ひと月が経過しました・・・
捜索隊の皆さんは、任務とは云えお疲れ様でした。
今だ不明の方々は春を待つことに為るが、
雪解け水の小さな流れが火山灰を洗い、
発見を早めてくれる事を祈るのみです・・・
 
予兆なしで避けられない事故だったかも知れないが、
本当に予知出来なかったのか・・・
 
小屋番の証言に、噴気臭が普段より強く為ってたと言う話が有る。
毎日そこに居て感じられる事で、
その日に登って来た者には判るはずも無し・・
 
身近な処でも・・・危険箇所が
岩手山に七滝経由で登る際に、硫化ガスか噴出してる箇所が有り、
その日の風向きにも依るが通過時、息を止めねば為らない事が有る。
また、冬の八甲田でも酸ヶ湯から仙人岱への通過の際、
雪の下に為ってるにも係わらず、異常にガス臭が強い日が有る。
焼山・後生掛遊歩道・玉川遊歩道等々も・・・
突然噴気が強まったらと、考えて通ってる者は皆無だろう・・・
 
新聞には、長野県のガイド400数名に、
火山の講習を実施の記事が出てたが・・・
講習しないより、した方が益しだろうが、役所的発想だ!
ガイドのレベルもピンキリが現状、先の北海道トムラウシ遭難がいい例・・
 
フランスの山岳ガイドは、国家認定ガイドで厳しい登山・救助訓練と、
山に関する動植物学・地質学・気象学・氷雪学等々を学び合格した者のみが得られる資格。
なので、世界最高レベルのガイドです。
 
日本は、
各団体が高額な受講料を先に取り、少しの実技と少しの座学でOK。
知識も技術も団体毎にバラバラです。何故こんな事言うのかと・・・
 
以前に、北アの大天井・西岳間の稜線で、
北鎌尾根に登ると言うガイドツァーと会ったが、
貧乏沢への降り口が判らないと言う・・・
えっ!北鎌登るガイドが知らない???
下見もせずに・地図も読めぬ・・・その程度の輩がプロなんです。
北鎌で遭難する前に帰った方がいいよ、と客に言って遣りました・・・
 
話は逸れたが、
山登りは雪崩・落石・落雷等々、全て自己責任の範疇でしょう。
事前の準備を怠らず・五感を澄まして、
撤退する勇気を持って大胆且つ慎重に。
間もなく始まる冬山に、
いつも行ってる山だから~~なんて言ってられぬ気がした一日でした・・・