出来るのは、蔵王・白馬位。岩手は、ジャンプが遠距離で宿も無し。
各競技会場が離れては、コスト増に為るし、近隣に宿泊施設の有無も問題らしい。
鹿角市が、前入りと大会期間の4日間で、
少しだけ潤うのは、地方経済に+と為る。
5千万円で市の持ち出しが賄えるなら、毎年手を挙げればいい。
約1200人の選手他が訪れ、経済効果は約2億円と言われている。

【花輪スキー場】だが、オールシーズン可のジャンプ台が3基。
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滑走コースは小規模だが、ジャイアントコースは、出だしから下が見えない程の急傾斜。
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今は、最大30°に改修されたが、昔は35°だか36°の壁だった・・・
若い頃に、一度だけここを滑ったが、即転倒何十m流された事か・・・
当時は、危ないので何人も同時に滑る事は無く、1人が行って暫くして次が滑ると言う暗黙のルールが有った。
距離コースは最長10km、嫌に為る程の上り下りが激しいコース。


Campで倒木事故の話し
・・・何とも、残念な事故が起きた・・・
管理人は、毎日見回りしてたと言う。ただゴミ拾いで、廻ってだけだろう・・・
周囲の木が若葉を出してるのに、変だと思わない不思議・・・叩けば簡単に判る話だ。
自然が好きで、Camp場を拓いたとは思えぬ。石原伸晃流に言えば“金目”でしよッ・・・
朽木の傍に、天幕を張った側にも問題が有る。崖の下に天幕張るか?
河原での
Campも同じ、草の生えて無い河原は、雨後直ぐに増水する確率が高い処。
自然を相手に楽しみ・遊ぶなら・・・先ずは、相手を知らねば・・・

4月15日
今日は土曜日、楽しみにしてた(
)の運行初日です。
本来ならば、土日限定のシャトル便を使って、車中泊で2日遊びたいと思っていたが、
明日は、雨+風の荒れ予報・・・今日は、曇天・3時頃から雨。
今日を逃すと、22.23日の土日よりシャトルが使えぬ・・・その時、雪が下まで継ってるか?

景色は望め無いが、3時の雨前に戻れれば良しと思い、7時に家を出る。

土曜日なのに、八甲田に向かう下道も、高速も矢鱈に車が多い・・・
弘前の桜見物の車だ・・・弘前を過ぎると、車激減。

黒石から八甲田への山道に入ったが、道路両脇の雪が少ない・・・
八甲田ロープ駅に着くと・・・正面の壁の雪がマダラ、ここの雪も少な過ぎ。

ロープ駅で、シャトル便の予約をする。(乗車位置・便の変更は不可)
以前はバスだったが、客が減って、今は9人乗のJumbo Taxiだ。時間当たり最大2台運行。
滑り降りた地点から、千円でロープ駅まで運んでくれる。(Taxiを頼めば5千円位)

ロープ2便に乗る・・・山頂駅に着いて、外に出ると・・・
舗装された遊歩道が露出・・・初めて見る景色。(雪の無い時に来た事なし)
板を持って少し登り・・・ここで板を履く。赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳が黒黒と・・・
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八甲田大岳の裾野、上毛無岱・下毛無岱越しに、南八甲田の山々が・・・
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板を履き準備してると・・・男女が来た!  「とーさん~」「あら~ 一年振りだナ」
ここ2年、何度もロープや睡蓮沼で会ってる、八戸の
体力・滑り抜群の御仁だ・・・
赤倉登って、八甲田温泉に滑ると言う。

田茂萢湿原に滑り込む。ザラメが良い感じだ・・・
八戸氏の後に付いて滑る女性も、俺よりは“華麗に”滑ってる・・・
2023_04140005 パノラマ写真
湿原の底で、シール装着。赤倉の分岐で、八戸氏と別れる・・・
分岐から、八甲田温泉へのツアーコースへ入ると・・・雪が少ない・・・
矢鱈に熊笹やブッシュが露出して、板に引っ掛かる。一度転倒した・・・

危険地帯を抜けると・・・大斜面。赤倉岳登山道の東に広がる処、気持ち良く滑る。
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2023_04140008 パノラマ写真

青森トド松帯を滑る・・・
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1232mP(通称ひふみ)の南西に在る、1290mPの素晴らしい斜面。
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赤倉岳が遠く為る。
2023_04140015 パノラマ写真
ここで、雪上に先行者の板・ストック・ザックが・・・人影は見えず・・・
ツリーホールの中で、ウンチ中・・・丸出しのケツを見てしまった・・・(爆)

