冬期田代岳の新ルート模索中です。

冬期の田代岳へのルートは、一般的に黄色青色のルートが使われてます。

黄色ルート 大広手からロケット実験場への道路を進み、
      金堀沢の標識が付いたカーブミラーの処から尾根に取り付きます。
      尾根筋を登って往くと右手に実験場が望まれます。
      左手の杉林が終わった地点から、約90度進路を南に取ると、
      ブナ林の広い尾根が続きます。
      高層湿原手前からは、岳樺の植生に変り、
      湿原に出ると山頂ドームが目に入ります。
      このルートは林の中を進むので、湿原に出るまでは風の影響なし。

青色ルート 大広手から左に見える杉林を抜け、尾根に出ます。
      忠実に尾根を登ると、湿原に出ます。
      スキーでの降りは、最後の杉林を避け、尾根筋を滑り込むと、
      道路に出れますが背丈程の落差の雪壁有り。

緑色ルート 大広手から沢筋を登り、杉林を抜けるとブナ林に変ります。
(直登ルート)左右共に視界が効かず、急斜面をジグ切って登ります。
      中間地点の750~900mの間は、
      スキーの場合、斜度も有り浮遊感の味わえるルート。
                  樹林の密度が濃く、日差しが当らないので、常に新雪が味わえます。
      シューやカンジキでは、雪が深過ぎてお勧め出来ません。      
イメージ 1

模索中のルートは

赤色ルート 高層湿原から東に伸びるヤセ尾根が、青色ルートから見えます。
      ここを冬期に登り降りした、と言う話は聞いた事が有りません・・・
      地図上には、崩壊マークが記されてますが・・・
      スキーで通過出来るのか?
      900m付近から下は、スキー登行・滑走が可能のようです。
      
冬期の課題に・・・と、思ってます。
選択肢としては、①隣の青色ルートから登り、
         板を背負って900m地点迄降り、滑り込む。
        ②626mピークの右から取り付き、
         900m付近まではシール登行、板をデポして、
         カンジキを使い高層湿原を目指す。

②が、正統派の様な気がしますが、冬までの間 じっくり考えたいと思います。