9月28日
紅葉見物と体力測定が目的で、三っ石山に登りました。
例年9月20日過ぎ頃が、紅葉のピークなのですが、今年は冷え込みが少ないのか?遅れ気味。
7時半に家を出て、一路八幡平見返り峠を目指します・・・
朝霧が掛かり見通しが悪かったが、徐々に消えて周囲が見え始めると・・・
田圃は稲刈りが進んでる・・・コンバインで刈った後が殆んどだが、
中に稲架掛けの田も・・・売り物は機械で刈り、強制乾燥させて出荷。
自家用は、手間が掛かるが、天日干しでジックリ水分を飛ばし・・・美味い米になる図式。

見返り峠に着くと・・・南側のモッコ岳の山頂が色付いてます。
(全ての画像は、サイズを落とさずに載せてるので、クリックして紅葉を見て下さい)
2019_09280001 パノラマ写真

見返り峠から、岩手県側の松川温泉へ樹海ラインを下って行くと・・・
下倉スキー場のコースを横断するが、その手前のカーブで、熊が道路を歩いてました(・o・)
慌ててブレーキを踏む・・・ガードレールを「ヨッコラショ」と乗り越え、林へ消えた。

松川温泉に近着くと、三っ石山の山頂が見える処が有り・・岩が3つ有るのが山名の由来。
山頂付近が紅葉してます~~ この山は周りの山より標高が低いが、風の通り道なのと、
山頂部に紅葉し易い楓系が密生してるからか・・・
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松川温泉に着いたが・・・既に上下2箇所の駐車場は満車、道路脇も車ダラケ・・・
29日の日曜日は、曇り雨予報なので、皆さんこの日がベストだと集中の様です。
紅葉時期だけ人気の山です・・・登山口に近い下の駐車場に何とか止めて、即準備です。
9時半スタート、山頂まで約4.7キロ・標高差640m・コースタイム2時間30分です。

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途中に“泥濘や洗掘”が有るので、いつものスバイク付き磯釣り用のブーツ。
尾根に上がるまでは、こんな階段の急登が45分も続きます・・・すぐに・・・汗ダグ。
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階段を登って行くと・・・ドングリの枝が大量に折られて、地面に落ちてる・・・
葉の枯れ具合から1.2日前の熊の仕業だ・・・今年はブナの実が不作の年、熊も大変だ・・

登山道の中間地点の分岐までの間に、途中一回の水補給でザックを下ろし、水と一服。
分岐を過ぎると涸れ沢を二箇所超えて、洗掘や木道歩き・・・木立が邪魔で景色見えず。
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三っ石避難小屋に11時半到着、2回の一服入れてもここまではコースタイム通り2時間。
人ダラケで小屋で休む気になれずに、そのまま山頂に向かうが・・・
狭い登山道に、登り・降り人々々・・・岩混じりの急登で交差もままならず・・・
途中の岩場に“血糊”がベッタリ付いてました・・・降りで杖付いてガクッと為ったのか?
岩混じりの急な降りは、両手を自由にしないと、顔面から落ちます、良く有る転倒事故。

ナンチャッテガイドに引率された30人程が、多数の登りを無視して一団で降りて来ました。
前を登ってた年配のお嬢さんが「登り優先なのにねぇ~」と、呆れ顔です。
奴等も一々道を開けてたなら、何時に為ったら降りれるのか?と、判断したのかも・・・
思わず最後尾の引率ガイドに一言、「馬鹿タレ何処のガイドだ、登り優先だ、何考えてる!」
ガイドが大声で「道開けて・道開けて~」、この程度のガイドでも、日銭が貰える不思議。
避難小屋→山頂のコースタイムが30分だが、この混雑で結果1時間掛かって到着でした・・

山頂への途中から、背後の岩手山です。
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最初に現れた紅葉、東側の眼下に三っ石避難小屋が見えます~
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登山道左側の紅葉
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登山道右側の紅葉
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三っ石山頂、北側の小モッコ山も山頂部が紅葉~
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山頂部の紅葉、楓系と笹・這松が綺麗です~これを見る為に、汗ダグを我慢して・・・

2019_09280015 パノラマ写真
高山植物保護区内で飯を喰う馬鹿タレ共・・・登山客に注意されてたが、動く気配なし・・
「石の上に座ってる」と、・・・一言と思ったが形振りを見て、言うに値しないレベル・・
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西側の景色。奥の尖った山頂は岩手県人が言う“烏帽子岳”、山頂が県境だか・・・
秋田側から見る秋田県人は“乳頭山”と呼ぶ。乳首に見える秋田県人はエロいのかナッ?
当然小生も、乳頭と呼んでるが・・・最奥の山は“秋田駒ヶ岳山塊”
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岩手山
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2019_09280022 パノラマ写真
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2019_09280027 パノラマ写真
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北側の景色。手前は小モッコ山、奥は大深岳と源太ゲ岳
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西側をパノラマにすると・・・
2019_09280029 パノラマ写真
朝から風もなく、薄曇りの穏やかな一日でした。
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混雑で山頂に着いたのが12時半、スタートから3時間後でした。
まだゾロゾロ登って来ます・・・おにぎり1個と甘い和菓子2個を喰い、1時に下山開始。
避難小屋までの間は、人々々・・・格好も様々、林道が上まで伸びてからは、犬まで登山。

混雑する小屋を素通りして、来た道を一目散に・・・
腰の“熊尻皮”が長く・・・先日洗濯したばかりだったが、下山中地面に擦れて・・・
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裏地がドロだらけに、膝上に切るのは勿体無い、やはり冬専用だ・・・

分岐点を過ぎて、愈々階段降りの手前の倒木で一服入れる。水を飲み二服、生きた心地だ。
水消費は500mlペットを2本持参したが、1本半で終了。3時に車着、5時過ぎに帰宅。


さて今回の目的で有った、体力測定だか・・・
山岳本のコースタイム往路 登山口→小屋2時間 小屋→山頂30分 計2時間半 
          復路 山頂→小屋20分 小屋→登山口1時間20分 計1時間40分
実タイム(一服二服込)往路 登山口→避難小屋2時間 避難小屋→山頂1時間 計3時間
           復路 山頂→登山口 2時間 
(避難小屋⇔山頂間の混雑を割り引けば良しなのか? 駄目だ!!! 弱ってる。)

過去の記録 '16年・'17年は、途中の一服を何回も入れて、登山口→山頂が2時間10分台。
特に登山口→避難小屋間は、1時間40~45分台で登ってるのだ・・・
年々体力が落ちてる、運動らしい事は何もしてないのが実態だ・・・
冬の山スキー時期迄に何とかせねば・・・スクワットでも始めるか~~ 


次の遊びは、10月1日解禁の“十和田湖・姫鱒釣り”。
夜明けからが解禁なので、場所取りしないと釣り場が無くなる・・・前夜車中泊で。