この冬は、森吉山での遭難が多発してます。

ゴンドラで樹氷平まで登れて、少し歩けば樹氷が観られる。
との、宣伝効果か???

2月10日に、秋田市の若者25歳が、単独スキーで入山。
遭難騒ぎに為ったものの、翌日に自力下山。(ビバーク対応)

2月19日に、川崎市の中年59歳が、単独スノーシューで入山。
24日まで捜索するも発見出来ず、捜索打ち切りに・・・
その件は下記に↓

2件の遭難を受けて、遭難対策が話し合われました。(秋北新聞記事)
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3月に入って、また遭難です。

東京の男性、森吉山で遭難か 県に登山計画書
 20日午後6時半ごろ、秋田県北秋田市の森吉山へ一人で登山に来た東京都多摩市貝取、田中健さん(64)が、予定の時刻になっても下山しないと家族の知人から北秋田署に連絡があった。同署は田中さんが遭難したとみて、21日朝から捜索する。
 同署によると、田中さんは事前に登山計画書を県に提出。計画書では、18日昼ごろ市営森吉山阿仁スキー場から入山、山頂近くの避難小屋に宿泊し、20日昼ごろに下山することになっていた。予約を受けたタクシー会社が、指定時刻になっても田中さんが待ち合わせ場所に来なかったため家族に連絡した。(魁新報web記事)

森吉山で遭難の男性発見、けがなし
 秋田県北秋田市の森吉山へ20日午後に1人で入山し遭難した東京都多摩市貝取、田中健さん(64)は21日午前、捜索中の県警ヘリに発見された。けがはなく、自力で下山した。(魁新報web記事)


NPO森吉山ネーチャー協会のHPの記事
●(森吉山で遭難続出)2月10日、19日、3月18日にゴンドラを利用し森吉山頂を目指した入山者の遭難が相次いでいる。19日の遭難者は行方不明のまま。10日と18日の入山者は自力で下山したが、短期間の間に家族から遭難要請が連続している。
●遭難捜索は3月に入り3件目。ゴンドラ利用客の多くは山頂部のジャイアントモンスターがお目当て。春先のスノトレも人気を呼んでいる。山頂まではルート旗がないので、視界不良時のトレックは、各自ルート旗をもって複数で慎重に行動されたい。 また非常食と携帯電話は必需品。(NPO森吉山ネーチャー協会HP)


この3件の遭難は、入山時に登山届けを提出してたので、対応が早かったが、
樹氷見物のついでにロープを潜って、山域に入り込む者が多いのが現状。
ロープ設置場所に、この先登山届けが必要と表記してるが・・・

森吉山には、当分往く気にならないが・・・
最近の伝聞では、樹氷平から石森ピークまでの間と、
そこから先の阿仁避難小屋と森吉避難小屋まで竹竿標識が設置されてると言う。
安全対策のつもりなのか??? それに釣られて登る馬鹿も居る・・・
今期はどうなってるか判らないが、ゴンドラ山頂駅で、
樹氷見物用に長靴+スノーシューの貸し出しサービスもしてた・・・
これでは、履き替えて上に行けと言ってるようなもの。
いづれかの時期に、樹氷見物者の中から遭難者が出る心配がある。

今後の遭難対策としては、
①事務的な登山届けの受理では無く、山頂部の天候情報や装備の確認が重要。
②樹氷平ロープ脇に大きな看板。
③竹竿標識の撤去。(有ると誘われるし、それを頼りに登って来る者がいる。
間隔が有り過ぎて、吹雪くと役立たず) 

こんな事を考えてみたが・・・
ここ数日、冬から春への季節の鬩ぎ合いで、中々安定した天気が望めない・・・
雨も多く、雪解け具合が気になる処



追記 4月26日

2月19日に遭難した川崎市の方が、ゴンドラ山頂駅より北東1キロの沢地点で、
23日に発見されました。合掌


追記 5月5日

5月3日の朝に、旧森吉スキーから日帰り登山に向かった男性73歳が、
行方不明でしたが、5日朝に自力下山。
道に迷い・ツェルトで夜を過ごし、持参の御握りを少しづつ食したらしい。
教訓 日帰り登山でもツェルト持参は重要、高カロリーの非常食が有れば尚可。
何はともあれ、無事で何より。