10月22日
昨日、釣具を車載し体制を整えた。
衆議選の投票日だが、期日前で済ませてる。
3時に起床し、3時半に60キロ先の能代港の船宿へ・・・
21号台風が南に有るが、当地は小雨模様だが風の影響は無く、気温も寒くは無し。

今日の釣り客は5人の予定、2名とは面識が有る。
夜間の運転は目が疲れるし、更に雨・・・出船は6時なので急ぐ必要も無いのだが、
〝釣りと為ると〟早出が何時ものパターン・・・
4時半に船宿着、車が2台。
仲間に電話を入れる、「今、何処走ってる?」「着いてるよ~」隣りの車でした・・・
暗くて判らない・・・暫くして地元の仲間も到着。
早速釣り座の確保、竿を船縁に立て・道具を積み込む。

港の防波堤を出ると以外にウネリが有りるが、小雨が止んだ様子。
秋田・青森県境沖の通称〝テリ場〟と言う、天然漁礁に向かう。
今の船はGPSで目的地をセットすれば、自動運転で走る・・・速度調整は手動だが。
1時間での距離だが、ウネリが有り1時間半で到着、目的地到着の信号が鳴る。
ここからは、魚群探知機を見ながらの操船に・・・

釣り始めるが何処を廻っても、鰤・ワラサの反応が無い・・・
〝テリ場〟は南北に長い海底台地で、鰤・ワラサの南下時の滞留場所。
春先に日本海を北上し、積丹半島沖まで登った鰤達が、
秋の水温低下で南下するのを狙っての釣り。
北海道の秋鮭漁では、網に鮭が入らず、鰤・ワラサが大量だと・・・
海水温が高く南下が遅れてる様です、その影響がここにも。


沖からの〝世界遺産・白神山地〟雲間に白神岳1232mが・・山肌が紅葉してます。
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〝テリ場〟を諦め水深70mの沈船漁礁に向かう・・・

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                           白神山地全景パノラマ
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70m沈船漁礁に着き、海底にジグを落とし・ひたすら煽り巻くの繰り返し・・・

今迄釣った事の無いのが釣れました・・・オオグチ・イシナギだと・・・
50cm・3キロ、滅多に釣れず・浜値で1万円にはなると船長が・・・
イシナギは、アラ同様にどんな料理にもいい高級魚。
但し、肝臓はビタミンAが多過ぎて、中毒を起すので喰わない方が良いと・・・
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鰆 72cm・4キロ 当地でこの型は珍しい・・・
歯が鋭く、針を外す時は注意です。
鰆がまだ居ると言う事は、水温が高い・・・鰆が南下してから鰤が来る。
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鰆の40cmクラスとイナダは釣れたが、
家に持ち帰りは・・・この2尾
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帰路、家には寄らずに孫宅へ・・・晩飯前のいい時間。
娘は深夜勤務前で迷惑顔だったが、娘はどーでも良いのだ・・・
出刃を車に積んでたので、鰆とイシナギを半身づつ御裾分け。
鰆は切り身にして・味噌漬けして焼いて喰えと・・・
イシナギは、背身と腹身を刺身にして二皿に盛ったが、
孫二人が腹身が美味いとパクパク喰うではないか~
5歳で、背身より腹身の美味さが判るとは、流石俺の孫と・・・爺は嬉しかったゾ~


釣行中は雨にも当たらず、帰りは降り出したが高級魚が2種釣れて満足。
次回は、11月末の予定・・・鰤・ワラサのシーズンだ~



追記 10月26日
〝テリ場〟に鰤・ワラサが居なかったのでは無い事が判明。
同日テリ場には、3隻纏って釣りをする集団が居ました。
同じ能代港から出船した船団です。
その中の1隻が、全方位魚群探知機を搭載しており、
従来の船の下を探知する機種よりも遥かに有利。
彼等は、4キロ~7キロの鰤・ワラサの釣果を上げてました・・・
魚は居たが、従来の魚探では魚群を探せなかったと言う事です・・・・