12月26日
2日前の山行(今季初・森吉山スキー登山・超深雪で敗退で、散々な目に遭った。
腕から脇の下の筋肉痛も、何とか良くなって来た。

太腿から股までの新雪に、板を回せずに藻掻いたが・・・
先のBlogで、道具の選択を間違えたと書いたが、そんな時を想定した道具が昔から有る。

画像の上は、アトミックの山スキー。下は、リバティ。Topに穴が空いてます。
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Tailにも穴が・・・アトミックには、シールストラップがズレない様に溝が有る。
昔の山スキー板には、色んな工夫がされていた。

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この穴、何の為に有るのか? 深雪で、板を回せ無い時の為に有るのだ。

昔、山スキーに細紐を持って行けと、言われた時代が有る。
今も2mmと3mmの細紐、5mと10mをザックに忍ばせているが・・・
色々用途が有るのだ・・・
①シールが剥げた時用  
で使い方を書いている。
②ツェルト張り綱    事前に、別の細紐をセットして置く方が早いが・・・
③スキーを結び橇にする 去年の八甲田で、知人の連れが足を痛めで、橇を作り搬送。
            この時、知人は15m位の5mmロープを使ってたが・・・
            橇の作り方は、TOP穴・金具の爪先、踵・Tail穴同士を結ぶ。
            一々切らなくても良い。これで2本の板が必要以上に開かない。
            5mも有れば楽に結べる。別の紐を、前または後に結び曳く。
            下りは橇を先行させて、後ろから制動を掛けながら降りる。
            中々出来る技ではないが・・・知ってて損は無い。
④雪崩紐として使う   雪崩紐? 雪崩そうな斜面で、腰から垂らして行動する。
            雪の中では赤が目立つ。雪崩れて埋まっても、
            紐が雪面に出てる可能性が有
る。5~10m、発見・収容が早い。
深雪で板を回す
3mの細紐が有れば良い。半折して腰に結ぶ。2本の先端を板先の穴に結ぶ。
この様にして進み、向きを変える時に、紐を引き板を浮かせる。
Tailを軸に、板の向きを簡単に変えられる。八甲田で経験有り。
この方式は、アルプス国境警備での、山岳兵の発想。
Tailの穴も同様の使い方と思うが、私自身で試した事は無い。


深雪用ストック 50年前の代物
当時最高と言われてた東京竹(トンキン竹)製。輪は直経15cm。
これで困った事は無い・・・
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脇下長の1本竹で、登りでは長過ぎるので、下にストラップを付けて使っていた・・・
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先日は、BDの深雪用ストックを使ってたが、8.9cmの直経では、糠に釘だった・・・
既存のストックに、プラ板に穴を空け、針金止めで使ってた方を見た事が有る。

雪が締まる迄の間は、この板とストックで・・・
昔に習った基本に忠実でなければ、と。

オマケ
山スキー用に使ってる、ショーワの-60°ゴム手袋。安価・蒸れず・濡れず、重宝してる。
発売当初、こんな物は絶対使わないと言ったガイドが居たが、今はどうしてるのか・・・
厳冬期の八甲田縦走でも、これで十分なのだ・・・人に寄るかも、基礎体温が高いとOK。
自作で、ストラップを付けている。ヘタって来たら、冬場の除排雪用に転用。
BD-29°対応は、非常用手袋として、ツェルトと共にザックの底に忍ばせている。
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この長いストラップ、付いてる意味が判らないで、登山ガイトをしてる奴が居た。
ブラブラして邪魔だから切ると言う・・・これ読んでたら、ゴメンなっ!