ヒマラヤのガイドをしてる知人からの情報です。

ネパールの首都カトマンズから、
北に40キロほどのランタン国立公園エリアの画像です。

ランタン谷は、高山植物が咲き乱れ、世界で一番美しい谷と言われて、
トレッキングのメッカでした・・・
日本人の多くが訪れ、人気のエリアだったのですが・・・
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地震で山塊が崩落し、全て土砂で埋め尽くされてます・・・
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施設の屋根は吹き飛ばされ、石で囲われた畑も土砂の下・・・
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ランタン谷の奥には、ランタンリルン峰7234mがあり、
大阪市立大の登山隊が1961年に初登頂に挑み、C3で雪崩に遭遇。
隊員2名とシェルパ1名(日本隊マナスル峰の初登頂時の登頂者)が亡くなった山。

その後、1978年に大阪市立大が再挑戦して、初登頂しました。

緑に囲まれ、高山植物が咲き乱れる姿は、今は有りません・・・
村も崩壊、トレッカー用のロッジも崩壊してます・・・

もはやこの地を訪れるトレッカーは無いでしょう・・・
この様な崩壊地区が、何百ヶ所も有ると言われてます。

高山植物が復活するまで何十年・・・トレッカーが訪れるまで、
村は復活しないでしょう・・・・

観光より資源の無い、ネパールには大打撃です。
1人のトレッカーが、ネパールで費やす金が、
10人の生活を支えてると言われてる国です・・・