6月22日
今朝は、4時に目覚める。
妻は、昔の看護士仲間5人で、温泉旅行中で不在だ・・・
今日の天気は、曇り時々小雨・・・暑くは為らない様子。
意を決して、130km先の県南部まで、借金を返しに・・・
昨年7月に、仲間の釣友が他界した時の、供花代の負担金支払いだ。

郵送でも良かったのだが、久し振りに会って顔も見たかった・・・
彼は、難病指定15番の、
“封入体筋炎”と言う治療法も無い病に罹患。
75歳を過ぎてから、下肢の筋肉が減り、隙間に脂が溜まる奇病だ・・・
医者には、この先5年で車椅子・更に5年で、寝たきりに為ると言われたと。
スキー1級・県サッカー界の草分けだったし、下肢は強かったのに・・・

互いに持病持ちの身、コロナ禍で会うのは憚われた・・・
コロナ禍が落ち着いた今なら、不安無く会えると思ったのだ・・・
5時に家を出る、道は空いていた。

最短距離の、峠越えで往く事に・・・
久し振りに走る国道105号線、継ぎ接ぎだらけの、ガッタガタ道だ。
山間部に入ると、矢鱈に空家と耕作放棄の休耕田が目立つ・・・
中には、雪の重みで潰れ掛けた家、林と化した田も有る。
限界集落と言う言葉が有るが、今はそれを超えてる感じがする。

人家の脇には、既に冬の暖房用の薪が山積みに。懐かしい風景だ・・・
集落の共有林から、切り出した物だろう、薪ストーブは実に暖かいのだ~
燃やすとCO2が・・・等と言う奴が居るかも・・・だが、省エネの優等生なのだ。
木は、切られる迄に吸った
CO2の量=燃した時に出るCO2の量だし、酸素も生む。
だから植林しないと駄目なのに、育ちの早い杉に集中、お陰で花粉症多発。
薪置場と薪割手間、煙突掃除を考えると、手っ取り早い灯油に替わった。

3時間・130km走って、8時に目的の町内に着いたが、どの家か判らない・・・
玄関前で水撒きをしてた婆様に、家を訪ねたが、◯◯さんは旦那も奥さんも死んだと言う。
隣の奥さんが出て来た・・・亡くなったのは奥さんで、旦那は病気だけど元気だと・・・
同じ町内でも、人の話は当てに為らないものだと、この時思った・・・

奥さん曰く、市内に嫁いた娘さんが、面倒見に来てる様だと。家は直ぐ見える処だった。
カメラ付きピンポンを押したが、返答無し・・・8時過ぎなので起きてるはずだが・・・
鍵も掛かってる・・・書置きと負担金+αをポストに入れて、帰路に・・・

家に着く直前に、携帯が鳴る・・・書置き見た、不在で悪かったと・・・
奥さん・・・朝起きたら冷たく為ってた。警察呼んで大騒ぎに・・・脳溢血だったと。
確か? 奥さんは、俺と同じ年だった筈・・・
以来、娘が夕方迎えに来て、娘宅で晩飯・就寝・朝飯・旦那子供が出掛けてから風呂に入れて貰い、昼飯を食ってから、家に送って貰ってると言う。
49日が過ぎたので納骨もしないと、昼から夕方までだが、家に居る時が一番落ち着くと。
娘さんや家族にしたら、降って湧いた大変な負担だろうと、想像出来る。

昨年7月に会った時は、杖を使えば歩けるし、近場の医者にも車で行けると言ってたが・・
今は、転ぶと起き上がれない・・・医者が言う5年前に、車椅子かも・・・と。
亡くなった奥さんの介助も、大変だったと思う、10㌔も痩せたらしい・・・
そう為れば、県外に居る息子が勤めてる、介護施設に入る手筈は付いてると・・・
何とも・・・な、話だ。

限界集落超えの現状、ガッタガタ国道、老々介護の往く末、この先何と為るのか・・・
特に老々介護は、他人事では無いのだ・・・

明日は雨だと言う、気持ちが滅入る・・・
晴れの日に、何も考えずに・・・釣り糸を垂れたい気分だ・・・
deanz89200400104