6月1日から始めた資金稼ぎも、2ヶ月に為ろうとしてます。
6月分の土方代で、何とか現行成田⇔イスラマバード間のチケット代確保。

空梅雨で連日の猛暑、日陰のない平場での土方業は疲労度倍加。
でも、興味深いことが有りました・・・

30~40cmに堆積してる黒土を剥ぐと、
太古の火山灰層(軽石を含む)が現れました・・・
この黄色い地層は、1万6千年前の噴火により降り積もったものとか・・・
更に幅2m・深さ60cmほど掘ると、
火山灰層の中に、当時自生してて噴火の爆風か? 
火砕流でなぎ倒された木? が現れました。

このピットでは、直径50cmほどの木と10cmほどの木が・・・
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このピットでは、4本の木が朽ちてますが痕跡がはっきり判ります。
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このピットでは、倒木痕の断面が確認出来ます。
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どのピットも幅2mで南北に掘ってますが、
斜め45度で倒れた木の痕跡が有ります。
南東か北西の方向から、火山の爆風か? 火砕流か? が、原因で倒れたらしい・・・
その後、火山灰が60cmほど積もったことになります。

考古学と言うよりは、地学に近い領域ですが・・・
今後、この倒木痕の前後を堀って、上手く根っ子部分なり、
枝の部分が見つかれば、どの方向からの風圧で倒れたことが判明するらしい。

地形図上では、この倒木の延長上に、
北西には田代岳・南西には八幡平焼山が有ります。

倒木痕には一部焼けて炭化した部分があり、
サンプルを 放射線炭素14の年代測定をすれば、
その木が生えていた年代が判明するそうです・・・・

何ともロマンの有る話・・・