ブナ林を滑る・・・ここは、実に気持ちが良い~
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唐松林に入ると、落枝が一面に・・・枝を引っ掛けて、ツリーホールに落ちそうに為る。
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5.3kmの八甲田温泉コースも間もなく終了。
少し早いが、クリームパンとJuiceで昼飯・・・
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今日のコース(赤線
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シャトル便停車位置に着いた。この後・・・大変な事が・・・
八戸氏が降りて来た・・・が、同行してた女性が、板の上に足を伸ばして座ってる・・・
行って見ると、右足をヤッたらしい・・・「大丈夫ですか?」と声を掛けると、
「大丈夫で、無いョ・・・」そりゃそうだ、膝をヤッたらしい、曲げれ無いと・・・
何でもない処で転んだと言う、落枝に引っ掛けたのか・・・
デポ車に背負って運び、八戸に帰って行った・・・

シャトルが来る迄の間・・・八戸氏の取った行動を考えた・・・
事故後、2枚の板を並べで、1本の紐でTLT金具のtoes同士を結び、heel同士も結び、
それに座らせて、後ろで紐を引き制動を掛けながら降りて来たと・・・
圧雪されたスキー場では無い、落枝と根開き穴だらけの林の中だ・・・
1人で、それが出来たとは、凄い事だ!!!
救助ボートに乗せて降ろすにも、前に舵取り・後ろに抑えの2人が必要だ。
1対1で、落下を防ぎながら降ろすのは、至難の技だと思う。八戸氏は何者なのか?

知識として板での降ろし方は、俺も知ってるが、実体験無しだ・・・
これがツアーの、なんちゃってガイドなら、どうしただろう・・・即、ヘリ依頼だね・・・
ブナの梢が轟々鳴ってたから、ヘリは来れなかったかも。
シャトルで戻るとロープは運休してた・・・25m以上の風が吹いてた事は確かだ・・・

自分に置き換えて・・・
万が一を考えて、ツェルト・予備手靴下・張綱5m10m・予備電池・スコップ・食物2食・等はザックに忍ばせてるが、怪我した時にどうするか?
色々、考えさせられる出来事だった・・・

1人なら何が有っても自業自得で済むが、他人を山に連れて行くと言う事は、
其れ為りの覚悟が要ると言う事だろう・・・
救助ヘリ等無い山岳部時代に、女の搬送を小屋に頼まれ、
仕方が無く合宿を一時“沈”し、同僚と交互に背負って、双六から新穂へ降ろし、
夜中に稜線まで戻った事が有る。生の人間は、唸ったりして気を使うが、
死体は荷物と同じだ・・・シートで包み、長次郎出合から小屋迄曳いた・・・
昔と違い今は・・・人を背負って歩く体力が無いのが、悲しい・・・


余録
帰路、黒石で給油L154円。予想通り3時から雨が降って来る。
競馬中継を聞きながら運転・・・???馬の名前が“イロゴトシ” (゚ロ゚;)エェッ!?
実況アナ「出ました!出ました!イロゴトシ」「イロゴトシ、1着」思わず大爆笑~
競馬好きな方、イロゴトシの馬券を買いましたか?  馬主は何処の誰れ?

4月11日
今朝の青森市からの、北八甲田画像。
今日は、西寄りの強風・花粉・黄砂で、外に出ると目が・・・
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酸ヶ湯・地獄沼。(気象庁火山監視Camera)
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予報では、ここ3日連続の晴れ予報でしたが、3日連続八甲田Ropewayが運行停止する強風が吹いてた・・・風速25m以上と言う事です。
3日間の内、1日位は弱まると思って、春山スキーを楽しみにしてたが、叶わなかった・・・

桜が、平年の2週間も早く“狂い咲き”する気温に、更に強風では雪解けがドンドン進む。
八甲田スキー場は現在積雪150cm、Ski t
our用 の銅像・城ヶ倉ルートは、既に閉鎖。
八幡平スキー場は現在積雪140cmで、例年の様にGW中まで雪が持つかどうか?

15.16日、22.23日の八甲田でシャトル便を使っての、
八甲田温泉や菷場岱へのツアーを予定してるが、今の処の予報では☂が・・・
平日のGold line開放の9時に合わせて向かい、南八甲田と言う手も有るが・・・
GWの鳥海山開通まで、待つ事に為るのか・・・月山・姥沢は開通したが、遠い・・・

12日 追記
朝7時の段階で、
Ropeway運休を発表。山頂駅の風速30m・+4.9℃。益々雪解けが進む。



昨日、こんなyoutu.beを見つけた・・・
ボードで新雪深雪を滑走中に、Tree well(ツリーウェル)に逆さに嵌った日本人の画像だ。
運良く後続に発見されたが、立木1本ソレて、そこを通らなかったら確実に窒息・凍死だ。
https://youtu.be/wQ8Kgb_XUkk?t=26
顔を掘り出し、第一に呼吸を確保してから、スコップで掘ると言う手順が素晴らしい。

