先日 北八甲田・大岳から酸ヶ湯に降る途中で、
イグルーの中で昼飯を喰って、休んでる御仁と遭遇しました。
懐かしいなぁ~と話をして帰りましたが、幸い家の周りに雪も有るし、
50年振りに造って見る事に・・・
スノーソーでブロックを切り出せば、綺麗に仕上がるが、時短コースで。

直径150cmを想定して、足元から切り出し雪を円形に積む。
4段積んだ状態、床面が下がって、跨いで出れないので、穴を開ける。

上から中を覗いたら・・・
ここからは、ブロックを外側から内側に斜めに積み込みます。
下のブロックに被せる様に積むのがコツ、強度が保てます。

裏側は・・・・

正面から・・・
内部天井高は170cm、立っても頭が当たりません。
座って入るサイズだと体が痛く為るので、少し時間を掛けても高く造ると楽です。

凸凹に雪を詰めて、スコップで均せば外装完成。

内部の様子 透けてる部分を雪詰めて補修すれば内装完成です。

入り口から底の様子。
入り口を塞ぐには、中からブロックを積むか、
ツエルトを使うが、室温0℃を保つにはブロックが良い。
内部で火気を使う時は、換気穴が必要だし、内装が凸凹だと雫が垂れます。
外気温と関係無く内部は、0℃から-5℃が保てますから、
テントより風の影響を受けずに中は暖かです。
中でローソクを点けること。
酸素が不足すると息苦しく為るが、同時にローソクの炎が小さく為るので、直ぐに判ります。
その時は風上と風下に5cm位の穴を空けるだけで、新しい空気が入る。
寒ければ穴を塞げば良し・・・
製作時間、1時間10分・・・目標10分超え・・
遭難時なら遅い!!! 直径1m程度だともっと早く出来ますが・・・
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