10月29日
富士山

28日、インターネットで動画を配信しながら登山していた男性が滑落した恐れがあるとして、山梨県の消防防災ヘリなどが捜索したが発見できず、

29日朝から静岡県警の山岳遭難救助隊員10人が山中を捜索している。

男性は動画配信サービス「ニコニコ生放送」を利用し、「富士山へGO」のタイトルで自らの登山をライブ配信していたが、山頂付近で「滑る」と叫んで落ちる様子が映し出された直後に配信が止まった。動画を見た人が110通報した。

富士山は雪が積もっているのが上空などから確認され、甲府地方気象台が初冠雪を発表するなど冬山の時期に入っている。男性は動画で「指が冷たい」などと話しており、軽装だった可能性がある。

出典元:産経新聞WEB


現在までのところ、TEDZUさんの安否について情報は入っておりません。
本人のTwitterアカウントも更新がない状態で止まっており、
事故を知った多くの方が心配のコメントを寄せる事態となっています。
TEDZUさん滑落までの状況を時系列でまとめます。
 
10時26分 富士山に到着、登山を開始。(新宿から5合目へ高速バス)
10時30分 ニコ生の放送開始。
14時30分 山頂共同トイレ(吉田口・須走口側)付近に到着。
14時38分 TEDZUさんが氷雪で足を滑らせ滑落。
14時39分 配信が停止
 時間的に見て、脚力は並以上に有った様です。

TEDZUさんとは
TEDZUさんはニコ生配信者。40歳・中大法科卒だとの話も有り。
2015年7月22日、ニコニコ動画上に『高田馬場法律問題研究所』というチャンネルを開設。
登録タグには「マラソン」や「司法試験」「自転車」といった単語が並んでいます。
どういった経緯かは分かりませんが、9月で閉山し、冠雪したシーズンオフの富士山の登頂を思い立ったようです。
ニコ生配信ではその登山の様子を配信。今回の事故の瞬間までライブ配信されていました。
TEDZUさんのTwitterアカウントには2019年10月28日 10時26分のコチラのツイート以降、更新がありません。
TEDZUさんが滑落し、動画の配信が途絶えた後、
動画を視聴していた人が事故についてSNS上で拡散しました。
ニコニコ動画で生放送中に富士山から滑落したとTwitter上で心配の声が寄せられています。
Twitter上には男性(司法試験浪人生)が滑り落ちていく様子の画像が投稿されています。
生配信を視聴していた方が、
「富士山の頂上から滑落している」として動画と画像をツイートしています。
男性は、司法試験浪人生のようでニコニコ動画で動画を配信していたようです。
滑落した男性のTwitterが特定されていました。
@TEDZU_lawというアカウントのようです。
そのアカウントには、東京から富士山へ向かっている様子も投稿されています。
それらの拡散情報を見た多くの人が警察へ通報・救助を要請しています。
しかし事故の発生が昼過ぎの15時頃と遅い時間だったこともあり、
山岳救助のプロでもその時間から山頂付近まで救助に行くのは困難だと判断。
翌日2019年10月29日以降に救助へ向かう事となっています。
動画では、登頂中もTEDZUさんはしきりに「風が強くて寒い」「手が冷たい」とコメントしており、またアイゼンやピッケルなどの冬山の必須装備も持たない軽装だったことがわかっています。
最後の滑落シーンには、軽登山靴にアイゼン無し・ストックが写ってる。
この時期、極寒となる富士山頂付近。一刻も早い救助が待たれます。
装備の近代化が進み、登山がカジュアルになりましたが、そもそもシーズンオフで閉山されている雪山へ、単独で、軽装備で向かう事はリスク以外の何物でもありません。
動画配信が一般的になったとはいえ、このような衝撃的な映像がライブ配信されることになってしまったのは非常に複雑な思いです。刺激を求めたり、視聴者の欲求に応えるためにこのような動画撮影が行われたわけでないと信じたいですね。

出典元:TEDZUニコ生配信者富士山滑落
https://inbigo.com/

 
動画のアドレス(注意) https://twitter.com/i/status/1188712821971795968

(本人が生配信した画像を添付してたが、ニコ生側が削除した様なので、キャプを添付)
アイゼン・ピッケルを持たず、片手にスマホとストックで、ロクな冬山装備も持たず、
凍結した斜面を登りながら“生配信”を続けた者が、山頂付近から滑落した模様です。
氷化した斜面では、ピッケルでの初期滑落停止の体制が取れない限り、
岩に当たり止まる以外は、雪線の5.6合目付近の緩斜面まで1000m以上滑り落ちます。
何で、こんな“馬鹿な真似”をする者が、現われるのでしょうか・・・
山岳救助隊員も“冬富士”だけは、一歩間違えば・・・と言うレベルの山です。

