12月16日
酸ヶ湯が95cmの積雪と言う事で、朝飯後に八甲田に向かう・・・本当なら2m位の積雪が欲しい処だが・・・先日、1m積もったが雨で40cmに。
その後の降雪で回復したが、明日からは雨予報、また解けるかも・・・
今日の天気予報は、晴れ・曇りマーク。今日より無いと思っての山行です。
黒石で高速を降りると、八甲田連峰は雲の中・・・岩木山も上半分は雲の中でした・・・
酸ヶ湯への道路は、ガチガチに凍結してて、4躯で慎重に走って何とか酸ヶ湯駐車場へ。
先行者の車が数台、準備してると・・・
自衛隊のトラックや救護マークの4躯車が、5台程到着です。
青森駐屯地のスキー訓練の様です・・・
ホロ付きトラックの荷台から、迷彩服に迷彩ザックの高校生に見える隊員がゾロゾロ。
スキー・ザックを降ろすと・・・早速準備運動・・・この辺は軍隊らしい~
白い定番のウロコスキーだが、装備が全て白で無くて迷彩色???
後で知ったが、全身“白尽くめ”は上級者だとか・・・新兵は、普段着らしい・・・
酸ヶ湯駐車場脇の、“八甲田山神社”から登るのだが、例年は此等は雪の下・・・
暫くは、ブナの2次林を進む・・・吹雪が当たった面は、何とも言えぬ・・・
標高が上がると、青森トド松の大木が現れる・・・この標高では樹氷に為らず・・・
巨大な、クリスマス・ツリーだ・・・
赤布標識の有る、夏道と冬道の分岐に着いたが・・・
積雪が少なく、地獄湯の沢には降りられず・・・ここで一本立てる。
天気は、曇りで風も弱く・寒さもそれ程では無い。夏道を登る・・・
地獄湯の沢を右下に見て・・・ヒールをトップにして、最初の急登を必死で登る・・・
一箇所シールが効かない処が有り、折角登ったのに3m程ズリ落ちる、ジグ切てクリア。
振り返った“南八甲田連峰”は雲の中・・・
地獄湯の沢を上から覗く・・・
これから進む先・・・ガスが降りて来る・・・
地獄湯の沢に出た、標高1200m付近。 硫黄臭は、いつもの事だが、岩が隠れて無い・・
ここでこの雪なら、先の沢が狭く為る“喉”から先は、風の通り道・着雪は望め無い・・・
暫し考える・・・この少雪では、仙人岱の台地に上がるまでは、板を背負う事に為る・・・
帰りも同様だし、“喉”から岩に当たらずに滑って来れるか???
この先、ガスで見通しも悪いので、戻る事に・・・(軟弱な決定)
登り降りが有るので、シールは外さずに・・・
途中から太陽が顔を出し・・・“彩雲”が現れる、板を外してドッカリ座って見惚れる。
雲が流れて来ると・・・次々に色が変化・・・飽きない・・・
見惚れてても切りが無いので・・・ブッシュの少ない斜面を選んで、滑って往くと・・・ツェルトが・・・「優雅ですねぇ~」と声を掛けると、「入って休んで~」と・・・
日が当たって、中は暖かい~ 弘前の方で、「上は駄目なので、今日はここまで」と。
半時ほどの間、色々山の話を・・・楽しいひと時でした~
礼を言って先に出たが・・・快調に滑ってると、雪下に寝てた灌木に板を捕られ大前転!!!
TLT金具は当然解放されたのだが、ストッパー無しのTLTに流れ止め紐を付けてたのだ・・
TLT金具は当然解放されたのだが、ストッパー無しのTLTに流れ止め紐を付けてたのだ・・
木の下に板2本が入り・・・流れ止めを支点に板は上・体は下・・・
流れ止めを外すのに、モガケばモガクほど、体は雪に埋まって往くのだ、蟻地獄状態・・・
折れる様な径の灌木で無く、灌木を掴んで上体起こしをして・・・流れ止めを外す・・・
“死ぬほど疲れた(笑)”、やっとの事で起き上がって、板を履こうとしてたら・・・
ツエルト主さんが滑って来た・・・不様な大前転跡を見られてしまった。(苦)
車に戻ると、ツエルト主さんが間もなく出発・・・車の窓を鏡に一枚。
流れ止めを外すのに、モガケばモガクほど、体は雪に埋まって往くのだ、蟻地獄状態・・・
折れる様な径の灌木で無く、灌木を掴んで上体起こしをして・・・流れ止めを外す・・・
“死ぬほど疲れた(笑)”、やっとの事で起き上がって、板を履こうとしてたら・・・
ツエルト主さんが滑って来た・・・不様な大前転跡を見られてしまった。(苦)
車に戻ると、ツエルト主さんが間もなく出発・・・車の窓を鏡に一枚。
今日の教訓
※転倒時の、流れ止めを考えよう、同じ仕様のTLTスピード・ターンが、3基も有るのだ。
※スキー滑走にメットは必需品、今回大前転した先に大木が有ったら・・・※八甲田での山スキーは、積雪が2m以上ないと、ブッシュや横枝が隠れてて危ない・・・
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