10月24日
秋田市でICIスポーツ主催。
マッキンリーからスキーで滑降した、佐々木大輔氏の報告会が有りました。

NHKでその様子を放送しましたが、滑降した3名が秋田で講演です・・・
12月にはBSで再度放送される様です。

イメージ 2

スライド・動画は、NHKとほぼ同じで新鮮味は無かったが、
解説は当事者の言葉なので面白いが・・小言を言えば〝チャラい・少々軽い奴らだ〟

NHKを録画して再三見たが、マッキンリー山頂を踏んだ画像が無いのだ・・・
今回の報告会でも山頂の画像は無し・・・山頂を踏んだが画像は無いと言う・・・
入山後に、高度順応の為にノーマル・ルートから3週間掛けて登頂したらしいが・・



その辺の謎は・・・
彼等3名とカメラマン1名がカシン・リッジを登攀し、
スキー滑走準備中の画像の奥に、山頂が映ってます・・・
                         画像赤線がカシン・リッジ
イメージ 1

スキー滑走したと思われるルートは黄色ライン
イメージ 3

北東カヒルトナ氷河からカシン・リッジ末端に取り付き、4泊5日で抜けたと言う。
抜けた先が、カヒルトナ・ホーン(Kahiltna Horn 6100m)であり、山頂は6190m。
所謂、カシン・リッジの頭で登山を止めたのだ・・・

南西壁最後に有る〝チキン何とか〟と言うクーロワールの通過が難関で、
氷の緩む時間帯に通過しなければ為らず、時間を逆算しての滑走開始を決めたと・・
最後の90mをカットした事になる・・・

これが登山なら、カシン・リッジの登攀には成功したが、
登頂は出来なかった事になる。
今回はカシン・リッジを登攀し・南西壁を滑るのが目的なら成功である。

3名が大滑降する姿を映すのに、5台のカメラとカメラマン、
そのサポートに5人の登山ガイド、ヘリに1台、総勢16名の大部隊だったとか・・・

画像は素晴らしく綺麗で、そこを滑走する姿を良く捕らえてます。
オイオイと言う様な斜面(雪壁)を滑る技術に圧倒されました・・・
流石 ビッグマウンテンスキーヤーです。



話を聴いて参考に為った点
①ディナフィット兼用靴の防寒対策
 市販の電熱線入りの中敷き(電池式)を使った。【強】では低温火傷に為り、
 【中・弱】での使用がお勧め。

②転倒・滑落対策
 一人が、ストック一本に軽量ピッケルをテープで巻いて使った。
 実際 彼が転倒・滑落し、止れた・・・

③夜の防寒対策
 モンベル♯1番の寝袋に、ダウンを着込んで使用。

④テント場対策
 ヒドン・クレバスが多いので、ゾンデで50cm毎に確認した方がいい。
 雑に遣るとクレバスの上に張る事に為る、実際に有った・・・



********************




報告会で会った〝矢留山岳会〟の会長から、冬山講習会の案内を貰う。
昨年に続き、会の「登山技術普及及啓発事業」の一環として、
①雪崩事故から学ぶ
②バックカントリーでのリスクマネジメント
が、テーマで4時間の机上講習、昨年と同じ講師なので申し込みをした。