6月1日から発掘作業開始。

私が担当した区画の中から、平安時代の住居跡が3軒出土。
表面の黒土約30cm~40cmを削って行くと、住居跡が現れます。
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もう1軒
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3軒が並んで建ってます。
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他の区画の住居跡、発掘調査範囲に跨って発見されました。
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丸い柱を建てた跡が数箇所と、奥に住居跡。
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カマド跡も発見されました。褐色の灰が堆積してます・・・
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黒土を削って行くと、土師器が現れました・・・
この土間が当時の床面。
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ラーメン丼より一回り小さい器
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手ロクロで土師器を作ったことが判ります。
器の底には指の跡、ロクロから切り離すのに、糸を使った跡が残ってます。
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割れてない完全品、手ロクロ跡がハッキリと・・・
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カマド跡、灰が堆積してます
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このあと、床面の柱跡を探す為に更に堀進みます。
同時に、灰の断面を調べます・・・・