10月31日 北京発の時事通信で、下記の記事が発表されました。
外貨獲得で、チョモランマを売り出す様です。
エベレストに登山拠点建設へ=観光活性化狙う-中国
【北京時事】世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848メートル)の中国側の麓に大規模な国際登山センターが建設される。
宿泊施設を備え、ヘリコプターでの救援や医療の拠点とする計画で、建設地のチベット自治区などは、登山者誘致による観光業活性化を期待している。
31日付の中国英字紙チャイナ・デーリーが伝えた。
センターは同自治区ティンリ県で来年着工し、2019年に完成予定。
1億元(約15億円)以上を投じ、東京ドーム2個分の敷地に飲食・宿泊、
レンタカー施設のほか、登山博物館も設置する。(2016/10/31-15:32)
ネパール側のエベレストBCは、エベレストをひと目見ようと、
観光客が押し寄せる賑わいですが、
カトマンズから登山基地の町ルクラ(2800m)まで、小型機で約1時間の飛行。
有視界飛行なので、天候が悪いと足止めされます・・・
2010年の時は、映画館が出来てたし、今ではスタバ珈琲店?も有るとか・・・

上手く飛べても、エベレストBCまでは、高度順応しながら徒歩1週間の行程です。
高山病でBCまで到達出来ない方が、2割ほどいるとか・・・
チベット側は、ラサ(3600m)まで飛行機で、
四駆車で3日走れば、チョモランマBC(5200m)へ入れます。
道路はロンブク寺院まで舗装されてて、以降は砂利道ですが・・・

ロンブク寺院(5150m)とチョモランマ全景。

ロンブク寺院の傍には、観光客目当ての商店街が立ち並んでます。

商店街からチョモランマBC(5200m)までは、砂利道4キロの距離。(衛星画像)

商店街拡大図。衣食住が整ってるとか・・・

チョモランマBC(5200m)拡大図。右側の四角い建物は、人民軍の監視所。
遠征隊のテント群が写ってます。
発電機とアンテナを持ち込めばテレビも見れるとか・・・

チョモランマBC記念碑。後ろの建物は人民軍監視所。

登山センターは、ロンブク寺院周辺に造られると思われます。
ネパール側と比べ、高度順応を上手く出来れば、歩かずチョモランマが拝めます。
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