3月15日
13日に続き、中一日置いての八甲田詣です。
今日と明日が晴れ予報で、太陽マークが大きい今日を選びましたが・・・・

朝起きたら、外は霧で・・・予報では序々に晴れると・・・
今回の計画は、酸ヶ湯→地獄湯ノ沢→仙人岱→睡蓮沼→笠松峠→酸ヶ湯の予定。
天気が悪化すれば、仙人岱避難小屋往復です。

谷地温泉⇔睡蓮沼⇔酸ヶ湯の間、8キロは冬期道路閉鎖中で、
毎年4月1日から日中に限り開通です。
今頃は盛り除雪中・・・谷地と酸ヶ湯の両側から開始するので、
上手く往けば、中間の睡蓮沼辺りまでの除雪済みかも・・・と。
除雪が終わってれば、睡蓮沼付近の雪の壁は4~5m有り、降りれない事も予想。
良さそうな立ち木を利用し、懸垂下降も考え10mm×20mのザイルも持参。
酸ヶ湯まで歩いても1時間の距離です。

7時に出発しました~高速を降りると、天気は良いが岩木山に雲が・・・
イメージ 1


黒石市から酸ヶ湯への山道に入ると、北八甲田がドーンと見えてます。
   田茂萢岳↓赤倉岳↓井戸岳↓ 八甲田大岳↓    小岳↓
イメージ 2


酸ヶ湯温泉の上の駐車場に車を止め、準備。
平日なので温泉関係者の車と、改装工事業者の車が殆んど・・・
登山らしい車は2.3台のみ。
登山口には、スキーの登り跡が1名・・・

ブナ林を抜け、青森トド松が出始めると、地獄湯ノ沢への降り口です。
この沢を詰めれば仙人岱で、避難小屋が在ります。
イメージ 3


地獄湯ノ沢の中間かで振り向くと、南八甲田の山並みが・・・
この沢は、雪で埋まってても硫黄臭がします。
序々に青空が、雪雲に・・・いつもの事ですが背中から風も付いて・・・
ガリガリバーンに粉雪が被ってるが、シールが効き快適に登れます。
イメージ 4


左側の雪庇が崩れて、プチ雪崩れ跡。
この辺は過去雪崩れで埋没者が出た場所、通過には雪の状態チェックが大事。
湯ノ沢に入って危険を感じたら、
夏道経由か・沢を横断して硫黄の鞍部経由で仙人岱へ抜ける選択必要です。
イメージ 5


夏道との合流点に来ました。この先、沢は狭まり 喉 と呼ばれる強風部が目前。
沢を吹き上がって来た風が、狭い処を通るので押される感じの強風です。
ここは、休まずに一気に通過しないと・・・
雪が吹き飛ばされ露岩で何処を通るが悩んだり、
また氷化しててシールが効かない時も有るが、今日は楽に通過です。
イメージ 6


喉 を過ぎると、一瞬青空が覗いたり・・・落ちた樹氷が再生する姿。
イメージ 7


左手に八甲田大岳が・・・
イメージ 8


八甲田大岳の右 東側に小岳が見えます。
風が強いものの天気はまだ持ってますが・・・
イメージ 9


中央に仙人岱避難小屋の屋根が・・・
イメージ 10


酸ヶ湯9時半発、避難小屋着が11時。2.5キロ登るのに1時間半掛かりました・・・
酸ヶ湯で在った、先行スキー者は小屋に入った形跡なし。
冬戸を外して中に入る・・・
小屋内はほんのり暖かく、温度計は10℃を指してます。
荷物が3箇所に置いて有り、やかんに触れると暖かい・・・
昨夜泊まって、大岳か小岳に登ってる様子だが・・・大岳に人影は無かったが・・
小岳だとトド松が密生してて見えない・・・この強風で大岳は考えられない・・・