2月に、キロロで行方不明に為ってた女性が、先頃発見されたが、原因はこれだろう・・・ 

落ちたら、90%が自力では助からないと言うTree well。(ウェル・和名でホールと言う)
広葉樹は大丈夫だが、針葉樹の傍は要注意、滑るのも・歩くのもだ・・・
訳は、雪の中の枝が下を向いてて、空間に為っている事が多い。そこに人の重みが乗る。
当然下に落下、枝が邪魔で這い上がれ無い。板を履いてれば尚更だ・・・

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助かる道は・・・①空間を確保(呼吸の為)。②ビンディングを外す③枝を支えに登る。
④駄目な時は、木の幹回りを踏み固め、外側に階段状にステップを固め這い上がる。
①~④どれも至難の技だが、②が上手く出来れば、助かる確率は高し・・・
雪崩もそうだが、雪に埋まると空間認識を失調するとか? 上か下か?が、判らなく為る。

もう1例 
https://youtu.be/0jvEYzh_1Sg

これからの春先に現れる、“根開き”穴だが、これもTree wellの部類に入る。
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これは先から見えるので、落ちる事は略無いが、メットが有れば頭の怪我は防げるし、
骨折程度で済むかも・・・

4月8日
県南部で桜開花の知らせ。遅まきながら、我家にも春が訪れた~ 
庭で、早咲きの水仙一種だけ開花。他は、蕾がまだ出て無いのも有る・・・
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室内育ての君子蘭。春と秋に二度咲いてくれる。
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一株から、花茎が三本出たのは今回初めてだ・・・
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一番古い株。子株が2株出て、花が終われば株分けする。我家の君子蘭全部がこれの子だ。
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釣りの話し
先日、釣友O氏からMailが・・・初冬の“戻り鰤”釣りの、乗船予約の件だ。
T氏が最近懇意にしてる、◎◎丸の予約が出来ると言う。
今なら、まだT氏の予約日に便乗して、増員可能と言う事だった。
11.12月の釣行なのに、早過ぎる・・・(人気船は、Season inしてからでは遅いのだが)

釣りは、子供の頃のフナ釣りから、渓流釣り、真鯛流し釣り、磯上物釣り等をしたが、
20年ほど前に、△△丸に乗り、活鯵を餌に泳がせで、青物釣り
を体験した。
青物は引きが強いと聞いてたが、腕が痺れる想像以上の強さに嵌ってしまった・・・
その後、時代はMetal jigに移り、こんな金物で釣れるかと思ったが、以外に爆釣でした。
以来、“戻り鰤”の季節には、
△△丸でMetal jig Fishing・・・

今回、△△丸から◎◎丸へ、宗旨替えする事に為り・・・悩む自分が居る・・・
元は、T氏も
△△丸に乗ってたが、船頭がスカンパーを広げての立て釣りの、
操船が面倒臭く為ったのか? 一番楽なドテラ流しを始めた・・・
これだと、釣行時間の約半分は、lineが船底に入り、誠に釣り難いし、釣果も半減。
T氏は、これを嫌って、正統派の操船をする◎◎丸に切り替えたのだった。
1万2.3千円を払って、半分遊んでいる様な釣りは嫌だと言う、最もな話だ。
要は、jigが流されて斜め引きをするよりは、魚探反応の上でverticalにjigを煽りたいと言う事だ。

長年△△丸には世話に為ったが、乗船料金が同じなら、背に腹は代えられず、
O氏を通してT氏に予約の追加を依頼をした次第です・・・
上手く◎◎丸の予約が取れれば、昔の仲間の4人で釣行が出来る。

4月3日
4月1日から、北八甲田と南八甲田を別けてる、Gold line(酸ヶ湯⇔谷地温泉)が開通した。
1日2日の土日は、待ち兼ねてる春山スキーや登山者で、ごった返す混み様・・・
夜間凍結で、9時のゲート開放だが、睡蓮沼の処だけ道幅が広く、上下線に縦列駐車可能。
ここに停めるには、ゲートに8時前には並んで・尚且10台目当たりでないと、停めれない。

好天が続いて、3日も晴れ予報です。月曜日ならそれ程混まないと読んで、決行日に・・・
8時前に並ぶとしたら、6時には家を出ないと、間に合わない・・・
連日、雪解け後の庭の片付け・菜園の手入れ・長ネギの植え替え・土鼠の退治・等の作業をしてたので、お疲れモード・・・起き掛け走るのも疲れるし・・・と、言う事で前泊で。

