1月18.19日
2日続けて晴れ予報、森吉山(1454m)に向いました。
スキー場事務所に登山届を出して、片道1200円のゴンドラに乗り込みます。
久し振りに100Lザックを背負っての登山・・・
ゴンドラを使わずに、登れば3時間は掛かります。10年前は登れたが、今は・・・
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天気が良いので、標識旗は60本持参。
標識旗袋を襷掛けにしてから、ザックを背負うと、歩きながら抜いて挿せます。

樹氷は雨で一度落ちてしまったが、新たにここまで成長してます。
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粉雪の下約30cmに雨後に凍結した、固い層が有ります。
標識旗は固い層を突き抜けて挿さないと、風で飛ばされる恐れ有り・・・
シール歩行で、40歩毎に立てて・・・(天気の悪い日は、25歩の時も有り)
山頂が見えます~

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ここ数日降雪・風が無く、溝状のトレールがバッチリ残ってる。
10m位の風が吹けば、30分位でトレールは掻き消されます・・・

振り返って・・左の白い尾根を登って、石森ピークから広い尾根に標識旗を立てながら。
尾根上の黒い建物は、連瀬沢を挟んだ対岸に有る森吉避難小屋。
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パノラマにすると・・・
2020_01190005 パノラマ写真
強い季節風が吹かないので、樹氷は痩せてます・・・
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標高1300mに有る阿仁避難小屋に着きました・・・今日の予定は、ここで一泊。
12月29日の画像転用(
)、積雪半月以上経ても少し増えただけ。
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雪が少なく、2階の窓から入るのに垂直梯子で一苦労・・・窓から正面に見える山頂。
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小屋に入ると・・・先客2人分の荷と寝る様にマットがセットされてます。
2人は山頂へ向かった様です・・・間もなく帰って来て、新潟から来たと・・・
土日の新潟の天気が悪いので、北に向かったのだとか・・・遠路ご苦労様です・・・
水用の綺麗な雪を採取、床にツェルトを敷き、寝場所を確保。
雪を解かしながら、持参の角ウイスキー500mLをチビチビ・・・
チビチビのツモリが、お湯割りにすると・・・ガバガバで完飲・・・
5人組が到着、中に山スキー仲間の塚◯氏が・・・暗くなる前から“大宴会”が始まる・・・

夕焼けで樹氷原がピンクに染まる・・・
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この小屋で一泊する目的は、で買った高所用ダウンの試験です。
これを着て、手袋はBD製の-29℃対応のミトン、足は
MAGIC MOUNTAIN製の象足、
寝袋無しでゴロ寝・・・結果は、夜明け前の4時頃に足が冷たくて目覚める!!!
スキー用スマートウールの薄い靴下に象足では、無理でした。厚手の靴下が有ったらOK。
小屋泊では、ダウン上下が必要・更に寝袋、これを着て寝たら寝袋分を軽量化出来る。
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銀溶着シートにツェルトを敷き、ゴロ寝の図。
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5人組の4人が山頂から森吉避難小屋へ滑るそうで出発。1人は標識旗の回収で、来た道を。
新潟の2人組も出発、下で近場のを聞かれ、阿仁前田駅に併設されたを教える。
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4人が登ってます・・・朝飯を喰いながら観察・・・
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パッキングを終え、小屋前に標識旗とザックをデポ。空身で山頂に向います~
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八幡平と焼山山塊
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山頂からは、岩木山・南北八甲田連峰・岩手山・早池峰山が・・・鳥海山は見えず・・・

秋田駒ヶ岳も、やはり雪の着き方が少ない・・・
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山頂に5分も居ないで、小屋に滑り降りザックを背負い・・・標識旗を回収しながら・・・
小屋下で、元職場の鳥◯君と会う、少し立ち話・・・
5人組・新潟組と交差したと。
天気が良いので続々と登山客が登って来ます・・・シューの割合が高い。
ゴンドラ上駅でザックに標識旗を固定してると、梅◯氏と遭遇、昨日塚◯氏と会ったと。
更に5人組の中の2人が、下まで滑りザックを置いて、ゴンドラで上がって来てました・・・
石森から、小生が山頂に登ってるのを見てたとか・・・
100Lのザックを背負っての滑りは、足に来る・・・再三休みながら・・・下山届けをし、
乾いた道を走る・・・豪雪地帯の阿仁路だが、今年の冬は異常に雪が少ない・・・