粒あん大福一個とテルモスコーヒーで軽く昼飯・・・
あんこ系は大好物、何か元気が出るのだ・・・あんパン二個は非常用に手を付けず。

11時半になり、強風が小屋を揺する感じに為ったので、冬戸を閉め滑走準備。
板を履いて、さー滑るか~ 小岳方向から女性主体の団体が小屋に向かって来ます。
あぁ~あの荷物の主か・・・全員シューで隊列の乱れも無し。

地吹雪に押されるように、小屋裏の急斜面へ・・・出だしは下が見えない・・・
ガリガリバーンに薄っすらと粉雪・おまけに雨後の縦溝まで・・・
何とか急斜面クリアです、コケレバ流されること必須です。
睡蓮沼へは3月末になれば、ツァー標識の竹竿が立ちますが、今は無し。

これから硫黄岳の腹を巻いて、睡蓮沼方向へ       硫黄岳↓
イメージ 11


雪雲が空を覆い・強風だが、睡蓮沼方向の見通しは良し。
曇りで雪面の凹凸が見えず、ガリガリハーンと新雪ブレーキで苦行の滑り。
イメージ 12


パノラマ    睡蓮沼まで直線で2.8キロの滑走です。
イメージ 13


来た方を振り返って・・・小岳も高田大岳も雲の中です、いい時に降りた・・・
              ↓小岳         ↓高田大岳
イメージ 14


更に滑って、振り返ると・・・・見えてます~
      ↓八甲田大岳      ↓小岳         ↓高田大岳
イメージ 15

           ↓硫黄岳       ↓八甲田大岳
イメージ 16


間も無くトド松林で、山々が見えなくなります。
            ↓石倉岳             ↓硫黄岳
イメージ 17


12時に道路に出ました~ と、言っても除雪が出来てません。
折角、下降用にザイルを背負って来たのに・・・・
ブルドーザーのキャタピラ跡が・・・遠くに道路標識が・・・笠松峠の案内板です。
ここでシールを付け、峠への緩い登り・・・
イメージ 18

笠松峠到着です
イメージ 19

荒削りの除雪  この巨大な溝が風の通り道、正面から吹き付けます・・・・
春山と思い、覆面を持って来なかったのが悔やまれる・・・顔面凍傷寸前。
イメージ 20


道路に出て1キロ程進むと、大型ブルとロータリー除雪車が2台止まってます。
エンジンが掛かったまま、お昼休みの様ですが姿なし・・・
ブルの前で板を外して、手持ちでブルの右の狭い隙間を通る。
イメージ 21



ブルで大雑把に除雪し、左右の車線を同時にロータリー車で除雪してるようです。
雪の回廊が綺麗に仕上がってます~
暫く歩いて往くと、オペレーターが工事車両に3人乗って登って来ました。
減速し怪訝な眼差しで・・・・
イメージ 22


ゲート下の隙間を這って脱出・・・・
イメージ 23


酸ヶ湯の駐車場に戻ったのが1時、睡蓮沼から4キロの距離。
八甲田大岳が正面に・・・コロコロ変わる天気でした・・・
イメージ 24


最後に 黒石 大河原温泉
イメージ 25

黒石温泉郷の八甲田側の最奥に在る温泉です。よく寄ってます。
山の帰り、酸ヶ湯等の温泉は有るが入浴料600円、ここは200円。
アルカリ泉で57℃・毎分160L湧いてるそうです。
全館温泉床暖、小トイレの便器もお湯が流れます、これにはビックリ・・・
番台の婆さん曰く、「水道代の節約だ~湯余ってるもの~」
風呂は42℃に設定してると言うが、熱くて入れない・・・
婆さん曰く、「熱っちば、なんぼ水入れでもいい~山の水だもの~ あっははー」

大河原地区は32戸の集落で、ここが地区の集会場も兼ねてるとか。
管理は集落の婦人会で、婆さん達が交代で番台役や掃除をしてます。

ツルツルのいい湯ですから、是非八甲田に立ち寄りの際は入ってみて下さい。



今日の反省
こんなに天気が崩れるとは、予想してませんでした・・・
が、当初の計画通りに歩き・滑れて満足。
2.5キロスキーで登り・2.8キロ滑走し・約4キロ板背負って歩き。