4月30日
GWに入って、28日は鳥海山・秋田県側(矢島・祓川口と象潟・鉾立口)が山開き。
28日から祓川に上がり、春スキーの予定で居たが、
天気予報が思わしくなく延期にしました・・・
今日早朝に、ライブカメラでチェックすると、象潟からの鳥海は雲の中・・・

八甲田は青森市内から見えてます。

予報では、夕方から崩れるらしいが、其れまでは持ちそうなので、
迷わず6時半発で八甲田へ・・・
8時にロープウェー山麓駅着。
通常9時始発ですが、休日は運行を早める事が有るので、
案内が有り、101人乗せて山頂駅へ・・・
今日はGW中なのでシャトルバスが1000円で運行中。
一番滑走距離が有準備をする前に、板だけ改札口の前に置いて場所取りです。
臨時便が8時45分とのる、箒場岱へ降りる予定です。
山頂駅を9時15分にスタート、赤倉岳の基部まではノーシールで・・・
赤倉岳の北東には〝レンズ雲〟が・・・
この時点では、上は風が有るなぁ~程度の認識でした・・・
赤倉岳↓ 井戸岳↓ 八甲田大岳↓

赤倉岳の基部でシールを貼り、登行開始。
24日に来た時よりは融雪が進んでるものの、
ルートよりやや東の雪が繋がってる斜面から山頂へ。
赤倉山頂から陸奥湾が見えます・・・空は既に崩れ気味・・・

山頂で、板を外して休憩・・・15分もすると南風が急に強く為り、
汗で冷えるのを防ぐ為にヤッケを着込む・・・
稜線の雪は消えてるので、板をザックに斜め背負いで、ザレ道を南峰へ。
南峰に有る祠で、お祈り・・・

南風は更に強まり・板が煽られ・ストックをハの字に突っ張り、
耐風姿勢を取りながら滑走開始点へ・・・
余りに風が強く、滑走開始点でシールを剥ぐのは大変と思い、
手前の風裏でシールを外し、板を脇に抱えて滑走点へ・・・

高田大岳↓ 小岳↓ 八甲田大岳↓

滑走点に来たものの、強風で板が履けず・・・
稜線から東斜面に10mほど降りた、比較的風の当たらない処で何とか板装着。
滑り出しは南面で、序々に東斜面に入るのだが・・・
風をマトモニ受け板が滑らない・・・
風を受けないよう前屈みになり、まるで滑降競技の様な体勢で何とか滑るが、
回転すると背中を押され・とんでもなく加速・・・あらぬ方向へ・・・
こんなに必死で滑ったのは、初めてでした・・・・
谷筋に降りて、やっと写真を撮る余裕が出ました・・・
雛岳↓ 高田大岳↓

この日のルート。青線はスキー滑走、赤線は登り(シール付き含む)。

ブナ林に入ると腐れ雪で滑らず・・・
オマケにブッシュが出てて、引っ掛かるは・・落枝が邪魔になるは・・・
この春の北八甲田スキーは終わりです。睡蓮沼からの南八甲田はまだいいかも・・・
箒場岱でシャトルバスを待つ間に、茶店の女将がロープウェーが2便で止まったと。
25m以上の風で運行停止なのです・・・稜線はそれ以上30m位吹いてのかも・・・
散々なGW前半でした・・・明日昼から鳥海山で山スキーの予定です。
2.3.4.5日と後半は、天気がいい模様ですから・・・
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