3月31日
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秋田出身の阿部雅龍君が、3月27日午前に、亡くなりました・・・41歳でした。
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この冬(南極は夏)遣り残した、後半の極点旅行の準備・手配が全て済んでいたのに、
渡航目前に発覚。病気と治療の経緯は・・・彼のFBによると・・・
9月5日
いつも応援ありがとうございます。プロ冒険家の阿部雅龍です。事情がありSNSなどから離れていました。実は南極前に過去最高難易度の冒険に出ることになりました。
脳腫瘍(脳ガン)が見つかり手術をする事になったからです。
お盆の間に突如として激しい頭痛と吐き気に襲われ、痛み止めを飲んでも眠れず、あまりの痛みで幻覚を見るほどでした。救急外来で病院に行き脳のCT検査後、そのまま緊急入院。大きな腫瘍が脳室にあり、腫瘍から出血したことが原因でした。
腫瘍はこの1年で一気に大きくなるものではなく、何年もかけて大きくなるもの。思いおこせば思い当たる節はありました。急に頭痛に襲われたり、視力が一時的に落ちたり、物覚えが極端に悪い時があったり。8月に富士山に登ったときも、十分に有酸素系トレーニングをしているのに標高3,000mで頭痛があり驚かされました、過去ではあり得ない事だったので。全て長年の冒険人生のダメージ蓄積によるツケのようなものと思っていましたが、それらは悪化しているサインだったのかもしれません。
不幸中の幸いと言えるのは、腫瘍の出血が脳室という水が通るための空洞になっている部分だったので運動や言語などの麻痺が“今は”ないことです。とはいえ、腫瘍がかなり大きく、放置しておくと水頭症になるため対策しなければなりません。頭蓋骨を開けてみないと癒着の具合は分からないとのことですが、腫瘍が大きいので癒着の可能性はあります。
9月7日(木)に全身麻酔による手術があります。記憶をつかさどる海馬の近くに腫瘍があり自分で判断ができないようになる可能性があるかもしれませんし、記憶ができなくなるかもしれません。
南極と違い、自分が望んだ冒険ではないけど、病気という冒険に自ら勇気を持って立ち向かいます。今回の舞台が南極ではなく病魔であるだけです。今までどんな逆境にも負けずに笑顔で立ち上がってきました。受け身ではなく自ら選んで挑戦者として闘う。それが阿部雅龍という男であり冒険家を職業とする人間としての生きる姿勢です。
しらせルートによる南極点単独徒歩到達の夢を達成させる。
応援してくれるお一人お一人の気持ちに寄り添えるように、何より自分の夢を叶えるため。
だから、挑む。行ってきます。感謝を込めて  阿部雅龍
この一文が、彼の最後の言葉でした・・・

9月29日
(略)先般、公式リリースとして発表いたしました通り本年8月中旬に脳腫瘍が判明し緊急入院いたしましたが、9月上旬にその摘出手術を行いました。
その手術自体は成功し、少しずつですが本人の体調も戻りつつあったところ、術後2週間のタイミングで脳部に水が溜まってしまう水頭症が発生し、9月29日(金)に再度手術を行っております。(以下割愛)
【人力チャレンジ応援部】

10月23日
(略)2023年9月7日に行われました脳腫瘍摘出手術から入院生活が始まり、水頭症を併発しながら幾度かの再手術が行われました。
摘出した検体を検査した結果、以下の病状であることが判明いたしましたので、ご報告させていただきます。
・病名:脳腫瘍(上衣下巨細胞性星細胞腫)、水頭症併発
・グレード:4(悪性)
・腫瘍発出箇所:脳梁内
腫瘍発見後に必要とされた標準治療を終え、水頭症の対応と共に摘出後の経過観察を続けていましたが、脳梁内からの増殖が速く、脳梁周辺へのさらなる浸潤と髄液中からの播種が確認されました。
今後6週間を目安として、放射線治療と化学療法が検討され実施される予定です。
現段階の本人の状態は、目視での判断となりますが、すでに意識障害がみられ、通常のコミュニケーションが困難な状況となっています。(以下割愛)【人力チャレンジ応援部】 

3月31日
プロ冒険家の阿部雅龍氏が私達の元を去りました。(以下割愛)
【人力チャレンジ応援部】

31日 秋田テレビ 続報(要旨)
阿部さんの支援団体によると阿部さんは2023年8月に脳腫瘍が見つかり闘病を続けていたが、3月27日の午前8時半に秋田市内の病院で息を引き取った。
住んでいた板橋の地元に在る、日大板橋病院に入院したはずだが・・・
1日の報道では、神奈川の病院だと。
何時の間にか? 秋田市に転院してたとは・・・(1日の報道では、2月に転院したと。)
最期は、地元でと言う事か・・・
早くして母1人・子1人、残された母親の心境は、幾許か・・・

彼は、白瀬ルート達成後は、秋田に戻って“冒険学校”的な施設運営を望んでた様です。
自覚症状が現れた時には、既に遅かった様です・・・・
合掌