山嶽部の頃に、12月から
北アでの冬山合宿の前に、必ず“氷雪技術訓練合宿”で登った山。
アイゼン・ピッケルの使い方を訓練するには、早くから凍結する最適な山だが・・・
登りたく無かった山・独立峰で風が巻き息をする・特に八合目までの降りが怖い、
山頂からの吹き降ろし風に“耐風姿勢”を取るのだが、この時が一番危なかった・・・。
冬富士で何度か滑落遺体を見たが、岩に当たり衣服はボロボロ・全身骨折の冷凍状態。
ああは為りたくないと、常に思ったものです・・・


(2019年10月29日18時追記)

29日午後、静県県警は山梨県警とともにヘリコプターで捜索。
静岡側の富士山7合目付近に滑落したような跡が見つかったため、
救助隊を出動させたが、男性は捜索でも見つからず、
悪天候のため午後5時ごろに捜索を打ち切った。再捜索は30日の天候次第だと。
小生は、動画滑落の位置から、山梨県側の“ツバクロ沢”で見つかると思うが・・・
沢に雪が付いてれば、6合目当たりまでは楽に流される。



30日午後、富士山の標高約3000メートル付近で、身元不明の男性の遺体を警察の山岳遭難救助隊が発見しました。動画配信サービス「ニコニコ生放送」で富士山登山の様子を配信中に滑落した男性とみられ、確認を急いでいます。28日に動画を見た人から「富士山から滑落したような動画がアップされていて心配になった」と110番通報があり、警察が捜索していました。
テレビ朝日ニュース

標高差で約700m・
7合目付近まで距離にして1千~1千2百m位滑落した模様。

判別が付かない位の損傷でしょう・・・
馬鹿な真似をしたら(行動中の配信・軽装備等)・・・と言う見本ですね。
登山者は、他山の石としなければ為りません・・・

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富士山で死亡は47歳男性 動画配信中に滑落


富士山で登山しながらインターネット動画を配信中に滑落したとみられ、須走口の7合目付近(標高約3000メートル)で発見された遺体について、静岡県警御殿場署は12日、身元は東京都新宿区、無職塩原徹さん(47)と判明したと明らかにした。死因は滑落による損傷死。同署などによると、塩原さんは「ニコニコ生放送」という動画配信サービスを利用。10月28日に動画をライブ配信しながら1人で登山していて滑落したとみられる。動画には塩原さんが滑落する様子が写っており、視聴した人から110番があった。県警はヘリコプターを出動させるなどして捜索し、同30日に山小屋から南に約800メートルの地点で遺体を発見し、収容した。富士山は閉山期間中だった。(共同)

ライブ配信中に滑落? 富士山の遺体は都内の47歳男性

先月、富士山に登る様子を動画配信サイトでライブ配信していた人が滑落する姿が流れ、その後、7合目付近で見つかった遺体について、東京 新宿区の47歳の男性と確認されました。警察は、この男性がライブ配信をしていたとみて詳しい状況を調べています。
先月28日、雪の積もった富士山に登る様子を動画配信サイトでライブ配信していた人が滑落する姿が流れ、警察が捜索した結果、2日後、7合目付近の標高およそ3000メートルのあたりで、遺体が雪に埋まった状態で見つかりました。
警察が調べたところ、亡くなったのは東京・新宿区に住む塩原徹さん(47)と確認されました。ライブ配信をしていたとみられる人のツイッターのアカウントには都内から富士山五合目に向かうバスの乗車券の写真などが投稿されていて、警察によりますと、実際に塩原さんが高速バスの乗車券を購入した履歴があったということです。
警察はライブ配信していたとみて詳しい状況を調べています。
本人のものとみられるツイッターや動画配信サイトでは、司法試験の合格を目指していると自己紹介され、何度も富士山に登る様子などがライブ配信されていました。
静岡県警察本部山岳遭難救助隊は、登山中のライブ配信など注意力が散漫になる行為は行わないよう求めています。

冬富士登山は、一歩間違えは“悲惨な事故”に繋がりますが、
海外の高峰を目指す者には、【氷雪技術】を学ぶ格好の訓練場です。
この様な馬鹿げた事故により、規制される事が無い様に望んでます。