寄る年波か・・・年々山スキーで足回りの重さを感じてました。
板・金具・靴・シール等々・・・
冬山(積雪期)登山の場合、
スキー板のまま登れる山は別ですが、途中で板をデポし、
アイゼン装着して登る時は、登山靴でないと無理が有ります。
なので、登山靴に使える金具を選んでました。
ジルブレッタ404番か500番ですが、
404は片足1.050g・500は800gです。
500は軽くて良いのですが軽量化の為か、
404に在った登歩行の際に、
板を持ち上げるスプリング機能が付いてません。
斜登で切り替えしの時に、ダラーンと板を曳き回す感じ。

スキー装着のまま登れる山の場合、
金具・靴が軽いに越した事は有りません。
今季、旧ガルモント・マスターライト・兼用靴を購入、
片足1.120gです。
この兼用靴は、ジルブレッタ404・500にも装着出来るし、
TLT金具にも使用可。
今迄の登山靴は、1.400gでしたから軽量化が図れました。
今季の森吉・八甲田・田代等は、この兼用靴が活躍してます。

次に、TLT金具が欲しく為りました・・・
TLT金具が使える靴が有るのですから、当然かも・・・
ディナフィット・TLTスピード・ターン 349gが理想の金具ですが、
しかし、高価過ぎます・・・38.000円(税別)。
ディナ製のTLT金具は、
市場の90%シェアだそうで信頼度は高いのだろうが、
価格が・・・最大でも15%引き程度・・・

中古を探してたら、スピード・ターンではないが、
同じディナ製の ラディカルST が格安でした・・・
板+金具+シールのセットが23.000円、送料1.450円。
ラディカルST 550gの今季モデルは、56.000円もします・・・・
金具を手持ちの板に付け替えようと思ったが、
そうするとジルブレッタが余ります・・・
重さを計って見ると、板+金具で1.750gで、
手持ちの板と変わりません。
ガルモント兼用靴を合わせて見ると、
目一杯ヒールを前に調整してもヒールピンが擦れ擦れの位置、
あと1cm・・・

ショップの知り合いに相談、ヒール部を前に付け替えて貰いました。
彼は、アルペン競技板のメンテを手掛けてるが、
ディナフィットは初めてとの事・・・
ヒールピンと靴との隙間も、規定通り4ミリにセットして貰い、
縦・横の開放値も5.5に・・・1.080円の出費・・これで安心です~

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歩行モード 
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登行モード①
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登行モード②
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滑走モード ヒールピンと靴との隙間も4ミリに設定、
      これが狭いと設定値通りに開放しないとか・・・
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金具の開放値ですが・・・・各メーカーでバラバラと思ってましたが・・・
彼曰く、全メーカーが世界統一基準だそうで、
靴サイズと体重から割り出す表を見せられました。
転倒して、金具が開放せずに骨折などの時、
開放値設定を守って使用してた場合は、
裁判を起されるとショップが休業補償・治療費の責を負うそうです。
外れるのが嫌で、開放値以上で使用してた時は、自己責任とか・・・
厳密なショップは、
開放値設定時に両者署名捺印して証拠を残しておくそうです。
全国で毎年、裁判事例が有るそうですが、
自分で強めの設定にしてると敗訴とか・・・
皆さん、知ってましたか?
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今日から何日かは、晴れ間が望めない週間予報ですが・・・
晴れたら、これ履いて試し乗りです~~