1月17日
寒に入ったので積雪量も増えてると思い、スキーで・・・

この冬は当地も雪不足で、標高の低いスキー場は苦戦してます。
スキーでの登山の対象になる山々も、ブッシュがやっと隠れる程度の雪より無く、
引っ掛かったり・嵌まったで大変・・・

天気予報も当たらず、晴れ曇り予報が当日の朝には曇り雪に変る始末・・・

今日は、八甲田か森吉が悩んだが、この冬まだ往ってない森吉山を選択。
阿仁スキー場に登山届けを出し(受付No1)、スキー場Topに向かう・・・
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Topを境に、ガスガスと小雪が舞ってるが、寒さは普通か・・・
売りの樹氷平もこの程度の出来で、青森とど松が雪を冠っただけ・・・
毎年の様に周遊コースの圧雪も無し・・・
雪の不安定な樹氷帯を避け、右側の雪面を巻きながら石森へ。
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石森で進路を右に・・・
視界は20m程度で、帰りを考えて30歩毎に標識旗を挿しながら・・・
ラッセルは膝ほどで、雪に締りが無くブスブス状態。
視界が効かないので左の沢に注意し、ほぼ直進で避難小屋を目指す。
為るべく青森とど松に近寄らない様にコース取り、誰も居ないので嵌まったら大変。
阿仁避難小屋直下の緩い登りで、追い着いた後発の単独シューに道を譲る。
小屋の位置を聞かれたので、真っ直ぐ登ると小さい樹氷が有るから、
小屋はその左側に有ると・・・(ガスの中、小屋の位置も知らずに来るとは?)
振り向きながら、立てた標識との距離を確認しながら歩いてると、
ガスの中からシューお嬢さん2人、旗が有ったので登って来たと・・・(吹雪けば一発です)

阿仁避難小屋に到着。2階建てが丸見えです・・・
1階入り口から入るには雪寄せが・・・
2階の冬期入り口から入るには、右側の垂直梯子を登らねば・・・
中に入るのを諦めて、風も無いので外で一服。
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昨年1月21日の阿仁避難小屋の画像、屋根の一部より出てません・・・・
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一服後、山頂に向かいますが、お嬢さん達も着かず離れず・・・
視界が有ると、山頂標識が目印ですが・・・ガスガス・小雪。
樹氷が消え、シュカブラが現れると間も無く山頂ですが、
お嬢さん達はここから引き返すと・・・ガスの中にボンヤリと標識が・・・
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巨大な蝦フライ。

山頂に来る迄、手持ちの標識旗107本丁度でした・・・
過去森吉は70~80本より使わず、今日の視界の悪さに納得・・・
写真を一枚撮って、即 標識旗回収しながら降りです。
石森までは登りが有るので、シールは付けたまま・・・
今日は石を踏む心配も無いので、新板デナフィットPDGにポモカ・レース用シール。
急な登りでは、毛足が短いので明らかに効きが悪いが、
降りでは気持ち良く滑ります~

石森からの降りで、単独シュー2人が登って来ましたが、
標識旗を回収してるのを見て引き返して来ました・・・・

スキー場Topまでシール装着。
新設された休憩所に入ると1階トイレ・2階が休息スペース。
中々立派な設備です・・・新聞でたしか4千万?4.5百万?
混雑してたので天井だけ・・・秋田杉仕様です。
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中で、テルモスのコーヒーとアンパン・甘納豆でカロリー補給・・・
ザックの標識旗に皆さん怪訝な眼差しが・・・

バルコニーに出て一服中、同様の方に声を掛けられた・・・
小生を知ってると言う?? 能代市の方で、去年田代岳山頂神社でも会ったと・・・
更に4月に八甲田ツァールートの箒場でもと・・・
森吉には新雪狙いのテレマークで来たらしい、山でも誰かに見られてる・・・
変な真似は出来ない、と思った次第です。

シールを外して、スキー場の滑走ですが・・・
ディナフィットPDGの感想は、硬い・・・太腿が疲れる・・・
ディナレースより軟らかいとの謳い文句だが、やはりレース用板・・・
小生のような素人には、ハガーン・ツァーカーブライトが最適かも・・・

今日は、冬山らしい気分を味わえた。
今度の晴れ予報までに降雪が多ければ、田代岳。多く無ければ八甲田か?