健康管理は自己責任、約一ヶ月の山行ですから色々必要です。
体調不良で登れなかった・・・では話になりませんからね~
 
ネパールの首都カトマンズでも、ホテルの水道水を飲むな! と言います。
浄化のレベルが低いらしい・・・日本ではどこの水道も安全ですが~
山に入ってからの沢水も、煮沸しないと安全ではないとか・・・
上流の集落からの生活排水垂れ流しと、放牧ヤギ・牛等のし尿混入等々。
 
正露丸を持参、3食後に必ず飲んでました・・・あの、消毒臭さが利きそうです。
外傷用に、軟膏・傷バン(大・中)・伸縮包帯・ガーゼ。
内服薬で、胃腸薬・頭痛薬・風邪薬・鎮痛剤・化膿止め
目薬・筋肉痛用湿布等々、ひと通り用意しました。
 
一番心配だったのが、高山病・・・・・
富士山以外の高い山に登ったことが無いのですから・・・
 
高山病対策で有効なのが、世界的に有名なダイアモックスと言う、利尿剤です。
多量の水分を取り、利尿剤を飲むことで症状が緩和されるそうです。
これは、高度障害の症状(頭痛・不眠・倦怠感・目手足の浮腫・吐き気・頻尿等々)
が出てから服用するらしい・・・
妻が看護士なので、勤務先から調達して貰いました。
薬類は、中身が見える透明なポーチに格納。
 
これで、山での疾病対策完了・・・
 
個人装備総重量
機内預かり20キロ、山でポーターに預ける目安15キロ。
この範囲での装備選択は、結構大変です。
100Lの大型ザックだけで3キロ近くあり、
アプローチには使わないゴロー冬用山靴も3キロ、
4千m辺りからの、食欲減退時用の嗜好品量も考えねばなりません・・・