1月5日
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箱根駅伝が終わり、正月も終わった感がする。
往路の中継を見ながら、母校の不甲斐無い走りに、
画面に向い思わず「タゴ!!」と叫んでいた・・・
復路は、チラ見程度で・・・
青学の復活、東海の安定感、東京国際・国学院のシード権取得、新興勢力が伸して来た・・
95回大会の特徴は、一足3万もするピンクのナイキの厚底シューズだ。
カーボン板が内蔵されてて、反発力が増すのだとか・・
しかし、脚力の無い者には向かない靴らしいし、耐用キロも200キロ程度だと・・・
練習で10日も走ればパーに為るとか・・・練習は安物、試合はナイキって事か?
普通の選手でも、これを履くと5000mで8秒も早く走れると言う結果も出てるらしい・・・

この靴のお陰で“区間新・大会新”が続出、海外では既に規制の動きも出ている。
先の競泳水着の様に・・・

ナイキ厚底マラソンシューズを国際陸連が調査へ 規制の可能性も 欧米メディア報道

 非公認ながら男子マラソンで初めて2時間切りとなる1時間59分40秒をマークしたエリウド・キプチョゲ(ケニア)、16年ぶりの女子マラソン世界記録(2時間14分4秒)をマークしたブリジット・コスゲイ(ケニア)らが履くナイキのマラソンシューズについて、国際陸上連盟(IAAF)が調査に乗り出すことが分かった。19日までに米ESPN、英BBCなど欧米主要メディアが一斉に報じている。

 ESPNは「キプチョゲ、コスゲイの偉業によりシューズテクノロジーへの懸念が高まっている」と見出しで報じ、「より厳しい規則に繋がる可能性がある」と規制に発展する可能性に触れた。BBCによると、ナイキを使用していないアスリートグループがIAAFに対して不満を訴え、IAAF内で問題を検討するためのワーキンググループが設立されたという。両メディアともIAAFの「いくつかの技術がスポーツの価値とは相容れないサポートをアスリートに提供しているのは明らかだ。IAAFの課題は新技術の開発と使用の促進と、普遍性、公平性の維持との間で適切なバランスの技術的ルールを見出すこと」というコメントを掲載した。

 ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズは、「軽さ」と「クッション性」の両立のため、ミッドソールに航空宇宙産業で使う特殊素材に由来するフォーム(ズームX)を採用、「推進力」をつけるため、特殊素材の間に反発力のあるスプーン状のカーボンプレートを挟み込むなどの技術が詰め込まれており、使用した選手は近年の主要国際マラソンの上位を独占してきている。先日、日本で行われた東京五輪代表選考会のMGCでも男子上位3選手は同シューズを履くなど、マラソン界を席巻しているといっても過言ではないシューズだ。

 IAAFのルールによれば「競技に使用されるシューズはすべてのランナーが合理的に利用可能でなければならず、不公平なサポートや利点が提供するものであってはいけない」となっている。米「FOX」によると、ナイキは現在、これらの動きに対してコメントはしていないという。(2019.10.19デイリースポーツ)

勝つ為には、裸足で走ってもOKなのが陸上競技だ。
東京五輪でアベベ・ビキラは、裸足で42.195㌔を走り抜いて“金”を取り、
インタビューで「もう一度走れる」と豪語した。
エチオピアの高地で裸足で練習をしてたそうで、それが普通だったのだろう。
裸足で走れとは言わないが、頭の毛を短くする事で、記録UPは望めないのか?
シード権確保の為には、有っていい作戦かも・・・