7月17日に出国し、8月1日に初登攀成功。
8月16日に帰国した、東京登攀クラブの古畑氏の帰国報告です。


黒字古畑隆明氏 8月16日付け FBより抜粋
 
日本へ帰国しました。
google Earth で見つけたその山は現地に行くと全然尖っていて多少の計画変更を余儀なくされるなどもあり、それがかえって遠征を面白くさせてくれたように思います。
グーグルアースで山を探すとは、まさに現代的です・・・
昔は、その地域に入った他隊の写真を基に、地図で山を特定して手続きと言う、
膨大な時間を費やしたものです。
なので登山許可が下りれば、遠征の半分は成功したと言われた時代も有りました・・

今はグーグルと地図で確認、在日インド大使館を通じて、
インド山岳協会への登山許可申請、etc.それでも大変な手間ですが・・・
況してや未踏峰なら情報が無い訳ですから。
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昨年のネパールヒマラヤ(Abi)では初期計画から現地行動まで全て山野井さん任せで、しかも僕らの力不足から登れず終わってしまいました。
今回も多くを頼ってはいますが、計画から自分で考えて行く事、何より昨年の悔しさをはらすことができたのかなと感じています。
アルパインスタイルでヒマラヤの未踏峰を登りたい…そんな夢をかなえることができました。
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今回のヒマラヤ遠征での成功は、山野井さんにとっても久しぶりのヒマラヤクライミング成功ということで、前回のAbiを思うと本当に嬉しく思います。
何よりインドヒマラヤ Rucho を登る事ができたのはサラリーマンクライマーへ遠征に行かせてくれる家族あってこそで感謝しています。
2年連続してひと月も休暇が取れる職場・家族環境は貴重ですね・・・
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左 山野井氏  中 リエゾンオフィサー  右 古畑氏

①での山頂写真もいい顔だが、登攀成功後の顔もいい~


これが東壁の初登頂ラインだそうです
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 日本登攀クラブHP にも載ってます http://nippontouhanclub.com/wp/?p=1261

山野井通信にも載ってます