2日の昼過ぎに出発です・・・
が、10分走って兼用靴のバックルが、壊れたままだった事を思い出す。
前回、八幡平の焼山で車に戻り、靴を脱ぐ時に不具合発見。
帰宅して即修理すれば良かったが、途中孫達を連れて来たので、ド忘れしてた・・・
家に引き返しして・・・工具箱からsleeveを見付けで、ペンチで締め付けて完成。
急がないので下道経由で、酸ヶ湯に着いたのが3時過ぎ・・・
何時もの水平な処に車を停めで、雪でコロコロで缶Bです。次にHot Whisky・・・

椅子で飲みながら景色を見てると、超目立つ車が来た。トラックに手製の家が乗ってる。
更に、後ろのドアから、ドデカイ2人乗り用のカヌーがハミ出てる。尻に赤布ヒラヒラだ。
津軽(弘前市)の林檎農家のオヤジだ。仕事の無い冬場に、2冬掛けて自作したと・・・
中には、ベット・テーブル・椅子・火鉢型石油ストーブ(調理用)。
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何と、プロパンガスボンベで造った薪ストーブまで・・・煙突が屋根から出てる。
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面白いオヤジだ。薪は、林檎の選定をした枝・林檎の木を更新した古木だと。
浅虫海岸でカヌー遊びをして、直に帰っても暇なので、雪景色を見に寄ったと言う。
浅虫で、車を停めて薪ストーブを焚いてたら、焼き芋屋と間違えられたと・・・
フナ林に沈む、西日が綺麗だった~

翌3日(今日)
5時に目覚めて、夜明けの珈琲Time。中華丼と味噌汁で朝飯。
8時に直ぐ隣の酸ヶ湯ゲートに・・・一番乗り。9時で無く8時55分にゲート開放。
睡蓮沼まで、途中何箇所かは路面が濡れてたが、凍結した処は無かった・・・
睡蓮沼に着いてビックリ、谷地温泉側のゲート開放が早く、7.8割のスペースが埋まってた。
これだから、早く並ばないと駄目なのだ・・・

Pを確保、後はユックリです。兼用靴を履き、沼辺に立つと北八甲田連峰が目の前に・・・
手前の雪原が睡蓮沼、左から石倉岳1202m 硫黄岳1360m 八甲田大岳1523m 
小岳1478m 高田大岳1559m。八甲田大岳は、一番奥に有るので低く見える。
2023_04030004 パノラマ写真
どの山も、東寄りの斜面には立木が無い・・・季節風が当たる北西寄りの斜面には、
樹氷が出来るが、風裏斜面には大量の雪が積もり、頻繁に雪崩れる為に木が育て無い。

睡蓮沼奥の台地を抜けると、硫黄岳・大岳・小岳が近く為る。
2023_04030013 パノラマ写真

左の硫黄岳の頭が近く為る。
2023_04030016 パノラマ写真

ここを直登すれば、仙人岱避難小屋1330m。ヒールサポートを2段目にして直登。
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仙人岱避難小屋。外壁板が、
くたびれ来ている。
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北に八甲田大岳。夏道が現れてる・・・今年は雪が少ない。
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東に小岳と奥に高田大岳。これも山頂部に雪無し・・・
2023_04030023 パノラマ写真

南に硫黄岳。奥に南八甲田連峰の山々。今季行く機会が有るか・・・
2023_04030026 パノラマ写真

小屋脇でパンを喰う・・・ブシューをコロコロして、キンキンに冷やす。
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シールを外して・・・一気にザラメを滑る。アッとの間で硫黄岳が遠く為る。
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雪質は、腐り過ぎず、滑り易いザラメだ~

南八甲田連峰の裾まで滑れば、今日の滑りは終了。
2023_04030033 パノラマ写真

睡蓮沼の標識が出てる・・・例年これが出るのは、4月中旬だ・・・
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今日の仕掛けは、今季初使用のHagan・Tour Curve lite 165cm 1250gに、
Dynafit ・TLT Speed turn 370g。

最後に一眺めして、睡蓮沼からGold lineに降り立つ。
2023_04030037 パノラマ写真
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帰路も下道を、スノータイヤが減らない様にユックリと・・・これからは凍結無しだろう。
明日にでも、交換しよう~

途中のHome Centerで、無調整ピートモスと鹿沼土を大量に買い込む。
中旬に、発注してたBlueberry2種の幼木が届く。500円玉大の美味い実が生ると言う。
木を太らせるので、実を付けさせるのは2年先だが、楽しみだ!!! 
それ迄、生きていればの話だが・・・

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