5月24日(日)
今年の春山スキーは、ブナ花粉で板がベトベトに為ったり・雪が少なく、
GWで終わりと思ってましたが、
先週祓川で滑った方から花粉なし・雪繋がってるとの情報です。
又、雪面の花粉も、雪中バクテリァが食い尽くせば前の状態に戻る話も有りました。
鳥海西面も考えましたが、雪量が少なく・藪こぎも有るので、迷わず祓川へ。
23日(土)昼に出発、約20キロ走った時点で、シールを忘れた事に気付くも、
ウロコ板積んでるから・・・と安易に・・・
祓川 夕方の画像

この日は、晴れてるものの下界も山も風が強く、祓川は山から吹き降りる風。
風当たりの少ない山側の隅を確保、定位置で車中泊・水場も目の前です。
山から降りて来た方に聞くと、下で一部雪が切れてるが、
山頂まで繋がってるし、板のべト付き無しとの事。
見た感じもいいので、能代のU氏とT氏に明日来るように連絡。
早めの一人宴会、暑かったので雪で冷やしたビールが美味い!!
夜中に一度目を覚ましたが星空が凄く綺麗、風で埃が流れたのか?
横手盆地の夜景もハッキリと・・・
翌朝 鳥形雪渓もはっきり 快晴・無風です。

朝飯を済ませ、準備も完了。
8時にU氏・T氏到着、8時半スタート。
ヒュッテ裏の残雪が続いてる様に見えたが、神社まで板を背負って往く事に。
直ぐに雪の急斜面が現れますが、上の緩斜面までキックで直登。
雪渓上進み、少し行くと夏道が右に現れました。
そのまま進むルートも取れるが、藪こぎの懸念があり、
夏道を越え右手の雪渓に移動、板を抱え10mほど歩く。
ここまでは二人のペースに着いて登れたが、シールとウロコの差・・・
どんどん離されて往きます・・・・
相手シールで直登、こっちはジグ切って・・・3倍歩く位の差・・・
焦ると谷足がズルし、バックして仕舞う様・・・疲れ倍加です。
U氏に、七ッ釜避難小屋迄で、飯し喰って帰ると弱気発言・・・
板背負って登って来いと・・・キツイお言葉・・・
さて、下の画像七ッ釜直下の急斜面下で一息入れて、

大塚製薬製OS-1 ゼリーを一パック吸うと・・・不思議と元気が・・・
発汗による脱水状態に最適です、500mlも有るが高いのが難点。

七ッ釜直下の急斜面にジグ切って、板を叩き着ける様に登ると、
不思議にズリやバックが無く、楽に避難小屋上の斜面通過です~
避難小屋裏の雪渓を一人で登る方が・・・
何となく見覚えのある姿、声掛けて見るべきでした・・・
帰ってからFBで矢留のH先生だったのが判明。
広大な雪原を夏道から離れ、左へ左へ・・・氷の薬師からの急登を避ける為。
早くも、下山して来た人が・・・

赤線 今回の登りルート 緑線 今回の滑走ルート
途中一箇所狭い処でウロコで直登出来ず、3mほど板を背負う。

2人は先に行ってるし、山頂直下の急斜面はウロコでは大変と・・・
最後の草付きで板を外し昼飯&缶B。
ここまでで祓川から3時間半も掛りました・・・
山頂に向かってるU氏に電話して見ると・・・
休んでるのが見えるとの事、今からそこに滑ると。


降りて来て休んでると、T氏が舎利坂下を滑走中・・・
大声で呼び止め合流。
天気が良いし雪もいいので、2人はもう一回登って滑ると言う・・・
結局登り返し2本滑走です。
草付きからの東斜面

舎利坂下の斜面

祓川方向 右下に雪に囲まれた駐車場 左上に鳥海高原の菜の花畑が見えます。

この後、3人で夏道伝いに大滑走でした~ 縦溝もそれほど気に為らず快適。
週末天気が良ければ再会を期して解散。
今回の大反省
〔山道具あれこれ〕の中に、山スキー・シール代替法 が有ります。
日記の中で、上記の如くシールが無い時の応急術を記してたし、
細引き紐も常時携行してたが、全く頭に無かった・・・・ボケ症状か???
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