3月9日
今季6回目の北八甲田です。(画像をクリックで拡大して見れます)
過去5回の中で3回は、天気が悪く酸ヶ湯から、仙人岱避難小屋までより登れなかった・・・
2回は主稜線の縦走を目指して行ったが、強風やガスで敗退。
今回は、雪質・量共に良く、板を背負って歩く場面は無しでした。

今日は、予報も晴れで、北八甲田主稜線のスキー縦走計画の3回目でした。

7時に家を出て、一路八甲田へ・・・

黒石インターを降りると、岩木山(津軽富士)がドーンと聳えてます。
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黒石から八甲田への山道も快適でした。城ヶ倉の分岐から、八甲田ロープ駅へ・・・
8時半に到着、平日なので駐車場はガラ空きだが、各温泉泊まりのスキー客を運ぶバスが、
ロープの始発に合わせて来るはず・・・急いで準備です。
目測、第一便(100人)に乗れそうな位置を確保。
先月21日は、乗客の半数が、支那や半島民(-_-;)!だったが、和人のみでホッとしますねぇ~

10分の乗車で、ロープ上駅へ。板を抱えて、少し登ると・・・この展望です。
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左から赤倉岳 井戸岳(双耳峰)八甲田大岳
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板を履き、田茂萢湿原に滑り降ります。湿原の底でシールを貼って・・・

赤倉岳の基部をシール登高。昨日の跡でしょうか・・・八甲田温泉に向かうトレール。
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樹氷が、まだ健在です・・・樹氷の間の、登り易い処を選んで・・・暑い・・・
立ち止まり、ツナギアウターの上を脱ぎ、腹前で結び、目に汗が入らぬ様に鉢巻きを巻く。
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樹氷帯を抜けると・・・シュカブラ帯、赤倉岳の山頂に向かって、ジグを切って登る。
シールが良く効く雪質だ・・・後続者無しの貸し切り状態・・・
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八甲田大岳が見えて来る・・・
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赤倉岳の稜線に上がった・・・
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少し進むと・・・これから向かう、井戸岳・八甲田大岳が望める。
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井戸岳南峰の奥に、八甲田大岳。ここに登り、右の斜面を滑るのだ・・・
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祠の在る赤倉岳の爆裂口壁。右斜面のハイマツ帯がシュカブラに覆われてる。
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少し降りて、井戸岳に向かう・・・
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10時半、井戸岳に到着。板を外して、大休憩。テルモス珈琲と一服。微風で気持ちいい~
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ここから行く手の景色。左に雛岳・高田大岳を見て、噴火口の縁下を八甲田大岳に向かう。
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来た方を振り返る・・・
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左に見える、雛岳 高田大岳 小岳。
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ハイマツ・シュカブラ帯をトラバース・・・
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八甲田大岳の東斜面が見えて来る・・・
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今日の板 ディナフィット PDG 800g、縦走用に軽い板を選択。
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井戸岳と八甲田大岳の鞍部に滑り込む・・・見上げた、八甲田大岳の北斜面。
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大斜面にジグ切って登る・・・日差しで雪が腐り始め・・・時折シール団子に・・・
シールワックスを忘れた・・・板を前後に踏んで、何とか騙し騙し登る・・・
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12時に八甲田大岳山頂着。標識が新しく為ってた・・・板を外して、少し休む。
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西に、岩木山(津軽富士)が見える。
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東に、雛岳 高田大岳 小岳。
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南に、猿倉岳 乗鞍岳 駒ヶ峯 櫛ヶ峯の南八甲田連峰の山々が・・・
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北に、通り過ぎて来た 赤倉岳 井戸岳が・・・
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八甲田大岳の山頂から、眼下に見える酸ヶ湯温泉へ、滑り降りる計画・・・
ここからメットを被り、気合を入れて・・・
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酸ヶ湯が目視出来るので、小樹氷の間の、滑り易そうな処を選んで・・・

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小樹氷の凸凹帯を通過して・・・板を外して、大休止。遅目の昼飯を缶Bで流し込む。
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下に来ると・・・雪が重く・・・難儀・・・
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日に照らされた樹氷が、バサバサと音を立てて崩れてる・・・
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毛無岱の緩斜面を滑る・・・北八甲田の山々が遠のく・・・
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青森トド松の林を抜けると・・・ブナが林立する“鍋壊し坂”、ここはいつもドフドフ雪。
ブナに衝突しない様に慎重に降りる・・・最後は、酸ヶ湯温泉直上の“湯坂”だ・・・
温泉客のギャラリーも見てる、転倒したら格好悪い・・・何とかドフ雪をクリア・・・

2時酸ヶ湯着。ロープ駅に戻るバスが、3時25分発だ・・もう少しユックリ来れば良かった。
板背負って歩いても丁度の時間だが・・・昔の様に体力が無い、疲れるのは嫌だ・・・
バス停に板とザックを置き、熊尻皮に座り・・・残ったテルモス珈琲と菓子を・・・
1時間以上雪に座ってたが、W熊皮は冷えを感ぜずだ。

400円で車に戻り、帰りはいつもの“大川原温泉”200円で一風呂・・・
実に楽しい一日だった~~  そろそろ申告の書類も書かなくては・・・