3月13日
今期、やっと3回目で、
北八甲田(赤倉岳→井戸岳→八甲田大岳)のスキー縦走が出来ました。


過去2回、赤倉岳までは登ったものの、天候悪化で敗退・・・
今日も予報は良くなかったが、朝起きたら朝日が燦々。
早速ライブカメラをチェックすると・・鳥海山・森吉山・八幡平・岩木山・八甲田、
全ての山が山頂までハッキリ見えてます~
特に八甲田の、弘前市(西側)・青森市(北側)のカメラが鮮明に映ってます。
午後からは雲が多くなる予報・・・昼までに勝負すれば何とか為ると・・・

7時に家を出ました、片道90キロ、途中高速に乗り1時間半で到着。
途中の黒石インターからの岩木山、左奥の山塊が世界遺産の白神山地です。
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薄曇り・弱風で、日曜日と在ってガイドツァー全盛です。
田茂萢湿原(たもやち)からの
             赤倉岳↓  井戸岳↓ 八甲田大岳↓
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まずは、赤倉岳山頂を目指しますが・・・
暖冬で積雪不足に、3月に入り雨が多く、樹氷の姿は無し・・・
おまけに、雪面がバリバリに凍り付いてシールが効かない・・・
何とかジグ切って良さそうな雪面を探して登ったが、山頂直下100m辺りで、
ズリ下がる始末です・・・腕と胸筋に要らぬ力が入るので、
シール登行を諦め板を背負うことに・・・
兼用靴を蹴り込んで登るのは、登山靴の様に上手くは往きません・・・・


何とか赤倉岳に到着、眼下に毛無岱の大湿原。
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これから向かう稜線
       井戸岳↓  八甲田大岳↓
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ここからスキー装着し、赤倉岳の祠の在るピークを巻いて井戸岳との鞍部へ。
ハイ松と潅木の混合帯ですが、雪が少なくブサブサ状態、壷足で難儀するよりは楽。
       ↓祠のピーク                   井戸岳↓
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井戸岳鞍部が目前です。ここまで来ると赤倉岳に隠れれてた、高田大岳が見えます。
三角形の端正な山ですが、小岳を挟んで離れてるのと、
登って降りても車に戻る手立てが無いので、一昔前に登った以来ご無沙汰。
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井戸岳(北ピーク)まで来ました。井戸岳の噴火口です。井戸岳は双耳峰です。
八甲田大岳へは、左の噴火口のヘリを周って南ピークの手前から降ります。
            八甲田大岳↓     井戸岳南ピーク↓
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噴火口のヘリの夏道が現れてます・・・如何に雪が少ないか・・・
板を外して再度背負うことに・・・兼用靴ではロボット歩き(>_<)
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普段は、夏道の柵沿いにスキーでトラバースする場所ですが、
雪が無くハイ松や潅木が・・・・   八甲田大岳↓
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火口を周り込んで、八甲田大岳との鞍部に降りますが・・・
ロボット歩きでの降りは難行苦行です・・・鞍部に在る大岳避難小屋。
大岳の登りに沢山のガイドツァーが・・・
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小屋に入り、アンパン一個とテルモスコーヒーで軽く昼飯です。
小屋の入り口は前後2枚戸なのだが、大量の雪が吹き込んで中は雪だらけ・・・
近年使い方が乱れてます・・・この小屋は夜に雪女が出ると???泊まる者は稀。
ひと昔前の冬に泊まったが・・・アラワレなかった・・・

小屋前でスキーを履き、八甲田大岳への最後の登りに入る。
案の定、山頂手前で又ガリガリバーンにシールが効かない・・・
即、板を背負い・ストックを1mにセットし、両方同時に腕の長さに突き、
左右キックステップを刻む。これの繰り返しで直登。
皆さんアイゼンだが、使うまでも無い・・・キックで対応出来る堅さだ・・・
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大岳山頂から、今日のルート。
    田茂萢岳↓ 田茂萢湿原↓   赤倉岳↓ 祠ピーク↓↓井戸岳噴火口 
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大岳から酸ヶ湯温泉への降りは、
仙人岱経由か避難小屋まで戻りツァールート経由が普通ですが、
時間の節約と面白味が理由で、山頂からダイレクトに降り、ツァールートに合流。
昨年同期は、雪も豊富で山頂からスキーで降りたが、今年は露岩だらけで無理。
板を背負って降りに入るが、西風がマトモに当たる場所なので、
思った以上に氷化してて手古摺る。
部分的に10cmほどの新雪が流れる処も有り、今日一番の難所・・・

スキーが履ける処まで降りました・・・
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ここまで降りれば一安心。大休憩~   ↓八甲田大岳
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下の方は、腐って重い雪です。      ↓大岳            ↓硫黄岳
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南八甲田連峰の山々               ↓主峰 櫛ヶ峰
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最後に八甲田大岳を・・・・
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縦走目的での山行。
井戸岳の稜線に雪が無く・各山の上部が氷化してて、兼用靴では歩き難い。
こんな時は、コバが確りしてる重登山靴がステップを切るのに適している。
今回はこんなに氷化してるとは思って無かった・・・

軽量化を図り、兼用靴+TLTにしたのが裏目に・・
でも、滑りは登山靴より足首が安定し良い。
金具・靴は重いが歩きを重視するか? 滑りの快適さを重視するか? の差だ・・・ 

シール
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ポモカのレース用シール(長さ1.5m・幅5.5cm)を使ったが、
毛足が短い上に板の幅分無くズリ感が何とも・・・
今日の様な雪面では、板幅に忠実にカットしたシールが有効。


今回の八甲田縦走は、氷化した雪面があり、板を履いたり脱いだり忙しかったが、
久し振りに冬山気分を味わたショッパイ山行でした~

それと、酸ヶ湯温泉に降りても、
バスの便が悪く車まで1時間以上歩いたり・親切な方に拾って貰ったり・・・
今回は兼用靴なので、歩き用の靴もザックに詰めましたが・・・
酸ヶ湯温泉が見える 湯坂 まで来ると、眼下にバスが止まってました~
時は1時50分、運転手に聞くと2時発、ラッキーでした390円也。