5月17日(火)
週間天気予報が、珍しく明日から日曜日まで、連続の晴れ予報です。
1時に家を出て、途中のスーパーで食料買出しして・・・
五合目・祓川駐車場に5時着。
山は霞んでるが、明日からは晴れ!!!

徐々に靄が取れて・・・ パノラマ画像

下界を見ると、標高1100~1200m辺りに雲海の層が・・・

一人宴会をして、7時 車中泊。厳冬期用の寝袋は暑くて、腿までイン・・・
5月18日(水)
4時に起床、4時半頃が日の出です・・・
下界は雲海、残雪に朝日が反射して・・・

振り返ると・・・こんなに焼ける日には、中々逢えません~

暫しの日の出鑑賞後、洗顔・・・雪解け水で一瞬に覚醒です。
まずは、湯を沸かしコーヒーを・・・外で今日の予定ルートを目で追いながら・・・
車に戻り朝飯の段取り、味噌汁一杯分+αの水でレトルト卵丼を温める。
沸騰したら、卵丼パックを取り出し、真空パックのご飯を温める・・・
パック飯を温めるのに、そのまま煮ても時間も・ガスも食うし・湯気が・・・
小さいコッフェルに湯を移し、鍋底3.4mmの湯にパックから取り出した飯を入れ、
スプーンで粗く砕きます。弱火で4.5分も温めれば、軟らかめのご飯完成です。
メンツ(食器)に飯を移し・卵丼掛ければ飯は完成。
小さいコッフェルを沸かしメンツで味噌汁、残った湯は食後のコーヒー用・・・
武器(スプーン)を使い、ゆっくり食べます~
食後のコーヒー後は、水場で食器洗い・・・都度洗う方が得策です。
さて、山仕度です・・・
靴下を履き替え、ザックの中身点検・OS1 500mlと水500mlは必須・・・
OS1は疲れた時(特に夏山)に2口も飲むと、不思議と元気が出ますのでお勧め。
シール登りだと、今の時期は水を吸い重くなるし、糊面縁にゴミが付着・・・
なのでウロコ板を選択、
板165cm・1250g+ジルブレッタ404・1050g+兼用靴1120gが片足重量です。
ウロコ板なので、日が当たり、雪が腐るまで待ち7時出発。
今日の予定のルートです。・・が、後半変更しました。

歩き始めて最初の亀裂、急な沢筋で斜面全体がズリ落ちてます、ここは毎年。

七合目・七っ釜避難小屋の裏手を登ります。 パノラマ画像

大斜面に出ました。いつもは、氷の薬師から舎利坂下の急斜面を避け、
左にルートを取るのですが・・・ パノラマ画像

夏道の、氷の薬師 方向を見ると、雪の付き方も良いので、予定変更。

八合目 氷の薬師 に着きました。

氷の薬師を左に曲がると、
九合目の舎利坂下までの雪が多いのにビックリ。 パノラマ画像

九合目の 島 に到着。板を外して大休憩です。
ここに来て北西風が強くなり、カッターシャツでは寒くヤッケを着込む。
この先、七高山への直登と、左のスカイラインに見えるブッシュ帯の下部に斜登し、
ブッシュ沿いに登るルートが取れます。(直登する赤ヤッケの単独者・後で登場)

島 からの大斜面、帰りにこれを滑ります。 パノラマ画像

ブッシュ帯を目指して斜登したが、追い風が強く、
ストックを突っ張ってバランス取る始末・・おまけに氷化してる部分が随所に有り、
ウロコ板では登れずに・・・エッジを打ち付けて横移動で通過・・・
風を背に受け、山形県側に回り込み、11時10分縦走路に到着です。
この場所は、風が当たらず快適です。
(赤ヤッケ氏も、強風で四苦八苦してたので、風裏に回るように声掛けをする。
もう一方は、佐賀県から来たテレマーカー・・東面の唐獅子避難小屋に滑り、
登り返すとの事、同じ日に入山し今日も向かった・・脅威)
赤ヤッケ氏に、ウロコ板でよく登って来たと言われた・・(言わなかったが根性だ!!)
往年の名機ジルブレッタ404を見て、テレマークかと聞いた・・・
こっちは、はあっ? である。
赤ヤッケ氏は、最新TLTラディカルSTだ、年恰好は同じだが山スキー入門と見た・・
シールにアイゼン付けても、風と氷に容易でなかったと。

新山降り口の標柱

新山と山頂神社小屋。新山にも登りたかったが、風が強く諦める。 パノラマ画像

12時、滑走開始。標高差1000mの大滑走~~

ここを滑って、左に回り込みます。 パノラマ画像

舎利坂下まで滑って、山頂を見る。 パノラマ画像

赤線の様に滑って来ました。山頂が遠くなる・・・ パノラマ画像

七合目・七っ釜避難小屋下の急斜面。

標高差1000mを滑り、1時15分に下山。
日向ぼっこをしながら、午後のビール~~

この後、北海道から来たと言う方が・・・
大雪山が在るのに何故?と聞くと、今の時期に山頂から車まで、
滑って来れる山は、ここだけだと。5年振りに来たとか・・・
2日目につづく・・・
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